2015-07-31

7月31日 祭り前夜 

昨日琵琶湖のプカプカについたときにはもうフラフラで意識朦朧だったけれど朝はスッキリ目が覚めた。睡眠ってすごいなあ。やり残した宿題、連絡などを朝からやっていたけれどどんどん暑くなっていってコンピューターが動かなくなってしまった!日本の暑さおそるべし。
 裏の公園はキャンプ場にするためしっかり芝刈り。
 高校の先生シュワちゃん、ガタイはボックスブラザーズ系なのに、こんな繊細な看板を作ってくれる。

 元校長先生の山下さんとJPの羽田さん


朝からプカプカにはいろんな人が出たり入ったり、スタッフでもないのにみんな自主的に色々明日からのイベントの準備に色々動いてくれている。本当にその動きの良さにはいつも感心させられる。これがプカプカの強みであり、魅力。オーナーの勢いに乗せられて大勢でレースに参加してきたり、いつもなんだかワイワイ楽しそうなのだ。

今日も子供のためのキャンプのパンフレットなどを切ったり貼ったりガタイのいいおじさんたちが座ってやってるのを見ていたら本当にあったかい気持ちになった。甲板から何から全て手作り。心のこもったこのイベント、きっと来てくれる人たちにも伝わるだろう。

夕方には仕事を終えてそのまま来てくれたメンバーたちがさらに集まってきた。
明日はみんなで気合い入れて楽しいイベントにしましょう!


7月30日 ストアイベント「what we love, we will protect」

昨日は8時過ぎに電話しながらそのまま気絶、夜しっかり仕事するつもりが起きたらもう夜中近い時間。焦ってそれから始めたら、結局徹夜に!窓の外がだんだん明るくなり、セミの鳴き声が聞こえてきた。こんなことめったにない。

それでもなんとか写真の整理はつき、話す内容も一応まとめることができた。私の問題は話したいことがありすぎてまとまらないこと、でもless is moreということもあり、本当は少しのことをインパクト強く話せるのに憧れている。

 寝不足、時差ぼけ、疲労で鏡を見たらなんだか廃人のような顔になっていて、焦って杉隣にあった整体へ。酸素カプセルというのを勧められて入ってみたけどどうだったのだろうか、カプセルから出てきてもまだ廃人だった。笑

ホテルはマネージャーの宮川さんはとても親切にしてくださり、延泊ステータスでパタゴニアに行くギリギリまで部屋で仕事ができるようにさせてくれたことが本当に助かった!

7時半からにイベントにはありがたいことに満員御礼。わざわざ遠いところから来てくださった人たちに心から感謝。四国の宍喰に住んでいるむね君の奥さんのみこちゃんは、初のご対面の美舟ちゃんとお母様も連れて来てくれた。私も彼らの家に行くとき突然現れてサプライズさせたが、今度は彼女がお返ししてきた。まさか来るとは全く持っていなかったので本当にびっくり。他にも昔水具を作っていた頃お世話になっていたお店のオーナーだったりウインド時代の仲間、また遠くからわざわざ来てくれた人もいて、一人一人ゆっくり話していたかった。
一人会ったことはなかったけど共通の友人から紹介され、会いたい会いたいと思っていた人もサプライズできてくれていた。タンザニアに住む彼は帰国中で広島から千葉に戻る途中このイベントを知り、立ち寄ってくれたのだそうで、本当にびっくり、その上今週末は琵琶湖イベントにも参加してくれることになった。あったことはなかったのにいつも何かと価値観や大切にしたいと思ってる部分がどんぴしゃりで一緒の彼はあった途端にスーッと昔からの友達にようになれた。その上話し始めたらさらに共通点がどんどん見えてきて面白かった。新聞記者だった彼が今タンザニアでガイド会社をしながらもいろいろなことを考えている、大自然を相手にしているからこそ見えてくること、いろいろゆっくり話を聞いてみたい人だ。

