2014-08-13

8月13日 CLear water cruising

材木座の尊敬する先輩、河野さんに誘われて早朝サップ。波はなさそうだったけれど人のいない海は気持ちがいい、その上久しぶりに穏やかな海面。貸してもらったナッシュの8のいたで出てみた。遠出するには適したいたではないかもしれないけど、だからこそ漕ぎ今で慣れる事が大事だし、今日は平水面なので楽。

二人いた一人は新橋まで仕事にいってる愛ちゃん、あとできいたけどそれでも朝毎日のように出て漕いでいるらしい。そういう熱心さはほんとに尊敬する。
実際サーフィンでもウインドでも何でもプロよりアマチュアの人の方が熱意があったりする。そうあるべきではないと思うけど実際ほんとに熱心で心から好きでやってる人がたくさん、素晴らしいし見習わなくてはと思う・

波は全くない、でもこの辺を熟知する河野サンに言わせると大潮だから引き始めたら潮の流れで割れてくると言う、私は水中眼鏡と足ひれ持ってくれば良かったと考えていた、次回は必ず。

河野サンの予測通り8時頃になったら少しずつ割れてきた。
『大きい波がいいサーフィンって分けじゃあないんだよね』とほんとに嬉しそうに膝くらいの割れるかわれないかの波をでも丁寧に乗る河野さん。

波がない分いろんな話が出来た。ここ最近のサッパートサーファーの間の問題

数年前にロングボーダーとサーファーの間で問題になっていた事そのまんまの状況だと思う、
僕は別にスタンドアップという意識で海にはいってない、波のりしにはいっているんだ、だから大きないたを持ってれば他のサーファーに普段以上に注意したり、気を配る事は当たり前、それはスタンドアップに限る事じゃない。だからスタンドアップだからダメとかそういうのはおかしいと思ってる、結局は個人の問題なんだよ、ショートボーダーだってロングボーダーだってマナーの悪いやつはいるし、事故起こしている人もいる。でもここまで増えるとコントロールしていくのは難しくなるね。なぜか分からないけど、他に好いてるところがあるのにわざわざ人がいるところに行く人が多い、なんでだろうね。今日なんて波は小さいけど最高に気持ちいいのに、誰もいないじゃないか?』

このスポットに河野サンはほとんど毎日のようにやってくる、もちろんサーファーが多い時にははいらないが誰もいない日の方が多い、『こうやって毎日来る事で少しずつサーファーとも波を分け合いながら乗る事が出来る事を理解してもらえれば嬉しいし、スポーツでのってもいい悪い、というよりはその個人個人のレベルやマナーで、はいっていてもいい、悪いが決まるべきだよ』



スポーツ通しでいがみ合うのは辛い。一人一人がどんな板のっていてもお互いをリスペクトしてシェアする気持ち、まずは相手に楽しんでもらってから自分も楽しむ気持ちがあれば結構混んでいても順番に波が回ってくる、その方がまだどの波も皆一緒にだーっとのって真っすぐにしか行けないよりずっといいと思うのは私だけだろうか?真っすぐ皆で一緒に何本ものるより私は一時間に一本でいいから一人でのり、あとの時間は他の人がきれいに波をメイクするのを見ながら歓声を上げている方がいい。

ちょうど去年の今頃、鎌倉のリーフにそこそこの波がたった(でも大きいわけではなく、サーファーもはいるけどビギナースタンドアップパドラーもはいってこれちゃうくらいのサイズ)よくわかっているスタンドアッパーは朝いたけどサーファーが増えた時点で皆移動したり帰っていったのに、何も分からずに10時頃ゾロゾロとスタンドアップパドラーが押し寄せ、サーファーの間に入り込んでがつがつのったりラインを邪魔したりしたようで、サーフィンの先輩から不満の電話がかかってきて、私も辛い気持ちでブログにそのことに対する思いを書いた覚えがある。今でも全く同じ気持ち。これからどんどんスタンドアップを楽しむ人は増えていく。安いからと言ってインターネットで買ってレッスンを受けずにオフショアですぐ流されて怖い思いをしたり、ルールやマナーを知らずにはいって、皆の邪魔をしたり、怪我をしたりする人もいるだろう。一人のトラブルがそれ以外の何千人という人の楽しみに影響する事を私自身も意識して責任ある行動をとらなくてはならないと思う。
誰かがやってるからと言って自分がやってよいわけではないときもある、上手い人なら出れる波でも自分にとっては不可能に近い状況かもしれない、また自分には出来そうでも回りの人に迷惑をかけてしまう可能性があったら自粛も考えたほうがいい、出れなくて悔しいかもしれないけどその悔しさをいつかそういう時にものれるようになるぞと練習への意欲にシフトすべきなのだと思う、私もウインドでもカイトでももちろんスタンドアップでもそういうシチュエーションは数えきれないほど経験してきた。実際1週間前のし国はまさにそれだった、悔しいけど自分の技量を知る事、回りに迷惑をかけない事も大事、だけどいつかは、と思ってそのビジョンを頭において練習する事が出来る。それはそれでのらなくても練習、ステップアップの一つなのではないだろうか?

