2009-08-30

8月29日 「天国で君に逢えたら」ドラマ放映のお知らせ

マウイは8月には珍しいノーススウエルがやってきてみんな大喜び、のはずだけど、私だけ熱出してぐったり、ベッドでウエブキャムみながらうんうんうなっていた、みたところ、確実にオーバーヘッドはありそうでホノルアでもブレイクしていたらしい。まったくタイミング悪いなあ
写真はマウイで一番波に乗ってる主婦、カナちゃんのブログから借りました。彼女は主婦業、母親業、そのうえ、MAUIDAZEという日本人旅行者にはとってもありがたい旅行業も共同で経営しているうえに、海に行く時間も半端ないというタフな女性、そうそうサーフレッスンやサーフガイドもやっているのだ。でも見かけによらずとっても女らしい優雅なサーフィンをし、料理上手で決め細やかな気配りが出来る人。マウイに行こうと思ってる方にはお勧め。
www.mauidaze.com

さて、なっちゃんこと飯島夏樹、同じ時期に一生懸命ウインドサーフィンをしていた仲間でもあり、ガンで38歳という若さで天国に行ってしまった彼が病気と戦いながら書いた本がドラマになり放映されます。彼自身の生き様が映画化され大きな反響を呼んだけれども今回もぜひ多くの人にドラマを見てほしいと思います。


奥さんの寛ピーはなっちゃんが亡くなったあともまるでなっちゃんがいるかのように見えるほどのときがあります、それはもしかしたらなっちゃンが寛ピーのために問題や困ったときの対処法を思いつく限り書いたものがあるからなのか、寛ピーがいつもお祈りをしてなっちゃんに語りかけているからなのかわからないけれど、家族のつながり、愛情を彼女からいつも感じます。すべてがうまくいけばもちろん最高だけれど困難な状況を乗り越えてさらにつながりが固くなるそれを彼らを見て実感し、また寛ピーの見かけによらない本物の強さというものにいつも感心させられています。
TBS スペシャルドラマ
9月24日(木) 21;00~23;04
寛ピーのご挨拶に文章の一部にこうかいてありました。
「夏樹が蒔いた種が、素敵な周りの皆さんに恵まれ、少しずつ水をあげ続けていただいた結果、大きく芽を吹くことができたことを、心より感謝します。」
なっちゃんのまいた種がいろんなところでいろんな形で成長し、多くの人に励みを与えているのを実感します。すばらしいな。

私は日本にいないのでテレビでは見れないけれどぜひ多くの皆さんに見てもらって感動をシェアできたらと思います。


2009-08-29

8月28日 熱下がらず

今日から波が入るから、と昨日は真剣に直そうとしていたけど、残念ながら今朝になっても具合は良くなっていなかった。普段薬をあまり飲まないので薬は良く効く。寒気と体の節々がどうにも痛くなってくると風邪薬を飲み、そうすると少したつと眠りこけ、おきたときには汗だくになっていて少し気分が楽になっている。
その繰り返し。

ラッキーだったのはそれほど波が良いわけではないらしいということ、そんなに大きくもないし、きれいでなくイーストスウエルっぽいらしい、と入ったって夏のフラット海面に比べたらいいんだけど。
この夏は腰やら何やらで調子が悪くなってばかりでいやになっちゃう、自己管理ができてなくて恥ずかしい。

明日には良くなりますように。夕方には波が上がってきたらしい、明日はいいのかな。

8月27日 風邪でダウン


明日から波が上がるので掃除や家の周りのことをしようと思って動き始めたのだが、なんだか節々が以上に痛い。そのうちほんとに我慢できなくなってきて寒気がしてきた。お昼過ぎになると寝ずに入られなくなり、何枚も着こんで薬を飲んだけど汗がどっとでて少し楽になったらまた寒気、それの連続だった。

まったくアンドリューやスコットのことを軟弱だとかからかっていたらばちが当たったのだろうか、結局やっぱり私が一番タフじゃないということを証明してしまった。
彼らは朝早くからサーフィンそしてカイトをして夕方遅くに戻ってきたがそのころには私は完全にダウン、お茶漬けと魚料理を作ってもらい、うんうんうなりながらベッドで自己嫌悪に陥った。なんてタイミング悪いこと、明日から波が上がるって言うのに!
ところでバハからも楽しそうな写真が届いた、私たちが行く10月もこんなだといいなあ。

はやく治りますように。

ところでアンドリューは今日カナハの沖で鮫が亀を食べているのに遭遇したそうだ。かめはすでに何度も見たことがあったので2匹の亀が場ちゃば茶やってるのかと思って近づいたら鮫が食べていたらしい、急いで180度回転して(ターンするときあせってお尻が水についてびびったといっていたが)インサイドで乗っていたらしいけど跡できいたらほかにもたくさんの人が見たらしい。
『毎日何かしらビビラされてるよ』とはアンドリューの弁。亀が鮫の大好物とはきいていたけどこの20年以上マウイの海で乗っててもそんな光景見たことないからある意味アンドリューはラッキーかも。

2009-08-28

8月26日 アンドリューの大冒険

今日は風もそれほど強くなく、波も小さいのでアンドリューは念願のレインズデビューを果たすことになった。正直言ってまだまだ波乗りは出来てないし、トウサイドがちょっとできるようになったばかりなので出るべきではないかもしれないが、人がいないときで邪魔をしないならダウンウインドはオーケーだろうと思い、靖君も誘って出ることにした。かおるちゃんと運転手が車をカイトビーチまでもって言ってくれることになり、カイトをセットし始めた。アンドリューは中古のナッシュの9mを買ったのでそれを張り、私はノマドの7m、靖君はスイッチの6m。自分が出たいといっていたくせにいざでるとなるとかなり緊張してきたのか、なんだか動きが遅く、カイトを張るのにもものすごく時間をかけたり、ブーツを履いてリーフを歩いてチェックしてみたり、そのうえタバコまで吸い始めた。人間ウオッチングが得意なかおるちゃんがすかさずチェックして緊張してる、してるって喜んでいたけど、怖いくせにエキサイテイングな事が好きなおかしな奴だと思う、でも自分もちょっと似ているから気持ちはわかるけど。というわけで最後にもう一本タバコを吸いはじめ(私とかおるちゃんは思わず突っ込みをいれてしまった)、かなり緊張しながらも無事、すべてうまくこなして海へと出て行った。

