2015-02-28

2月28日 Rainy Day


ザーザー降りの雨。窓の向こうがほとんど見えないくらい。
午前中仕事をしたあと、ハイクに向かう。友人と会う約束があり、彼の家を訊ねたら、私が大好きなタイプの家だった。70年代に建てられた三角形の形をした古くて小さい家に家族と住み広々とした敷地内には果物の木がたくさん、そして小さな小屋やコテージ、(すべて彼が友人に手伝ってもらいながら作ったもの)そのどれもがほんとに私好み!今住んでいるワイルクの家は申し分のないロケーションで海にすぐに行けるので一日に何回も往復できていいのだが、やはり私には田舎で緑が多くて静かなハイクの方がぴったりくる気がする。それに今の家は大きくて立派すぎる、どちらかと言うとモーターホームに近いちっぽけで古い家の方が自分らしくて落ち着く、我ながら貧乏くさいとは思うが、ほんとにその方が好きなのだ。
今日はカブリナカイトのボスピーターと奥さんであり、私のマウイに来た時の最初の友人でもあるリサに頼まれて彼らのお宅でドッグしット。ローズバッドは結構神経質なお嬢さん犬でお世話する人が誰でも良いというわけではないらしく、私にはなついているのでお願いしたいとのこと、いやとは言えない私。
まあ、素敵なお家で超人気水着ブランドのデザイナーでもあるリサのたくさんのファッション誌とか見ながらのんびりしますか。

家にいると何かとやることが多いのでのんびりできないからこういうのもたまにはいいのかな。


2015-02-27

2月27日 Sand Piles as good as it gets!


 昨日はちょっと大きすぎだったけれど今日は同じくらいの大きさだとのリポートをもらった割には少しサイズダウン、そして人もそれほどいない。ただしサーファーの邪魔にならないようにはじっこの方にパドルアウトしていったら、いつもカナハで一緒になるトッドが立っていた。
ここ良く来るの?と聞いたら『実はここがぼくんほーむぽいんとみたいなもので一番良く来てるし,特にここで乗れるライトにいつも乗ってるよ』と言っていた。彼の教えてくれた目印を目安に波を待っていると確かにばっちり良い波が来る.そして流れが強いからかサーファーのラインナップはずるずると流されていくので誰もいない仲いい波に乗れる。
(結局ほとんどトッドとランディー之3人で波をまわして乗り放題、疲れたから上がらなくちゃと言いながらも楽しすぎて3人ともなかなか上がれず)
いつもこんなに楽しいのー?ときくと『いや、今日はかなり良い方だよ』と笑っていたが、どんどん楽しい波が来る。
(グーフィーだけどライトの波乗りが上手なトッド,いっつもニコニコしていて感じが良いので、密かにニコちゃんというニックネームをつけている)
ここのところ、どこで乗ってもへこたれるような重いあかりしていたけど、今日はご褒美をもらえた気分だった。







2015-02-26

2月26日 パドリングフォーム矯正

ノーウインド、穏やかな一日。なぜかサンドパイルはかなり波があると聞いて仕事をしてから9時半頃行くとすでにちょっとオンショア気味、その上波は思いのほか大きく、誰も出ていない、オーバーヘッドはある。右のショートボードポイントのところでは上手なサーファーが何人かリッピングしている。これはちょっと厳しそうだったのでカナハにいってみたが、こっちは全く波がない!
でもそんな時でも出来ることはいろいろある。鯨に会えるシーズンなので少し沖の方まで一人で漕ぎ出した。ちょうど漕ぎ方のフォームを矯正したいと思っているところなので、フォームと使う筋肉に気持ちを集中させながらゆっくり漕ぐ。早く漕ごうとするとどうして元のフォームの癖がでてきてしまうのでゆっくり漕いで、体に新しい漕ぎ方を覚えさせてしまいたい.これにはとにかく漕ぎまくるしかない。

