2016-10-31

10月31日 アロハクラシックスタート!

(最近はサップライダーとしてレースとウエイブで大活躍大忙しのゼインだが、久々のウインドの大会でもヒートごとに感覚が戻ってくるみたいでどんどん調子を上げていき無敗でトライアル通過、さすが波のことをよくわかってる)
アロハクラシックスタート。まずはプロメンズのトライアルとマスターズが行われた。
日本チームからは5名出場。オフショアで雲がきたり雨の前に強いブローが手強くなり、雨がパラパラ降ると風が止む難しいコンディション。見た目より波に乗ると風が吹いてるコンディションのためにみんなちょとオーバーできつかったらしい。でも頑張っていた。

まだまだみんな若いしマウイでの大会も初めてとか2回目。私も初めてのころなんて何が何だかわからなかった。悔しさをエネルギーにしてがんばってください。 
サップレースではほとんど常に優勝のコナーバクスター、元々はガリガリのちびっこだったころからインドをしていたが、久々にウインドしているところを見た。やっぱり練習してなくても結構上手。

今日のトライアルはもう最近大会にあまり出ていない往年のプロとかが結構出ていて、それでもかなりいい感じのライディングを見せてくれていた。パスカルハーディー、gougeに住んでるショーンエイキン、私よりも多分年上のアイリーマン、ブライアンタルマ、皆さん続けてるからこそのリッピング、ちょっと嬉しかったな。

マスターズではこれまたスーパーレジェンド小笠原さんが出場。さすが慣れてるし落ち着いているし、よくわかってる。雲がきて風が強くなったけれどヒート前に雨が降り風がなくなった中きついところは我慢しながら5、0を出して乗っていた、そしてしっかりヒートアップ。マスターズは実は結構な強豪ぞろい、先のショーンエイキン、ジョッシュアングロ、ミッキーシュワイガーなどみんなマスターズに入ってきたから大変だ。

そしてグランドマスターズは私が初めて来たときからいる、ロブファンクが優勝。当時はうまいというタイプではなかったけれど、それからずーっと今まで乗り続けている、それもほとんど毎日。その継続が今彼を表彰台の一番上に引っ張り上げた。
もおちゃんも言ってたけど波のない夏でもグランドマスターズの入賞者のおじさんたちはみんな毎日ずーっと乗ってる人たちなのだそうだ。なんかほんと一生懸命で、年齢なんて関係なしに好きなことを続ける、そのことって幸せだなあ、と嬉しそうな彼らの表情を見ると愛おしい気持ちになる。

さてそんなわけで波はそれほど大きくないけど大きいのは確実にきそうな感じなのでプロクラスはそれまで延期。いい感じでアロハクラシック開幕だ。

それにしてもサップのスター選手たち、カイレニー、コナー、ゼイン、フィオーナ、バーン、みんな出ている、そしてかなりいい線いってるのがすごい、このオールラウンドプレーヤーぶりがマウイスタイルかな。

2016-10-30

10月30日 ガスティーな風とウインドスウエル

なんだか起きたらいつもより晴れていて、ホキパ方面んも少し雲が少ない!やっぱり機能のてるてる坊主が効いたのかな?

朝久しぶりに教会に行き(あまりに久しぶりなので初めて来た人のご挨拶のときに、私のことまで呼ばれて挨拶させられたくらい久しぶり笑)優しい日系のおばあさま方とお話できた。

その後海へ。
見るからにガスティーそうだったけど晴れてるしここまで来たんだから出るしかない、と5mを張っていざ海へ。
ガスティーな風の中レインズでの出入りは本当怖い。岩棚を歩いて渡って海に出るのだけどその時にカイトが落ちたりブローで飛ばされるとリーフに打ち付けられたりするし、うにだらけで滑りやすいリーフを歩くのも大変。深いところに足を取られてバランスを崩したところに波がして足をぐき、なんてこともある。
でもその一方それが嫌でみんなここに来ないのでいつでも空いている。今日なんて混んでいる方で普段は2、3人しかいないから自由に乗りたいだけ波に乗れる。
ただブローが来るたびに腰をぐいっと持って行かれてそれで腰がまた痛くなりそうだったので短時間にしておいた。

