2010-08-31

8月30日 Drive to Hanamanu Bay

今日は朝からなんとなく東に気持ちが向いていた。というのは昨日少しイーストスウエルが入っていたので久々にイーストスウエルが入ってくるスポットをチェックしたいと思っていたのだ・。
少しのんびり朝を過ごしたあとお昼前くらいに家を出発、スタンドアップ、サーフボード、シュノーケル、銛、本、ピクニックランチなどをもって出発。

ハナマヌベイは町からずいぶん離れているし、当たりはずれがあるのでほとんどサーファーも来ない、数年前サーフィンをはじめたころ、混雑のない点が好きでよくここに来て練習した。ただハイクのはずれにある私の家からも45分かかるし、ずっと細いくねくね道なのではずしたときはがっくりする。とはいえサーフィンだけにフォーカスをおかずに波が悪ければジャングル探検をしたり、シュノーケルをしたりとほかの事を楽しむ気持ちで行けばいろいろ楽しむことが出来る。

今日もついたら波は腰胸、オンショアでブレイクしているところはかなり浅く、いまいちだった。私はのんびり読みたかった本を読んでリラックス。1時間位してからまた長いドライブをして帰ってきた。マンゴーの季節は終わり、グアバとジンジャーフラワーのシーズンに突入。秋がすぐそこまできている。

2010-08-30

8月29日 ヨガとダウンウインドパドル

(ダウンウインド中に追い抜いていったOC-2のカヌー)
昨日がだらだらの一日だったので今日は朝からしゃきっとスタート。鶏の世話をし、少しコンピューターに向かってからヨガクラスへ。日曜日はハーフプライマリーといってちょっと短めのクラスなので、気が楽。ここの所サボっているのでそれくらいじゃないときつい。
その後ダウンウインド。マウイのダウンウインド仲間全員集合というくらいみんな一緒にスタートだった。友人のケリーがやっているmoore water time というシャトルサービスでみんな一緒の時間に到着したから。
私はみんなより遅いので挨拶だけして一足先にスタート(どうせ途中で抜かされるのでそうしたほうがちょうどいいのだ)

ボールドウインあたりでみんな追いついてくるかなと思ったら、来たのはジェレミー一人、他のみんなが追いついたのはキャンプワンの前あたりだった。とはいえ先にスタートしてるんだから追いつかれるようではしょうがないのだが。
期待していたほど風が強くなく結構一生懸命漕いだので、カイトビーチに突いたときには喉がからからで、脱水症状気味、考えてみたら朝コーヒー飲んだっきりヨガの後も水を一滴も飲んでいなかった。いかんいかん。
(Eddie Ogata)
一緒にダウンした仲間の一人はエデイー尾形という日系人。彼は若いころはプロとして大会にも出ていたらしいけれどマウイではかなり知られたサーファーで、ショート、ロング、スタンドアップと何でもこなす。彼が最近サーフスクールとサーフガイドを始めたらしい。彼と一緒ならどこでサーフィンしてもトラブルにはならないだろうし、その日に一番良さそうなところの情報網や知識も豊富なはず。とくにショートボードでいいところで乗りたいなんていう中上級者だったら彼にお願いすればいいところに連れて行ってくれるかも。ちょっと見かけは恐そうだけどとってもやさしくて人望が厚く、顔が広く、サーフィンはめちゃくちゃ上手。興味のある方はhttp://mauiboysurf.com まで、日本語ページもあるので読みやすいはず。

8月28日 Lazy ass day

昨日の夜遊び(?)がきいたのか朝の目覚めが悪い、起きてみたらもう9時だった。もう普段より4時間も無駄にしている、だらだらとコンピューターに向かった後ダウンウインドをしようと準備を始めたがニワトリ達の世話をしたり、小屋に戻すのに時間がかかったりで気がついたらもう午後1時になっていた。
今からダウンウインドをすると終わるのが3時、悩んでいるうちにやる気がなくなり、さらに畑をやってみたり掃除をしようとして整理するためにいろんなものを出してさらに部屋を汚くしたり、コンピューターに向かうと今度は居眠り。結局一日無駄に過ごしてしまい、自己嫌悪で気分まで落ち込む。

だらけモードと運動をしなかったせいで食欲もなく、夕食を作る気にもなれず、久しぶりにアンドリューが夕食を作ってくれることになった。人が作ってくれるものは何でもおいしいもので、お腹すいていないはずだったのにベーコンとソーセージ入りのスパゲテイーという男らしい(?)デイナーを思い切り食べDVDを見てベッドへ。

一日通してだらけてしまったので、早めに寝て次の日に向かってリセットしなくては。
9月の半ばから忙しくなり、それまでにやらなくてはならないことをいろいろ考えていたら、あせってきて、そのせいでストレスがたまり、モチベーションがなくなったのだが、だらけたらさらにやることはたまるのだからさっさとこなして、気分よく出発し、仕事のことを考えずに遊べる状況にしなくっちゃ。

2010-08-29

8月27日 持ち寄りパーティーとチャーリーズ

お昼過ぎにダウンウインドをしに行こうと思っていたら1時ごろ急に大きな雨雲がきて一気に大雨。その後風もぴたっとやんだようだったので海に行くのをやめ、細かい用事や買い物を済ませた。

きょうはMauimariのジュエリーを作っているマリちゃんのところでディナーパーテイー。靖君たちのお好み焼きだけかと思ったらものすごい種類の料理が並び、デザートだけでも4種類ほどあって、苦しくなるまで食べてしまった。
普段ならこれだけでも、早めに帰って寝てしまうところだが、今日は珍しく、デイナーのあとにパイアへ向かった。
一年に一度か2度あるかないかのNight out!今日はウイリーネルソンの息子ルーカスネルソンがチャーリーズでライブをするので、ウイリーが来て演奏するはずだといううわさがあったのだ。
すでに眠かったけれど、ウイリーネルソンをチャーリーズのような小さな場所で(それも彼のホームタウンパイアで)見れるチャンスは逃すことはできない。数年前に飲むのをやめていたレッドブルを一本オーダーし、カフェインで目を覚まし、なじめないバーの雰囲気の中いろんな人を眺めていた。それにしてもパイアにはいろんな変わり者が集まっている。きれいな若い女の子達、海からそのまま来たようなサーファー、パンクスケーター、ニューエイジっぽい中年、ローカルボーイ、酔っ払って若い男の子を引っ掛けようとしているたちの悪いおばさん。杖を突いて歩きながらかたっぱしから女の子にダンスしようと声をかけているおじいさん。おそろいのアロハシャツを着てべったりくっついてロックにあわせてチークを踊っている白髪の夫婦。ウイリーネルソン目当てなのがあからさまにわかる、ロックの音響に耳を押さえながらステージの前で陣取ってる中年夫婦など、とにかく観客のバラエティーの豊富さはすごくて見ているだけで面白かった。ルーカスも2,3年前に見たときよりずっと上手になっていた。とくに歌がうまくなっていてびっくり、まだ21歳という若さだから、これからどんどん成長していくのだろう。以前ドラムをやっていた弟のマークは横でOnsite paiting(最近よくライブではあるらしい)で、バンドが演奏している横で絵を描くパフォーマンス、なかなかの絵を描いていた。彼もまだ20歳になっていないはず。
残念ながらウイリーは登場せず。まあ、めったに出かけない私が出かけただけでも新鮮な変化が味わえてよかったかも。