というわけで沖まで呼吸とフォームを意識しながら漕いでるとそれはそれで楽しい。そのうち呼吸じゃなくて歌を歌居ながらになってしまった.だって誰もいないから恥ずかしがらずに大声で歌える、ただ私が歌える歌って言うのは限りがあるのでどうしても昔から家族で歌いなれているサウンドオブミュージックのレコードにはいってる曲のメドレー、なんてことになるのだが。

残念ながら鯨さんには遭遇できず。岸に戻ったところで沖でジャンプする鯨が見えた。
『期待せずに来ないとダメだよ』と言われている気がした。

 写真は去年のもの。去年は何度か触れるくらい近くまで来てくれ、鯨の赤ちゃん(たぶん私のボードとあまり変わらない大きさ)が挨拶代わりに海面に上がってきてボードにこつんとぶつかって、その後私の小さなボードの周りを2週回っていったことは、一生忘れないと思う。

2015-02-25

2月25日 心温まる話

朝9時過ぎに町のヘルスフードのスーパーでデイブカラマと待ち合わせ。ナルーの取材のためのインタビュー。
(Memorial paddle put for a german kid Johannes)
 彼は朝8時からホキパで用事があるからそれが終わったら連絡をしてくれると言っていたのだが、その用事というのが何とも感動する出来事だった。このことは詳しくもうすぐ出るスタンドアップマガジンBLADEにエッセイとして乗せるつもりだけれど、マウイコミュニティーのアロハスピリット、そして海への想いを共有する仲間への想いが伝わすとっても暖かい出来事だったと思う、そして忙しい中そういうことに自ら参加するデイブの人柄にも感動した。

いつインタビューしても良い話を聞かせてくれる人がいる。私にとって、お約束のようにストークさせてくれ、話を聞いたその日一日彼のおかげでモチベーションが上がり、より良い自分になりたい気持ちを押さえられないような素晴らしい一日が過ごせるという人は数人いてからまもその一人。
今日もいろんな話を聞いて、『そうなんだよね、よし、そうだ!頑張ろう!』といろんな励ましを間接的にもらえ、そして体自身の等身大の頑張りや悩みも聞けて終わったあと心がはねてるようなそんないい気分で家に戻ってきた。相手をそういう気持ちにする人って素晴らしいなあと思う。

おかげでやる気満々でリハビリクラス、そして夕方呼吸法の練習に海にまで行き、有意義な一日を過ごすことが出来た。カラママジック万歳!



2015-02-24

2月24日 久々のカイト カナハ

久しぶりにトレードウインドが吹き始めた。この冬はほんとうに吹かなかった、吹いてもオンショアだったりコナウインドだったり。
カイトレッスンのインストラクター達はかなりの痛手だったらしい。

レインズをチェックすると波はない上に風はオフショアなのでレインズでやる意味無し.ということで久々にカナハ。

潤君のラストデイでもあり、本橋君もカイトやろうかなというので3人でラストに会とで楽しめるかなと思っていたが、先に出てたら、やはり波がないとすぐ厭きる。タックの練習50回とか決めてじかんかせぎをしていたが、やはり厭きてきて寒くなり、2時間ほどで終了、上がってきたらちょうど潤君が出るところだった。
本橋君は得意のピンクのビキニパンツはいてやってくれると言っていたのに、逃げてレインズの風が吹いてる中スタンドアップの練習に行ったようだった。


波がなくてもカイトやウインドのスピード感はサーフィンやスタンドアップとはまた全然違う気持ち良さ、そして沖の方で一人で楽しめるのも良い。
新鮮な気分を味わえて良かったし、腰もいたくならず。いいぞいいぞ。

潤君マーシャルからのこの1か月ちょっと、ほんとうにいろいろありがとうございました。彼らの頑張りを見ることで、自分は自分なりにプッシュしていこうというモチベーションを高めることが出来た冬だったことに感謝!

