2011-11-30

11月29日 オンショアウエイブセッション

昨日早く寝すぎたのか今朝は4時過ぎから目が覚めてしまった。他の住人はみんな起きてこないので適当に食べたり飲んだりしながらコンピューターに向かう。フランス人のジェレミーがコーヒーを飲みに行こうと誘いに来てくれたのですぐ近くのカフェへ。カボベルデはイタリア人観光客や投資家が多いのでイタリアンレストランがすごく多いジェラートやピザもそこここにあるのだが、コーヒーはおかげでおいしいのが飲める。

昨日よりは風が強そうなのでみんなでタクシーに乗ってカイトビーチに向かった。
カイトビーチはオンショアコンディションで、旅行者のカイトサーファーがここで乗るのが主流、でも正直言って、特別いいコンディションでもないし、私はオンショアは苦手というか面白いとあまり思えない。でも乗らないよりはいいので、出てみた。ここ数年9mのか糸を使っていなかったので使えるかどうか不安だったこともあり、ビッグウエイブが来てからそれを使うよりこういうリスクの少ないコンディションで試せるのはありがたいと思い、ちょっとオーバーかもしれないけど9mで出てみた。

9mはさすがに動きが遅いけど何とかなりそう。途中メリッサのストラップレスボードを借りて乗ってみたけど本とにボードに踏み込めない。でもこういうつまらないコンディションの中では何かしらできないことをやることで飽きないからいいかも。
午後になってローカルキッズたち登場、いやはや彼らのテクニックにはびっくり、こんなコンディションのなかでも度肝をぬくような、マウイでは見たことがな いような技を繰り広げる。ストラップもついてないサーフボードで高いジャンプやバックループを決めるのに足が板から離れない、吸盤でもついているかのよ う、ジャンプした瞬間に板を風上に向けることで風で板が足に押しつけられるになるらしいけど本とにやってみればどれだけ難しいことか良くわかる。それにスピード感のあるライディング、ないよりほんとに楽しそう!

何はともあれ、何十万もかけてここまで来てマウイでも出ないようなコンディションしか乗れないのはちょっと悲しすぎる。でもネガティブになってはいかん、こういう中で学べることがたくさんあるはずなのだと言い聞かせて毎日を過ごしている。


でもマウイ、波よさそうなんだよねー、と同じマウイ在住のジェシーとマウイの波情報サイトを見ながらため息ついたりもしてしまう。
波がはやく来てくれますように。

2011-11-29

11月28日 ささやかな誕生日のおいわい

(夕暮れのビーチ、ローカルキッズたちが楽しそうにサッカーを楽しんでいる)

今日も風は弱い、波は昨日ちょっと上がりそうだったのにまた落ちたらしい。私は人より早めに寝るので朝は早い、その時間にはインターネットの電波も結構いいことがわかったのでコンピューターに向かってメールなどやってしまう。お腹はすいているが怖くてろくなものが食べられないまま。起きて来たフロリダから来ているメリッサがヘルシーなGOBALLSというエナジーバーのような塊をくれたのでそれを恐る恐る少しずつかじってみたら、お腹はぐるぐる来なかった。

週末に空港でATMにスタックしたクレジットカードを取り戻すために今日は一人でまたもや空港へ。ローカルが利用するコミュニティーバンに乗って飛行場へ、うれしいことに今回は結構スムーズにクレジットカードが手元に戻ってきた。
帰りもヒッチハイクのようなコミュニティーバス(といってもトラックの荷台に乗り込むのだが)で帰ってきた。クレジットカードで無事現金を引き落とし、レストランでテイクアウトをし(もしも町で食べてお腹が痛くなったら怖いので家で食べようと思ったのだ)宿でのんびりしていた。
しばらくすると他のメンバーが海から帰ってきた。カイトビーチというオンショア気味のビーチで乗ってきたらしい、かなり弱く、つまらなかったみたいだけど私はもうどんな海でもいいから乗りたい!特に9mはここ数年使ったことがないから少し使ってみて大きなカイトになれておきたいのだ。夕食は私も大丈夫そうなので一緒にレストランに行った。下手したら何人かは自分の息子でもまったくおかしくない年の子達だけれどみんなまったく気にせず相手にしてくれる、それどころか結構馬鹿にされたりからかわれたり。
私と一番年齢の近いジェレミーはフランス人なのでコンスタントにからかわれる対象になっている。
それにしても彼も旅のキャリアが長いけれどフランスのアクセントがまったく抜けない、フランス人と大阪人は似ているのかも。
お誕生日のお祝いにケーキをくれようとしたけど、それでまたお腹を下しちゃったら大変だーっということで帰り道に小さなアイスクリームをご馳走になった。誕生日のことは黙っていたんだけどフェイスブックで知られてしまったのだ。ここ数日からだの具合もいまいちでしんどかったけれどみんなの親切に励まされ、今日はずいぶん良くなった気がする。みんなありがとう。

そろそろ人生も後半戦、これからの反省も前の半分と同じくらいめちゃくちゃ充実させて、そして前半ほど人には迷惑をかけずに、好きな人と過ごし、好きなことを追求できたらなあと思う。

11月27日 Surf safari

(Mitu and Djo,二人で共同経営でカイトスクールをやっている、とってもナイスガイで6ヶ国語しゃべる)

朝7時にローカルチャンピオンミツからモーニングコール。8時半に宿に迎えが来る。
彼もここのところ忙しくて前々回とができていないらしく、今日しか休めないので、やる気満々、でも波はあまりないらしい。
まずは大会が行われる予定のプンタプレタに行ってみるが、まったく波はないので次の目的地シークレットスポットへ。シークレットと呼ばれて入るがみんな知ってるところらしい。ジョッシュアングロはリトルホキパと読んでるとMituがいっていたけど確かにプンタプレタほどオフショアでないのでマウイっぽいコンディション。私には乗りやすいかもしれない。とはいえかなり弱くて難しそう、そのうえ風下に下ってしまったら帰ってこれるビーチがない。(シークレット)
まずはミツが出て行ったけれど彼は本当に上手でカボベルデでのコンディションを熟知している。だから彼が乗れたとしても私たちが乗れるとは限らないことはわかっていたし、白波一つ見えないので私はちょっと様子を見ていた。どうにも乗りたそうなオアフから来ているフィリックスとカリフォルニアのベアーは無理やり出て行ったけど結局フィリックスは風下に流されベアーはカイトを落として波に巻かれ岩場から上がった。出てみたかったし人よりは小柄なので走るだろうけど大きなカイトを使ったことがないのですごく不安。でも出なくて正解だった。

その後もいろんなところを回ってみるけれど結局どこもだめ。いったんサンタマリアまで帰ってきてランチ。ぺペロンチーノを食べてもう一度プンタプレタヘ。波はほんのちょっとだけサイズアップ、でもここは岩場で割れるのでサイズがないと割れた瞬間岩場という感じでとても危ない。先ほどのシークレットスポットよりも風がない状態だったけれどミツとジェシーはセッティングをして出て行った。はっきり言って完全なるオフショア、そしてた分5mくらいしか風はない。10mのカイトで出て行ったけどパンピングしてもプレーニングはまったくしてないしオフショアなので岸になかなか戻れない。そんななかでも無理やりセットの波(頭ちょっとはあるのだが、それでも小さすぎて岩の上で割れる感じ)にミツは何本も乗った。ジェシーは1時間半くらい苦労してやっと一本何とか乗ったけれど二人ともカイトを落としたり流されかけたりしてやっとの思いで帰ってきた。あんなに上手なワールドチャンピオンたちで大変なのだからとても私が出られる状況ではない。

今日も一日なんとなく具合が本調子でなかったのだが、お昼を食べたら昨日と同じくらいお腹が危険な状態になってきた、かといってプンタプレタニはトイレはない。ラッキーにも一見ビーチの先のほうでレストランをやってるところがあったのでそこまでなんとかこらえてトイレを貸してもらったが、このお腹の菌はいったん下しそうだと思ったときにはホールドできないほどで大変。本気でもうだめかと思った。(プンタプレタ、スタンドアップもタイミングをいてすぐプルアウトしないとそのまま岩場に乗り上げてしまう、でも乗りたいなあ)

夜はどこかにディナーに出てまたそんな状態になったら怖いので家で休んでいた。隣の宿でマウイから来ているベジタリアンのパトリがマウイから持参したビーンズとライスを料理していると聞いてジェシーが私にも分けてくれるように手配してくれたので、ちょっとだけもらいに行ったけど、食べて10分もしたらまたお腹がぐるぐる、あわてて自分の部屋のトイレに戻ってきた。

これじゃあ怖くて家から出られない。気分が悪いわけではないのでお腹はペコペコなんだけどなあ。
なんだかこれでもか、これでもかと困難が押し寄せてくる。根性つけるための旅だったんだろうか?