波がない分話も出来て、そしていろんな事をじっくり考える時間も持てた。どんなときでも海にはいらなきゃ良かったって事は絶対にないね、と二人で言い合いながら幸せな気分でビーチに戻れた。

ジェリーさんはsurf is where you find itと言う。ミッキームニヨスはNO bad waves , only bad gear ana bad attitude.という。河野サンはまさにそれを実践しているサーフリ荒いゼーションマスターだ。まだまだいい波にフリークアウトして地に足がつかなくなり,波が小さいとモチベーションが下がってしまう私なんて悟りとはほど遠い。だから悟りを開くためにも、もっともっと海にはいって遊ばなくちゃ行けないな笑

その後材木座の海で加藤さんに遭遇,今日は久々のおやすみだそうで,その後家に遊びにきてくださった。その上家族との写真までとってくださり、感激。ユウちゃんの写真はたくさんとってるけどやはりプロに撮ってもらうと全然違う。
 集合写真
 私との白黒の差が激しくて露出に苦労していた。笑
ありがとうございます。

2014-08-12

8月12日 仕事DAY

(疲労しきった体にはこれが頼りになる、ZENサプリ)
風はまだオンショア。やっと心置きなく仕事にかかれる。やることやらないと!
 久しぶりに海に入らない一日。


一日机に向かっていたので姪っ子と散歩、彼女も学校の宿題に煮詰まっていたようだ。
気がちるもの同志一緒にいたらさらに気がちるじゃないと母親が(つまり私の従兄弟)不満そうな顔していたが、実際机に向かってすぐ、私が郵便局と花屋に行く用事を思い出し、気晴らしに二人で出かけてしまったから彼女の心配もまちがってはいない。でもこんな涼しくて気持ちのいい日に一日中家にいるのはもったいない、いい空気を吸ってりふれっしゅしないと。

怒濤の一週間でまだ興奮覚めやらず、やる事たまりまくり、という状態。とてものんびり日本にかえってきた事を噛み締める余裕がないままばたばたと毎日が過ぎていってるが、昨日今日でちょっと体は休めたかな?


2014-08-11

8月11日 It's windsurfers' turn!

朝からオンショア、体が休めてホット一息、でもそわそわ。干潮で風も安定していてカイトに良さそう。ウインドサーファーが待ってましたとばかりに乗っている。マリーナ横は波もあって良さそうだ。
ビーチは広々,その上波もあって風がびゅーびゅーなので人もいないからできるとは思うんけど鎌倉は一応暗黙の了解でやらない雰囲気なので自粛、やりたかったなー。

お腹が大きな姿でお散歩がてら、ゴンちゃんが訊ねてきてくれた。「今会わんかったら会うチャンスのがしそうだったから』と言ってたけどこんどあうときは一人が二人になってるかな・ハイサーフにも一緒にいき,皆にご挨拶。波も続いて今日はウインドコンディションなので大勢の顔見知りがショップを出たり入ったりしていた。
(サクラキャンプ仲間のゴンちゃん、真ん中はショップオーナーの石川さん、右がカメラマンの紅林さん)
 さすがに練チャンの波乗りセッションと旅疲れがどっと出てなんだかふらふら。午後はコンピューターに向かいながら居眠りばかりしていて何も手につかなかった。

今日は月命日。最近波フィーバーですっかり自分の欲求ばかり考えていた自分にちょっと反省。

2014-08-10

8月10日 暗い中パドルアウト

昨日は素晴らしい波だったけどちょっと出遅れた,人気のリーフで乗りたいなら誰よりも早くそこに行かなくてはと実感し,今日は本気で3時半に出発,完全に真っ暗な中、漕いで行く。家の前は未だに結構大きくてダンパー。さすがに今日はビーチにも人がいない。絶対に一番乗りだと思っていたらはるか沖暗くて見えなかったけど私よりも前に一人入っていた。が、もちろんこんな暗い中頑張ってきた私にいやな顔をするはずもなく,二人でしばらく乗りたい放題。良い波はいくらでもくるので二人だけでは乗り切れない。
もうこの時点で今日は終わりでもいいや,って言うくらい自由に乗れたのでハッピーだった。
 だんだん明るくなってきた。
 けど明るくなってきたら人も増えてきた。

 昨日よりは北風が強い,それがまた良い感じ。

 少し皆のライディングショットをとってから混みすぎないうちに退散。

帰り道オフショアが強く疲れた体にはしんどかったけれど,いろんなところで波が割れていた。
 ここも実は知る人ぞ知るクラシックウエイブ
曇っていたけど今日も楽しい海だった。海水浴規制が入る前に由比ケ浜に戻り午前の部終了。
(夕方になってもまだサイズは残っていた)
午後は規制が解除された5時に出動。風は結構強かったけど波のサイズはまだ十分あって,夕暮れの光がきれいだった。
 この景色、沖の波が割れるのが見えると自然に漕ぐ手に力が入る。
 風も入っていたので入っている人も一握り。