ここレインズではリーフを歩いて海に出なくてはならずそのため何人もの人がカイトを落としたり吹っ飛ばしたりしてリーフの上を引きずられたり叩き付けられたりして怪我をしている。私もブーツを履く決心をするまでに4、5回お尻やかかとをざっくり切って何週間も海に入れなかったことがあった。今ではウエット生地のお尻カバーとブーツを着けて出るようにしている。さて風はこれ以上はないというほど安定していてなかなか楽しい風、波はなかったが、アンドリューも自分なりにトウサイドをしてみたり楽しんで下っていた。靖君はなれたものでスピード感のあるリッピングをバシバシ決めながらさりげなくアンドリューを見守ってくれていた。
アンドリューがなかなか下らないので(下れないのか、下らないのかわからなかったが)かなり時間をかけて乗っていたので1時間ほどたってもまだパイアあたりにいた。何回かカイトを落としたときに彼のカイトがちょっと柔らかくなっているように見えたので少しはやく下ろうと私は率先して下って行ったのだが、ちょっと振り向いてみると、風上で彼がカイトを上げられずに四苦八苦しているのが見えた、いそいで戻ってみるとやっぱりカイトの空気が少しずつ抜けているようでうまくリランチできないらしい。彼にとっては初めてのダウンウインドだし、かなり沖だったのでちょっぴりあせっている。そのうえレインズからカイトビーチの間で唯一沖で波が割れるエリアでカイトを落としたのでちょっと海面がうねり、たまにブレイクする。かなり弱気になっているので、いそいでセルフレスキューの体制にもっていって、ボードは私がケアするからビーチに向かって進んで行けといったが、水の上でのセルフレスキューは初めてらしく、なかなかカイトをうまく持てない。「うまく持てない、このカイトでは出来ないよ」とか言うので『できないわけないでしょ、やるしかないの!』としかりつけ回りを行ったりきたりして叱り飛ばしていた。
靖君は先にカイトビーチに行ってもらい、スコットにことの次第を伝えてもらって、迎えにきてもらうことになり、私はアンドリューのボードを自分のリーシュに結びつけ犬の散歩のように引きずりながらアンドリューにいろいろ指示していた。
小さな波が割れたときカイトを離してしまったり、「出来ないよ、引っ張っていってくれない?」と泣き言を言うアンドリュー。『ジョーダンじゃないわよ男なら自分でやりなさい』としかりつける私。途中ビーチに近づいてきて疲れきっていたのか、少し休んでいるのを見つけては『ボーとしているとビーチにたどり着けずにあっちの岩場に行っちゃうからさっさとバタ足もして進みなさい」と怒鳴ったり。何とかビーチ近くまでいけたので彼にはそこで待ってるよう指示し、私は大急ぎでカイトビーチに下った。

すでにスコットだけでなく、かおるちゃんと靖君たちも救助に出かけてくれていたようで誰もいなかったが少しの間まっているとみんな帰ってきた。
道具も体も無事でよかったけど、アンドリューは笑いながら、「ほんとに怖かったんだよー、死ぬかと思った。」と言っていた。山じゃあるまいし、海でそんなに簡単に死ぬわけないだろうが。皆には迷惑をかけてしまって申し訳なかった。今となっては笑い話だがこれで彼もセルフレスキューのときにどうすればいいかもわかって、いい練習になっただろう。
私自身の教訓としては、どんなにカイトが出来てる人でも基本的なセルフレスキューやリリースなどをやり方をしっかり学ぶことは絶対条件でそれをしておけばパニックを起こさないということ、まだどんなときでも自分が泳いで帰ってこれる場所までしか行かないということを心にとどめておくこと、かな。

とりあえずここ何日かスコットのことを笑っていたアンドリュー。今日はしっかり海にシメられて終了。
風はカイトビーチでもものすごく安定していたので珍しく私はその後も夕方フリースタイルを練習、結構楽しかった。

2009-08-27

8月25日 Another Beach Day

shot by www.tracykraft.com
昨日皆がんばったせいか朝まだ疲れが残っている。しかし、ボーイズ二人は意地の張り合いで、しんどいとは口にしない。でも歩き方がゆっくりで動きが鈍いのでかなり疲れていて筋肉痛なのは明らかだ。男同士の付き合い方(とくにサーファーとか山男とカ)は女同士の付き合い方とまったく違うのが面白い、女同士だとどちらかというとお互い励ましたり、過剰なくらい褒めあったりする。男同士(それも仲がよければよいほど)絶対褒めあったりしないし、滑稽なくらいお互いを落とそうとする,だけどそういう仕方でプッシュしあって楽しんでいるのだ。

私は町で用事をしながらあいた時間にだけビーチへいて二人を見たり手伝ったり。まだカイトをバンバンして腰を痛めるより、地道なリハビリ運動を続けて腰を強くしなくては。ヨガも行きたいけどまだちょっと怖くて行けていない。
二人ともどんどんうまくなっている、スコットはまだ3回目だけれどほとんどアップウインドできるようになってきて1時間以上乗っていた。ただし日焼けも疲れもかなり来ている気がするのでそろそろ休みの日を入れたほうがいいんじゃないかな。やれといわれたら絶対、「疲れた、いやだ」とは言わないタフガイ(頑固者)なのだ。
アンドリューはそろそろレインズに行きたくてしょうがない。ブーツを購入し、今日はブーツを履いて乗ることになれる練習をちょっとした。明日コンデイションがよければ一緒にレインズからダウンウインドをする予定。写真はトレーシーが撮ってくれたアンドリューのジャンプ(?)ショット

2009-08-26

8月24日 Kite beach all day

風が強くならないうちに、そして日差しが強くなる前に乗れるように、と11時前にカイトビーチへ向かった。行ってみるとすでに白波がバンバン入っていて十分風が強い、最初に出るはずだったスコットは急に言葉が少なくなり、岩場の先っぽまで行って沖を眺めていた、多分かなりビビっているのだろう、。おとといかなり何度もスーパーマンのような飛ばされ方をしたから。その様子をアンドリューは大喜びで笑っているのがおかしい。男同士ってそういう強気の意地の張り合いがあるけど女同士ってないなあ、と思う。
というわけで私は4mをセットして出て、アンドリューが7,5を張って風上まで乗って行き、そこでスコットと後退することになった。(彼はまだ下ってしまうので)実際海に出てみるとそれほど風は強くなく、その上時間がたつにつれてオンショア気味になり弱くなっていった。アンダーの中をがんばって風上まで来れるようになったアンドリューはこの2週間くらいでずいぶん上達したと思う。

スコットに交代した後私は彼のそばで乗りながら様子を見ていたが、板からはなれることもなく、結構長い距離を走れるようになった。
あれだけの距離を体全体に力を入れながら練習しているからかなり疲れるに違いない。
結局アンドリューが2回(ジャンプやトウサイドを練習中)、スコットは3回も海に出て、最後に出たときはかなりスピードを出して乗れるようになっていた。写真は白いカイトがスコット、その前を走るのは靖君。スプレーで、スコットもなかなかのスピードが出ているのがわかる。(かなり腰は引けているが)
スコットがあまり激しいクラッシュをしなくなって、『面白くない』とアンドリューが言うので、「今度はあなたの番よ、そろそろバックロールをトライしないと」と答えた。明日はアンドリューのクラッシュで笑えるかな。

靖君、かおるちゃんも今日はかなり長い間乗っていた。二人の安心感のある安定したライデイングはアンドリューたちのいい見本になる。今日はトレーシーがジェイソンのウエイクスケートのシークエンスを撮影していたり、グレッグがガールフレンドにカイトを教えていたりといろんな友人がビーチに来ていた。

天気予報によると金曜日あたりからノーススウエルが来ることになっている。ファーストスウエルにしては時期的に早いが、でももしかしたらほんとに来るかも、そう思ったら急にわくわくどきどきしてきた、その前にやることやって体もしっかり直して道具も点検しておかなくちゃ。
そろそろ冬が近づいていることを感じられる季節になっていたのだな、はやいものだ。

2009-08-25

8月23日 ダウンウインドパドリング

今朝は今日がマウイ最終日の藤原さんも一緒に皆でダウンウインド。まずはハイテックでボードをレンタル、それから、一台車をカイトビーチにデポしてからマリコベイに向かった。