2011-11-28

11月26日 選手続々カボベルデ入り

(カボベルデの漁港というか桟橋、ここで魚が売り買いされる)
電話ひとつするのにも一苦労しながらやっと荷物が飛行場に着いたことを知り、飛行場へ。
飛行場に行くにはタクシーを使うと12ユーロ、でもコミュ ニティータクシーとかを使えば1ユーロだといわれて町のはずれのいわれた場所に立っていたら、トラックがうあってきて止まるのでそこにいたもう一人のローカ ルの女の子と一緒に乗り込み、エアポートと告げた。彼らはそのまま町の奥のほうに車を走らせていく、いろんな路地をくねくねと入っていくので、「この人た ち私をどこに連れて行くのだろう」と心配になったけれど、要するにトラックがいっぱいになってから行かないと割があわないからお客を探し回っているらし い。結局2回くらい町を回ってから出発。

飛行場の近くで車が止まりボーっとしているとみんなが私を見てる。飛行場の中には入らず道沿いでオ率システムらしい。あわててありがとうとお金を渡すとみんな笑って走り去っていった。
何もわからないところでいろいろ行動するのは大変だけどそれだけでひとつのアドベンチャーだ。

飛 行場についてバゲージクレームにいくとセキュリティーのお兄さんが、あー担当の人が今いなくなってしまってというので「わたしのアンラッキーはまだつづく のかー」と悲惨な気持ちになったけど、「5分で戻ってくるはずだ」というのでほっとした。「あーよかった5時間したら戻ってくるなんて言われたらどうしよ うかと思った」といって、とりあえずは空港内になるATMを目指してお金を下ろそうとしたと。ところがカードを入れたはいいが、スクリーンがエラーになっ て動かない。
担当の人に行って何度も見てもらってやっとカードが戻ってきたけど、もう一度入れたらまたスタック、もう今度はここではやるまいと隣 のATMにトライ、するとこちらでもカードが入ったまま戻らない、その上無人ブース!セキュリティーの人に話しても同情する顔を見せるだけでどうにもなら ないよという。結局月曜日にはたぶん取り出せるからもう一度来るしかないという。

荷物がやっと戻ってきたと思ったら今度はカードがなくなってしまった。
帰りは普通車のタクシーにおじさんが無理やり荷物を積んでくれ、宿まで戻ってきた。

腰の痛みがなかなか直らないのでマッサージを頼み、宿の住人3人ともマッサージを受け、その後私はお腹の調子が悪くなったので夕食はスキップ。
困っ たことに別に何も食べていないのに、ホールドできないほどの下し方。そういえば前回ここに来たときもそうだった。お腹が痛いわけではないのだが、下痢が止 まらず、結局歯を磨くときだけ水道の水を使っていたからだということがわかり(飲んでいたわけではないのに)考えてみたら今回もやっていたのでお腹を壊し たみたいだ。

アフリカ珍道中はまだまだ続く。

2011-11-26

11月25日 祥司君に遭遇!

(what a surprise! まさかこんなところで日本人にそれも友達にあえるとは!!)
朝4時ごろ目がさめる。別に波があるわけでもなく、道具もないので早起きしてもいいことはないのだが、眠れないのでそのまま起きる。反対にルームメイトの二人は夜遅くまで起きていたようでお昼前まで起きてこなかった。一人で町まで出て買い物などをすませる。

町といっても15分もあるけど街が一周できるほどの大きさ。観光地ではあるのでレストランは多いけれど、まともなスーパーはない。
友人のサーフショップは5年前よりずいぶん立派になっていて、その上、街のメインストリートに写っていた、そこで友人と話をしていて、ふと入り口を見ると、なんとそこに宮崎に住む小椋祥司君が立っていた。
あまりに思いがけず、何がなんだかわからなかったけど、お互い、えーなんでこんなところにいるの?とびっくり。もうずっと会っていなかったし、20年位前にウインドの学連で知り合ったのが始まりでその後ウインドの大会などで一緒になったけれど、彼は数年前から宮崎に戻り、今では海の前にキャンプ場などを経営したりして家族ですばらしい生活を送っている。奥さんの実家がイギリスで家族で戻ってきているときに、前から来たかったカボベルデに一週間だけ一人できたのだという。

残念ながらコンディションはいまいちだったけれどイギリスからだと結構チャーター便などで安いものがあり気軽に来れるようだ。
それにしても日本の反対側のこんな小さな島、それもほんの10分ほどの違いで会わずに通り過ぎていたかもしれないのに、この偶然に感謝。(右の人の名前はジャウール、初めてカボベルデに来たのはなんとプロウインドサーファーの古矢さんとでカメラマンだったそうだ、その後ここ人住むようになったそうだ)
その後二人で桟橋まで行ってローカルの釣った魚を見たりしたけどすごかったのは潜ってスピアで取ってるか時期やマグロ、あんな巨大な魚をスピアフィッシングで取るなんてほんとにすごい、もうひとつすごかったのは魚の値段、巨大なマグロをその場でさばいてくれ、それを巨大な切り身4,5本にしたものが15ユーロくらいで売られていた。あー私も白いご飯とこれを刺身で食べたい!
ショージとは夕食の約束もしていたのだけれど、ちょっと遅れてしまったら会えずじまい。お互い電話もないのであえなければ仕方がないねといっていたからそのまま一人で食事。今日はマグロのカルパッチョ、これも新鮮でおいしかったけど、どちらかというとパンでよりご飯で食べたかった。

その後クリスティンとジェシーもやってきたので、食事に付き合っていたら、クリスティンがカルパッチョを頼んだら、パンがなくなってしまい、ご飯の大量に持ってきてくれたー、あーそっちのほうがよかった!と次回頼むときはそう頼もうと心に決めた。

どこにいったかわからなくなっていた私の荷物は見つかったらしく明日とりに行く予定。後は波が上がるのを待つだけだ。

2011-11-25

11月24日

朝方近くまで仕事をしていたクリスティン、私が目覚めたときはとっくに起きてまた仕事をしていた。彼女は何年もワールドチャンピオンだったカイトボーダーで今でももちろん現役だが、今回のツアーのオーガナイズもしていて、カボベルデの大会に関してはカボベルデのお国柄なのか、いろんないい加減なスポンサーや協力が急に降りたり、約束していたことがされていなかったりでほんとうに大変そう。

モーリシャス、ペルーと大会をやってきて、大会の成功はとにかくローカルオーガナイザー次第だということがわかったといっていたけどカボベルデでその訳にいたはずの人はアフリカのどこかに行ってしまったらしく連絡がつかず、選手が泊まる筈のホテルは工事が進まず電気が入ってない状態。っメインスポンサーのはずのカボベルデの投資会社は一銭もお金を出してくれないなど大変な上に、準備をするスタッフがいないので一人で全部抱えている。

それでも笑顔を絶やさず、そして寝る間も惜しんでがんばってる、ほんとにすごい、飛行機が思うように動かず自分の荷物が届かないくらいで泣いてちゃいかん、と彼女を見て反省した、とはいえ荷物がないとここに来た意味もなくなるので、ネガティブに考えずにポジティブにできるだけ早く届くことを信じてクリスティンのようににこやかにやろうと思う。