2010-08-28

8月26日 小さな生徒くん

今日は朝パイアで7歳の男の子と会う約束があった。マサチューセッツから引っ越してきたばかりのCai(カイ)君。日本語が習いたいとお母さんに以前から言っていて、それで私に話が来た。私は以前にも高校生くらい子供に家庭教師をしたことはあったが、子供は初めて、でも子供は大好きだし、まずは気に入ってくれるかどうか、そして親が押し付けていていやいややるのではないかどうかをチェックするためにも一度会いましょうということになったのだ。最初に挨拶したときは照れていたのでカそっぽ向いていたけど、カイという漢字をいくつか書いてあげるとすぐ机に乗り出してきた。
海、会、貝、開といろいろあってすべて意味がちがうんけど、どれもすごく素敵な意味だよね(戒とか怪とか壊とか悔なんていうのもあるけど)、というとひとつひとつの意味をもう一度意聞き返して横に自分で意味を書き込んでいた。図書館で借りてきたという日本語の教本を持ち出してきて読み始め。かなり厚い本だったので途中で、この辺にしようかって聞くと、「いや、最後まで読みたい」と結局最後まで読んで、それもただ声を出して読むだけでなく、いくつかの言葉を。あれ、これはさっきあったんじゃないかな、とまた戻ってみたりもして、7歳とは思えない集中力と興味にこっちがびっくり。
忍者とか将軍とか侍とかは日本語じゃなくて普通の英語だと思っていたのに日本語だったとか、日本にも反対に外来語としてコーヒーとかスーパーマーケット。スカートなど英語の言葉に似た発音のものがあることを面白がっていた。感じのでき方についてもちょっと説明したらぐいぐい引き込まれていくし、これからいろんなことを面白く教えてあげられそうで私もわくわくしてきた。
何でも空手に興味があったこと、そしてどこかのバングミで火山のバングミをやっていて、その中で富士山が出てきて、それを見て異常な興味を示し、其処に行きたいといい始めたのが日本に対する興味の始まりだとか。

呼んでくれた教本の中から好きな言葉を5つ選んでもらい、それを今度前に覚えておくこと、それからこんにちわとおはようとおぼえてもらい、次にあったときには少しずつ会話、それから彼の趣味にあったトピックでひきつけながら言葉を覚えてもらおうと思っている。
30分の予定が一時間あっという間に過ぎてしまった。子供の吸収力とかエネルギーにふれる機会が以前より減ったけれど、子供ってほんとに宝箱みたい。いろんな素敵なことを中に秘めている。教えると同時にいろんなことを教えてもらえそうだ。

そのままカイトビーチへ、今日も風は強そうだったので早めにいけて丁度いいと思ったけど、申すでもかなり強かった。迷わず4mを張ったけれどけっこうガステイー、30分ちょっとでふっとストラップが外れてしまったことをいい言い訳にして終了。
早めに帰宅、鶏の世話、畑、そして仕事に励んだ9月の後半からインターネットがほとんど使えない環境に1ヶ月以上いることになるのでその前にすべて今やってるプロジェクトを終わらせないと!

2010-08-26

8月25日 ニューボード!


今日も波なし、強風の典型的夏コンデイション。今日もカイトをしに行こうかと思ったが、なんと念願のボードが来たので大喜びで予定変更、まずはダウンウインドパドルをしてカイトビーチに行くことにした、そして向こうで余力があればカイトできるように、車にギアを積んでおいてもらった。みんながカイトビーチから乗せくれるからとっても気楽にダウンウインドが出来るのはとってもありがたいことだ。
途中ジミーさんのところにお弁当を差し入れに行くと来年プロダクションとしてでるビッグウエイブ用のガンボードのサンプルを仕上げているところだった。私にはちょっと大きいが、すごくかっこいいボード、このデザインと同じで一回り小さめのボードを作ってもらえばばっちりなのではないだろうか、と早速大きな波のことを考えて緊張してきた。

ナッシュで、念願のグライドをピックアップ。14ftのこのボードはマウイやダウンウインドコンデイション、とくに波があるようなところではとっても人気があるボード、メンズ用ではあるけれどかなり細くノーズがとんがっていて大体のメーカーのプロダクションボードだと大きくて扱いにくい私にもこのボードは良さそうだった。3月ごろ、原稿などの仕事をするのと謝礼という形でで板をもらえることになっていたのだが、遠慮しているうちにチャンスを失い、大会中はいろんな選手がボードを借りるのでもらうことができずにいた。半年以上かかったけどこれでまたダウンウインドが楽しくなりそうだ。
一人で乗ったけれど、なかなか難しい。確かに今まで乗っていた12ftよりずっとボリュームがあり、コントロールは難しいが、ノーズが食うことはほとんどなかった’多分細くとんがって突っ切っていくから)今までのボードよりボリュームもフィンも大きいのでグライドはするけれどグライドしてからうねりでトリムするのが難しく、まっすぐいってしまったり、重い感じがぬぐえない。とはいいうねりにいったん乗るとぐんぐん進んでいって面白い。正直言って夏の初めにためさせてもらったカスタムのF16の速さにはかなわない気もするが、十分楽しめる。
まあ、まだ初めてのトライなのでこれからどんどん慣れてもっともっと早くなれるようにがんばろうと思う。

カイトビーチに着くとかおるちゃん、靖くん、アンドリューがみんないた。そしてなんと3日連続でとレーシーがカイトしていた!これにはびっくりと同時にすごくうれしかった。これを機会に私たち二人とももっとカイトの練習を増やせればいいな。秋になって波が上がればまたカイトビーチには来なくなってしまうので今がチャンスだ。

昨日のカイトの筋肉痛もあり、家に帰ったとたんどっと疲れが出て、起きていられないほどになった。がんばって夕食を作り、まだ明るいうちに就寝。what a good day!

2010-08-25

8月24日 二日連続カイトビーチ

今日もサウスは波なし。昨日久しぶりにツインチップに乗って結構楽しかったので今日もカイトビーチに行くことにした。一応トレーシーにもまたやりたかったらカイト貸すからおいでよとメッセージを残しておいたが、まさか本当に来るとは思わずびっくり。彼女も昨日楽しかったようだ。楽しんでいるようでうれしかった。風は昨日より強かったがそれほどガステイーではなく4mでちょうどいい感じの風。
今日もしっかり吹っ飛ばされたりクラッシュしたおかげで久々にクビがHuck neck(突っ込んだりクラッシュするショックで首がよく回らなくなること)になった。カイトしているあいだにきれい好きなかおるちゃんは見るに見かねたのか私の車の中をきれいに掃除してくれていた。別の人の車みたいに整頓されていた。

もっと早い時間に行きたかったのだがニワトリ達がなかなか思うとおりに小屋に戻ってくれず、1時間近く翻弄された。動物の世話でさえこれだけ大変なのだから子供の世話は大変だとつくづく思う。お母さん達はほんとにすごい。

以前レアードにインタビューしたとき、今迄で一番大変なチャレンジは何ですか?と聞いたところ、迷わず「子育て!」と即答した。
「サーファーオブザイヤーとかライターオブザイヤーがあるのに一番大変なペアレンツオブザイヤーはない。誰もがやるからといって誰でもいい仕事をしてるわけではなく、素晴らしい子育てをするには本当に大変な努力が必要だしとても重要なやりがいのあること。どれだけがんばっても誰も子育てに優れた親だからといってスポンサーしてくれないし、表彰もしてくれないんだから」と笑っていた。ほんとにそうかもしれない。

2010-08-24

8月23日 kitebeach session

珍しくトレーシーがカイトをしたい気分になっているというので、今日は二人でカイトビーチへ。二人そろってカイトビーチでカイトするなんて本当に久しぶり、一年以上やってないだろう。
以前はトウバや他の女の子たちもいて、朝から暗くなるまでカイトビーチにいて毎日練習していた。トレーシーも毎日来て撮影したりカイトしたりしていた。あのころからもう5,6年たつと思うとほんとに時間が早く過ぎていくことを感じる。思っていたより楽しく、ガステイーでなかったのでアンフックで吹っ飛ばされたり、サーフェスハンドルパス(さすがにエアリアルハンドルパスやモーブにはトライする気になれずじまいだった)やレイリーにトライしてビキニのトップが外れたり、トランクスが下までずれたり、なんだか昔に戻った気分だった。こんな風に毎日ためつけられていたのだっけ。せっかくあれだけ一生懸命やっていたのだからせめて以前のレベルまでに戻したいなあ。(でもそれをいうならあれだけ気違いみたいに練習したウインドもこのままできなくなってしまうのはもったいないから楽しめる程度にやり続けたほうがいいなあ)