ほんのちょっとだけ平水面の穏やかな海でスタンドアップをしたことがあるだけのアンドリューとスコットだが、出発する湾が穏やかなのでそれほど緊張感はない。皆そろったところで出発。
アンドリューは『きっと漕ぎだけで精一杯だよ』と私が忠告したにもかかわらず、ウオーターハウジングに入れた立派なカメラを持って撮影をする気満々。結局何回か沖で止まって、私が彼の周りを何往復か漕いだりして写真を撮ったけど、はっきり言って私が防水のばかちょんカメラで撮った写真のほうがずっといい出来で、悔しがっていた。最初はばちゃばちゃ落ちまくっていた二人だが、後半はかなり慣れてきてうねりをつかむことが大事なのだということもわかってきたみたいだった。たくさんの大きな亀に遭遇したのがとても嬉しそうなスコット、そして『これ波が大きければエキサイテイングなんだろうね」とまだあれだけ落ちるくらいではなんだか物足りなさそうなアンドリュー。無事にカイトビーチに到着できた。その後爆風の中アンドリューは一ラウンドカイトをし、スコットは風が落ちるのを待ったけれど結局落ちてきたとたん風はぴたっとやんでしまったようでカイトはできずじまい。二人の強化合宿は今日もまだまだ続きそうだ。
藤原さんたちは初めてのダウンウインドだったけれど、鎌倉でもスタンドアップはやってるらしく、またウインドやカイトもしているから海自体に慣れているといった様子で安心感があった。最後にいつもと違ったことが出来てよかったかな。次回はぜひカイトでレインズからダウンウインドに挑戦してもらいたいな。
私は早めに家に戻り、久々に畑仕事、そして残り物を使っていろいろ料理。ルームメイトだったテミナがカウアイに引っ越すため荷物を取りに帰ってきたのでゆっくりいろんな話が出来てたのしかった。

2009-08-24

8月22日 ぐうたらDAY

早起きしてコーヒーを飲み、皆で今日の予定を相談。日焼けしすぎなのと、体が疲れていることも会って、午前中はのんびりして午後からカイトに行こうか、ということに決定。私は朝病院に行くために出かけ、10時半ごろ帰ってくると彼らはまたベッドに戻って眠りこけていた。昨日の疲れがまだ取れていないのだろう。結局二人とも「平気だ平気だ」と強がってはいるけれど、動くたびにうめいたりしているので筋肉痛がひどいのが良くわかる。

あまりカイトへのモチベーションが上がらないのでロングスケートボードをもってスケートできる道、ロケーションを探しに出かけた。結局私はいいだろうと思っていたところはどこも却下。私はスケートをしないのでどういう道がいいのか良くわからないのだ。サーフィンをしない人がただい大きなオンショアのショアブレイクを見て『あそこの波は大きくはよさそうだった』と言うようなものなのかもしれない。
結局その後カイトに行く代わりにビールを買って家に戻った。かなりお疲れモードで笑える。
私は二人に畑に土を入れてもらったり、壊れた家具を運んでもらったりと力仕事を手伝ってもらい真柄、明日から数日間戻ってくるルームメイトのテミナを迎える準備をした。夜は畑で出来た巨大なナスでナスの味噌炒め、アンドリューがゴリラのように木をゆすってたくさん落としてくれたパパイヤを使ってグリーンパパイヤサラダ、そしてえびのタイカレー(これも家のココナッツでココナッツミルクを造って作りたかったのだが、面倒くさくなって缶のミルクを使った)というデイナー。一日体を休ませたことだし、明日からまたブートキャンプ再開だ。

2009-08-23

8月21日 Water sports boot camp

キャンプで二日ほどカイトしていなかったためアンドリューは再びカイト熱が上昇、朝早くからスコットを連れて出かけていった。
お昼ごろつくとすでにアンドリューはワンラウンド終えたところで、海でカイトをしたことがないスコットがちょうどボデイードラッグに出ようとしているところだった。かなり心細そうな顔をして、『なんだかまた風上がってきたんじゃない?』とか言ってる。アラスカの厳しい山々に登ったり吹雪の中何日も縦走したり、ヨセミテの岩壁を登ったりしてるくせにこんな平水面の何が怖いのか、と思うのだが、普段はタフな彼らがビビってるのを見るのはなかなか面白いものだ。スコットはボデイードラッグは完璧だったので、早速板を渡してトライさせた。スノーカイトはスキーでしかやったことがないのでボードに横に乗る感じがうまくつかめないらしく、ちょっと上がったかと思うとまたぽちゃん、そのうちものすごい吹っ飛ばされ方をしていたとはなれたけれどもそれでもまたボデイードラッグでいたを回収したりとがんばっていた、最後にスーパーマンのような飛ばされ方をしてボードとものすごく離れてしまい、私たちも笑いながら歩いて一緒にくだりカイトをキャッチ、そこからはアンドリューにバトンタッチで今度はアンドリューのアップウインドトレーニングとして彼がもといたところまでカイトすることになった。

結局最終的にアンドリューは4回出てスコットはものすごい吹っ飛ばされ方を10回以上は経験し、とんでもない距離をボデイードラッグし、いたを何度もなくしてはビーチを歩いたりして夜6時半ごろまで海にいたようだ。最後の最後に板が見つかって喜んで帰ってきたけどきっと明日は二人とも筋肉痛で大変なことだろう。それにしてもスコットは生まれも育ちもワイオミングの山で、海はほとんど経験がないというのに、しょっぱなからシュノーケル、サーフィン、スタンドアップパドル、そしてカイトとかなりハードにやり続けている、まるでウオータースポーツ・ブートキャンプだ。タフで、仲間の前で弱みをつかまれたくないからか、弱音は吐いてないが、かなり真剣なのは表情でわかる。
今日は珍しくカイトをする日本人カップルも登場、バハで一緒になるはずだったけど私が行けなかったのでお会いできなかったのだが、藤原さんと奥さんのマキさん。バハも常連でもう8回目だという。帰りにマウイに寄ったので、と連絡をくれ。カイトもウインドもサーフィンも楽しむアクテイブでとてもグローバルな雰囲気のあるお二人。普段は私とかおるちゃんと靖君しか日本人カイトボーダーがいないので、なんだか仲間が増えて嬉しい。一緒にカイトビーチでおしゃべりしたり、カイトしたりして過ごした。

私の腰はいまだに完全ではなく、なんだか中途半端なままでいて思い切りカイトもサーフィンもヨガも出来ずなんとなく欲求不満気味、立ち続けたり座ったりすると痛くなってくる。いつまでもうだうだして弱気でいるのはいやなのだが、またぎくっとやったら、思うとかなり慎重になってしまう。はやく治らないかな。

2009-08-22

8月20日 Lanai→Maui

朝目覚めると雲が結構かかっていたがそのせいで朝焼けがすばらしかった。
早速一泳ぎしてから朝ごはんを食べ、ビーチで本を読む、マウイからはTriologyというデイツアーでここまで来る人が多いけれど、その現地スタッフのプナというとっても感じのいい人がお客さんを迎える準備をしていた、その働きぶりに感心した。Triologyのオーナー、ランデイーはカイトサーファーで、ミュージシャンでもある。カイトしているときの様子は普通のおじさんだが、ハイクヒルビリーズというバンドで演奏するときはカウボーイハットをかぶってなかなかかっこいい。ブルーグラスやグレイスフルデッドなどを演奏するがとっても楽しそうに弾くのでこっちまで楽しくなる。彼の息子デンバーもプロカイトサーファー。中学生のころから知っているけど、もうすでに大学を卒業し、Triologyの仕事を手伝いながらカイトをしている。