肝心のスライドショーは本番強いことには自信があるのでなんとか言いたいことは言えたけどもっともっとわかりやすくきちんとまとめ、写真もさらに吟味することで忙しい中来てくれた人たちに対してのお礼をしなくてはいけないなと反省した。
レースだって勝つことより、そのためのどれだけ準備ができたか、どれだけ自分を追い込み、努力できたかが大事、それでもし勝てなくてもそれはそれでいいと思っている。このようなトークショーに勝ち負けはないけれど、それがある意味仕事になっている私はレースに出る選手同様、もっとこれ以上万全に準備はしようがなかった、と言えるくらいしっかり原稿や写真を選んで、来てくださった人たちがじっくり聴いて何か感じたり、得るものがあるようなスライドショーを提供できるよう、最大の努力をしなくてはいけないなと反省した。

でもいつも感じてること、思ってることがたくさん話せ、また来てくださった人たちの中からの発言や感想を見ても同じように感じてくださっている人たちが多いことがわかりとーっても嬉しかった。
(京都ストアのスタッフの皆さん、いつもとっても気持ちのいい方ばかりでフルサポートありがとう!また呼んでください)
(いつも美味しい和菓子を提供してくれる式部庵の山地夫妻)
帰りはみんなでお好み焼きを食べ、(すでに帰国してから2度目、でも全く飽きないしもっと食べたい!)プカプカまで白井さんの車で乗せて行ってもらい琵琶湖に到着した頃には私も気が抜けて本格的な廃人状態。車の後ろの席に曲がった釘みたいな形で寝込んでいたが、そのまま「私は寝ます」と洋服のまま部屋に行き、歯も磨かず、トイレにもいかずブラも外さずに気絶した。
とりあえず最初のセットは切り抜けた、次のセットは5日連チャンなのでそれが来る前に呼吸を整え、準備しとかないと。

今日来てくださった皆さん、ヘルプしてくださった皆さん本当にありがとうございました!




7月29日 櫂君とのクオリティータイム

朝ハンサムボーイが恥ずかしそうに覗き込んできた。櫂君おはようって言いいたいのになかなか言えずこっちに来てはまた向こうに逃げていくのだが、電車の本を見せてくれたくて本を抱えてこっちを覗き込む様子がたまらない。
お母さんが作ってくれた台所のセットもダンボール製なのにとっても細かくよくできている!電子レンジにハンバークを入れて温めてくれながらチーンと口で電子レンジの音を真似る。
時差ぼけも疲れも、仕事がたまってる焦りもこの顔見ると吹き飛ぶ。
姪っ子のゆうちゃんより半年お兄ちゃんの櫂君、もうずいぶんいろいろ言葉が話せるようになっていた。悠ちゃんもずいぶん成長しているんだろうなあと思うと早く会いたくて仕方がない。

せっかくの休みなのに、私の用事に付き合ってくれるという3人、付き合ってくれるというより私が行くところ全て車で送ってくれるという感じで本当に申し訳ないのだが、そんな形ではあれずっと一緒に過ごせて私にとってはとっても大事なリラックスの時間になった。宿題が終わらずに朝から机にコンピューター出してバタバタやってる私の横で押し付けがましくない程度におもちゃを持ってきたりする櫂ちゃんと、さりげなくささっと朝ごはんを出してくれる薫ちゃん、そしてフフーンと何気ない表情で、私が行く先々の住所まで調べてね日に入れておいてくれてる靖君、彼らだけでなく、私は本当にいつも周りの友人や家族に助けられ、支えられてなんとかやっているんだなあと実感する。

お昼にまず大阪のラジオ局FM802で番組の収録に参加させてもらい、念願のお好み焼き。
その後京都へ。パタゴニアストアからすぐのところにある京都ガーデンホテルにチェックイン、もっと一緒にいて、京都観光でもしたいところだが、明日のスライドショーまでに写真を整理して話すことをまとめなくてはならないのでこれから引きこもり体制に入る。

明日までに間に合いますように!