こちらはレインズから見たホキパ。昨日よりは風があるし、大会前日なのでみんな練習したいのだろう、ものすごい混雑。

明日からも風は強そう。。こういう日に一生懸命練習しときといいコンディションの時に上達したのを感じられるからやらないととは思うのだか、腰を痛めたくないし、バランスをいつけることは私の人生で学ぶべき重要な要素の一つなのだがここでもいつも悩む。

2016-10-29

10月29日 ハロウイーンパーティー@Chu’s

相変わらず雨の多い日。カナハに行ってみたが全くそそられないコンディション。
そんなことを言っていてはいけないと思いつつ、結局時間もなくなり、出ずじまい。出て後悔したことは生まれて一度もないのだから、だったら出ればいいのに、と出ないことで後悔することはしょっちゅう。

夕方早めにハイクに行き、もおちゃん達と今夜の準備。
ジョンとちはぎちゃんのところで毎年恒例のハロウイーン兼バースデーパーティー。
今年はなんだか仮装もめんどくさいしお金ももったいないから簡単にできるもの適当にやるわー、なんて気合いの入らない返事をしていたのだが、3人で何やろうといろいろ話しているうちに、テルテルボーズなら古いシーツかぶればできるし、ここのところの雨に辟易しているからちょうどいいということになった。



















でもいざ考え始めたらどんどんハマってきてしまい頭を丸くする方法やらいろいろ工夫し始めて面白かった。

テルテルボーズをやる始めてから思いついたいいアイデアもあった。

トランプ大統領候補、
パイアップルペン歌ってる人、


伊東大輝(笑)、どれも結構上手くできる気がする。

 でも今年はこれ。

みんないい大人なのに、今回もかなり凝った仮装でやってきていた。普段から口数少ないウオルター(スイス人、3人のティーンエイジャーの父)がかつらかぶっているだけなのに、堂々と「僕はキアヌリーブスだよ」と誰だってわかるだろうというような態度で言っていたのが実は一番個人的にはウケた。

ガングロコギャル女子高生や、唐辛子の香辛料(普段はハワイアンエアーのフライトアテンダントでめちゃくちゃ綺麗にしている)、ティナターナー、クレオパトラにアラビアのロレンス、天使も悪魔もいろいろいた。


持ち寄りのご飯もみんな美味しかったし、笑った笑った。
ハロウイーン本番は明後日だけど、これで私は十分かな。



2016-10-26

10月26日 雨のち虹、の繰り返し

(ホキパで大勢のプロに混じって練習していたもおちゃんとみなちゃん、がんばってね)
ここ数日よりは雨が少なそうかな、と思い、ホキパ方面に出向いてみた。
昨日の午後ホキパでは波が上がったらしいけどウエストスウエルすぎてカナハ方面には全く変化がなかったので諦めていたので、もったいないことをした。
そんなわけで行ってみるとまあ、雨が降りそうな雲が来ることはくるけど風は安定している。普段だったら私が7mで出るときにはウインドはホキパで走らない。波があるとき無理やり棒立ちになりながら乗ってる人がいるときもあるけど、今日はそんなコンディションなのに40人くらい出ていた。さすがアロハクラシック効果、こんな中練習するのは競争が激しくて大変そう。


(チェックしに来ていたスカイ、ジェシー、パトリ、冬になるとレインズでうまいみんなのライディングが見れるのが嬉しい)
一方カイトエリアのレインズはホキパより波は良くないけどセットは頭以上のが入ってくるし、3人だけ。自由自在2動き回り乗りたい波に乗り放題、贅沢になって、乗れそうな波も、これはいいや、なんて見逃したりしてしまうほど。
しばらく乗っていたらオン気味の風がさらにオン気味になっていき、フロントにふれなくなってきた。(うまい人ならうまくフロントで当て込んでいたが)それにしても夏10回としていなかったため調子がまだまだ戻らない。

しばらく乗ってからホキパに移動。もおちゃんたちに会いに行った。
とにかく行くとこ行くとこ虹が出てきて思わず写真をとってしまう。
虹が大きくてカメラのレンズに入りきらずパノラマ撮影をトライ、なかなかできなかったけどやっとできた一枚。

 今日はどこいっても本当に鮮やかな虹だらけだったようで、私以外の人たちもみんな虹の写真をアップしていた。_

 マウイは本当にレインボウファクトリー
雨は嫌だけど虹が出てくると、ま、いっか、許してやろう、という気になる。笑

だってこんな写真まで撮れちゃう、こんなのとってもらえたら家宝だなー。

その後ハイクのまりちゃん宅に泊まっているもおちゃんたちの宿でしばらく時間を潰させてもらってからトレーニングクラスへ。もおちゃんとみなちゃんもやったことないからと興味津々で3人で行ってみると、なんと今日はわたしたちだけ!
おかげでゆっくりじっくり初心者向けにいろんなことを説明しながら教えてもらえました。そして一時間半があっという間に過ぎた!楽しいと時間が過ぎるのは早い!