クリスティンの貸してくれたシャツとショーツとサンダルでジェシーと町まで歩く、5分くらいで町に着き、浜辺で安いツナサンドを食べて散策。

その後ジェシーは荷物をとりに空港までいき、私は食材を探し回ってから宿に戻った、結局大きなスーパーは見つからないまま帰ってきたら泊まっている建物の中に小さなお店が入っていてそこで基本的なものは買うことができた。灯台下暗しとはこのこと。


午後は眠気が襲ってきて昼寝、その後また夕食に出かけておいしいマグロステーキを食べる、少な目かもしれないがこれくらいが量的にもちょうどいいし、安い。友達のジェロームのお店にも顔を出し、着る服をいくつか買い込んだ。
とりあえずカボベルデ第一日目は無事すぎたし、腰の調子もありがたいことによくなってきた。

波のない間に荷物や体調を取り戻してしっかり準備したいな。

11月23日 The worst travel day

ロンドンに到着するの便は遅れ、リスボン行きの飛行機に乗り遅れる。でも違う便に替えてくれ、ランチクーポンまでくれたし、リスボンでは朝の9時から夜の9時までレイオーバーだったので、まあいいか、とつかれきった体を何とか休めようとしながらインターネットをしていた。

最後のチャンスと思い大きなサラダを頼んで(カボベルデは砂漠なのでやさいがあまりしんせんではなかった)さあ,行こうと思ったら飛行機出発はあと3時間遅れるとのこと、そうなると結構ぎりぎり、その上に持つがリスボンでいったん空港から出され、ピックアップしてそれをまたチェックインしなくてはならないかもしれないといわれているので本当にぎりぎり。

出発時間からさらに送れること30分ほどやっと出発。

リスボンについてまず乗り換え窓口まで行ってみるとそこにたどり着くまで延々10分くらい歩き、やっと行くと、ものすごくつめたい対応で、ここではそれはできない菓子、乗り遅れても私たちは何もできないが、荷物を取るためにイミグレーションを通ってチェックインするしかないと融通がまったく聞かない、ここで、乗り遅れたら大変なのに、と泣きそうになりながらまたもと来た道を必死に早歩きし、イミグレーションに並び、荷物を取るだけのために入国、ところが、バゲージクレームのどこにも荷物がない、さらにまた並んで荷物のクレーム窓口で話をすると、最初はかなりつっけんどんで、タグが自社の荷物タグでないのでトラッキングができない、(飛行機が遅れたせいで最初に乗る予定だった航空会社のものでない飛行機に乗ったため)からうちでは責任は持てない、かといって最後に乗った航空会社にクレーム出すのが通常だからアメリカン航空では対応してくれないだろうとか、結局私が何もできないようなことをいわれてしまい、腰痛を押してここまで来て、道具が何もなければ何のために着たんだろうか、と本気で泣きたくなってしまった。やっぱりくるべきじゃなかったんだろうか、腰を痛めたときにさっさとくるのをあきらめたほうがよかったんだろうか、と考えてしまった。そんなやり取りをしているなかでも窓口にお兄さんはいろいろ電話をしてくれ、何とかその航空会社で荷物を探してくれることになった。

そして新たな問題が判明。よりによって明日はポルトガル中がストライキで飛行機が一本も飛ばないらしい。というわけでもしも明日荷物が見つかってもカボベルデまで届くには早くても日曜日になるという。月曜日にマウイを出たから結局1週間かかってしまうというわけだ。それでもまだ見つかればいい。見つからなかったとしたら、いや、そのときのことは考えたくない。またろくに乗ってない長年の説得でシェイプしてもらったジミーさんのカスタムボードがあたまをよぎった。

通路を隔てて隣に座ったイタリア系の好々爺がまえの席にいるたぶん1819くらいのカボベルデ人らしい、黒人のとってもぴちぴちしたかわいい女の子に声をかけているうちにどんどん押しが強くなり後ろから髪の毛を触ったり、さりげない振りして(でもぜんぜんさりげなくない)手に触ったり方に寄りかかったり、話をするときもどんどん近づいていたりするのを眺めて、そのいやらしさに気分が悪くなるのを我慢しながら数時間必死に眠ろうとしていた。


カボベルデに到着したのは12時半ごろ、イミグレーションでは真ん中へんに並んでいたはずなのになぜがいた場所が悪かったのか、周りのイタリア人やロシア人の押しが強く出どんどん前に入られてしまってるうちに最後になってしまい、そのうえ、荷物がなくなったことの申し込みをするのにさらに並び、すべてが終わったときには夜中の3時ごろだった。


クリスティンが手配してくれていた迎えの人はずっと辛抱強く待っていてくれ、載せる荷物のないトラックで町まで。宿にたどり着くともう一人ブラジルからのカイトボーダーが入り口で途方にくれていた。誰も出てきてくれないのだという。ドライバーがいろんなところに電話をしてくれているうちにクリスティンガ入り口まで様子を見に来てくれたからよかったものの、入り口から部屋に鳴らすベルはいくらおしてもまったくなっていなかったらしい。

というわけで何とか体だけはカボベルデにつくことができた。最後の飛行機に乗れずにそのままストライキに巻き込まれて2泊もポルトガルにスタックしていたら、ほんとに泣きながら家に帰ってしまおうとしたかもしれない。

いろんな旅をしてきたし、荷物が出てこなかったことも多かったけど今回は腰痛もあってかなり限界のサバイバル移動だった。

手荷物にはニューヨークの空港内などの寒さ対策でダウンジャケットやフリースのみ、歯ブラシなどとコンピューターがあるのみ、その上、今回に限ってUGGブーツなんてはいている、常夏のカボベルデなのに!まず明日はゴムぞうりや着替えを買うことから始めるしかない、そしてギアが一日でも早く見つかりますように!

そして早く今日一日の悪夢が笑い話になりますように。

2011-11-23

11月22日 マウイーLAーニューヨークーロンドン

マウイからLAの便は去年のワールドチャンピオン、19歳のジェシーリッチマンも一緒だった。言うまでも泣く彼もカボベルデに行くのだが、彼はボストン経由。どちらのルートにしてもため息が出そうな移動。でもありがたいことにLA についてから次の便までの待ち時間を彼がゴールドメンバーのおかげでVIPルームですごすことができた、フリーWIFI,飲み物、スナックや朝食、果物など自由にもらえるし、広々としたスペースでイーメールなどのチェック。

その後ニューヨーク行きの便に乗る。移動の半分近くクリア。腰は痛いけれど今のところひどい状態にはなっていない。それにしても気温27度から4度に一気に変わるのはかなりつらい。


11月21日 旅立ち

昨日の風は暴力的なガスティーコンディション、ニューボードが試したくって無理やりレインズで出たけど腰に悪いコンディションであったのは確か、ちょっと乗って板の感じがわかったら(結果は最高)すぐ上がってきて腰を痛めないようにしたのに、安心して夜シャワーを浴びていたと気、足を洗おうとかがんだあとに立ち上がろうとしたとき、急に腰にごきっと痛みが走った。完全なぎっくり立ったらほんとに動けないけれど、それほどではない、しかし確実に背骨の下の辺りがずれたような感覚。あーやってしまった、それも出発直前なのに。何とか動けないわけではないので明日まで安静にして寝たけどいつもそうだが良く長のほうが腰は痛くなる。

それでも動けないわけではない、が、パッキングや物を運んだりするのはとてもつらい。何とか出発を大会ぎりぎりまで延ばすことはできないか問い合わせてみたけどそれもできず、いつも行く整体の先生のところで長い時間かけて直してもらい、かなり楽になった状態にまではなった。

もって行きたかったスタンドアップはパッキングするのさえ厳しく持っていくことを断念し、会とのギアだけパッキングし、運ぶのは手伝いに来てくれたかおるちゃんと靖君に頼んで、飛行場へ。