さて、波が思ったより上がらないので、岩場を探検しに行ってから、日差しが強い日中に船に乗って夕方マウイで波乗りしようということになった。大荷物を港までもっていく方法をいろいろ考え車輪付のクーラーにすべてを乗っけて引っ張る二人の様子はなかなかコミカルだった。
船を下りて人と車が多いラハイナに戻るとラナイでの時間が夢みたい。スコットもアンドリューも普段から人のいないところばかりいるのでラハイナは苦手のようだった。急いでラハイナを出てラウニポコヘ。風はなかったけどオンショアでぼこぼこしていてサイズもなかったけど、人が少なかったので迷わず入水、スコットは9’10”のスタンドアップでサーフィンしたので今日はたくさん波をキャッチできて楽しそうだった、。彼は両耳鼓膜がないため水の中にもぐれない、いろいろ水が入らないよう工夫して、耳栓そしてもじもじ君スタイルの頭にかぶるフード付のベストを着用して海に入っている。世界的に有名な岩壁や山を登ってるスコットやアンドリューが緊張しながらちょっとこわごわ海に入ったり、膝波で必死にパドルしながらひっくり返ってキャっきゃと笑ってる様子はなんだかほほえましい。

2009-08-21

8月19日 ラナイ島キャンプ

昨日ジャクソンホールからやってきたスコット、時差ぼけ、旅の疲れなどまったく無視で、今朝は早起きして違う島へと連れ出されることになった。
まえから行きたいと思っていたラナイ島。朝9時15分のフェリーに乗るために6時過ぎからいろんな荷物を車に積み込み。、スタンドアップパドル2本とロングボード一本をパッキングしテラハイナに向かった。
風はまったくなく、サウス側のサーフスポットはサイズは小さいながらもかなりきれいな波で楽しそうに見えた。フェリーの穏やかな海をスーッとスムーズに進み45分後ラナイ島へ到着。
聞いていたとおり、とっても雰囲気のいいところだった。早速サーフボードなどを取り出したりシュノーケルを楽しんだり。残念ながら波が大きいときれいに割れるというレフトの波はほとんど乗れないくらい小さい状態で岩場の上でブレイクするような状態だったのでサーフィンは出来なかったが、スタンドアップパドルで湾の外の景色を見に行ったりした。すばらしかったのはデイトリップツアーできていた観光客がいなくなってからのビーチ、何人かのローカルが仕事帰りにのんびりビールを飲んだりしているだけでシーンとしていて本当にきれいだった。なんとなく八重山の離島を思い出させる雰囲気(ちょうど石垣から離島までと同じくらいのフェリーに乗る時間だし、海の荒れ方も一緒)
夜はトランプをしたり焼きそばを作って食べたりしながら就寝、メンズは山でテントも張らずに寝ることに慣れているのでただマットを敷いただけで地面に寝ていたけど、後できいたら蚊にさされまくったとか。普段日差しを浴びないスコットはあっという間に真っ赤に日焼けしていた。名づけてHaole Tan!man
まるでベストを着ているみたい。

2009-08-19

8月18日 スコット登場

今日は風が弱いという予報どおりなんとなく空気が止まっている。なんとなく腰の調子がいまいちなので海に行こうか迷っていたところ、同居人のアンドリューからワイエフで肩頭くらいあるときき、とりあえず我慢で傷に家を飛び出した。ところがボードを車に乗せたり運転したりしている間にかなり腰が痛くなってきたので、着いたはいいけど出ないほうがいいかなあ、という気になってきた、またギックリ腰やるわけにはいかない。
波はかなりよさそうで、普段ここでスタンドアップをやるのはサーファーに気を使うけど端っこのほうだったら誰もいないところで十分出来そうだった。
ボードを下ろしたまではいいけど腰の痛さが心配になってきた。
一人で海を見ていたら海から上がってきたばかりの下いるが声をかけてきた。この間テイーリーフのスカートの作り方を教えてくれ、撮影用に頭につける用のレイを作ってくれたお礼をすると、草むらに生えていた水草のようなオレンジ色の蔓のような植物を引っ張り上げ、{これでもレイを作るのよ」とその場で作り方を教えてくれた。ちょうど今日ジャクソンから友達が来るので彼にかけてあげられるよう一つレイを作り上げた。ハワイの例ってほんとにどこにでもあるような植物だけを使って出来ているんだなあ、と改めて感心。それでいてとっても繊細で美しく華やかなのだ。
『次のレッスンはまた今度ね!』とニコニコしながら車に乗って去っていったゲイル海の上でも丘の上でもいつもにこやか、もう50歳を過ぎているらしいけどとってもかわいらしいとても魅力的な女性だ。

午後アンドリューとスコットはフキパにサーフィンに行った。生まれてからずっとワイオミング(正確にはジャクソン、私が以前毎年冬を過ごしていた場所)にすんでいるスコットはサーフィンが初めてなだけでなく海にもほとんど入ったことがないらしく、入るとき、足を水につけたり、手で海水を触ったりと何から何まで新しいことばかりで『その様子を見てるだけでも大いに楽しめた」とはアンドリューの弁。
家についてからもあっち見たりこっち見たり目を真ん丸くして植物を眺めていた。この自然に感激してくれる様子を見ているとこっちまで嬉しくなる。
明日からは3人でラナイにキャンプしに行く予定。前から行きたかった場所なので楽しみだ。

8月17日 Errands Day

デビンからパドルのお誘いが来たけれどなんとなく腰の調子が良くないので今日は何もしないことに決めた。
いろいろ用事があったのでお昼前から町に出て事故の書類を送ったり、車検、銀行、レントゲン写真のピックアップ、K-martなどふだんめんどくさイことをすべてこな下、それでもまだお医者様の予約時間までには時間があったのでクラで野菜のいい苗を売っているところまで行き、いくつかの苗とトマト用の棚を買った。その後病院近くのお買い得商品がたくさんあるプカラニスーパレットというスーパーでさらに買い物、なんだか買い物ばかりの一日だった。

ドクターにはまだ切り傷で言えば切り口がふさがっていない状態なのであまりリハビリやトレーニングも無理しないこと、痛いときは出来るだけ寝ているほうがいいといわれた。ふうむ。

アンドリューの友人が明日から来る、人が家にいるとご飯作りに力が入る、とくに喜んで食べてくれるとこちらもがんばっていろいろ作ってみようという気になるのでありがたい。

2009-08-18

8月16日 Strong Steady Wind

今日も朝からいい天気。ダウンウインド仲間のデビンがヨーロッパから帰ってきて早々パドルしようと誘ってきた、行きたいのはやまやまだがもう少し腰の様子を見て待ったほうがよさそうだ。

午前中仕事をしてから海へ。
風はちょうどいい感じに安定したトレードウインド、週末ということもありどのビーチもたくさんのカイトサーファーでいっぱい。そのうえ釣りのえさにする小魚がたくさん取れるシーズンらしくローカルファミリーが岸辺に並んで釣りをしていて、バーベキューのにおいがただ寄ってくる。週末らしい風景でなごやか。

何日かまえにリーフで切った手の傷も治ってきたアンドリューは7.5mを張って出て行った。私は出たかったけどまだ早いといわれて、ビーチを歩くだけにとどまった。彼にとって今日はブレイクスルーの日だったようで、スムーズなターン、トウサイドターンがバンバンメイクできた、と喜んでいた。