そんなにハードなワークアウトでは全くないのに、とてもためになるしこれからもやろうって思える内容ばかり。この4年くらいずっとリハビリクラスでくすぶりつつもなかなか上のクラスに行かせてもらえなかったからステップアップクラスの許可が出ただけでもモチベーションが上がってるのでこの冬は頑張れそう。
自分は怒られたりきつく言われての美瑛る打たれ強いタイプだと思って竹ど、やっぱり褒められて伸びるのかな、人間褒められてうれしくない人はいないものね。この気持ちを薄れさせずに頑張ろうっと。

2016-10-25

10月25日 True champion 

ジョンジョン・フローレンスが年間のワールドチャンピオンに決まった。
わずか4歳くらいでサーフィンを始め、8歳くらいの頃には一人で家の前のパイプラインに出てきて毎日せめぎ合うプロたちの中に入って波乗りしていた彼。

ここ数年彼がワールドチャンピオン有力候補として上りながらなかなか勝てなかった。そしてその理由にみんな、「性格が良すぎる、他の選手のように人を蹴落としてまで勝とうとしてない」などと言われていたが、本当にいつも謙虚でフリーサーフィンも大好きで仲間と一緒にサーフィンを楽しんでいる様子だった。

マウイのローカルたちもジョンジョンのことが大好き、ホノルアでもハーバーでもジョーズでもホキパでもいつも彼が来るとみんなとても快くウエルカムしていたのは彼がガツガツ人の波までとったりするようなタイプではないからなのだろう。

そうはいってもワールドチャンピオンになることは彼子供の頃からの目標だったはずだし、そのために世界中を回ってトレーニングを積んでいるのも確か。

ハワイのトリプルクラウンを勝ち取り、エディーのビッグウエイブコンテストで優勝を決めた今、ワールドチャンピオンだけが課題として残っていた。だから本人もそして周りの誰もがやっと勝ち得たこのタイトルを喜んでいる。

勝利と一口に言ってもいろんなものがある。このジョンジョンのワールドタイトルが決まった途端、ハワイ中の、いや世界中のサーファー、そして友人たちが自分のことのように彼を祝福するコメントや投稿をSNSで発信していた。
ケリーやミックが勝った時とは比べ物にならないくらいの勢いだった。わざわざ自分なりの言葉や説明を添えたものも多かった。
ジョンジョンはリアルなサーファーで、彼の思いや感じ方、そして波へのアプローチに共感するサーファーたちが多いのかもしれない。彼を通じて本来のサーフィンの素晴らしさを再確認し、また今一度自分のサーフィンを見つめている人も多いのかもしれない。裕福な環境でなくてもワールドチャンピオンになれる。子供の頃から誰よりもサーフィンに夢中で続けていたことに純粋なサーフィンを見ているのかもしれない。
理由はそれぞれ違うかもしれないけどどうせ勝つなら人に喜ばれる勝ち方がいい。

せっかく勝ってもみんなから?と感じられるような勝ち方や、あるいは普段からあまり好かれていないとか、リスペクトされない行為を繰り返し、結果的に勝っても誰も喜んでくれなかったら、そんな寂しい勝利はない。
だったら、お前が勝つべきなのに、って仲間から慰められながら負けたほうがいい。私は昔からそう思っていた。

練習もしないで、準備もしないで大会などで勝つことw私は貯金を使うと呼んでいた。たまたま買ったとしてもそれは自分の努力の積み重ねで勝てたのではなく、反対に今まで努力してきたその貯金を使って勝てたのだから貯金を使ってばかりだと借金を作ってしまうし、またトレーニングして貯金をしていかなくてはいつかは大負けをする。