こんな状態で出発するのは本当に不本意、そういえば去年も直前に腰を痛めて(そのときは今回よりも重症だった)グランドキャニオントリップを現地まで行っておきながら断念したのだった。これらの出来事は何か意味があることに違いない、と思いながらもとりあえず出発。向こうに行ってから1週間あるのでそれまでに何とか体を元に戻すしかない。ただマウイを21日の今晩出発して現地に到着するのは24日。その間の途方もない飛行機での時間は腰痛にはかなり大変なこと、サバイバルな移動になりそうだ。

マウイからLA→ニューヨーク→ロンドン→リスボン、そしてそこからカボベルデ。もう一度どうしても行きたいと思っていたあの場所に向かう。


2011-11-21

11月20日 Super gusty wind

(ニューボードとプロダクションボード、同じ長さだけど、幅、厚さ、重みなどが違う、小柄で華奢な私用にかなりぺらぺら)
昨日だらだらしてしまったので今日は朝から少し気を引き締めて行動開始。
まずパッキングをしたり道具のチェックをしたり、その後ヨガクラスにいって無理しない程度にプラクティス、とっても気持ちがいいんだけれどやはり腰にちょっと負担を感じる、そして練習していないから体が硬いし、パワーもないし。

ジミーさんから念願のボードが仕上がったという電話があったのでランチの差し入れを持って工場までピックアップに。カスタムらしい深い赤色のボードで、ぺらっぺらの薄さ、持った感じがぜんぜん違う、薄くて細いのに重さは思い、まきを強くしてもらって強度をアップ、そして少し重いほうがバンピーナマウイに海面とかではいい気がするのだ。だからトウインボードに近い仕上がりになっている。
(ボードの写真をiPhoneで撮ろうとしたら、なれてないので画面に自分の顔が出てきてびっくり、横にいたかおるちゃんまでおんなじ顔して笑ってる)

ちょっと波があがっているので風がガスティーなのはわかるのだが、やはりレインズで試し乗りをしたい。でもこのガスティーな風で、リーフで突っかかってボードに傷をつけるのもいやだ。
ありがたいことに靖君とかおるちゃんが見ていてくれたので、カイトが落ちたりしたときも手伝ってもらったりサポート体制を作ってもらえ、無事にリーフを越えて沖に出た。

出たはいいけどやっぱりものすごいオフショアガスティー。これでビッグウエイブだったら絶対出ないけどまあ波は小さいのでごまかしながら乗ってみた。ボトムターンのドライブは最高、上にぐいぐいのぼっていく感じがある。途中あまりにオーバーで、スピードを出すとフィンがおおきすぎて、引っかかる感じが何度かあった。考えてみたら大男のバッキーやディランが使ってるのと同じサイズのフィンなのだから大きすぎるに決まっている。今までの私のカイトボードも子供用のフィン戸かどっかで見つけた小さなものを大事に使っているのだ。というわけで急いでハイテックに小さめのフィンを探しに行った。けど結局なくて断念。
でも家に子供用のフィンで前の板に使っていたものがあるのでそのサイドフィンが使えるのではないかと思い出した。

カナハもみてみたけど帰るフィンもないし、このガスティーの中また出る必要はないと思って帰宅。帰り道にもう一度ハイテックに寄り、フリースタイルの防水、ストップウオッチつきの時計を購入、というかかおるちゃん、靖君からのプレゼントのギフトカードで買わせていただいた。感謝感謝。

2011-11-20

11月19日 Ended up doing NOTHING

朝いい感じで目覚めたのに時間をだらだらと使ってしまった一日。

出発の準備でカイトボードのディングリペア、そしてパッキング、それをしながら部屋を掃除したり、物置にある古いものを出してきたり。

11時ごろカリフォルニアのタホから家族で来ている友人が遊びに来てくれた。去年あったときは3人家族だったのに、今年は4人になっていた。彼は今年ちょうど震災のころにとてもつらい経験をした。彼の弟の奥さんと子供が全員私用の小型飛行機に乗っていてクラッシュし、全員なくなってしまったのだ。
当時はかける言葉も見つからなかったけれど、「人間とは強いもので、前を見て進んでいくもんなんだよね、弟もほんとに前向きにがんばってるよ」といっていた。私も人間の強さ、とても耐えられないような困難や悲しみが降りかかっても前に進んでいく人たちを東北でたくさん目にしてきたからよくわかる。

その後ボードの試乗をするかカイトビーチでタック練習をするか迷っていたが、だらだらしていたらもう3時ごろになってしまイ、一日が終了。
こんなんじゃいけない。明日は出発前日なのでがんばってフル活動して今日の挽回しなくちゃ。

2011-11-19

11月18日 ストラップレス練習

なんだかすっかり波もなくなり、風もいまいちのマウイ、去年もおととしも8月末くらいから結構なサイズの波が来て、10月11月は怖いくらいのサイズやフキパのクローズアウト級が結構来ていたのに、今年はまだ一度も来ていない。まあこの2年間は特別いいコンディションだったので、それが今年も同じわけはないだろうけど、それにしても今年は波が来ない。日本が寒くなって雪も降ってるようなのでそろそろくるとは思うのだが、私は2日後には出発なのでちょっと遅すぎ。結局何とか腰は治ってきたけど、カイト自体の練習はまったくしないままアフリカ行きということになりそうだ。ニューボードも何とか出発には間に合いそう(と信じている)だけど、行く前に試すことは無理そう、何よりかなり薄いのでグラスがしっかり硬くなってから乗りたいという気持ちもある。

カボベルデにはカイトの大会のために行くのだが、スタンドアップを持っていくかどうかで悩んでいる。大荷物になるし、最近の飛行機会社は重量なおお荷物に本当に厳しく、ものすごいお金を請求してくる。だけど、向こうで、前回言った時のように今まで見たこともないようなグレードの高い波が万万来ていて、自分のボードで乗れないのはつらい、でもレンタルボードがないわけではないのでそれほどの波でなければレンタルで済ませたほうがずっとお得。今のところ残念ながら天気予報では私が行く直前にものすごいよさそうなうねりと風で、私がついた日から波がなくなり、その後も来る予定がない。うーむ。でもいい波に乗れることを信じていようと思う。

5年前に行ったときから必ずもう一度訪れたいと思っていたカボベルデ、極上の波とにこやかでハングリーで上手だったローカル、あれからずいぶん開発が進み、ものすごい工事だらけらしいけどそういうところが変わってないといいけどな。

さて今日は結局カイトビーチで少しだけストラップレス。靖君とかおるちゃんもがんばって練習していた、かおるちゃんはジャイプ、靖君はタックの練習をしていて、それに刺激されて私もタックしてみたけど結構難しい、でもジャイブも最初は難しかったら毎日50回くらいやってればできるようになるのかな。これからはフラットなときはこういう練習もして地道に上達を目指そう。何事も地道な練習が大事だからね、と自分に言い聞かせる。わかってるのについついおいしいところだけほしがってしまう。

11月17日 Dinner with Friends

体の調子はかなりよくなったというものの、まだ100%ではなく、朝起きたときの体の節々の痛みやだるい感じ外野になってしまう、まだたまに咳もでる。この風邪はしつこいぞと脅かされていたけど本当にもう1ヶ月になるからしつこさではぴか一かも。

カイトビーチまで見に入ったものの時間にも余裕がない上にまったく波がなかったのでいまいちモチベーションがあがらない。でも少しは乗って体を作ったほうがよかったかな、とちょっと反省、明日は同じコンディションでもちょっと乗ろうと思う。

夜はマウイマリオーシャンジュエリーのまりちゃんのお宅でお好み焼きディナー、といってもみんながほかにも持ち寄りでおかずを持ってきて、豪勢な夕食に。大阪の靖君、かおるちゃんが作るお好みは本当においしくて毎年マウイで作ってもらうのだけれど、完全に食べ過ぎてしまい、おなかが痛くなる直前だった。最後にはアップルパイに太いキャンドルを突き刺したバースデーケーキまで出てきた。私の誕生日はまだ先なのだけれど来週から私がいなくなるので祝ってくれたので、みんなありがとう。
エステティシャンのあっこチャンはまりちゃんが買うだけ買って使っていなかったエステの機械を使って私にフェイシャルをしてくれた。顔の半分だけまずやったら確かにやったほうだけ顔が引き締まったとみんながびっくり。ちゃんと手入れしたらあっこちゃんみたいにサーフィンしててもきれいな肌でいられるのかなあ。少しはやったほうがいいとみんなに言われてちょっと反省。