2015-02-21

Action-packed month

 1月半ばから今まで毎日毎日息つく間がないほどいろんなことが起こり、波も上がり、体も心も動き回っている。
あまりにたくさんのことが起こり、あまりにたくさんの感情にあふれ、書きたいことは沢山あるし新鮮なうちに書いておきたいにもかかわらず.全く追いついていない.その上こんな時に限って仕事がたくさん来る。秋は開店休業状態だったのに。

というわけであと1週間ほどで仕事の書き物の方を優先して終わらせ、それからばんばんブログアップしていきます。何度も覗いてくれている方,読んでくれている方すみません。
出来る限りはやくアップします。

It's been a great winter, so busy living the best and the most I can and have hard time writing blogs!

2015-02-20

2月20日 キヘイへ


(キヘイローカルリッパー、斉田カズマ、マウイにハイテックサーフショップで困ったら、彼は日本語しゃべれます)
スーパーウエストスエルの聖火、キヘイに波が上がってきたよとのレポートをもらったので、行ってみた。確かにあるある、コーブは普段とってもちっちゃい上にサーフィンスクールが多くて混んでるのでほとんど行かないけど今日は楽しそう。
入るとすでにキヘイローカルのカズマとその仲間達っぽい古賀でてこのスポットを知り尽くしている感じで波に乗っていた。

こんなショワショワの波でもスピーディーなターンをしていた彼、湘南でも上手いだろうな。
この辺りでトレジャーハンティングの機械を持って海の中で貴金属を探しているおじさん。サーフィンもやります。

風が入ってきて2時間ほどでやめちゃったけどローカルのかなチャン達に聞いたらずっとコンディションを見ながら待ってて、このあと夕方に風と波がぴったりあって最高だったとか。

2015-02-19

2月19日 ブレストレーニングとロブスターフェスト


(マウイ入りした東山君と山川サンも一緒にロブスターディナー)
今日も何となくもやもやした天気。風もオンショア、私は仕事も結構あるので家でこもり気味。夕方たかさんのお誘いで潤君の泊まっているスプレックスの家まで行ってきた。
潜りの得意なタカさんが取ってきたたくさんのロブスター(丸い形の方はこっちでスリッパロブスターと呼ばれるもの)
海で食べ物を取ってくることが出来る男性はめちゃくちゃカッコ良く見える。
タカさんが手早くエビづくしのディナーをつくってくれた。
エビなんて高くてなかなか食べられないので嬉しい!
ここ1か月以上の独身生活でどんな物を食べているのかわからないけれど二人とも感激して、目をつぶりながら味わっていた。このエビ入りお味噌汁は絶品中の絶品!

その後前から教えてもらいたかったフリーダイビングのブレストレーニングの理論を教わった。ワークショップ、講習を受けると何百ドルもするこの講習、快く教えてくれるタカさんにほんとに感謝、そして近いうちに実践も教えてくれると言う。私にとっていきが止められないことは最も大きなコンプレックスでいろいろ練習してみたりはするのだが、なかなか出来ない、灰が小さいからか、そういえば肺活量1200しかなかったしなあ、とかいろいろ原因を勝手に考えていたのだが、最終的にはメンタルな物らしい。怖い、ダメ難じゃないかと思っていたらそれだけで不安になり心拍数が上がるからダメなんだろうな。タカさんはフリーダイビングの奥の深さにはまってかなり真剣に取り組んでいるようだ。相変わらずの変態ぶり、トレーニングオタクぶりをみせてくれ、おもしろかった。

普通こんな話で食いついてくる仲間があまりいないけど潤君と本橋君がいる間はいつもこんな感じでみんなでいろいろやれるのがほんとに楽しい。


2015-02-18

2月18日 Work work work!

マーシャル諸島から帰ってきてからずっといろんな人と一緒に練習するのが楽しくて、その上波のコンディションも良かったので仕事に力が入らないままあっという間に一ヶ月近く過ぎてしまった。仕上げなくてはならない原稿のリストを作ったらあるわあるわ、至急終わらせなくてはならない物だけでも4.5つ、この一ヶ月では7つくらいあり大慌て。
今日は一日中仕事に専念。
少し体を休ませないと、とも言われていたのでちょうどいいのかもしれないが一日中座っている方が腰には悪いかも。

夕方リハビリクラスに行って少しほぐれたけれどスタンドアップでの筋肉のつかれと仕事での座った状態での腰の張りで久々に腰の調子が良くない。ここで悪くしないように気をつけないと!