2009-08-17

8月15日 終戦記念日

今日は日本の終戦記念日、正確には時差があるので昨日が日本では終戦記念日だ。
平和ボケして、風がないやら、波が小さいやら、腰が痛いなどと小さなことでぶつぶつ行っている私、戦争を経験してきた人たちの苦しみ悲しみをもし自分が与えられたら、きっと一発でくじけてしまうだろう。
もし自分の大切な人を殺されたらどう思うか、、あるいは自分が殺されそうになったらその人を殺そうとするのではないか、と言われることもあるけれど、私は実際にそうなったことがないからいえるのかもしれないが、それくらいだったらさっさと自分が殺されたほうがいいと思う。(じわじわと拷問するのだけはぜったいにゆるせないけど、それは本当に病的で人間の一番怖くて邪悪な部分だと思う、どうしてそうしたいと思うようになるのか、それをかんがえるとこわくなる)

人間というのは驚くほど強くもなれるし、無条件の愛にあふれることの可能な一方、恐ろしいほどの邪悪な心を持つことも出来る。
二度と戦争が起きないようにといってるそばで世界中ではいまだに戦争や抑圧、拷問、殺人がいたるところでおこっているのだ。
私は本当に幸運なことに周りに戦争も、抑圧も、拷問もないし、大切な仲間や家族にもそういうことが起こっていない、でも世界中の誰もがそういうことを経験しないですむ世界になればいいなあと心から思う。自分がいいからといって、それで済まされるものではない士、結局は世界のすべてがつながっているから何らかの形で自分にも影響がくるのだ。

戦争や抑圧の中でも愛情や清い心を持ち続けることが出来る強い人たちへ感謝と敬意を示しつつ、世界中の平和、そしてこれまでに戦争で亡くなられた人たちに祈りをささげたいと思う。
そして自分がどんな状況においても邪悪な心を持たずに出来る限りフェアで純粋な人間でいることを心がけたい。それが私に出来る世界平和への貢献だと思うから。写真はイリオモテでウオーターマンというダイビングガイドをしている徳ちゃんが撮ったもの、私の大好きな一枚。

風は相変わらず安定していていい感じ。思い切りい動きたいのは山々だが、前回のこともあるので慎重に慎重に。今日はリハビリ運動だけにしておいた。前屈をするのが良くないとのことだったのでヨガにもいけない。とにかく出来る限り、腰に負担のかからない姿勢をキープしながら生活している。

2009-08-16

8月14日 Shala Uaoa BIG PARTY!

今日こそはお医者さんに行ってレントゲンの結果を見てもらうはずだったのに、またもやドタキャン。もう3回目のキャンセルなので(それも一回目は病院まで行って先生はきませんと言われただけ)、別の先生に診てもらうことにして予約を取った。日本じゃこんなことはありえないだろうな。
その後時間が空いたのでアンドリューと一緒にカイトビーチまで行くことにした。まだ完全に腰が治ったわけではないのでもし風が弱かったらサーフボードにでも乗ってクルーズしようと思ったのだ。
ついてみると風は、これ以上良いことはめったにないというほど安定した弱めの風、メンズが10mくらいでぴったりの風。私はノマドの9mででた。ストラップレスのサーフボードは6ftとちょっと大きめでオーバーになったので、もう一回ツインチップで出直してみるとめちゃくちゃ楽しい、久々にトリックがしたい気分になり、レイリーやブラインド、アンフックバックロール、サーフェスハンドルパスなどにトライした、でもずっとやってないからなかなか以前のようには行かない、1週間くらい練習し続ければ以前くらいにはできるようになるかなあ。
とにかくいい風で楽しかったのでついつい腰のことを忘れて乗ってしまったが、インサイドに入りすぎてカイトが落ちてしまったので、『これはそろそろやめろというサインだな」と判断し、終わりにした。アンドリューも今日はトウサイドが結構出来るようになって来て収穫あり。

夕方ジェイミーから買った新鮮なアヒを使って、タヒチアンサビチェとSeared Ahiを作って恵子ちゃんのヨガスタジオへ。家に向かう道路にズラーっと車が止まっているのを見てびっくり。去年もスタジオ一周年を記念してBBQパーテイーをしたときすごい盛り上がりでびっくりしたけど、今回はその3倍の人はいた。
スキップのサーフィン仲間たちは全員集合していたし、テデイーの誕生日もかねていたのでテデイーの友人たちも多く、それに恵子ちゃんのヨガに来る人たちの全体数も増えているからかものすごい人だった。そしてこのパーテイーが大人気の理由の一つでもある食事のすごさは相変わらず、皆がおいしいものを持ち寄ってくるのでそこらのホテルのブッフェより質が高いし食べきれないほどあるのだ。狙っていた靖君たちのお好み焼きも午前中から4時間焼き続けていたらしいけど、それでも私が着いたときにはすでに売り切れ状態。このパーテイーだけはいいものを逃してしまうから時間にルーズはハワイのサーファーたちもぜったい時間通りに来るのが面白い。(後できいたところ音楽は深夜1時までやっていたらしい、普段9時前に寝てしまうスキップや恵子ちゃんはさぞかし大変だったことだろう)私も久しぶりに会えた人たちがあまりにもたくさんいて一人一人とゆっくり話せなかったのが残念だが、とても楽しい時間をすごせた。でもスキップたちもあの人数にはびっくりしたんじゃないかな。片付けも大変そう。ほんとにありがとうございました。(写真は太腕つのながりフミさんの日記からお借りしました、ありがとうふみさん)

2009-08-15

8月13日 アンドリューのSUP初体験

ハリケーンが通過した影響でトレードウインドが弱まり、久々に風の弱い日が続いている、今日は晴れ間もでてきたのでアンドリューを連れてサウザンピークスへ、波が何もないので人はほとんどいない。大きめの板を借りていったので予想以上にらくらく乗れて割れるか割れないかの波に果敢に挑み、膝くらいしかないリーフの浅瀬でひっくり返ったりしていた。
でもこれから今度からは私の9’10”でも乗れるだろう。次のチャレンジはダウンウインドの予定。彼の場合雪山や岩壁、凍りつくように冷たく荒れた海などタフな環境に慣れているため、びしびし行っても大丈夫。筋肉痛だと苦笑しながらもいろいろ結構がんばってやっている。

私もがんばってリハビリして一緒に思い切り動けるようにならないと。

2009-08-13

8月12日 ハリケーン、峠を過ぎる

ハリケーンはずいぶん弱まり、ビーチも閉鎖解除され、雨も弱くなった。ハリケーンのときのほうが普段よりずっと風が弱いのが変な感じ。
私はまだ腰が本調子でないので大事をとりながら家で仕事したり、寝たり、リハビリみたいな運動をしたり。はやく元気に思い切り体を動かしたい。ヨガもカイトもサーフィンもダウンウインドパドルも、パドルサーフィンもハイクもキャンプもみんなやりたい!