だからこそ一緒にこの時間を共有できる喜びでサーファーもスタンドアップパドラーも皆フレンドリー


上の2枚は道から加藤さんが撮ってくれていた写真。
この夕陽の光だけでも幸せな気持ちにさせてもらえる。

Mahalo Ke Akua今日も一日ありがとう。

2014-08-09

8月9日 夜明け前からパドルアウト

 昨日は海に出たのが7時前だったので絶対混んでいて乗れないと思ったし、何より寝不足と疲労でふらふらだったので遠くまで漕ぐ気がしなかったので家の近くのリーフでやったけれど,今日は是非とも一番好きなリーフで一本でも2本でも乗りたかった。だから3時半に起きて行こうと思っていたら,わくわくしすぎて2時頃起きてしまった。たまったメールなどをこなして3時半を待っていたらタイミング悪く眠くなり,ボートしてたら4時。あわてて出かけたけど真っ暗な中家の前のダンパーセットに何度か巻かれて時間を食い,アウトに出たらもう薄明るくなって来ていた。これでは出遅れたかも,と焦るながらもさらに沖へ漕いで行き,目指すリーフポイントへ。

やっぱりちょっと出遅れた感。すでにサーファーは10人近くはいっていたのでとにかく絶対邪魔にならないところから様子を見ながら写真撮りつつ少しずつ奥へと移動。みんなが乗り逃がした波が来るとあわててカメラをしまってテイクオフ。奥のピークからではないけれどそれでも十分ロングライドできるおこぼれの波に何本か乗らせてもらえた。けれど,1時間もするとさすがにかなりの人数。このポイントらしくないドロップインも結構あったり、二人で乗ってたりもあった。さすがにこれだけの人数いて,上手い人も多いから波取り合戦も大変なのかな。

岸を見るたびに続々とパドルアウトしてくる人がいる。ラインナップの真ん中にいるのはもう論外なのではじっこのショルダーから皆を見ながら,シフトしてくるセットに皆がやられたのをさらに一本頂いて、いやな顔されないうちに退散。誰のラインも邪魔しなかったと思うし,誰かがパドルしはじめたら絶対にその波には漕がなかったし,パドルアウトしてるだけでもあまり近づいて,目障りにならないよう気をつけながら写真を撮った。
まあみんなが好きなだけあって,良い波。
人数が多く,ラインナップには近づけなかったので会えなかったけどあとで四国で一緒だった篤くんも,スノーボード友達のシンゴマンや勝又さんもいたみたい。
普段ここで乗る人が車を止めるパーキングがこの二日間くらいクローズだからきっと空いていると聞いていたのだが、残念ながらそれくらいの障害でへこたれる人はいなかったようで,遠くに車を止めてサーフボードをかかえてあるいてきた人も大勢いたらしい。









みんながパドルアウトする前に4本くらい乗れた、ので充分満足、名残惜しいけれどこれ以上いても乗れないし、邪魔だと思われる前に退散、という事で湾の向こう側に移動。そちらはまだまだ人も少なく,波も昨日ほどはサイズがないので掘れない波も多くサーフィンにはちょっと物足りない。とはいえ十分サイズはあって最高に楽しい。まああの四国の波のあとだけに,全く怖さがなくいくら巻かれても笑って楽しめる。ここの波はバックウオッシュが強かったり,サイズがナイト割れなかったりマッシーだったりするのだが,上手く繋げると湾の一番沖からビーチまで500メートル近く乗れてしまう。今日も良いセットになればそんな風に乗れるので人数がいてもピークに戻ってくるまでに凄く時間がかかるし,沖のピーク、ミドルセクション,そしてテトラの前に陣取る人といろいろバラバラなので混雑は感じない。今日こそは9時までに上がって板持ってあるくはめにならないよう早めに上がった。かなり疲労を感じる,せっかく腰が良くなってきてるのでここで無理してまた悪く出来ないから大事にしないと。
 バハツアーで一緒だったエリートサラリーマンでありサンデーフィッシャーマンの秋元大君。
 でもウインドもサップも実はかなりの腕前。
これは某社敏腕営業マンかな?





 お昼は会いにきてくれた友人と近所でお昼。
ヨガ繋がりの友人だけどもう一人のヨガ仲間が偶然通りかかり,さらに嬉しい再会。
今日はどこでも素晴らしいセッションだったみたい。これは材木座
日本最古の人口の港はチューブ巻いてた。
由比ケ浜はダンパー天国。でもこういう日は人がいないからサップで出ても文句言われないので私は実は嫌いではない。

そんなこんなで8月は波乗り祭りだけれど,ふと気がつくと今日は長崎の原爆落とされた日。ノーテンキにナミナミ言ってるけど,そう出来るのも私達の前の世代の苦労と苦悩があったからこそ。長崎で行われた式典の動画を見て長崎市長の平和宣言に心からうたれた。
なんだか軍備や秘密保護法やら何となくクエスチョンマークをつけたくなるような最近の動きに断固たる意義を申している感じがした。戦争はどんな理由にせよ,やるべきではないし,原発で被害にあった人たちのような悲しみももう誰も経験してはならない,ほんとにそう思う。

疲労