例えば何もしないでたまたま大会に勝っても買ったことで満足し、疑問も持たずにやり過ごしてしまう、だったら負けてなぜ負けたか考え、それを克服するために努力をするほうが実はずっと自分のためになる。
いい波に乗っても普段からマナーが悪かったらラインナップで『またこいつかー」って思われるだけ。でも下手でもしっかり邪魔にならず、なかなか波には乗れてないかもしれないが、上手い人たちのやり方を毎日観察していたサーファーが一本自分の前に来た波に乗れた時、自然と周りは一緒に喜んでくれたり歓声を上げる。
結構見ていないようでみんな周りがやってることを見ているものなのだ。ガツガツ乗っているのを気づかれていないと思っていても、これだけ波にハングリーなサーファーたちがいるラインナップ、言わないだけで気づいていない人なんで絶対いないのだ。
練習や努力なしの大会での勝利、自分勝手に乗りまくる波、共感されない、あるいは応援されない名声や栄誉、どれも得しているようで実は長い目で見ると損だったり、負けだったりする。負けるが勝ち、なんて言うことわざだってあるくらいで、何を勝ちとするなんて人によって違う。

ジョンジョンの勝利は同じワールドチャンピオンという勝利ではあっても(もちろん他のサーファーたちのワールドタイトルだって十分意味があり、みんな努力してきた上でのものだと私は確信してはいるが)それだけにとどまらずハワイに住むみんなを誇らしい思いにさせ、若者たちに希望を与え、仲間たちを喚起させ誇りを持たせた完全なる勝利だった。努力も実力も人格もチャンピオンにふさわしく、文句無しの勝利だった。

イアン・ウオルシュが自分のページに、「今回は誰もが自分が勝ったという気持ちになれる、そんなチャンピオンが生まれた」と書いていた。
いつも本当のマスター、チャンピオンはその道に優れているだけでなく、謙虚で誰に対しても同じように自然体で親しげな態度を変えない。ジョンジョンもまさにマスターの一人だと思う。ある意味子供の頃からマスターになるであろう兆候を見せていたからみんなが注目していたのに違いない。
これからも彼らしいサーフィン勝ちにこだわりすぎない波乗りをしてくれるを見せてくれるに違いない、ジョン・ジョン・フローレンス、私も心からおめでとうという気持ちでいる。

ちなみにコンテストでのサーフィンで知られてはいるけどジョーズでもとんでもなく上手い。一番中のいいオアフの仲間たちとパイゼルのガンボードを持ってやってくるが、あのサイズの波でハイパフォーマンスなサーフィンを見せてくれたのが強烈な印象として残っている、今年も来て欲しいな。

2016-10-24

10月24日 Small steps counts

朝美奈ちゃんが遊びに来てくれた。
一人で早めにマウイ入りしたけど今まで夏にばかり来てたから冬の波と大会前のホキパの雰囲気に圧倒されて押しつぶされそうな思いを一人で抱えてきたみたい。
でもそう感じているのはみなちゃんだけでなく、メンズだってキッズだってそれぞれ感じているはず。そして自分が思ってるほど周りの人は人のことなんて気にしてない、それも確か。
朝早くから人より慣れていない自分が乗れるような時間帯を待ちながらホキパでスタンバイしても風が悪かったり、波が大きすぎたり、サーファーがいたり、ウインドサーファーが良すぎたり。そんな中で自分の中で葛藤しながら頑張って練習しようと思い、思うよう2できないことで罪悪感を感じていたりするみたいだけど罪悪感を感じるだけすごい。その半分も努力しないで、それでも自分に努力が足りないことすら気づいてない人だってたくさんいるのだ。周りを気にせず自分の中で自分が限界をプッシしながら頑張っているか、が大事。
お互いがんばろうね!

その後ハイクで板を修理に出し、久しぶりに友人に会い、それからリハビリクラスへ

リハビリクラスのメニューの内容」






そして5時半にリハビリクラスが終わって車を走らせていたら、6時からスイミングクラスがあって、それに間に合いそうなことに気がついた。
ビッグウエイバーのたかさんのオススメでこの水泳は絶対やったほうがいいと言われ、来週から行こうかと思っていたのだが、ジムの帰りに時間が間に合いそうだったので勢いで行ってみた。

コーチはサーファーのペイジアルムスに雰囲気が似た笑顔でかわいい、でも大柄で体が丈夫そうなローラ、学校で数学の先生をしているらしいが、たかさん曰く、ものすごいスイマーだそうだ。

(みんながやってた今日のプログラム、私は初めてということで軽く、少なめで許してくれた)