寝ている時間が多かったので仕事に集中できなくなると前から中途半端のままになっていたホームページのコンテンツの整理を少し始めた。靖君が3ヶ月マウイにいる間に今回こそはいろいろ手伝ってもらって公開できる程度にもって行きたいと思っている。バハに行かない分だらけずにいろいろプロジェクトを片付けてしまおう。

運動は出来ないけど体は動かせる、こういう状態になると前回も結構料理に凝ったりしたけど今回もいろいろ作っている。いつの間にか大きくなっていた畑のナスをどう料理するか考え中。

8月11日 雨降り

ハリケーンは弱まり、熱帯低気圧にかわった。今日は朝から島中雨が降ったりやんだり、でもハリケーンというより冬の雨の日という感じ、風は反対に普段より弱く、ハリケーンの影響で上がったイーストスウエルを閉鎖されたビーチパークで乗っているサーファーたちも多く見かけた。

今日はレントゲンを撮ったり、車のダメージの見積もりを撮ってもらうために保険会社に行ったりと町での用事がたくさん。久々にスーパーにも行ったりして帰ってきたらさすがに腰に重い感じが残っていた(座っているのが一番良くない気がする)

雨降りが続いてるけどこれはこれで怪我を治すにはいい天気。明日あたりからジム通いも復活させて軽いリハビリを始めようと思う。

お盆休みだからか結構日本人のウインドサーファーや観光客を見かける、毎年この時期に来るお友達も何人かいるので会えたらいいなと思っている。

2009-08-11

8月10日 外出 All day

前回よりは最初の痛みがずっと少なかったのでそれほどひどくないとは思っていたけれどありがたいことに、かなり良くなってきた、おとといのカイロも聞いているのかもしれない。
朝カイロのお医者様の予約にあわせて、久しぶりに自分で車を運転して家をでた。しかし行ってみるとドクターは具合が悪くて来ていないという。せめて予約した患者さんに電話くらいくれてもいいのに、と思うけど(日本だったら考えられないだろうな)

まだ具合が良かったので用事を済ませたり、何日も見ていない間に上達したであろうアンドリューのカイトを見に町まで行った。ハリケーンのせいか今日、昨日は風が弱くオンショア。私の10mを借りて出て行ったアンドリューはアンダー気味ではあったけれどカイトをうまく使ってしっかり乗っているし、ほんのちょっとジャンプのようなことも練習していた。
ジェイソンストーンも出てきてこのメローで安定した風に大喜びでウエイクスケートを楽しんでいる。
リラックスして本を読んでいるとスコットが奥さんのキミーと愛娘のカイナニをつれてやってきた。本当に子供は(とくに赤ちゃんは)数ヶ月見てないだけでまったく違う生き物になってしまう、ちゃんと意思表示をしてかわいいしぐさをして遊ぶカイナニと愛情を目いっぱい降り注ぐ両親の様子にこっちまで幸せな気分になれた。

その後キヘイの風が強いと聞いてキヘイへ向かった。ウインドサーファーが大勢出ていて明らかにガステイーだったけれど、こういう風で練習するのも彼にはいい勉強だろうと思い、ダウンウインド出来るようランチングさせ、マウイサンセットで待った。『こんなガステイーな風初めて経験したかも、かなりびびった』とは言っていたけど、しっかり問題なく出来た。たいしたものだ。その後半額タイムに間に合うよsanseiレストランに行ってみたものの5時半にオープンだというのにもう50人くらいの人が並んでいた。サンセイの最近の人気はすごい、やはりマウイナンバーワンの寿司レストランに選ばれたからなのかな。これでは多分入れないだろうとあきらめてパイアに戻ってジャックスの半額タイムに間に合わせようと思ったらジャックスも月曜の寿司はやっていなくて、結局フルプライスメニューを食べた。久々の外食、高くてちょっと気がひけたけどお腹もすいていたのでなかなかおいしかった。
何より一日普通の人みたいに生活できたのが新鮮だったし嬉しかったかな。

かえってきたら毎日お弁当も持ってきてくれていたかおるちゃんからの差し入れがぽつんと置かれていた。本当に毎日わざわざありがとう!

2009-08-10

8月9日 ハリケーン接近!

昨日はアルプスの少女ハイジに出てくるクララのように『まっすぐ立てた、歩けた!』と喜んだが、今日はさらに良くなってきてちょっとだけ散歩に出かけた。3週間ほどまでに同じ状態でスモモと一緒にパワーウオークと言いながらリハビリウオーキングをしてたっけ。ただ歩くだけでは面白くないのでレアードの留守宅の塀にたくさんなっているパッションフルーツを拾ってこれるよう袋持参で歩きに出かけた。

ハワイには今ハリケーンが近づいているらしく、このままだとビッグアイランドに上陸する方向に進んでいるらしい。ハワイは熱帯地域なのでしょっちゅう嵐がくるように思えるかもしれないけれど、ほとんど台風サイズの嵐は来ない。数年に一回くらい、それにあまりそういう雨や風に慣れてないので、ほんとに大きなものが来ると大変な被害をこうむる。沖縄など一年に何度もものすごいのが来るから皆緊張感があり、しっかりそのための防災をしているけれど、ハワイだったら停電が1週間くらい続くだろう。
そういうハリケーンはこの20年間で2回くらいしか遭遇していないけれど、今回はどうなのだろうか?大丈夫だとは思うけどもしものことを考えて必要なものを考えた。
ろうそくアリ、コンロはプロパンなので停電しても大丈夫。水をもう少し補給しておいて、あとは食べ物を少し余計に買っておけば大丈夫かな、明日あさっては要注意。まあ、いざとなったら周りの果物を食べればいいし、寒くて凍え死ぬようなこともないのでハワイは楽ではある。

ここ数日いろいろ差し入れしてくれた友人たちに心から感謝、自分で動けるようになってきたのでいろいろ世話してくれたアンドリューに手の込んだご飯でも作ろうかと思う。

2009-08-09

8月8日 ベッド生活4日目復活の兆し



昨日の夜はヨガの先生恵子ちゃんがカレーのおなべを持って参上、本当に皆にお世話になりながら腰も回復に向かっている。昨日の夕方にはまっすぐ立てるようになった。
そして今日は車に乗せられてカイロの先生へ。前回行った先生は今マウイにいないので事故の保険がきくところに行ったのだが、この先生はどこが悪いとかもまったく言わずにいきなりバキバキっと背骨や首をねじるのでちょっと抵抗があった。ただしこうすることが柔らかく押すことでは治らない部分を直すということの説明だけはしてくれた。(きっと私が”怖い!”という表情を見せていたのだろう)

その後ここ数日看護士のように世話をしてくれているアンドリューのお礼もかねてフィッシュマーケットでランチを食べてから帰宅。氷で冷やしながら寝てはいるがトイレや何かの用事に起き上がるのもそれ程苦ではなくなってきた。これから数日間が勝負どころ、しっかり直してはなくもとの生活に戻りたいな。
私がもう10年以上あこがれて行きたいと思っているアリューシャン諸島、アンドリューは何度も仕事で(ここでの漁はお金になるので若いころずっと夏はここで働いていたらしい)行っているし、去年はスノーカイトのトリップにも行っている、いろんな話を聞いているとさらに行きたい気持ちが膨らんでくるし、よく知っている人に話を聞くと何が可能で何を準備すればいいカなどが少しずつ見えてくる。情報もほとんど手に入らず、なかなかたどり着けなくても、常に頭のどこかで思い描いていればきっと行ける日が来る。
彼の写真を見ながら心はアリューシャンに飛んでいった。そういえば北海道でカヤックガイドをしていル新谷サン、私の憧れの人でもあるのだが、彼が何人かと一緒に6月のアリューシャンに行っていたはずだ、どんなたびだったのかな?カヤックをやってる人たちにとってもアリューシャンは特別の場所だろう、何せ、カヤックの発祥の地であるのだから。なのに実際のアリューシャンではもうカヤックの文化は消滅し、(アリュート人自体が悲惨な歴史の中で消滅しかけいるくらいだから)文化自体もほとんど絶滅しかけているらしい。偏狭の地ではどこでも相だけれど、グロー張り是^ションとか言うかっこいい言葉が巷では使われているけど、それぞれの地域にあった独特の文化や生活、そういうものがなくなって誰もが同じ考え方をし、同じようなことをして同じ生活をしていたとしたらどんなに退屈な世界だろう?
だって私が旅する一番の目的は自分の知る世界と違う文化や生活、人々に触れ、日常とまったく違うものを体験することなのだから。
写真はアラスカでのスノーカイトショット by アンドリュー、彼の写真や冒険記事はこちら。
http://www.mcgarryphoto.com/