2015-07-28

7月28日 帰国 

(大阪のEarth Roomのジェット君)
無事に帰国。今回は大阪伊丹空港へ。いつも大阪にいるときはいろいろお世話してくれる泰君が迎えに来てくれていて、私のわがままなリクエストに応えて寄り道。
以前ニセコにこもっていて共通の仲間が多いジェット君が去年お店をオープンしたのだが、そこに行ってみたかったのだ。せっかくだから行くことは伝えずにサプライズへ。(というか何が起こるかわからないし、ドタキャンするよりはサプライズでいった方がいいかなと)
行った甲斐があった、本当にびっくりして喜んでくれた。
店内には素晴らしいスノーボードのパネルなどが飾られていた。彼のおそらく尊敬する師匠達、太郎山のライディングを被害さんが撮ったものだった。偶然にもどちらの写真も私はその場所にいた。アラスカとイタリアの旅がその写真を見たら蘇ってきた。



時差ぼけもあり、かなりボロボロ状態で靖くんのおうちにつき、かおちゃんと、甲斐君にも久々の再会。まういではいつもいっしょにすごすかぞくみたいなそんざい、かおちゃんは特に他の人が言わないようなことまで私に忠告したりアドバイスしてくれたりする大事な存在、そして櫂君は最高のメローでハッピーなイケメンで、こんな親を持つ男の人とゆうちゃん(めいっこ)を結婚させたいなあと私が密かにゆうちゃんのお婿さん候補に狙っている存在でもある。

これから結構忙しい日が続くので休める時に休んでおかなくては。でも何よりまず明後日のスライドショーの準備が全然できてないのでがんばらなくちゃ。




2015-07-27

7月27日 日本へ出発

早朝空港へ。昨日の夜なんとかオアフから一人で帰ってきたホッシー、念願のモロカイレース見学だったが、津村さんのサポート船に乗せてもらったのはいいが乗った途端船酔いが始まり、8時間ずっと横になりっぱなし、吐きまくったそうだ。かわいそうに、でもさらにタフになるね。
私も出発なので彼は俳句のチカちゃん宅にお世話になることに。バスに乗せてハイクへ、其の後チカちゃんのご主人ランスとたかさんに連れられてサウスのダンプスにサーフィンに行ったようだ、10日間だけしかいないのに、パドルボードもやれてモロカイレースも船に乗せてもらい、そんなに割れないダンプスまでサーフできて、ホッシー大変だろうけどやはり何か引き寄せてる感がある。「大変だろうけど、へこたれるかもしれないけど、でもホッシー結構頑張ってるよ、上出来だよ。それにこういう経験すると親のありがたみがわかるでしょ、、どんなことがあっても自分の味方でいてくれる親や家族への感謝の気持ちが生まれるよね」と話したらグッとうなづいていた。ホッシーかっこいい大人になれるよ、今でもいい線いってるよ!私も高校時代1年間日本人なんて誰も合わないような田舎のアメリカに留学していた。はっきり言ってその一年楽しいことより辛いことの方が多かった、でもその経験が今に生きているし、ものすごく成長した時期でもあった気がする。だからホッシーもこのハワイでの生活を大いに生かしてどんどん前に進んでいってほしいなと思う、ハワイ行きたい、一人旅したいと思っている若者は多いだろうけど実際に来るのは勇気がいるし大変なこと、それだけでもまずはワンステップフォワード。
(この左の端っこからオアフに向けて昨日みんな漕ぎ出だしたのだろうなと考えると同じ景色がいつもより壮大に見えた)
マウイからオアフへの飛行機ではマウイモロカイの海峡、そして昨日みんなが血の汗を流したモロカイ海峡がみえた。ここで壮絶なレースをしたとは想像できないような青く美しい海。でも海の奥深さと広さを実感できた。
空港では偶然とも、ヒデさん、テリテオに遭遇。モロカイからマウイに帰るところだった、テリテオは見るからに普段よりやつれていた。それだけ大変なレースだったのだ、津村さんもなんと8時間近くかけてフィニッシュしたけどフィニッシュ直後の写真ではおじいさんみたいな顔になっていた。(失礼)でも本当にすごい、トップ選手より後ろで漕いでる選手の方がすごい、だって遅いだけで大変な気持ちは同じ、その上その大変な時間がトップ選手よりずっと長いわけだから。精神的にはそっちの方がさらにすごいことだ。
テリテオも何度もレースやめようとボートまで行ってはっみんなになんとか頑張れと追い返されたと言っていた。途中何度も吐き、目の前が真っ白になって何も見えなくなり、ボードにしがみついて泣いたりもした。いろんな感情が溢れ、本当にきつかったと言っていた、あのなんでもみんなの度肝を抜くようなことをしてしまうテリテオでさえそうなのだ。本当に一人一人の選手のレース展開、感想をじっくり聞きたいくらい興味がある。
一人下半身不随のマークという人も出ていた、彼はもう今年で3回目か4回目。今年も11時間以上かけて薄暗くなった頃フィニッシュした。その精神の強さは半端ではない。私なんてあの海面で漕がずにただうつ伏せになってるだけでも11時間なんて続けられないだろう。彼のテーマは「Don't tell me it cannot be done」(それは無理だとは言わせない)
こんなにインスピレーションを与えてくれる人もなかなかいない。人間の強さ、勇気、そして情熱のパワーを感じる。
Life is beautiful そして世界はインスピレーションに満ち溢れている。