それにしても気心知れた仲間との夜はとっても心地よく苦しいおなかを抱えて帰宅、そのまま就寝、早速顔洗わずに寝てしまった。

2011-11-17

11月16日 No waves and strange wind

(もうすぐ仕上がりそうなボード、ぺらっぺらの薄さに仕上がった)
とうとう波もほとんどなくなり、風はかなり弱い。今日は波がなくてもカイトの練習をしたいと思っていたけど風がなさそうなのであきらめた。

アフリカ出発までもうすでに1週間をきっているのにぜんぜん準備ができてない。平気かなあ。
ジミーさんのところに行くと私のニューボードが作成途中だった。とってもいい感じ、ただいままで以上に薄くできているのでパフォーマンス的には良くても強度が大丈夫かなあと心配になったので重くなってもいいからクロスの巻きをとにかく多くして強度を上げてほしいと頼んだ。

午後は家の不必要なものの整理と鶏の世話。何年も同じところに済んでいるとどんどん物が増えていく、そのウエ貧乏性なのでついつい捨てられずにいるものが多いけどこの際今年は一気に物を減らしてしまおう、と思う。

どこかで使わないものや必要ないものを無駄に持っているとその分の隙間に新しいものやいいものが掃いてくる隙間ができないので良くないと書いてあった。どんどん隙間を作るといいチャンスや新しい世界も開けてくるかな?

なんだかほんのちょっとジムに行っただけなのに太った気がするのは気のせいだろうか?足が太くなった気がするし、夏にはいていたズボンがきつくなっていた。

2011-11-16

11月15日 Fun waves at Sand Piles

昨日おとといとイーストスウエルのためにサンドパイルズがいいとは聞いていたのだが、ちょっと遠いので行かずにいたけど今日は早起きして出発。
昨日よりはサイズダウンらしいけど十分楽しそうだしとってもクリーン。メインピークはサーファーが多かったのでらんディーに聞いていた300mほど右手にいったところにある小さな湾までパドル。そこにはらんディーとジュニアの二人だけ、波はセットで頭くらいしかないけれどクリーンだし、とても楽しい感じの波、途中でオリンピックの水泳選手だったというキャシー、そしてスタイルマスターのケントも加わり、ほんとにいい雰囲気で波をシェアできた。こういうメンツで毎日やれたら最高なのになあ。

この場所は前から聞いてはいたのだが今度はもうちょっとサイズがあるときに来てみたいなあ。

まだ病み上がりなので体力がなく2時間も漕いだらもうくたくた。ビーチに上がろうとしたそのときにこけて浅瀬の岩等に出足を切ってしまったので午後のカイトはやめて、ジムでストレッチ。横でストレッチしていたヤワそうなお兄さんが前屈の体制のまま腕だけで体を持ち上げその体制からハンドスタンドにもって行き、その後両足を開いてバランスをとりながらゆっくりワンハンドスタンドをしているのに仰天。あんなの見たのははじめてかも。見かけによらないものだなあと感心した。それに比べてごつごつ筋肉質で強そうなのに怪我したり風邪ばかり引いてる私も見かけによらないかも。

11月14日 Glassy morning

体調はずいぶん良くなってきているのだが、腰がもう一息良くならない、その生なのかなんとなくモチベーションも上がらず、海に行くのにも腰が重い。何かひょんなときに語きっとやってしまいそうな感じがあって怖いのだ。
でもここ数日朝風が弱いのでサンドパイルがいいとのレポートを受けて出発。フキパを通りかかるとこっちもまだ吹いてないし波もそうないので人が少ない。クアウやレインズにはほとんどサーファーがいないのでサンドパイルまで30分かけて車を走らせるより今すぐこっちでのったほうがいいかなと思い、ここで乗ることにした。
波自体はそんなに良くなかったけどこれだけサイズが小さくなると(そのウエイーストスウエルなので)普段はダンパーなレインズでもたまにライトの波が割れる。ただし沖に出るときにカレントはほとんどないので波が大きいとダメ。今日は楽しく乗れた。そのうえレインズからノリエガズ間での広いエリアにスタンドアップは二人だけだったのでやりたい放題、やっぱりすいているのは楽しい。

昼間はちょっと仕事をして、夕方整体に。何とかして腰をすっきりさせたいという気持ちでお金はかかるけどいくしかない。治療を受けたあとはすごくすっきりして血の巡りがいい感じで腰の針も少なくなって炊けど、夜中にまた痛くなって目が覚めてしまった。
何をするのが一番腰のためにいいのかな?精神的なものからくることが多いらしいから気にしないのが一番なのかな?

2011-11-14

11月13日 再びレインズ

朝目覚めたら風が吹いていない!もしかしたら久しぶりに波乗りにいけるかも、と思ったのに、だらだらしていたら7時前になってしまった。結局見に入ったもののワイルク方面までいく時間がなく、クアウで出ようと思ったら車が止められず、かといってタバルスから見たところはいまいちのコンディション、もうすぐ風が上がってきてしまうだろう、と自分で勝手にモチベーションを下げ、結局出ずじまい。せっかく風がなかったのだから30分でも出ればよかったなあ。

8時半から9時過ぎまでジムで時間をつぶし、ストレッチー、その後ジミーさん宅へ。ジミーさんはベトナムから帰ってきたばかりで、カボベルデに間に合うようにカイトをボードを作ってもらうために細かいところの相談。すでに大まかなシェイプはできていて、かなり小さくて薄い感じらしい、いいぞいいぞ。
とにかく重くてもいいからクロス巻きを多めにして強くしてほしいと頼んでおいた。

10時半ごろレインズにつくともうすでに何人かがスタンバイ。波はちょっとサイズダウン、風も弱め、でもすぐあがってきそうだったので7mをセッティング。9mをはって出たTimがアンダーながらも乗っていたので私も出て行った。風邪のアップダウンはあったけれど波のサイズが昨日ほどないのでプレッシャーもなく、ずいぶんの間Timエリオット、そして私の3人で貸しきり状態、乗りたい放題だった。風もオフショアなんだけどうねりも東うねりなのでこのマッチングだとサイドショアのように乗れて結構楽しい。久しぶりに思い切り乗れて波も突っ込めるサイズだったのでいい練習になった。
けれど後半は顔見知りじゃない人がたくさん出てきて、慣れてないようなようすで乗っていたのでちょっとこわかった。カナハでもそうだけどレインズでは特に誰かが波に乗っていたら必ずその人のことを見て、アウトに出て行く人が避けないと。

2011-11-13

11月12日 Fun Kanaha session

朝からざーざー降りの雨、にわとりたちも雨漏りがひどい鳥小屋で惨めな姿で個や柄出してもらうのを待っていた、ごめんね、数日中に屋根直してあげるからね、といいながら出してあげたけど、最近みんなちゃんと小屋の中で卵を産まない。でもどこに生んでいるのかが見つからないので、ここ数日唯一木の上に生んでることがわかっている一羽の卵以外はすべて行方不明。

レインズに行くと昨日よりもちょっとだけサイズアップ。でも風も昨日よりちょっとだけガスティー度が増していた。波の間でふわふわっとカイトがおちかけてるのを何度も見て、リスクをかけて緊張しながら乗る気になれずカナハに向かう。予想通りめちゃくちゃ混んでいたけど、風はレインズとは比べ物にならないほどいいし、何よりリーフもなく、いざとなっても長距離泳いで岩場に上陸、という心配がないのが気楽。
でも出てみるとほんとに見ていない人が多くてその上混雑しているので波より人がめちゃくちゃ怖かった。
これくらいの小さな波でも人さえいなければストラップレスの練習になっていいんだけどなあ。