ほんの一時間ちょっとしか乗らなかったけど楽しく気分もすっきり。
靖君、かおるちゃんもなんだか見てないうちにぐんと上達したような感じ。

ところでこの夏カイトレースのシリーズ戦が行われた。私は結局一度も参加できなかったけれど、せっかくこれだけ風が吹いているのに、何もイベントがなかったマウイ、このレースのおかげでいろんな人が仲良くなったり知り合いになれたり、またみんなのモチベーションも高まりとてもいい影響を与えたと思う、とくに若いライダー達にやる気を持たせたと思うし、これからもぜひ続けて欲しい。そしてできれば冬はレインズでのウエイブシリーズ、夏のフリースタイルイベントなんかもあると盛り上がるのになあ。聞くところによるとイベントをやるパーミットを取るだけで2000ドルもかかったらしい、そしてフキぱだとそれがさらに何倍もの値段になるとか、地元のコミュニテイーを盛り上げるためにもこういうローカルイベントに対する協力的な体制を作ってくれるといいのになあ。写真はツインチップ部門の優勝者パトリ(カレはビッグウエイブでも上手でサーフィンも熱心)と12歳のカーリー。ニュージェネレーション代表だ。
その後プカラニ周辺での用事をいろいろ済ませて帰宅。
少しずつやることリストの項目が少なくなってきていい感じ。

2010-08-23

8月22日 Chiken Dinner

(家の周りの竹を使ってひよこ達のために新しく小屋を作っているアンドリュー)

なぜかひどい腰痛に悩まされ、昨日はよく眠れず。朝早く起きてコーヒーを作っていると、ニワトリ達もそれを感じ取って、クークー鳴いてアピールしてくる。最近は手からじゃないと餌を欲しがらなかったり、餌が欲しくなると家の前で待っていたりする。エフはしっかり毎日卵を産んでくれるのだが、テデイーはもらってきてすぐに一個産んだだけ、多分どこか外で産んでいるのだろうが、こまったものだ。卵産まない役立たずは食べちゃうぞーとアンドリューが脅かしていたのだが、なんと今日の午後卵を産んでいた。それがエフの卵と比べると半分くらいの小さな代物。昨日鶏が殺されるのを見て、これは自分も産まないとやばいことになる、とでも思って必死で無理やり出した、という感じでなかなかほほえましい。
子供ができるとブログが子育て日記、あるいは親ばか日記になってしまうと言うけれど、私も似たようなものだ。鶏のことばかり、気になって仕方がない。

ちなみに今日のデイナーは昨日天国に行ってもらった野生の鶏、庭で取れたライムを絞りオリーブオイルと塩コショウでマリネしたものをただオーブンで焼いたシンプルな料理法にした。さすがに生きていたころの姿が目に浮かんで私はちょっと食べにくかったが、アンドリューは骨までしゃぶる勢いでおいしい、と喜んでいた。肉に味わいがあるのは確か。

2010-08-22

8月21日 Free range organic chiken

体の疲れと寝不足がかなり来ていたので、波のサイズダウンはちょっとほっとする気持ちでもあった。
久しぶりにゆっくり寝坊しようと思っていたのだが、腰が痛すぎてよく寝られず結局5時にはおきだして仕事。しかしここ数日サーフィンばかりしていたためにやることは山ほどあり、午後からカイトかダウンウインドに行こうと思っていたけれどそこまで行き着けなかった。まあ、体も休みたいと悲鳴を上げているので丁度よかったかも。やることリストの半分くらいは終えることができた。

気がついたら8月も後半戦、9月にあるリトリート、そしてグランドキャニオントリップの準備をしないと。

ひよこ達も日中私たちがいるときは作りかけの小屋の中で広々とした地面を駆け回りうれしそう。エフとテデイーのほうはもうかなり慣れて来て私がいう言葉がわかっているのかと思うほど。「手から食べさせてくれないと食べないもーん」なんて甘えてみたり、外をぐるぐる散歩するのにいい加減飽きてくると家の前にきてコッコッコと「小屋に帰るから餌またちょうだい」とアピールするのだ。そして私の後ろからひょこひょこついてくる様子がかわいくて仕方がない。
毎日糞を拾って水で溶して薄め、畑に巻いている自分、だんだんファーマーっぽくなっていく。

アンドリューは前々から小屋の近くをうろついていた野生の鶏を、「これは卵を産まないし、肉にして食べるしかない」と冗談で言っていたが、私は「ねずみでさえヒーヒー言って殺せないのに、殺せるわけがない」と取り合っていなかった。お昼過ぎにその野生の鶏をエフたちがいないときにこっそり小屋に入って餌を食べていたところを閉じ込めていたので、飼いならそうとしてるんだろうと思ったら、なんとほんとにバットで殺して、この間教わったとおりに羽を全部抜き、解体しようとしていた。
まさかそんなことできると思っていなかったのでびっくり仰天。鶏肉を食べるくせに殺すのはいやだというのは全く自分勝手ではあるとよくわかっているがすべてが終わって、殺した跡がなくなるまではちょっと近づけなかった。
足がついたまんまの肉は勘弁してくれ、と頼み、細切れの肉として冷蔵庫に入れるまでのプロセスをやってくれたら料理してもいいと約束した。

これぞまさにヘルスフードストアでよくセールストークに使われるフリーレンジ(放し飼い)オーガニック(無農薬、ホルモン剤なし)だ。

ちょっと恐いけど明日はもち粉チキンのデイナーの予定。恐いけど、ありがたく頂かないと鶏も報われないから。

2010-08-21

8月19日 サーフフィーバーひと区切り

だれよりも早く行って一本でもセットの波に思い切り乗りたい、と張り切っていたら、また夜中の2時に目が覚めてしまった。今回はコーヒーを飲む前に時間をチェックしたおかげで、もう一度寝ることができた。次の起きたらもう5時半、あわててコーヒーだけ作って出発。ただ寝ぼけていたのでカップに入ったコーヒーを車の中でこぼすわ、いろんなものを落とすわ、何もかもがスムーズにできない。そんなにしてまでがんばって早く行ったのに、サウザンピークスはすでに5人くらいスタンドアップしている人がいて、波ももかなりのサイズダウン、風まで今日は入ってきそうな感じだったので、あきらめてラウニポコへ。こちらは風は入ってなかったけれど、やはりサイズは小さい。とりあえず出てはみたけど昨日のようにぐいーんと加速するような波のパワーは全然ない。引き潮いっぱいだったからか、波もすぐグローズするしフェイスがない。まあ、とはいっても朝日はきれいだし、水は気持ちいいし、雰囲気もいいし、期待しないで来てれば十分楽しめるコンデイション。2時間ほどやって、もしかしたらサウザンピークスが風が落ちてよくなってるかもしれない、ともう一度チェック。確かに朝よりは風がなくなっていたが、それでも吹いたりやんだり、そして、人も多かった。
何より自分がここ数日のサーフィン続きと寝不足で疲れていたので、今日はこれくらいにして、たまった仕事をやるために家に帰る事にした。
帰り道時間を見るとなんとまで9時過ぎ。普段だったら一日が始まってるか始まってないか、の時間だ。
ちょっと得した気分。
ひよこ達は日に日に大きくなっていき、育てる箱もそのたびに大きくなってきている。家の周りにある竹で作ったえさ箱の前に並んで食べている様子がめちゃくちゃかわいい。
風がかなり強かったようだし、明日は久々にサウスまで行かずにカイトでもしようかな。