さ、日本に向けて飛行機の中で仕事仕事!

2015-07-26

7月26日 マウイ最終日 

マウイ最終日、やることばかりあって、その上波まで上がってしまい位、さらにドタバタ、とりあえず朝一だけサーフィン。サイズアップしてる割に空いていて大好きな仲間にもたくさん会えて私だけ早々夏のマウイサーフィンを締めるのは寂しいけどいい日になった、今度会う時はノーススウエルで!

午後はもおちゃんファミリーとフーミンファミリーが遊びに来てくれた、バッタバタの私を横にみんなでワイワイ、私がほったらかしにしているのも気にしないでくれるし、本当に気楽でいられる友人たちの存在はありがたい。本当はこの子たちにキッズサップキャンプして欲しいんだけどな。残念。いつかきっとみんなでやれる日が来ると信じて。


サウスはいろんな人が集合、なのにあまりキリキリした雰囲気がなく、波もうまくシェアできていた気がする。

 あやちゃん
 カイトの師匠、ディラン。最近一緒に海に入ってなかったから嬉しかった、一番最初にスタンドアップでアウターリーフに連れて行ってくれたもの彼。
 いつも見かける強面の(でもわらうととーってもやさしい顔になる)おにいさん

 ニコちゃんことトッド。
 バックスブラザースの次男(長男はデイブカラマ、三男はクリス)のジュニア
 ロングボードスタイルマスターのケント
 とっても楽しそうに、ダンスを踊るように乗っていた女性
 ジミールイスのストライカーでリッピングしていた人
 一番沖で大きなセットだけ乗るロバート、島の唯一のエレベーター修理屋さん
 私のマジックボードたちを削っているジミーさん。
 ルームメイトのランディー
 ダカインの会長ロブ。あんな巨大な会社も最初は俳句の小さな一室から始まった。未だにロブはいつもビーチバム的な風貌でのんびりやってきて楽しんでいる。奥様は日系人で昔本当にいつも親切にしてもらった。ライダーというよりは家族のようなスタンスでずっと長い間お世話になっている。
 前回写真を喜んでくれたので今日も頑張って撮った一枚。
ジミーさんはこのスポットの波を知り尽くしているのでインサイドで乗りまくり。最近はこのブラックアンドブルーでロングボードスタイルのサップをするのにはまっているようだ。

さ、明日の出発までになんとかなるだろうか。。その上、今日はモロカイレースやってるからそっちの様子も気になってウエブサイトチェックしてばかりで全然仕事にならない!自分が悪いんだけどプレッシャーに潰されそうだ。



7月26日 歴史に残る過酷なM2O レース

歴史に残る過酷なレースコンディションとなった今回のモロカイ2オアフレース。たくさんの予想外な展開、そして感動に満ちたレースだったようだ。
文章は後ほどとりあえず何枚か写真をアップ、写真だけでも伝わってくるものがあるはず。