教え方もとっても上手、もともと泳ぎは得意な方ではないのだが、今までやってきたバタ足とかが根本的に間違ったやり方だったことがわかったし、今日一日だけでも随分色々学んだ。ビッグウエイブで今私に必要なのは息を止めることができる、そして泳げるという自信を持つこと、そのためにはこれ以上のトレーニングはないのは確かで、このクラスを受けてメリットはいくらでもあるけどデメリットは一つもない、その上たった6ドル!だったらやるしかないし、やらない言い訳も思いつかない。ここで続けられるかられないかは私次第。週一回くらいは頑張らないと、というたかさんの当たり前ではあるけど厳しい一言にプッシュされた感じ。この冬は自分にフォーカスすると決めたんだから徹底的に自分が成長できるよう頑張ろう。

2016-10-23

10月23日 東寄りの風

ここのところホキパ側が雨まじりだったのに、今日は晴れていそうだったのでいそいそとレインズに向かったがなんだか風が怪しい感じ。弱いだけでなく、上がったり下がったりそしてオフショアでガスティーなのでインサイドに風がない。カイトが3機出ていたが30分見ていても波に乗っていないのでこれはやめておこうかなと思いカナハへ。カナハは波なし。でもフォイルするには風が強そう、結局筋トレだけで終わり。
どんなコンディションでも出れば、「まあ出たからいいか」とスッキリするのに、出なかったから自己嫌悪の気分。
せめて出てだめだったらそれでいいからでとけばよかった。

悶々とした気持ちはいつも作らない料理を作ることで解消することが多い。今日はスープカレーを作ってみた。れいぞうこのナンを片付けたいからとカレーを作ったのに、やっぱりカレーはお米で食べたいと結局ご飯を炊いたのでナンは消化できず。
明日はナンをピザ生地に見立ててブルーチーズとルッコラとりんごのピザに決定だ。


 

2016-10-22

10月22日 シャークアタック

昨日の夕方ホキパでシャークアタックがあった。
ローカルサーファーが足と手を噛まれ、かなりひどい状態ではあったけれど周りにいた人たちがすぐに対応し、病院に運ばれ、命には別条はないとのこと。でも噛まれた時の映像見ちゃったけどかなりひどい、深い傷だった。
ここのところ、雨が多く水が濁っていてそのうえ夕方遅くだったからかもしれないが、比較的10月は毎年シャークアタックが多いような気がする。

同じく昨日キヘイ側での子鯨の下が打ち上げられ、それの周りにサメが目撃されたとのことで、ビーチがクローズになった。

私たちは陸から海の中にお邪魔するビジターでサメの方がローカルだから文句は言えないが、だからこそ彼らを刺激するような、わざわざ噛まれに行くようなことだけはしたくないけど(例えば生理中に海に出るとか、濁った海の中出るとか)それにしても噛まれたら怖いだろうな。

今日も相変わらずの風。
カブリナカイトのボス、ピーターとスタッフがいたので久々にみんなとセッションできて楽しかった。

2016-10-21

10月21日 タカさんのストイックトレーニング

相変わらずトレードウインドが強い。風の弱いうちにフォイルと思って早めにカナハに行くけどやはり今日も強すぎて断念。ちょっとだけ波があるのでストラップレスで練習。

3時にパイアのスケートパークへ。ここの管理やコーチをしているザンダーからマウイのスケートシーンについて話を聞く。
このスケートパークができた時にはマウイではどんなにスケーターがいるようには見えなかったし、こんな海の前でサーフィン出来るのに、スケートしたいって思う人がいるのかしらなんて思っていたけど、結構な数のキッズが利用しているし、スケートパークだけでなく、このプログラムをやっているマウイユースセンターの活動は本当に素晴らしいと思う。
今度一度ゆっくり取材したいなと思った。ザンダーも小学校の頃からここに通いつめ、スケート、そしてプログラムのおかげで料理もカメラもラジオ放送もなんでも教えてもらったと言っていた。
放課後こういうのがあってみんなと一緒に楽しく遊びながら学べて自分にあってるものは何か知っていくのは素晴らしいなあと思うし日本でもあったらいいなあ。(みんな塾に通うから忙しいんだろうけど)

その後夕方たかさんと待ち合わせ。彼が今年の夏とりいえた足腰のトレーニングのためのハイキングに一緒に連れて行ってもらうため。
せいぜい30分くらいですけど結構足腰強くなりましたと言ってたので30分なら頑張ろうと思って行ったけど、やっぱりさすがたかさんのやってることは半端ない。うえに着くまでに行きはぜいぜいきれてもし一緒じゃなかったら途中で帰っていたかも笑 