2009-08-08

8月7日 ベッド生活3日目

写真は友人から届いたバハ、スコーピオンベイの写真、有名なスポットだけどこの日は人も少なそうだ市最高の波、ここはものすごく長く乗れることで有名なところ。今これだったら腰痛めていけないことガめちゃくちゃ悔しいけど今はそれほど波は大きくないようだ。

寝てばかりで疲れもせず退屈だろうと思われるかもしれないけど腰が痛いときは結構体が硬直してその痛みで疲れるのか結構眠くなる。あと薬のせいもあるかもしれないが、寝たり目が覚めたりの繰り返し、でも午前中トイレに行こうとしたときに4つんばいにならなくてもいけるようになったので大きなステップアップ。まだいろんなところにつかまりながら腰曲がりのおばあちゃんみたいに中腰で歩いていくだけだが、それでも4つんばいよりはいい。

もおちゃんたちからも電話ももらい、スモモともおしゃべり、寝たきりだったころ彼女がいつも私のベッドの横で歌を歌ってくれていたのを思い出したのか『また一緒に釣りの歌歌おうね!』といってくれた。今日もいろんな人のヘルプや差し入れのおかげでかなり快適な病人生活。
夕方トイレに行くときにこわごわ腰を伸ばしてみるとグキッという痛みがないままたつことができた、1日二日休むだけでこうやって痛みがなくなっていく、人間の体って本当にすごい治癒力を持っているんだなあ、と改めて実感する。

今日は昨日ほど痛みがひどくないので締め切りの近い原稿を二つ仕上げてしまう予定、今のうちにどんどん仕事して体が動くようになったら思い切り遊べるように!写真はスモモたちがマウイにいたときに一緒に歩いた川、足を水につける気持ちよさを一緒に味わった。

2009-08-07

8月6日 ベッド生活2日目

ぎっくり腰はやった次の日くらいが一番痛い気がする。昨日の晩からかなり痛みがひどくなり今日もよくはなってはいない。4つんばいでトイレまで行き、あとはアンドリューのお世話になる。コーヒーをもらい薬を飲んでコンピューターに向かうけれど痛みのために今日はあまり集中できない。でもここまで動けないとバハトリップも諦めがつくというものだ。

今日もふみさんが仕事前の忙しい中手作りパンをもって来てくれたり,かおるちゃんたちや昨日マウイに着いたやすべえたちが食べるものをもって来てくれたりと、本当に皆に助けられている。はやく良くなって皆に心配かけたり迷惑をかけたりしなくてすむようにしたい、とくにアンドリューには何から何までやってもらっている。「世話をするのはまったくいやじゃないけど、落ち込むのをみるのはいやだからそれだけはやめてくれな」といわれた。

日本のもりけんからのメールで彼が元気そうに自作のアライアで波に乗る写真が来た。彼はパタゴニアでの仕事もきっちりこなし、そのうえで楽しく精力的に海でも山でも遊んでいる。もう一人の大切な友人幸恵ちゃんのダーリンでもあるのだ、私よりずっと若いけどいつも励ましたり世話してくれたりしてつい頼りにしてしまう大事な存在だ。彼からの写真からも元気をもらえた。

2009-08-06

8月5日 ぎっくり腰の悪夢

車の事故で首がなんとなくしっくり来ないなあと首を触りながら寝返りをうとうとしたところ、腰の辺りがグキッとなった、まさかまたやったんじゃないだろうな、とあせって深呼吸して少し寝ていたけど起き上がろうとするとやっぱり起き上がれない。あーーー。なんてこと、明日からバハにいくというのに。
最初のグきっと言う痛みは前回とは比較にならないほどのものだったのですぐ治るかもしれない、とアンドリューに助けてもらってトイレの横のベッドに引越し、ここならはいつくばって何とかトイレまでいけるからだ。
でもやっぱり少し時間がたってくるとさらに体が痛くなってきてとてもバハでカイト、どころかパッキングも車に乗ることすら無理などが確実になってきた。
ここの所忙しかったからなのか、それとも事故の性なのかよくわからないけどこんなことしょっちゅうやっていたらどうしようもない、今回はしっかりお医者さんにレントゲンもとってもらて見てみようと思う。とはいえ今はとても動ける状態ではなく、また寝たきり老人のような生活。
ありがたいことにアンドリューが家にいるので彼がこまごまとした用事をすべてやってくれ、必要なものは一声かけるともってきてくれる。バケーション、カイト士に来たつもりだったアンドリュー、かわいそうに介護やらされるとは思っても見なかっただろう、でもビーチでカイト教えながら威張っていた私だけど床を這い蹲りながらトイレまで行くなんとも情けない格好をさらしてしまってるから強気なこといってもカッコつかないなあ。「後々のためにこの写真撮っとこうかなー」と同情しながらもニヤニヤしているアンドリューだった。
かおるちゃんがご飯をもってお見舞いに来てくれたり、トレーシーがブラウニーとお花を持ってきてくれたりとまたもや友達のありがたみをしみじみ感じさせられている。トレーシーは明日最終的な撮影をするためのテイ^リーフのスカートを作るためにハッパを撮りにきたので作り方を教えながら一緒にスカートを作った(それくらいなら寝ていても出来るからね)それにしても私の腰、どうしちゃったんだろう?

2009-08-05

8月4日 Photo shoot Day

朝5時おきでトレーシーの家に行き、そこから彼女のトラックでサウスサイドに向かう。今日は朝の光の中でタリアとテハニの写真を撮ることになっている、波が入っているといううわさだったけれど残念ながらサイズはカナリ小さくなっていて腰もないくらい。最初に待ち合わせたサウザンピークスは波無し、風は吹いていて、曇り空というだめだめのコンデイション。次に行ったラウニポコ花見は小さかったけれど混んでいなかったのでそこで出ることにした。今日の撮影はサーフィンのアクション自体はそれほど重要ではないのだ。

フラガールの格好をして海へパドルアウト。二人とも小さいころからサーフィンをしていただけあってとっても慣れていて、楽しそうな写真がたくさん撮れた、太陽は出たり入ったりで波もそう大きくなかったけどそれでもすばらしい写真になった。私も撮影のよこでサーフィンを楽しみながら私の防水カメラで写真撮ったりしていた。

撮影の合間に私のへなちょこサーフィンも撮ってくれていたトレーシー、相変わらずいつでもにやついている私。(雪山でも海でもいつも写真撮るとニヤニヤ笑っている)