2010-08-20

8月18日 この夏一番の波

(早朝スコアのあきこちゃん、エステテイシャンでヨガもサーフィンも上手)
今日こそはすいてるうちに乗れるようにと早起きして出発。7時前についたけれどすでにメインピークには4,5人入っていた。それでも十分すいているし、波のサイズはかなりアップ。とにかく上手なサーファー達が入ってくると遠慮して全然セットの波に乗れなくなるのであわてて出て行った。久々に乗るプッシュのある波、セットもどんどん入ってくるので自分にもどんどん順番が回ってくる。いつもいい波の時には一番いいセットに乗るウエスというおじさんが乗ろうとしていたので、いい写真を撮ろうと構えていたところ、ギリギリのところで波が割れ、バランスを失い、自分は波の後ろに落ちたけれどボードだけ波と一緒にもっていかれ、波に乗ってるウエスのボードにぶつかってしまったらしい。彼はそのまま乗っていったので私は気づていいなかった。後でパドルアウトしてきて板壊れたよ、といわれたときも私のせいだって言うことがわからなかったほど。こんないい波のときにビーチにもどるわけもなく、ワックスをごしごし埋め込みながらむっとした様子の彼に、とにかく平謝り。最後は「ま、もう新品ではなくなったってことだな」くらいのことをいわれて、どーんと落ち込む。彼も悪い人ではないので(ただし下手な人やルールをわかっていない人には必ずびしっと注意するし、いい意味でサウザンピークズの秩序を保っている)そんなぐちぐち言わないが、頭にきているに決まっている、私だってこんな大事な日にボードぶつけられたら頭にくるもの。
とはいえどうすることもできないので修理はすべて払いますとできるかぎり謝ってわたしも波に乗り続ける。今度は余り近寄らないようにしながら遠くから撮影、お詫びにいい写真を撮らなくては!
その後サーファーが増えてきたので左のピークに移動。混雑を避けてきていたサーファーのおじさんが一人、そして私。それからランデイーも移動してきた。メインピークが20人近くに膨れ上がったときも私のいた場所はデイブカラマ、ランデイー、そして久々に会ったカールヒルだけで、4人でふざけながらいたを交換したりして楽しく乗れた。(karl and Dave)
カールは私が最初に作ったハイテックのカスタムウエイブボードのシェイパー、もう20年以上も前のことになる。8ftの黄色い非対称ボードだった。彼はエッグボードのようなものでリッピングして360などを決めていた、もう50歳くらいになるはずなのになかなかやる。それを見て今度はカラマがインスピレーションを受けたのかスタンドアップで360にトライしたりしていた。こうやってふざけているなかで新しいマヌーバーって生まれるんだろうなあ。(私の小さなボードでヒザまで沈みながらも波に乗っていたデイブ、さすが、ちゃんとボードに波乗り教えこんでくれたかな)
3時間ほど乗り続け、最後の方はボトムターンで足が疲れててこけたりし始めたのでまだまだ波はあったけれどビーチに戻った。久々に楽しい波乗りができた。

ラハイナで用事を済ませ、お昼を食べてもう一度海に入ろうとチェックしたが、悪くはないけど風が入っていてまだ人も多かったので、明日の朝に賭けることにして帰宅。
ここ数日でかなり体が疲れているけれど、幸せいっぱいの疲れだ。明日も波が残っていますように!

2010-08-19

8月18日 Even better than yesterday!

(2週間前にお父さんになったデイランのノーズライデイング)

今日も昨日くらいいいのでは、と大いに期待しつつも、きっとすでに混んでいるのではという不安を持ちながらサウスへ。結局予定より遅れて7時過ぎに到着。昨日よりは駐車場は混んでいたがラインナップはまだ十分すいていた。サーファーが来る前に乗れるだけ乗っておこうと私はサンスクリーンを塗るのも忘れるほど大慌てで出ていった。途中前は知り合いばかりでフレンドリーな雰囲気。でもみんな波を逃さない常連ばかりなのでそれほどにはいい波は取れなかった。が、インサイドで残り物をばんばん頂いた。
カメラも持っていたのでみんなの写真を撮ったり、インサイドで残り物をもらったり、たまに誰かが逃すとあわててカメラを仕舞ってクリックターンでテイクオフし酔うとしたり、と結構大忙し。(去年はほとんどスープでしか乗っていなかったアンドリューもこうやって見るとかなり上達)

かなり長い間乗って余りに日焼けが気になりいったん上がって日焼け止めを塗り、ちょっと胃袋に食物を入れ、もう一回しきりなおし。しかしそのころにはさすがにメインピークはサーファーがたくさんいたので、スキッピーズへ移動。ここはレフトがメインのポイントだけれどライトの方がすいていたのでライトで乗った。プロスノーボーダーで元ボーダークロスの全日本チャンピオンでもあるリリーちゃんも子供を預かってもらってサーフィンに来ていた。お父さんもバリバリのウインドサーファーでスタンドアップもやってるアクテイブファミリーで、マウイの常連さん。とても2児の母とは思えないかわいらしさ。楽しそうにサーフィンしていた。かなり疲れてきて風も入ってきたので終了、一日中乗った気分だったけど時間を見たらまだお昼だった。まだ午後じゅう時間が残っているので仕事もできる!早起きすると一日が充実。
明日はさらに早起きしてやる!

2010-08-18

8月17日 Wonderful Surfing!

Haole boys Boot Camperの二人は今日ホノルルへ戻る。というわけで波は大きくないかもしれないけど早朝からサウスへ向かってサーフィン、2時も飛行機に間に合うように11時から少しだけカイトしてから帰るという盛りだくさんのプラン。ついてみると意外や意外結構波があって風は全くない。そのうえ人もいない。一足先についていたイーサンはすでに海の中。私も急いでパドルアウト。誰も波があるとは思っていないのだろう、いつものメンバーすら結構のんびり。来た人はスコアーという感じでみんな喜んでいた。こういう日はみんなニコニコだし、フレンドリー。私も結構順番が回ってきていい波に乗らせてもらえたし。とにかく楽しかった。みんなの写真も撮りまくった。
まだまだこれから波のサイズが上がってきそうだったけれど11時にとりあえず終了。ボーイズはそのままカイトビーチへ。私は家に戻って鶏の世話や家周りの仕事をした。

うねりの予報が出ているとみんなが集まってきて、その上みんないい波に乗ることを期待しているのでなんとなくぎらついた雰囲気があり、波が十分にないとみんないらいらして波の取り合いになる。今日みたいに波が取れたらラッキーと思えるような日のほうが、実はみんな楽しんでいるんじゃないかな。少なくとも私はそうだ。
あすも絶対良さそうだから早くから行くつもりだけど明日は今日良かったことをみんな聞きつけて大勢来ると思うので今日ほど楽しめないかもしれないな。今日はほんとに神様、ありがとう、といいたくなるくらい気持ちが良かった。

2010-08-17

8月16日 Downwinderで気分すっきり!

サウスの波も落ち着き、今日はゆっくり始動。私は早く起きたけれどメンズ3人は昨日結構飲んだのか8時過ぎまで起きてこなかった。ここ数日体力を使ったから結構疲れがたまっているようだ。彼らがカイトにいってるあいだ家の掃除をし、その後一人でダウンウインドパドル。今はアンドリューや靖君たちがいつもカイトビーチにいるので自分の車をマリコに置いてそのまま気軽にダウンパドルが出来るのでとってもラッキー。これだとほんの短時間で運動もできて、海にも疲れて気分がすっきり、それでいて、仕事も一応する時間が作れる。

カイトビーチに着くと見るからに不細工だけど正確が良さそうな犬が近寄ってきた。ブルドッグの入った雑種だと思うけど、白いので皮膚が日焼けして真っ赤になっててかわいそう。名前のタグを見るとsnowyと書いてあった。オーナーが海から帰ってきたので見るとなんとウッデイー・ハレルソンだった。彼はマウイに住んでることで結構有名で全然セレブっぽくなくカイトビーチでもみんなと気さくに話していい感じ。日本では余り知られていないかもしれないが、アメリカでは彼を知らない人はほとんどいないだろう。環境ほどの運動やマリファナを合法にするための運動などいろんな活動もしているし、映画でも大いに活躍している。フエロやキパフルに土地を持っていてOff the grid(自家発電、自家浄水、自家栽培などできるだけ自給自足に近い生活)の生活を心がけている。乗ってる車ももちろんバイオデイーゼル車だ。カイトももちろん結構乗れる。実は彼は私たちが始めたころカイトをはじめ、彼も2ラインのデパワーやクイックリリース無しのカイトでものすごい勢いで吹っ飛ばされていたのを良く覚えている。いまだに続けているのはうれしい限り。