彼は週3回朝5時からスイミングのトレーニング、そして週一回このハイク、日曜日はフリーダイビングやったり、夜仲間とナイトダイブやったり、そしてそれ以外にもブレストレーニングなどを夜の空いてる時間などにやっている。全てはいざ大波が来た時にパニックしないための準備。
本当尊敬するなあ。
私も週一回しんどいけど彼と一緒にハイクさせてもらうことにした。
息がぜいぜいしてもうだめだ、って思うようなこと週に一回くらいは経験しとかんと、一番大事な時に大波の中で一番パニックしちゃいかんときに初めてぜいぜいしたらパニックするでしょう?だから普段から息が切れたり、苦しい思いしとかないと。
たかさん塾はいつも正しい。

2016-10-20

10月20日 Humbled by the foil

今日も11時前にカイトビーチへ。少しでも風が弱い時間帯にフォイルの練習をしたいと思って行ったけど、今日もすでに吹いている。昨日よりは弱い気もするのだが、ガスティーだと怖い。どうしようと悩みに悩んだ末、結局普通のボードを出した。
あーあ、チキンだなあ。
でも怪我したら最悪だし、と出てからもモヤモヤしている。
15年以上前、カイトを始めた時も毎日こうだったなあと思い出す。出て練習しなかったらできないのはわかっているけど怖い、何かと言い訳を作って出るのをやめようとするけど、結局でないと自己嫌悪。でも怪我したり周りに迷惑をかけてはいけない。。
そして出た途端流されて歩いて帰ってくるのもしんどい。
9mくらいの弱い風ならスイスイ乗れる気がするのだが、、(これも言い訳か)フォイルに翻弄されている、周りではみんなスイスイ楽しそうにおじちゃんたちが乗ってるのに。。

波もないしわざわざレインズまでこれから行くのもなあと、結局フラットな海面でタック練習。でもタックももうずっと前に練習すべきなのに面倒くだがってやっていなかったものの一つなのでこうやって他にすることがないような状況にもっていけばできるようになるかも。実際随分できるようになってきた。

今日で3日目のストライク。明日も風は強めなので明日はレインズに行って練習しようかな。

ところで、スタンドアップやサーフィン用のフォイルがハイテックで売り出されていた。世界でお店に置いてるのはまだハイテックだけだそうだが、20個入ってきたうちの17がすでに先行予約が入っているという。すごい世界になったものだ。

波もそろそろくるようだなあ、と家で考えていたら、テレパシーでも通じたのか鷹さんから連絡が来た。今年は仕事の後にハイキングをしているそうで足腰の強化にすごくよく、今までにないくらい足腰が出来上がってるという。さっそく明日連れて行ってもらうことにした。
「急斜面なのでサンダルでは無理だからちゃんとした靴履いてこい」とのこと、さすがトレーニングオタクで中途半端なことは決してしないたかさん・ハイクもとことんハードなのかな?

2016-10-18

10月18日 吹き続けるトレードウインド

マウイに帰ってきてからもう1週間以上風は吹き続けている。まあ、夏はこれが当たり前なのだが、季節の変わり目や冬に入ってくるとこの風邪が弱まることも多く、去年はほとんど吹かずじまいでサーフィンには最高だった。

でも毎年そんなわけにはいかない。なんだか今年は風の強い冬になるんじゃないかという気もしてきている。が、まだ10月だからわからないけど、とりあえず帰ってきてから一度もサップに手を出していない。
でもおかげで久々にカイトがたくさんできている。夏前にほんのちょっとだけトライしたきり日本にいる間はやっていなかったフォイルも再開したいのだがフォイルは風が弱い時、あるいはカイトが小さくないとまだ怖い。それにしてもフォイルをやる人が増えたこと!普通の人が普通に持って出て行く。でカーボンのものはフォイルだけで何千ドルもするのにみんなすごいなあ。

今日こそはとフォイルを出したけれど大柄のメンズたちがフォイルで出て行くのに5mをつかっているのでびびってしまった。用意しちゃったし、人も少なかったので一回だけ出てみようと出てみたけどやはりちょっと私には風が強すぎて怖い。一回トライしただけで良しとして通常のカイトボードにチェンジ。
波が全くなくなったのでタックの練習だけやって終わり。天気予報を見てもこれから2週間くらいは風が吹き続ける予定。
サップもやりたいけどまあ、コンディションに合わせてやれるものをやろうと思う。波がなくて風が強ければダウンウインドもあるし、波があればレインズでカイトできる。来週にはもおちゃんもマウイに来てアロハクラシックも始まる。