その後朝ごはんを食べてホノルアベイへ。ノースショアからは遠いのであまりここまで来るとこはないし、名特に夏に来たことはなかったけどあまりの海のきれいさにびっくり、こちら側の観光客にはここは人気のシュノーケルスポットらしくたくさんの人がいて、湾の中には観光用のボードがいくつも止まっていた。その中をまたもやフラガールの格好をしてスタンドアップパドルで出て行き、人がいないところで水中の写真を撮った。何時間も泳ぎ続けていたカメラマンのトレーシー、そしていい写真を撮るために何度も何度ももぐってくれた二人、結局すべてが終わって時計を見たらすでに夕方の3時を過ぎていた。終わったとたん皆くたくたでお腹ぺこぺこになっているのに気がついた。
大変ではあったけれど写真の出来はすばらしく、感激した。チームワークで仕上がった素敵な写真たちはこれからいろんなところで使われることだろう。

トレーシーはほんとに情熱的で素敵なアイデアをたくさん持ってるすばらしいカメラマン、いつも一緒に仕事が出来ること、本当に感謝しているし、仕事じゃないみたいに楽しい、それはモデルをしてくれていた二人もそういっていた、皆が一生懸命、それでいて楽しんでやっている。だからいいものが出来るのだ。

8月3日 Could be worse

朝ガンジーニ・シスターズの自宅での撮影をするためにトレーシーとハイクのカフェで、待ち合わせ。私も知り合いが多いけど、フライデーナイトの唯一のないとスポットじゃクスで長い間バーテンをしていて、その上カメラマンとしてもいろんな人と交流する機会があるとレーシーもどこへ行っても知り合いばかり。カフェでコーヒーをオーダーするだけでも何分もかかった。

タリアとテハニ、ガンジーニ姉妹の家は私にとっては宝箱のようだった。アーチストのお母さんが書いた絵やカイで飾られたフレームなどあちこちにあり、ほかにも壁にかけられたサインや家具をペイントしてある色合いなどまさに私の好みにぴったり来るもので、見ていて本当に飽きなかった。

撮影後は明日の撮影に使うテイーリーフのスカート(フラで使うもの)の作り方を教わるためにプカラニまで車を走らせた。ところが道を曲がるところで反対車線の車がなくなるのを待っているところに後ろからトラックに追突された。
あまりにびっくりして最初は何が起こったのかよくわからなかったけれど、とりあえず警察に電話、後ろから追突してきたトラックは前がつぶれていてシューシュー湯気が立っていて完全におしゃか。
私の車も後ろはつぶれてドアが開かなくなりライトが壊れていたが、体にはそれほど負担はなさそうで首がゴキゴキ言うくらい。
しかしなんということか、ぶつけた相手はごめんごめんとあやまりながらも保険に入ってないとか、ワイフが子供を置いて家を出て行ってしまって、お金がないとか、おたおたしているので私も困ってしまった。私自身は保険に入っているけれど、自分の車のダメージをカバーはしないものでぶつけられた場合は相手の保険で直してもらうことになるはずなのに、もしかしたらこのまま泣き寝入りでぶつけられた車はそのままおじゃんで新しいものを自分で買わなくてはならないと考えたら一気に落ち込んだ。

家に帰って保険会社などに連絡してからこのままでいるとどんどん落ち込みそうだったのですっきりするためにダウンウインドパドルに行くことにした、カイトビーチにいるアンドリューに連絡をとって待っていてもらい、思い切り漕いだ。風が特別強いわけでもなかったのに長いグライドが出来て、一時間ほど一人で漕いでるうちに落ち込んでいた気分も吹っ飛んでいった。
自分がどうこうできたことでもないので腐っていても仕方がない、相手は誠意をもって出来る限りのことをしてくれるよう祈るしかない。ぶつけたほうだってぶつけたくてぶつけたわけでもないし、彼のほうが私よりひどい日を経験しているだろうから。
怪我がなかっただけよかったとしよう。

写真はフラのスカートの作り方を教えてくれたゲイル、フらダンサーデ、とっても優雅なダンスを踊るように波に乗る素敵なロングボーダー、やさしいオーラにいつも包まれている。

2009-08-03

8月2日 My dear Sumomo!

早朝4時過ぎに起きるともうすでに神経質(繊細?)なもおちゃんは3時半から目が覚めていたらしくコンピューターに向かっていた。
5時半に皆を送りために空港に行き、バンに詰め込まれた荷物を降ろしてさようなら。この2ヶ月近く佐藤家が一緒で本当に毎日が楽しかった、どんな日もスモモの素直で無邪気な表情を見るだけでこっちまでやさしくなれる気分だった。
もおちゃんと秀サンはいろいろ気を使ってくれて他人なのに一緒に住んでいて何一ついやな思いをすることがなかったし、ほんとに家族と済んでいる気持ちにさせてくれた。
スモモが生まれてからはマウイにきても忙しくなり、あまり一緒にゆっくり話す時間がなかったけど今回は夜も朝も一緒だったのでもおちゃんともいろいろ話が出来たし。
最初ついたころからの写真を見ているとスモモとの思い出がいろいろよみがえってきた。腰が痛くてベッドから動けなかった私のところにいつも来てくれて遊んでくれたスモモ、シュノーケルを覚えたり、お母さんと一緒にお尻フリフリダンスを見せてくれたり、大好きな歌のグループ羞恥心のまねを一緒にさせられたり。みんなで足もみのし合いっこをしたりこわごわながらも馬に草をあげてみたりとにかくちょっとしたことでもスモと一緒にいろんなことが出来て嬉しかったな。いつまで『友子おばチャーん』って慕ってくれるのかな、来年はさらにまた成長しているのだろうな。この2ヶ月間たくさんの笑いと喜びをありがとう。とうととかあかがけんかし始めたら私の分までしっかり二人をしかってくれる約束をしてスモモは御前崎に帰っていった。もおちゃんと秀さんもありがとう、またね!

8月1日 強風

今日も朝から風が強そう。午前中仕事してから、サーフィンに出かけたアンドリューとカイトビーチで合流。
1時過ぎにいくと一回海に出ていたアンドリューと彼のカイトをつかみに風下にかけていってくれた靖君とかおるちゃんたちがビーチを歩いて戻ってくるところだった。
かおるちゃんガボードをもって本人はバーだけもって歩いてたので「あなたなに女の子にボードもたせて歩いてるのよ!」というと、『いいって行ったんだけどきいてくれないんだよー」と言い訳しながらニヤニヤしている。かおるちゃんも『すごいがんばってたからご褒美ですよ』といっている。「よし、私もでるから一緒にもう一回乗ろう」というと、もうつかれきってるようで、あまり乗り気ではなかったが、ここでいやだと言うと後々アラスカの仲間皆に「やつは弱虫だった」と言いふらされることを恐れてか、いやいやまたカイトをセットして海に出た。私が4mでちょうどいいくらいのカナリ強い風のなか今度は風上にも登ることが出来た。上出来!ビーチに戻るときインサイドで風がなくなりカイトを落としてしまって泳いでいたら、小さな女の子が彼を助けるべくかけてきて水に飛び込み、カイトを捕まえて「私が助けてあげるから大丈夫よ」とでも言うようにアンドリューを助けてくれていた。未だ10歳くらいにしかみえない女の子に彼が助けられている様子はなかなか笑えた。
写真は疲れ切ってビーチで気絶しているアンドリュー。でもタフな状況でのサバイバルには慣れているはずの彼だからこれくらいは問題ないだろう。
夜はもおちゃんたちの最後のデイナー、かおるちゃんたちカイト仲間の3人にも来てもらって皆でカレーを食べた。明日からさびしくなるなあ。