8月15日 Surf and Party

(いつも朝一番にサーフレポートをくれるランデイー)
今朝もかなり真っ赤に日焼け(焼けど?)したボーイズをつれてサウスサイドへ。今日はさらに人が少なく、最初のうちはかなり自由に波乗りができた。サイズはそれほど大きくないし、セット間は長いが、人がいないだけですいているだけで、そしてみんなが譲り合う雰囲気でその日の楽しさが変わってくる。途中からスキッピーズポイントで豪快に波に乗るカヌーがでてきた。カラマと彼よりさらに一回りがっちりしているいとこのジュニアたちだった。ビギナーの多い中ぶつからないように大きなカヌーで突っ切っていく。このサイズの波でもカヌーだったらかなり、エキサイテイングでワーワー騒ぎながらやっていた。今日はカヌーの集まりだったのか、ビーチには6.7艇のカヌーが並び、普段は波の中には余り入ってこないのにたくさんのカヌーが出てきたし、沖でもこいだりしていた。6人用カヌー、3人用カヌー、ワンマンカヌー、そしてロングボード、ショート、ブギーボード、スタンドアップ。カヤック、そしてビーチでは釣りといろんな形でみんなが海を楽しんでいる様子は、ほのぼのとしていていい感じ。

お昼ごろまでサーフィンを楽しんだ後、ボーイズはカイとビーチへ。私は先に家に戻り、鶏の様子を見たり、今晩の準備。今晩は年に一度の恵子、スキップ宅でのビッグパーテイー。年々大きくなるこのパーテイーだが今年は早めに以降と6時前に向かったらもうすでに20台くらいの車が止まっていてびっくり、そして料理も二つのテーブルに収まらないほどあって、周りのカウンターにまで乗せられていた。余りにいろんな人がいて、挨拶したりに忙しくてなかなかゆっくり食べられず(だから何時間もお皿を持って食べ続けていた)写真を撮ることすら忘れてしまっていて帰る前に何とか2、3枚撮ったけれど、このパーテイーおいしいものがそろうという評判がさらに広まりそうだ。バースデイボーイのテデイーとGFのデヴリ(彼にちなんでうちの鶏の名前を頂いたおかげでその鶏はトラブルメーカー)そしてもう一人のバースデイボーイ靖君と他3名、かなりできあがってます。
サーファーとかヨギーとか限られたグループだけでなくいろんなタイプの人達が集まる素晴らしいパーテイーだ。気持ち悪いくらいパンパンのお腹で早めに退散。恵子ちゃんスキップお疲れ様!

2010-08-16

8月14日 Haole boys boot camp 再開!

昨日の夜中に到着したアラスカからの友人達。4日間しかいないので夜明けとともにたたき起こしサウスサイドへ。
イーサンは以前オアフに住んでいたこともありサーフィン経験者で結構乗れている。Gimme(というニックネームでワイオミングの農場育ちの血統書つきのカウボーイ)は初心者だが巻かれることを恐れずにピークのど真ん中にいる。(ダブルテイクオフ、ダブルクラッシュGimme and Andrew)
ありがたいことに今日は全然混んでいなかったので私たちがパドルアウトしたところは私たち以外にほとんど人がいなかったので好き勝手に一緒にテイクオフしたりぼろ巻かれしても平気だった。ちょっとすると今度は靖君、かおるちゃんが、これまたブートキャンプ中のゴンゾー君をつれてパドルアウト。ゴンゾー君はGimme以上に初心者なのでかなり四苦八苦、それでもめげずにずっとがんばってパドルしていた。私も初心者時代が長かったので気持ちがよくわかるし、あのころって何も波に乗らなくてもほんとに疲れて酸欠で頭が痛くなるほどだった。
(かおるちゃんも今日はかなり乗っていた)
今日はラウニポコで伝統のあるOLEのサーフコンテストが開かれていた。強豪ぞろいのノ在住日本人主婦達もきっとブイブイ言わせていたことだろうが、シリアスでなくみんなが笑いあってやってるような雰囲気や、親子のタンデムコンテストなどとてもハワイ的でこれこそが本来のサーフィンの楽しみ方だったんだろうなあ、と感じさせるコンテストだったと見ていた友達が言っていた。確かにシリアスな賞金か買ったコンテストなんて、この数十年に始まったこと、そのずっとずっと前からハワイでは王様や家来やいろんな人たちがみんなで波に乗ったりすることを楽しんでいたのだ。ルールとかマナーももちろん大切だけど、それに固執することなく、ルール以前のみんなで楽しむ、譲り合ったりシェアしあったりする気持ちとアロハスピリットを大切にしたい。

ブートキャンプ第2ラウンドはカイトビーチ。Gimmeはスノーカイトを普段やっていて、プロ級のスキーヤーだが、つい最近フッドリバーでカイトサーフィンのレッスンを受けてかなりやられたらしい。だから緊張していた。ラッキーなことに今日はめったにないくらい安定して強すぎない理想的な風。ガタイのいい彼は11mで乗っていた。私ももらったばかりの2011のノマド7mをトライ、余りに風が安定していてどんなカイトでも良く感じるような気がするのでよくわからなかったけど楽しかった。
明日はどうかな?一日ブートキャンプで特訓を受け、夕食が終わったらみんなすぐに就寝。(左からGimme,イーサン、ゲーリー、アナ、アンドリュー)

2010-08-14

8月13日 Baby chicks

朝サウスサイドの波情報を聞いて、いまいちだというのでいくのをやめ、今晩から来るお客さんたちの準備などをした。
その後ダウンウインドに行こうかとも思ったが、時間がなくなり却下。
昼過ぎにひよこをもらいに出かけていった。生後8日目のひよこを6羽、4種類の鶏(どれも卵をよく産み、おいしい卵を産むことで知られるものを選んだ)ピヨピヨ何もわからずうろうろしたりお互いの上に載乗ったりもぐってみたりとほんとに子犬と一緒で、なんにでも興味を示しかわいい。
やっと羽が生え始めたばかりなのでたまにライトで寺してあげて寒くならないように注意、でもてで包み込むようにして抱きかかえると暖かいのか静かになって眠りこけたりする。こんなに鶏がかわいいなんて今まで思ったことはなかったが、動物は何でも知れば知るほどその習性がわかって面白くなるものなのかもしれない。そういえばもうずいぶん前から鶏を買い始めていたプロウインドサーファーであり、ウインド界のマーサスチュアート(アメリカで有名な家庭的なことをいろいろ勧めたりするタレント)と私が呼んでるなごじゅん、もうすでに20羽くらいに増えて、卵もありすぎて売ってるらしい。もともと彼女は鳥好きで、怪我をした文鳥を拾ってきてそれがなついてほんとにかわいがっていたし、その後もいろんな人が彼女のところに怪我した鳥を持ってくるようになったという話も聞いた。

カイトやサーフィンがなかったらこのままはまりすぎて農家のおばちゃんになってしまいそうな気分、それくらい楽しい。

8月12日 Steadier wind

朝畑の仕事をしていたら夢中になってヨガクラスのが過ぎてしまった。仕方がないのでそのまま続行。Ehuその周りで土をほじくって虫を食べている。

今日も風が強そうなので一人でダウンウインド。出てすぐ気づいたが今日は昨日ほどは風がない、そして風向きもオフショアではなくちょっとオン気味のステデイーな感じ、こういう日はダウンよりカイト向き。
とはいえダウンも十分楽しい。今日はレース用のボードなのでよくグライドするしむやみに漕がないでグライドし始めるときに一気に漕ぐ練習をしてみた。

案の定カナハにつくと昨日とは打って変わってカイトだらけ、砂糖を見つけるアリのごとく、いい風のときはどこからともなくカイトサーファーが集まってくる。
帰り道ニールプライドに寄ってニューカイトのピックアップ。そろそろ7mのマテリアルがぼろぼろで破れそうになっていたのでありがたい。新しい色は黒、これは撮影のときにパキっとしなくていまいちなのだが、縁取りがスカイブルーでそこはかわいいと思う。

家に戻ってきたら小屋に入ろうとしなかったトラブルメーカーのTeddie(1週間家出していた鶏)がもう一羽友達を連れてきていた。野生なのか黒い雌鳥で結構仲良く一緒に土を突っつきまわっている。テデ
イーよりさらに警戒心が強いけれど夜何とかテデイーとエフを小屋に入れるとその後さびしそうにまわりをうろうろしていた。この調子でどんどん雌鳥を引き寄せてくれてみんなが卵を産んでくれないかなあ。今日はエフも卵を産んでいない。

2010-08-12

8月11日 Teddie's back!