毎日が風と波次第でプランを決める生活に戻った。本来はこのくらいのペース、仙人みたいな生活が私には合っている気がするなあ。



2016-10-16

10月16日 WMLホキパでのテクニカルレースとサーフエキシビション


(この大会に出るためだけに沖縄からやってきた荒木ファミリー、まだ中学生のほのちゃんだけど落ち着きぶりもテクニックも世界で堂々と勝てる選手になっていくと確信、あのホキパに始めてきてあの波のなかレースボードで出て行き、波に乗ろうとするのには感動。選手の仲が良くて若い子が多いサップレースはみんな楽しそうでいい雰囲気)

今日は久々にレインズに行き、カイトサーフィン。マウイに着いたばかりの時は波はあったけど自分の準備ができておらずカナハで少しずつウオームアップ、実は私はかなりのビビリーで、自分でできる、トラブっても泳げるという確信がないと(だいたいやる時は一人なのでここ大事)出ていけない。今日は波も小さめだし、風もオンショアがかって安定していたのでレインズ復活にはパーフェクトコンディション。とはいえストラップレスで出たら、ヨタヨタでセットきたらチキンジャイブまでしてしまった。あー、サボていたツケが、、。冬に頑張らなくちゃ。
ケビンプリチャードも来ていた。セッティングしながら、「今日はそんなに大きくないし、でも波は乗れそうだし、風も弱いからビギナーにはいいコンディションだよね」なんてあんなジョーズの波に乗る彼が言うもんだから笑ってしまった。でもほかのスポーツでトップクラスの人が違うスポーツにトライしているのを見るのはとても嬉しい。人がいないので波は乗り放題、足が疲れてきて終了。まだまだ先は長い。
練習は嘘つかないし、練習してなければしてないだけできない。
その後お隣のホキパでやってるウオーターマンリーグを見に行った。オアフのタートルベイのスポンサーがなくなったのか、急遽やってる感がありありではあるけれど、そんな仲でホキパでのサップレースは初めてなのでみんな興味津々。ホキパの本来の波を知っている人ならわかると思うけどあの波でレースボードで巻かれたらいたなんて折れてしまう。
私がついた時にはすでにレースが始まっていたが、その前にサップサーフィンのエキジビションもあったそうだ。それにはキッズたちもたくさん出ていて、よくいろんなところで見て、すごいなあと思っていたキッズたちがみんな出ていたようだ。
キャッシュ、2年前カナハで見かけ、マナーが良くて小さいのに上手だったので思わずたくさん写真を撮って近くにいたお父さんにまで声をかけてしまった子。当時カナハのインサイドでやっていた友達同士が今やミニカイレニーとしてサーフィンやサップの大会で頑張っている。そしてとっても楽しそう。

スカイラー、私が20年ほど前一時期一緒に暮らしていたブレットの娘、もちろん生まれた時のことも覚えている。お父さん譲りのチャージャーで学校でも色んなスポーツをやりつつ、カイト、サーフィン、トウイン、サップサーフィン、なんでもやるし、もう3年くらい前になるだろうか、カラマの息子オースティンと一緒にアウターリーフでどうしてもチューブに入りたくてガンガン突っ込んでいたっけ。当時はまだ13歳くらいだったと思うけど。エキシビジョンでも12歳以上のクラスでボーイズを抑えての優勝。

フィン、夏にワイエフで見かけてそのうまさにびっくりした子。お兄ちゃんといつも乗ってるけどお兄ちゃんよりセンスがあり、エアリアルまで決めていた。今回はプロクラスのレースにも参戦。13歳、楽しみだな。

12歳以下のクラス
左から8歳のマーリー(サーフィンもサップもウインドもカイトもバイクもスケートもなんでもキラキラお目々で頑張ってる子)、キャッシュ、そしてチェイス、かな?