途中かおるちゃんが乗っているのにも遭遇。トウサイドでずっと乗っていても安定していていい感じ。
2時間ほど乗ったあとパイアでトレーシーと待ち合わせ、お互いの近況などいろいろ語り合い、また撮影の相談などをしながらコーヒーを飲んだ。
先週彼女はAthelets for Cancerというキャンプの撮影を頼まれて仕事をしていたのだが、すごくよかったと話をしてくれた。そのキャンプに参加している人はどの人も、十度のがんを乗り越えた人、あるいは治療中の人ばかりで、参加者同士はまったく初対面,10代のティーンエイジャーから40代の人までと年齢もバックグラウンドもいろいろだけれど、がんで本当に大変な経験をしているというのが共通点。だからこそ会ったとたんに心が通じる友人になれる。
みんな本当に心からマウイで海や自然の中で暮らす時間を喜んでいて、毎晩キャンプファイアーをして夜空を見ながらビーチで寝ながら語り合っていたそうだ。

ある少年はお母さんに電話したところ「あなたがそんなにハッピーなの聞いたことがないからそこにずっといるといいかもね」って言われたよ、といって喜んでいたらしい。
生や死に直面したとき、私たちは本当に大事なことや必要なもの、真の幸せについて真剣に考えるのかもしれない。そして一瞬一瞬を大切にすること、そして小さなことに感謝する気持ちが生まれるんだろうな。

本当は死に直面しなくてもそうあるべきだけど。そういられるようまめに自分を振り返る努力は忘れないように使用ね、とトレーシーと言い合って帰ってきた。
それだけのことだけどなんだかとってもいい夕暮れ。

2011-11-12

11月11日 11.11.11

今日は珍しい11年11月11日、ついでに11時11分も意識してみた。
その後レインズをチェック、波はサイズアップ、イーストスウエルでダブルくらいはある。風は昨日同様雨と雲のせいでアップダウンが激しそう、でも完全になくなってしまわないなら今日はちょっと無理してでも出たい。
すでに出ていた人が結構波はいいというので7mをセッティングしてアウトへ。ちょっとオンショア気味で風が弱いためウインドサーファーにはアウトに出にくいコンディション、そしてサーファーにはぐちゃぐちゃ過ぎる、こんな日は珍しいのだがこういう日は朝フキパでカイトができることもある。一人カイトがすでにフキパで出ていたので私も迷わずフキパヘ。
ウインドで出ていたのはグラハムとリーバイだけ、その上二人ともあまりは知っていなかったので邪魔にはならないだろうと思って結構何本も乗らせてもらった。

イーストスウエルはクリーンではないがウエストスウエルのようにクローズアウトしない。特にレインズではこの向きからのうねりが一番いいのだ、それにパワーもあまりなくてほれすぎないのでサイズが合ってもそれほどプレッシャーにならないから私向け。でもここのところずっと波に乗っていなかったのでなかなか攻められない。
そんな感じで乗っていたらペルーのワールドカップから帰ってきたジェシーが出てきた。ストラップレスなのにがんがん大きなセットのリップでスナップを決めている。かっこいい、ああいうライディングを目の前に見せてもらえるとモチベーションもあがる。

1時間半ほど乗ったところでスープに膝をぶつけてちょっと痛くなったので、ひどいことにならないうちにとあがったら、その直後に風がやんでしまい、みんなあわてて上がってきた。

雨交じりの天気の日はどうしても風が安定しない。その後カナハに行って練習、と思ったけどパイアで用事をしていたら終わらせなくてはいけない仕事のことを思い出したので帰宅。

1時間半くらいの短いカイトセッションだったけど久しぶりに水に入って波に乗ると、こんなにもハッピーになれるんだなあ、と改めて海が身近にある生活に感謝。海がなかったら私はきっとグレていたはず(?)だ。

2011-11-11

11月10日 ヤーマン写真集とイベント、ヒロさんの写真展

昨日カイトできなかったので今日こそはと思っていたのに今日は朝から雨混じり、風がないわけではないのだが、雨が降る前に風が強くなり、雨が振り出すとぴたーとやむことの繰り返し。結局悩んだ末やめておいた。
あーあ、今日も乗れなかったよー、あと出発までに2週間しかないのにとなんとなく落ち込みながら家に戻る道、暗い空の向こうにくっきり鮮やかな虹、まあマウイでは虹が出るのは日常茶飯事ではあるけれど、それでも何度見てもいいものだ。
ついつい車を止めて見入ってしまった。たかがカイトのコンディションがいまいちなだけで(乗れないわけではないのだから贅沢言わずに乗ればいいだけの話だし)こんなに暖かい海できれいな虹も出て、ストレスもなく、お金がなくても庭の果物やアボカド、卵で生活できちゃうんだから感謝しなくちゃなあ、と気分がすっかり明るくなった。
何事も見る角度を変えてみればいいだけの話。今日もいい一日でした。

日本の今日はすでに2011年11月11日。友人ヤーマンのアイパッド用写真集Peak Momentsも今日発売されているはず、見たいなあ。12日にはRelaxで、そしてほかにも長岡造形大学、そして銀座のマックストアでもイベントがあるらしい。そしてマウイ、コーブローカルのカメラマンヒロさんも日本に帰り、宮崎と神奈川(秋谷)で写真展を開催。こちらもお勧め。
タイトルMaui No Kaoriにはちょっとしたエピソードがあり元サーフィン誌の編集長だった某氏が、Maui No Kaoi(ハワイ語でマウイ最高という意味)を聞き間違えてマウイの香りといってるのだと勘違いしていたところから来ている。佐野さん元気かな?

カイトしなかった分書かなくてはならない原稿が少し進んだ。よしよし。

11月9日 ジム仕事とジムエクササイズ

昨日ちょっとカイトできたので今日も少しずつ体力を取り戻したいとカイトする気満々だったのだが、いろんな書類作りで時間が予想以上にかかってしまい終わったときにはもう3時、それから海に向かったのではちょっと遅いので今日は断念、その分ジムで運動。
それにしても海にいると1時間2時間なんてあっという間になってしまうのに、ジムだと1時間の長いこと長いこと。夜7時からのヨガクラスの前にちょっとだけ運動してからクラスに出ようと思って出たのに、7時までの時間が永遠のように思えた。

ここ数年アシュタンガヨガばかりやっていたけれど、ハードだからなのか、サボってるくせに旧にがんばったりするせいか練習中に語きっと腰を痛めることが大方ためちょっと怖くなっていた。なまった体にはとにかくメローで呼吸メインのものをやろうと、ジムメンバーならただでいけるキャンドルヨガ(名前からしてメローな感じ)に出てみた。いつもやってるヨガとは違う感じだけど、これはこれでストレッチと考えればいいなあと思った。ジムに入っている間はいろんなクラスがただで受けられるのでいろいろ受けてみようと思う、特にKIGONGとか、ベリーダンスなんていうのもある、恥ずかしいけどちょっと興味はある。プロアスリートたちがこぞって参加しているFUSIONFITというサーキットトレーニングもあるけどものすごいハードだそうで、怖くて近づけずにいる。ランニングマシーンでさえ5分で根を上げてるのだから。

とりあえず体を戻すために毎日太陽礼拝だけは家で必ずやることにした。

2011-11-09

11月8日 Another tiny step

(女を三つくっつけた漢字は姦しい(かしましい)とは、いやはや誰が思いついたんだろう)

朝太陽礼拝だけ一人でやってから用事を済ませて海へ。こまごまとしたことをやってから行ったらお昼過ぎになってしまった。レインズはガスティーな風なのにカナハは安定した良い風、この風だと本当に楽しい。今年はほんとにカイトがなかなかできずにいるので自分のコンディションを早く元に戻したい。でも無理するとまた腰を痛めるので今日はストラップレスで軽く短時間やることに決める。