午前中は家周りの仕事や掃除、その後1時にマリコで待ち合わせ。今日の風はオフ気味で強風でガステイー、その上波は全くないので、ウインドにもカイトにもサウスのサーフィンにもだめな日だけど、こういう日こそダウンウインドには最高。この風いやだねーなんていうすごい風になればなるほどダウンは楽しいのだ。いそいそとマリコに行くと、デイブカラマもやってきた。その上リーバイが友達と一緒にボードをつんでやってきた「あれ。リーバイもやってたの?スタンドアップ!」とうれしくなって聞くと、「いやーだって、もうSummertime Bluesでなんかやらないとねー、この風はカイトには良くないの?」と彼も欲求不満気味。そう、とくに8月はフラットな夏も後半になり、みんな波が恋しくていらいらしてくる時期。ダウンウインドがなかったら何してたんだろって思い出せないくらいだ。
靖君は今日が2度目のダウンウインド。もうすでにはまってしまったようで、州にこれから2階くらいはやろうと意気込んでいる。はまっただけあって、前回とは桁違いのスピードが出ていた。風が強かったせいもあるけど漕ぐタイミングなどもわかってきたみたいだし、ほとんど待つことなく一緒に漕ぐことができた、って言うかこのままだったら次は私がレースボードに乗っても平気そうだし、もうちょっとしたら彼についていけなくなるかも。カナハについたときの達成感はなんともいえない。そしてその後かおるちゃんがもて来てくれる冷えたドリンクは最高!カナハにはカイトもウインドもそれほど出ていなかった。これだけ吹いてるのにすいているのには必ず理由があって、今日はやっぱりものすごくガステイーなのだ。インサイドは何もなくなったり、ものすごい勢いでブローが吹いたり大変そうだった。

家にもどって、さあ、エフに挨拶しようと思って外を探すと、なんとエフのとなりにテデイーがいて一緒に土をほじくっていた。なんとテデイーは谷の中で生き延びていたのだ。もうてっきりどこかで犬か猫にやられたか、谷で動けずにいるかと思ってあきらめていた。エフは相変わらずマイペースで私が近寄っても平気だが、テデイーは警戒心が前以上に強くなり、この1週間サバイバル生活をしていたことが感じられる。夕方エフは苦もなく小屋に入れたが、その後テデイーはいろんな手を尽くしても小屋に追い込むことができず、結局小屋のドアを開けておいて、エフに引き寄せられては行ってくれるのをまったが、ドアを開けておいても小屋から出ようとせず寝る体制に入っているエフに対して、テデイーは開いたドアまでイっても入ろうとせず、かといってエフの近くは離れたくないようで小屋の外側からずっとエフの方を見てないている、結局暗くなるころ谷の方を覗き込んでいたが、意を決したように谷の奥へと飛んでいってしまった。やっぱりテデイーはトラブルメーカー、でも鶏なりのドラマが見れてなかなか面白い。早くテデイーもエフのように、私達の小屋を利用することがいかに快適で安全であるかをわかってほしいなあ。
なにはともあれ、戻ってきてくれてほんとにうれしい。

8月10日 秋の予定

波のないあいだにどんどん仕事をやってしまい、ノースショアに波が戻ってきたときにのんびり海に集中できるようにしておこうと思いつつ、体動かさないと集中力もモチベーションもなくなりだらけてしまったりする。
8月は禁断症状末期の状態。6月ごろから余り波がない状態が続くので、限界に近くなる。
そんな時コンピューターに向かいながら冬の波、トリッププランなど妄想に走る。

この秋は結構忙しくなりそうだ。
9月の連休中にマウイレインボウリトリートを開催、そしてその後グランドキャニオンへ。ここでは川下りのエキスパート達(ラフテイングガイドやプロカヤッカー)と一緒に183マイル、(290キロ以上)の距離を3週間かけて旅する。もちろん私はスタンドアップボードを持参だ。どこまでやれるかはわからないが、地球にとって水が人間の体にとっての血みたいなものなのだということを体当たりで感じられるのではないか、と期待している。親友のクレーマーも一緒なので久々の再会もうれしい、彼女はエキストリームスキーヤーであり、ヘリガイド、クライミングガイド、そしてウオールクライミングでもトップクラス、そしてクラス5のラフテイングガイドでもある頼もしいパートナーだ。もしも時間があれば川下りの前に2,3日アリゾナでクライミングしながら私にもクライミングを教えてくれるという。荷物になるのはいやだが、クライミングはぜひとも挑戦してみたいところ。

その後バハに南下し、日本からのグループ、そしていつも一緒に旅するスクールバスで暮らしているロブと合流予定。それである程度波乗りのウオームアップした後マウイに帰ってくれば冬のスウエルがばんばん来ているころだろうというのが私のプランだが、母なる自然は自分の都合どおりには行かない。去年のような冬がきてくれれば最高だが、余り期待を膨らませず目の前に与えられたコンデイションに感謝して楽しめなくちゃいけないな、と思う。それにしても余りに波にふれていないのでこんな写真を見ても実感がわかない。ほんとに去年の冬は毎日こんなだったなんて信じられないくらい今年の夏は波がない。

2010-08-10

8月9日 Relax Day with Ehu

カイトに行こうか、釣りに行こうか、久しぶりにハイキングにでも行こうか、といろいろ迷った挙句、今日は一日家のまわりでしごと。畑の草取り、キッチン周りの掃除などしながら外に放しておいた鶏のエフを15分おきくらいにチェック。だんだんお互いになれてきて私も安心して外に出しておけるようになったり、エフの方も余りとおくまでは行かないし、私がやってくるとガサゴソ出てきてみたりするようになった。何よりおかしいのは、普段はなかないのに、朝私たちが起きてくるとそれに気づいて「出してくれー」といってるかのようにコッコッコないてアピールするのだ。
まだまだ鶏の世話について学ぶことがたくさんあるが卵を産むのは午前中らしくそのあいだは小屋に入れておいた方がいいらしいということもわかった。そうしないとあちこちで卵を産むようになってしまうからだという。でも午後じゅうそのために家にいるわけにも行かないし、なかなか動物の世話は難しい。と同時に心をなごませてくれるものでもあり、広い庭を隅から隅まで歩くことなんてほとんどなかったが、庭で過ごす時間が多くなったのはいいことだとおもう。

2010-08-09

8月8日 Yoga and downwinder

今日はちょっとのんびりの朝、10時まで仕事をしてからヨガクラスへ、昨日久々にカイトをしたらすこし膝や腰が痛いけれど無理ない程度に手抜きをしながらヨガをして気持ちよくなったところでダウンウインド。
いつもお世話になったいる靖君がダウンウインドをやりたがっていたので、今日は初ダウンウインド。クラスに来ていた山ちゃんも誘って3人でダウン。私はハンデをつけて短めのボード。かおるちゃんが運転役をかってでてくれたので、マリコで集合していざ出発。
最初のうちはちょっとよたつき気味だったけれどすぐ慣れてきて二人ともスイスイグライドするようになった。でも二人とも結構面白い格好で撃沈していて笑わせてくれた。どんなスポーツでもそつなくこなす靖君はこれも初めてとは思えない感じでそれほど待たなくてもいいくらいのペースで漕いでいるし、山ちゃんは私のレースボードに乗ったけれど、これは結構バランス取るのが難しい、それでもヨガで鍛えたバンダでバランスは抜群だった。風も強くとっても気持ちいいダウンウインドをしたあと、ビーチにつくとかおるちゃんが冷たいドリンクを用意してまっていてくれた。私はお酒は飲まないが、このパドルの後のビールはきっとおいしいんだろうな。
パドルは回数やればやるほどなれてきてスピードが出るので滞在中できるだけたくさん一緒にやれるといいな。夜はかおるちゃんたちのところにお邪魔して夕食をご馳走になった。同じ家の2階に滞在していたスモモ家族のお別れデイナー、余りにたくさん食べ過ぎて、その上3種類ものデザートを食べてしまい苦しかった。
もおちゃんは私のベストフレンドだけど、スモモも私のベストフレンドになりつつある。ほんとに素直でいい子に育っていて会うたびに何か新しく成長していて、離れるのがとってもさびしい。佐藤家も大川家も私にとってはとっても大事な元気の素であり、リラックスできる空気を与えてくれる存在、ありがたいなと思う。今度もおちゃんたちに会うときは家族がもう一人増えているだろう、どんな子が生まれるのかな?