2015-02-17

2月17日 休息と仕事

毎日一緒に乗ってくれていたメンズが一斉に帰ってしまい、何となく気が抜けた朝。そして体は限界近く疲れているので今日は体を休めることに。仕事がたくさんたまっているのでそっちをやらないと。

お昼にかなチャンが寄ってくれ、久々に女同士のおしゃべり。メンズとの大きな波への対処法だとか、ハチャメチャな先輩のいじめだとかの話も大笑いで楽しいが,おいしい御飯やお肌の悩み(何もしてないくせに悩むなって言われそうですがあきらめてるわけではないのだ)その他女性ならではの会話も久々で楽しかった。

大好きなルッコラのピザや、アボカドピザを焼いて気持ちいい天気のなあ海を見ながらのんびり。
仕事に追われた切羽詰まった気分から少しだけ抜け出せた時間だった。

たまにはこういうのもないとね。

2015-02-16

2月16日 Epic Day and See you again!

朝くらいうち,いや、3時頃からコンディションが気になり、そわそわ。風はなく波は確実にありそう。悩むのはまずどこに行くか。原田さんは今日の11時の飛行機でオアフへ、津村サン達もお昼には出発だから最後の最後。津村サンとケンタは今日の朝はパッキングがあるからやらない、とか言ってたけど.笑 これだけ良ければ出るしかない。
アウターリーフは割れるかわれないかのサイズとはいえ割れればある程度のサイズはあるのでがつがつ楽しい波を乗りたいか,それとも一本凄いの乗りたいか原田サンに聞いたところ、気楽に楽しくカナハでやりましょうと言う返事だったのでそのつもりで車を走らせていたが、どうしても気になるのでちょっとアウターリーフが見れるところに車を止めてチェックしようとしたら.あれ、もう津村サンの車がある。やっぱりここで乗ろうということになった。
津村サンとケンタの二人だけで良い波ばんばんとっているところに私達も参加させてもらい、はじっこの方で乗れそうなのを選んで乗る、最初は緊張していた原田サンも一本凄く良いのにテイクオフしたあとは何本か良いドロップを決めた。スタンドアップでは確実に今までで一番大きな波に乗れたと言っていたから、最後の〆になって良かったな。
津村サンのカッコいいロングライドを見ながらアウトに出て行く原田サン。
最初の一本(私のカメラの電池が切れてしまいショットが撮れず!)乗ってニコニコ出戻ってきた、こういうのは自分のことのように嬉しい。
その後二人の上手なベテランサーファー登場、チップとロッド、どちらもこのスポットが良い時に出てくる常連さんなのでとにかく邪魔をしないように気をつけ,彼ら優先であまりちかくによらないようにする。
さすがここの波のことをよくわかっている乗り方をするので見ていてもべんきょうになる。
ロッドはダウンウインド(プローンパドル)もしているようで、私のことも顔を覚えていてくれ、親切にしてくれた、こういう対応をされるとそれだけで気持ちが楽になる。

いつも一番はじっこにいてカメラを構えている側なのでなかなか写真がないけど今日は一枚津村サンが撮っていてくれていた、やっぱり何かしら残ると嬉しい,そして自分のどこが悪いか良ーくわかるのでありがたい。
ロッド
原田サン
チップ
ケンタ

津村サン
原田サンの飛行機に乗り遅れないように10時頃には終了。カナハのシャワーで潮をおとしそのまますぐ裏の飛行場へ。
海から上がった時の表情は皆ほんとにすかっとしていていい。

朝があまりに良かったので午後もう一ラウンドカナハで.楽しかったけれど、朝が良すぎたのでまあまあ、ってところだろうか。でもこれからまた数日凄く良い日が続きそうだ。

津村サン、健太,原田サン皆マウイから去っていってしまって寂しいけれど.またどこかで会える時に、成長したな、上手くなったなって言われるよう地道に頑張ろうと思う。
Thanks for the inspirations!