が、新しいバーのチェックをしてみたら、リリースはできたものの、元に戻し方がわからず、四苦八苦。結局ビーチで1時間くらいバーを相手に格闘し、もうだんだんいやになってきて今日は海に出ずに終わるのか!なんて思ったころやっと近くにいたおにいちゃんが一緒になって直してくれた。
新しいバーはいろんな点が改良されているようだが、ちゃんとショップで詳しい使い方を聞いておこう。

ストラップが主流になりつつある昨今のカイトサーフィンだが、レインズではなかなかストラップレスは厳しい、とにかく風がガスティーで強い上に波のフェイスが荒れていて、で、結構パワフル。その上板を流したりしても出たり入ったりするのを億劫にさせる危険なリーフがある。
でもやらないといつまでたってもうまくならないのでそろそろ今年はやらないと。
というわけで気持ちよく1時間ほど乗って終了、もっと乗りたい気持ちもあるけど今日はまだ初日なのでやりすぎは禁物。
かおるちゃんと靖君もやっとマウイのペースになれてきたようで2ラウンドガッツリ乗っていた。夜はハイクのちはぎちゃん宅でパーティー、ちはぎちゃんのサプライズのバースデーパーティー。彼女とジョンの人望の深さがうかがえるたくさんの人の集まり方!そしておいしいものいっぱいの素敵な夜だった。(テーブルに並ぶボトルの中身がなくなっていくにつれてみんなのノリは良くなっていく)
私は途中で咳がまた始まったのでみんなにうつさないうちに退散。明日の海は入れるかな!ちょっとだけでも入れるようになったからうれしい。

11月7日 再びジムへ

せっかくジムのメンバーになったのに入ったとたんに腰の具合が悪くてぜんぜん行けなくなったジムも復活。
まずはレインズを見に行ったけれどあまり逃がすティーで病み上がりの私が出るべきコンディションではないように感じたのでもう一日待つことにしてジムへ。
ジムでは2年前に腰をひどく痛めたときに教えてもらったリハビリ運動を一通りやり、その後苦手な有酸素運動。といっても有酸素運動とは5分以上やらないとまったく意味がなく、みんな30分から40分くらいやるらしいのだが(ランニングマシーンとかノルディックマシーンとかで)私は本当に苦手でとりあえずがんばって8分やった。8分なんて情けないけどほんとすぐ飽きちゃう。これがカイトやスタンドアップなら何時間でも飽きないのになあ。

とはいえ、家から出たり、体を動かそうという気持ちに慣れるようになっただけでも進歩、ここは無理せず小さな一歩を進めることに集中しよう。

2011-11-07

11月6日 Tiny step at a time

朝起きるとまず腰に手を当てて、痛みがあるかどうかチェックするのが癖になってしまった。今日もないわけではない。でももうこれ以上寝てても反対に良くないという気がしてきた。

朝スタンドアップパドルのお誘いがあったけれどさすがにしょっぱなからスタンドアップは厳しいので今日はヨガクラスに行ってみることにした。
ただしここ2年ほどぎっくり腰のきっかけになったのがヨガだったことが多いのでちょっと怖い。ちょっとでも痛くなりかけたら呼吸だけ合わせていればいいではないか、と決めてでかけた。

ずっとヨガをやってなかったので体もひどいものだけど、それより何よりヨガをすることで気持ちをすっきりさせることができるのではないか、という藁にもすがる思いで行ったのだ。

いつもの常連メンバー、そしてチェコからマウイに移住してきたという3人、そして靖かおるコンビと私。まず太陽礼拝で前屈したとたんからだがあまりにも硬いことにぎょっとした、足を曲げないと痛いくらい、信じられない。ヨガほど地道にやることが大事なものはない。と同時に地道なプラクティスを続けないとすぐに体も元に戻る。私はゼロからやり直しというよりマイナスからスタート。

でもそれでもどこかでスタートしなければどんどんマイナスが大きくなってきてしまう。そして急に元に戻そうとがんばってもまた体を壊すのでとにかく小さなステップを少しずつ少しずつ踏んで元に戻れるよう地道にがんばっていかなくちゃ。
体はひどいものだったけれど、深い呼吸を続けたこととでシャバサナの時にはとても穏やかですがすがしい気持ちになれた。胸がキューと縮こまっていたのか、普段より恵子先生のオープンチェストのプッシュが強く感じられ、それが本当に気持ちよかった。
無理せず少しずつ地道に回復に迎えるようにがんばって行こう、今日はスタートのちっちゃな第一歩だ。

11月5日 Slow recovery

今日こそは腰の痛みも和らいでいるかと期待して朝の目覚めとともに腰を動かしてみるけど、残念ながら相変わらず奥のほうに鈍痛が残っている。これではちょっとカイトはできそうにない。まあ、波も風もあまりよくないことが救いだけれど家にこもってばかりで腐ってしまう。かといって、動いて余計悪くするのもいや、何をすれば腰のためにも風のためにもいいのか、その辺がはっきりすればいいのだが、どうするのが一番なのかがわからないので悩んでしまう。
休んでいるうちによくなるだろうと思っていてもここまで長いとだんだんあせりも出てくる。そんなこんなで今日は原稿書きと読書。

明日も良くならなかったらまた整体の先生に見てもらおうと決めた。
私は精神的に弱いのか、体が弱くなると一気に気分も落ちてしまう。もう少し強くなれないものだろうか、と自分でも情けなくなる。
海に入れるとすぐに変わるんだけどなあ。

2011-11-05

11月4日 少しだけ上り調子?

今朝はいつもより腰の痛みが少ない、ただ昨日冷え込んだのかなんとなく風邪気味で体の節々が痛い、もう絶対これ以上体を弱くしたくないので午前中はゆっくり安静にして風邪薬を飲んで休み、午後から久しぶりに町まで行った。もしかしたら家から出たの1週間ぶりくらいじゃないだろうか?

思ったより運転も腰に負担を感じなかったし、大丈夫そう。
そう思ったら精神的に楽になって痛みまで減ったような気がする。
無理するつもりはないけどなんとなくよくなってきた気がする。このままどんどん上り調子になって海に入れるようになりたい。

今日は今豊作の使い切れないたくさんのオーガニックレモンを砂糖漬けにした。腐らせてしまうよりはこうやっておいて、あとでレモネードとかホットレモン、あるいは料理にも使えるので便利かも。
このレモンシロップに下ろししょうがとちょっとだけ鷹のつめいれてお湯で割ったら風邪がふっとんでいきそう。

あさってくらいから波があがる予報、これには私も参加できるかな?

2011-11-04

11月3日 サクラキャンプ練習会&鍋親睦会のお知らせ

以前は毎年秋に御前崎で開催していたサクラキャンプ、ここ数年私が秋に日本に帰らなかったり、スタッフだった仲間たちがどんどんお母さんになっていったりでなかなか都合がつかず、内輪での小規模な親睦会や春にもおちゃんたちが中心となってやってくれるひなまつりカップが唯一のウエイブレディースの交流の場だった。でもそれはそれで仕方のないことだし、誰も無理することない範囲で続けていくことが理想のサクラキャンプ、できることをやっていけばいいさと最近は活動が少なかった。にもかかわらず何かあると仲間同士一緒に旅したり、会ったり、誰かの近況がみんなをつうじて届いたりすることもあり、いつもサクラキャンプの仲間のすばらしさには感謝しているのだが。今回サクラキャンプの仲間の一人が体を壊し、つらい思いをしているという話を聞いたときに、どうにかして元気になってもらいたい、全国からみんなが近況やメッセージをビデオで、またメッセージや刺繍入りの布を送り、それをまた何人かが率先してブランケットにしたりDVDにまとめたりしてくれた。実際それがどれだけ病気になった友人の励みになったかはわからないが、みんなが本当に全国から彼女のことを思っているのはすごく感じられたし、これだけの重いが集まればパワーにならないはずはないと思った。