2010-08-08

8月7日 ダウインウインドとカイト

結局逃げてしまった一羽、テデイーは昨晩帰らずじまい、ある程度もう帰ってこないだろうと覚悟を決めた。朝ずいぶん長いあいだエフ(残っている一羽)を外に出してやり、広い(鶏を見守るには広すぎる)敷地内を歩き回るのを気長についていってやった。小屋に戻して少ししてからまた様子を見に行くと、しっかり大きな卵を2個も産んでいた。よかったー、一気に気が楽になった。これからも一緒に楽しく生活していこうね、エフ!

サウスに入っていたうねりも落ち着き、今日は久しぶりにダウンウインド。カイトビーチまで車をかおるちゃんに運転していってもらった。久々のパドルだったがなんだかとっても調子がいい。満潮で風が強いときは水が押すから早く感じると前に利いたことがあったけれど本当にそうなのかも、と思ったり、ここの所8’4の小さなボードを漕いでいたからスイスイ進む気がするだけだ、とカ、実は自分のテクニックがうまくなったのだ、とか色々考えたけど、とにかくいつもよりグライドがつなげられる気がした。だから楽しくって気がついたらフィニッシュまできていた。

その後風もぶんぶん吹いてて余りガステイーではなさそうなのでこちらはさらに久々のツインチップ。年に2,3回しか乗らないので周りの知り合いも、「おっ、珍しいな」とか声をかけてくる。というのもカイトビーチにさえめったに来なくなってしまってるほど。
5.5mで出たが4mでも十分走れただろう。反対にパワーが入りすぎてアンフックは無理なくらいだったから。
昔は私より小さかった(気がする)子供達がなんだが青年っぽくなってがんがんビッグエアーのカイトループでセッションしていた。そのなかにマックスも仲間入り。久々に再会したマックス、今回は日本からおじいちゃんおばあちゃんと一緒に3人でマウイにやってきた。去年来たときに比べて体の厚みが出てきた感じ。おじいさんはペンキ屋さんというニックネームでウインドやカイトシーンでは有名人、とっても熱くてがんばり続けている人だ。私がカイトをサボっていたためなかなかお会いできなかったけれどやっと今日お会いすることができた。

とっても気持ちよく運動できたけれど、自分のツインチップライデイングの情けなさに自己嫌悪、なんでもそうだけど全然やらずにいて昔と同じようにできるなんて思うほうが甘いのだ、ちゃんと地道に練習しないとどんどんこのまま乗らなくなってへたくそになっていくから、かおるちゃんたちがいるあいだだけでもせっかくだから少しツインチップで乗ったりもしようと心に誓った。

2010-08-07

8月6日 Surprising good condition


昨日、おとといと波はあったけれど混雑もものすごク、昨日は私ももう混雑にうんざりで海に行かずじまい。今日は波も落ちて風も弱めの予報だったのでサウザンピークスでちょっとの廊下、あるいは混んでいたら釣りでもしようと出発。ところが朝出発する前に庭に放した鶏を小屋になかなか入れることができず、サーフィンに行きたくてうずうずしていたアンドリューが棒でけしかけるように追い立てたところ一羽が嫌がって庭にある谷の奥の方に飛んでいってしまった。余りに奥深い谷なので下までいけないのだが、鶏もあそこまで行ったら上って来れないのではないかと心配。草や枝がうっそうしているのだ。仕方なく、そのまま海に行ったけれど気になってしょうがない。2羽は大の仲良しだったのに一羽いなくなってしまったらもう一羽の方も落ち込んで卵を有無どころじゃなくなってしまうかも。
とにかく帰ってきたときに小屋の周りでうろうろしていることを祈って海にいった。

海は思ったより風がなくいいコンデイション、何より人が全然いなかった。二人しかラインナップにいなくて駐車場にいたおじさんも、今まで2時間ものってたけどだれーもいないしけっこういい波だよーとにっこにこ。私も早速パドルアウト。確かにサイズはないけどとにかく取り放題。4人しかいないのでいい波が来ても私の順番だと「All yours!」と両手を広げてどうぞーットいってくれるくらいみんなやさしい。ありがとうありがとうといいながらたくさん波に乗らせてもらった。
他のサーファー達も、次から次へと波が来るからパドルが疲れてきたー、とにっこにこ、やはり、いい波で込んでいるより、これくらいの波でいいからすいているのが一番、いらいらもぶつかりあいもなくとーってもピースフルでにこやかなセッションだった。

常連のおじいちゃん連中がパドルアウトし始めたのでいったんビーチに戻り、朝ごはんを食べ少し休憩、後、第2ラウンド。このときも6,7人くらいしかいなかったけれど波が満潮に近づいてきた成果、オンショアが少し吹いてきたからかマッシーになり、いまいち、4人の若い女の子がロングボードで入ってきてキャピキャピ楽しそうに交互にいい波に乗っていた。

テデイー(逃げてしまった方の鶏の名前)が戻ってきてることを祈りながら家に帰ってきたけどやっぱりまだ帰っていなかった、そのうえ小屋にいたエフも親友がいなくなったことがわかるらしく心配そうで小屋の中でもリラックスしていない様子でドアのすぐ近くに突っ立ってクークーないている。こんな状態じゃストレスがたまって卵を産むどころではないだろう、かわいそうに。
テデイー(口が悪いローカルの友人)にちなんで名前つけたのが良くなかったのかな。頼むから戻ってきておくれ。

2010-08-06

8月5日 引き続きサウススウエル

今日も昨日と同じくらいのサイズがサウスに入っているようだ。サウザンピークスは風が入り、サウ二ポコからラハイナよりなら大丈夫とのこと、ただし6時過ぎに来た電話ですでに10人いるとのことだったのでこれは混みあうと見て私は待機。仕事を先に済ませることにした。

午前中もおチャンファミリーがうちの新しい家族、鶏さんを見にきてくれた。
手から直接餌を食べるのでスモモにもやらせてあげたかったのだが、其処までは恐くてできず、すぐ近くでジッとみていた。
不思議なことに二日間餌を上げただけなのに私からは躊躇せず餌を食べるのにもおちゃんが手を出すと警戒しているのがわかった。
そして小屋のはじにおいていた木屑の入った袋にねずみが侵入しているのを発見。だからなのかそのすぐ下の昨日卵を産んでのんびりしていたところには鶏は近寄ろうともせず、其処から反対側のはじに2羽ともいたので、これはねずみをしっかり退治しないと卵をねずみと争うことになってしまう。ねずみもこれだけジャングルの中なんだから小屋に入らなくてもいろいろ食べるものはあるだろうに!全くたちの悪いやつだ。スモモたちもあと4日で日本に帰ってしまう、今回は余り一緒に遊べなかった気もするがスモモの成長振りには、会うたびにびっくりさせられる、そして本当に素直でいい子に育っている。昨日も家族で結婚式を挙げた教会に言ったらしいが、「友子おばちゃんにも言われたからちゃんとお祈りしなくっちゃ」と真っ先にとおととかあかが喧嘩しないで仲良くしますように、と祈っていたらしい。スモモを見ていると親からの愛情をたっぷり、そして周りからもたっぷりの愛情をもらって育っているのがわかる、いじいじしたところも威張るところもなく、なんでもみんなと分け合えるほんとにやさしい子で、もオちゃんと秀さんもいつも大人気ないとからかってしまうけど、これだけいい子を育てる親として素晴らしい仕事をしているなあ、と思う。いろんな年代、環境の友人達と、長い付き合いを大事にしている二人、日本からのウインドサーファー達にもとっても頼られ、慕われている。いい家族だと心から思う。彼らといるときは自分の家にいるみたいにリラックスできてだらだらしてしまうくらい居心地がいいのだ。日本に帰ってしまうのは残念だけれど、今度会うときは佐藤家にもう一人家族が増えていることだろうから、それがとっても楽しみだ。