マーリー、こんな子がホキパにサップで出て行くのだからすごい。

キャッシュ、スタイルポイント
プロのエキジビションでもフィオーナがメンズに負けないマヌーバーを見せてた。



 なんだか助けられても嬉しそうなちびっ子。彼のサップボードの長さ、スレッドと変わらない笑

 コーディーはこの大会を機にツアーをリタイア、これからはハワイと夏休みにある大会に集中し、大学に通うそうだ。

 ウエストサイドに住むララ、かっこいいバックサイド。

さてレースもすごかった。ホキパでレースボードの練習している人なんて今まで一度も見たことないけど、昨日唯一カイが乗って練習していた。さすがだなあと思った。
、カイの波の読みは素晴らしかった。まっすぐ突っ込んだら巻かれてしまうところを斜めに突っ切ったり、一本一本の波を微妙なところで右に左に動いてメイクしていた。もちろんセットのタイミングとかもしっかり見て(今日はオンショア気味だったので割るのが早くいつも以上に面倒だったかも、ただオンショアだったことでオフショアの時ほど割る時のインパクトはなかったかもしれない、どちらにしても難しいコンディションだったことには変わらない)


王者コナーでさえ沈。
13歳のフィンはレースも出場、レースボードでこの波も!
ララは16歳、この板と一緒に巻かれたくないなあ。



 レース中ずっと水中で撮っていたヨハンや映像のジェイソン、素晴らしい。レーサーもすごいけどカメラマンたちもすごい。
もっといろいろ写真が見たい人はフェイスブックで808photo.mejimmie Heppをチェックしてみてください。
同じ波で岸まで戻ってきて同時に走り出してのフィニッシュ。
選手たちはそれぞれいろいろ作戦を練って出て行くが、スキルだけでなく、波の向こうに行けるか巻かれるかで天国と地獄の分かれ目になる。カイですら作戦失敗で大まかれを続けたヒートもあったし、コーディーなども周回遅れになってチャンネルまで流されていたヒートもあった。それでもみんなうまいし、ダブルの波にあの板でマヌーバーを書きながら乗ってる様子は本当に素晴らしく、見に行った価値があった。サップのレベルの進化を目の当たりにした感じ。
ほのちゃんも頑張っていたチャンネルを使ったり、巻かれても落ち着いて出て行き、とても初めてホキパに出たとは思えない。ほのちゃんだけでなく、女の子たちの中でホキパに慣れているのはフィオーナのみ。みんなガッツあるなあ。

というわけでいいものを見せてもらって。その上明後日から日本に帰る斎田家で夜ご飯ご馳走になり、心もお腹も満腹になりました。
さ、明日からも頑張ろう。


2016-10-12

10月12日 Back on Maui

今回ほど長く日本に滞在した年はなかった、長くはあったけれど、やることもあって忙しくしていたのでそれほど長い間いた気がしなかったのは確かだけれど、でもマウイでの生活とは違い毎日が慌ただし9、肉体的にも精神的にもこれ以上は限界だったかも。
マウイでは風と波優先、中心で動く毎日が、日本だと先にプランがあり、風があっても波があってもそれに向かっていけない日が多く、それは結構ストレスだった。とはいえいろんな素晴らし出来事や出会いもあり、全てに意味がある、本当にそう思えた夏だった。

本当は10月半ば過ぎまで日本にいるつもりだったのだが、マウイにファーストスウエルがきそうだとわかってそわそわしだし、実際に波の写真、みんながカイトしている写真がアップされた途端、もうたまらなくなった!




ファーストスウエルには間に合わなかったけれど、それ以来ずっとある程度波のある日が続いているようで、みんなにこにこ。ただ風も強くサップには良くないみたい。
ノープロブラム!私も冬からろくにカイトしていなかったのでカイトしたいし、波と風が弱くなったらフォイルの練習もしたい!

とにかくこの半年くらい、自分が海にフォーカスできずにいたような感覚、海とチューンされていない感覚があった。海のことをいつも考えて、何がどう起こっているのはいつもわかっているような生活に早く戻りたいし、何より体もなまっているので戻したい。
体と心をしっかり冬のハワイにマッチできるよう戻すのは1日や二日では無理なので地道に少しずつペースを上げて、できるだけ早く冬の波にもいそいそと出ていけるようになるよう頑張らなくては。

というわけでI am finally back on Maui. 忙しさにかまけてずっとさぼり、忘れてしまっていたブログだが、もう言い訳できないので再開。そして夏のいろんな出来事や想いについても忘れないように、振り返って書いていこうと思っている。

毎年毎年一年のスピードが早くなっていくけどこの調子だとあっと言う間に80歳が来てしまいそうだ。