下手したら10年以上もあってない仲間なのに、一声かけただけでこれだけの結束。サクラキャンプの仲間に感激した。最初にサクラキャンプのウエブサイトと掲示板を作ってくれ、以来テク担当だったごんちゃんがまとめてくれたDVDはマウイの私のところにまでコピーが届いた。そのなかで懐かしい顔ぶれが本当にたくさん、それぞれの近況を伝え、変わらぬ笑顔、あるいは増えた家族などと一緒になってメッセージを送っていた。私のためのDVDではないのに、なんだかみんなの近況を知ることができてうれしくてうるうるしそうだった。

そう思ったのは私だけではなかったようで、御前崎でもやっぱりこんな素敵な仲間をたくさん生んできたサクラキャンプを少しでも続けていこうよ、という話になり、もおちゃんや美奈ちゃんが中心になって小規模ではあるけれどサクラキャンプ練習会を開くことになったらしい。詳細はこのとおり。サクラキャンプ経験者でなくてももちろんオーケー、ウインドの仲間、。特に女の子と友達になりたい人には絶好の機会、そして御前崎になれていない、ちょっと心配という人もこれを機会にみんなで行けばいいのではないかな?夜のお鍋での親睦会も第一回サクラキャンプを思い出させる、このとき参加してくれたゆきちゃん、深雪ちゃん、ふーみん、ほか多くの人が今でも親しくお付き合いしている大事な仲間。ほんとにありがたいこと。というわけで、ぜひ皆さんお誘いあわせのうえ参加してください。

     「Sakura練習会&親睦鍋Partyのお知らせ」

がんばるレディースウインドサーファーのための練習会を企画しました。前半はビデオ撮影、写真撮影を中心としたクリニック、後半はみんなでファンセッションを予定しています。 夜は、親睦鍋パーティーを企画中!
見学参加も大歓迎!
風がなければSUP体験レッスンや交流会を開催予定。
日程:12月10日(土)
参加費: 2,000円(パーティー費込み)
申し込み締め切り:11月30日。
お問い合わせ・申し込みはmotokoj0@yahoo.co.jpまで。
(メール受信後、申し込み用紙を返信いたします。)

ホント、サクラキャンプの友情は一生者、みんなに心から感謝しています。

2011-11-03

11月2日 BBQ at Keiko and Skip's

毎日毎日家から出ずにこもりっぱなし、その上体もあまり動かせないので寝てばかり、風邪がよくなってきてるはずなのに、精神がだめになってくる気分。
早く腰よ、直ってくれと思いながらもあせる気持ちが回復を遅らせているんではないか、と思ってしまう。
昨日よりは今日のほうがいいんだから後ちょっとだと思いながらも体力も筋力も海でのスキルもすべて落ちていってしまう自分に対して落ち込む。

そんな私を知っているのか、お昼ごろ近くに住むヨガの先生恵子ちゃんから連絡があった。今数日間一緒に住んでいる弟の靖君と奥さんのかおるちゃん、そしてスキップの仲良しであるテディーとデブリだけでごく小規模なディナーをするからこないかとのお誘い。
ずっと誰にもあっていなかったし、家で一人で腐っても仕方ないので、喜んで行かせてもらうことにした。

お言葉に甘えて何も自分では作らず、ただ遊びに行き、スキップの焼いたおいしい肉と恵子ちゃんのおいしいサラダとご飯をいただき、最後にはアイスクリームまで大盛りで!おなかはすいてないのでとりあえず顔だけ見に行くねーなんていってたのに食べまくって胃が破裂しそうなくらい食べて帰ってきた。

スキップやテディーと一緒のご飯でいいところはみんなが早寝な点、その上近所だから8時ごろにはお開き、そしてその5分後には家に帰れる。2時間くらい座っていたけど何とか我慢できたから明日はもっと動けるようになるかな。
靖君もせっかく一生懸命日本で働いてやっとマウイにこれたのに足首を怪我して海に入れずにいる、お互い海に入れないつらさを早く乗り越えたいものだ。

2011-11-02

11月1日 PEAKMOMENTS リリース

今朝はおきたとたんグッドニュース。友人のヤーマンの写真集がとうとう近々発表される。
構想からはきっと一年近くかけていたのではないだろうか、私のもっとも好きなカメラマンの一人であるヤーマンがとうとう写真集を発表する。
ヤーマンが今まで写真集を出したいと強く思っていなかったわけではない、反対に、すごくその気持ちは強かっただろうし、作るとしたらどんなものにしたいかとかいろいろ想像(妄想)を膨らましたりしていたこともよく知っている。でも完ぺき主義者のヤーマンであるうえに彼にとって一番大事な写真の発表ともなるとなかなか簡単にはできないのだろう。多くのカメラマンが写真集を出している中彼の写真集だけはなかなか出てこなかった。

今回はiPad用の電子書籍という形で11月11日にリリースされ、リリース記念イベントが11月27日に銀座のマックストアで開かれるらしい。きっと写真集に入っているすばらしい写真のスライドショートか展示があるのだろうな、行きたいなあ。(大好きなウイリーネルソンと2ショットのヤーマン byTomo)
仕事でもプライベートでも一緒に旅することがとても多く、また大自然やぎりぎりの精神状態の中での時間を共有することが多かったヤーマン、なぜか一緒に旅している間はお互いのペースの違いや、やり方の違いにいらいらしたりすることも多いのだが、離れたとたんに親友に戻るという変な関係でもあるのだが、それはたぶん兄弟に近い親密さゆえのものなんじゃないかな、と勝手に思っている。
何はともあれ、彼のアーティスティックな感性も自分のこれだという作品やスタイルを追求するしつこさも私はホントにすごいと思っているし、多分ヤーマンの写真の一番のファンなのではないかと自負している。写真集に寄せさせてもらった原稿も、「なんだかラブレターになっちゃったよー」と苦笑しながら送ったほど、本当にヤーマンの作品も彼のスタイルも大好きなのだ。
というわけでぜひiPadを持ってる人は彼の写真集をダウンロードしてほしいし、27日の銀座のイベントにもぜひ行ってみてほしいと思っている。
iPadを持っていない私、これだけのためにiPadがほしくなってしまうほどだ。
ヤーマンのPeak Momentsをシェアさせてもらいながら 、自分のPeak Moments を振り返ってみるいいきっかけになりそう。

さて体調は相変わらず、波があるのに家から出ることすらままならない、こんな状態だと精神的にも弱気になってネガティブエネルギーが体に入り込みやすくなる、気をつけなくちゃ。今はPeak Momentsどころじゃなくて、とにかくこの泥沼から抜け出したい。

10月31日 (Not so) Happy Haloween


抗生物質のおかげで咳のほうは少しずつよくなっている気もするが昨日ぎっくり腰のようになった腰がひどく痛んで寝ていられない。家から出てもいないし海にももちろん入れない日が続いて精神的にも参ってきている。我慢できないので今日も無理に時間を作ってもらって整体に行き、見てもらったところ、やはり咳をしたせいで背骨の下のほうと一番下のアバラがずれているという。
ふう、どうりで痛かったわけだ。

先生は「元に治しておいたよ」といってくれたのだが、整体から返ってきても痛みはなくならない。

帰り道みても仕方がないとわかってはいるのについついカナハをチェック、波はサイズアップしていてオーバーヘッドくらい、そしてフキパはクローズアウトのセットも来ていたようだ。

ウインドの大会も終盤戦、レディースは日本の名越順子、なごじゅんが堂々の優勝だったらしい、何でもきれいなバックループを決めたとか、みたかったなあ、私は絶対実力ではなごじゅんが優勝すると確信していたけど、でも大会というのは何が起こるかわからないものだから、そんなプレッシャーの中でも堂々と勝てたことを心からうれしいと思う、彼女の練習熱心なことは彼女を見ている人は誰もが知っている、ホントにまじめに取り組み、一生懸命に練習する、そしてそれが勝つためというより、ただただ好きでウインドが上手になりたいがためのものでもある。ワールドカップを回ることをやめたいまでも練習振りが以前とまったく変わらないところでもそれがわかる。だからそんな一生懸命やってるなごじゅんがホームスポットのマウイで優勝できたことを本当に心から祝福したい気持ちでいっぱいだ。