2010-08-05

8月4日 サウスにサーファー集結

サウススウエルを期待しているのは島中のサーファーも同じらしく、朝サウスに行ってみると、どこも人でいっぱい。風が入っていたサウザンピースは人が少なかったけれど風のせいでいまいち、オロワル、ラウニポコ、ウッデイーズとどこもそこそこの波は入っているし、ウエブキャムでみたところブレイクウオールやラハイナハーバーもかなり混んでいるようだった。
取りあえずここまで来たので車を止めるスペースのあったウッデイーズからパドルアウト。セットはきれいで頭近いのもあったけれど、ある程度乗れる人がたくさん入っているのであまる波がほとんどないし、サーファーがいる中でピークで陣取ってサーファーと競り合うので気がひけるのでみんなの余りものをインサイドで待ちながら乗った。が、余りものがない上に満潮なので小さい波は割れないし、結構フラストレーションがたまってくる。
やっぱりいい波もいいけど波が少しジャンクでもいいから人が少ないところで乗りたいなあ。

結局早めに上がってしまい、他のところもチェックしては見たが、どこもいまいちなので早めに帰宅。後で聞いたらお昼過ぎごろのサウザンピークスは風も落ち着いてすごく良かったらしい、残念!

ところで昨日鶏をもらってきた。大きな赤いのと小さな白いのを一羽ずつ、元の飼い主はプロの鶏のブリーダーらしいが、この2羽はペットとして飼っていて、かなりなれていて抱いても嫌がらないしてからえさを食べる。新しい住人が居心地よく過ごせるようにいろいろベッドを作ったり、止まり木を作ったりして迎えた。海から帰ってきてチェックしてみるとしっかりひとつのベッドに卵が転がっていた。ストレスがたまったりしていると卵を産まなくなると聞いていたのでもしかしたら新しいところに移動したことで最初は産まないかなと心配していたのだが、よかったよかった。これからもぽんぽん産んでくれますように。ちなみにこういう取れたテオーガニックの卵を食べてしまうと市販のものが食べられなくなるほど。めちゃくちゃ味があっておいしい。別に卵好きではないのだが、これからは卵料理が増えそうだ。

2010-08-04

8月3日 South bound

波が上がるという予報だったが朝の時点ではまだ余りあがっていないようだった。でも3日間体を動かしていないので、とりあえず海に入った。ラウニポコは波のサイズはなかったが風は弱かったのでまあまあ、ただ入っている人数と波の数のバランスが取れていないので、いい波は取れない、ので少ししてから釣りに転向。

沖を一人で音楽を聴きながらトローリングしていると何人かのスタンドアップのおじさんやお兄ちゃんがとっても興味深そうに声をかけてきた。これで大きい魚がつれれば見せびらかせるのだが、残念ながら今日はボウズ、そろそろ帰ろうかなと思ったときにぐっと引っ張ったので、よしっと思ったけどなんとリーフにルアーを引っ掛けただけだった。何とかうまく取り外そうとしたけれど糸が切れてしまい終了。残念!

これだけではちょっと運動が足りなかったので、その後カイトビーチに行ってちょこっとストラップレスサーフィン、1時間もしないうちにオーバーになり終了。でも風はガステイーでなくいい感じで吹いていた。今日はツインチップにいい風だったかも。

8月2日 仕事DAY 3

今日も一日仕事、明日から波が入るということなので、その前にいろいろやっておいたほうが気持ちよくうににいけると思って今日もがんばったけれど、後半は3日間体を動かしていないことから欲求不満で全然能率上がらず。

友達に頼まれていたアボガドキーライムパイ(想像するのは難しいだろうが、実はかなりおいしい)、それに家のココナッツを削って作ったココナッツフレークでココナッツマカルーンを作ったりしていた。

ところで最近知ってびっくりしたことに、元プロスノーボーダーで一斉風靡したマイクランケットがパイアにあるスケートパークの管理人としてMaui Youth Centerで働いていて、マカワオにガールフレンドと住んでいることがわかった。いつでもパークに来てくれといわれていながら持ついつ延ばし延ばしになっていたが、昨日やっと会えた。全く変わっていない様子で、しゃべる方も昔のまんま、昔の無鉄砲だったころからはずいぶん変わったようだが、スノーボードでいろいろ無茶していたことで、腰や骨盤がひどいことになって一時期は歩くのもままならなかったらしい。それでもそのまま痛いままでいたのを意を決して手術し、リハビリして、またスケートやスノーボードができるようになり、健康であることの素晴らしさを実感しているという、腰が痛いあいだ自分が以下にハッピーでなかったかが今になってよくわかると本当にうれしそうに話していた。
そして今ではマウイの環境のせいもあるが、スーパーにいっても買うものに変なものが入ってないかチェックしたり、文句つけたりするらしい。
「昔はそんなことを言ってたテリエをいつも変人扱いしていたけどな、今は自分がテリエみたいなこと言ってるわ、って気がついたりする、とはいえ今はガールフレンドがいないからタバコかくれてすってるけどね、ははっは」

パークに来る子供達もみんな彼の皮肉やジョークに慣れてきて慕っているようだ。たくさんのキッズと交流しながら、パークでスケートしているランケットがマウイにいるのはなんだが不思議だけれど、とってもうれしい。
彼の仲間であるステイーブグラハムもカウアイに移住していて、テリエも今夏のあいだはカウアイの彼の家で家族と一緒に過ごしている。

昔のスノーボード仲間がどうしているか、だとか、雪の話ができてとても懐かしい思いでいっぱいになった。ここ2年ほど雪とはご無沙汰してしまっているが、当時の私はほんとに雪に夢中でスノーボードに真剣に取り組んでいた。はじめたころは1シーズンで太ももが32インチのジーンズしか入らないくらい筋肉がついたほど。雪山にいるときの気分、急斜面を前にどきどきする気持ち、滑った後の達成感、どれも忘れることはない。

2010-08-03

8月1日 Another day of work

鶏小屋をもらってきたのでそれを家のそばに設置。マングースやねずみが入らないように地面の部分をしっかりブロックしなくてはならないし、鶏が安心して卵を産める環境を作らないと産まないそうなのでまだまだ完成には程遠いが、鶏を譲ってくれる人を探して(カナハにたくさんいる野生の鶏は食べるにはいいけど卵は大して産まないらしい)近い将来家で新鮮で薬の入っていない卵を食べられるようになるかもと期待している。やっとヨガリトリートのための宿を見つけることができた、スタジオからも私の自宅からも結構近くてとても静かないいところ、後はシェフを決めるという課題が残っている。ものすごい数の、そして誰もがすごいキャリアを持つ人ばかりで、捨てがたい。一人一人がサンプルメニューを送ってくれるのだが、どれもおいしそうで読んでるだけでつばが出てくる思い。いつも料理を作ってくれていたゆりちゃんが今回はマウイにいないので残念だが、新しいシェフも素晴らしい料理で私たちを喜ばせてくれることは間違いない。

リトリートは9月18日から23日の4泊6日。そろそろ締め切りなので興味のある人はぜひ早めに連絡してください。(今回は宿を小さめのところに決めたので後一人か二人しか余裕がありません)
くわしくはwww.mauirainbowretreat.com にて。