2010-06-30

6月28日 カリフォルニアへ

昨日はイベント盛りだくさんで何も準備ができなかったので今日は一日家で仕事したり、旅の準備したり、掃除したり。朝早くから動いていたつもりだが、気がついたら夕方。掃除は中途半端なところで終わり、最後はかなりどたばたで太郎さん達みんなに見送ってもらって出発。

夕方仕事をしていたとき、向こうの部屋から天満が叫ぶように泣いているのが聞こえ、普段は機嫌もいいし、聞き分けの悪い子じゃないから、珍しいな、疲れたのかな、なんて思っていたのだが、後で聞いたら私がもういなくなってしまうことでさびしいと大泣きしていたらしい、ほろりとさせるではないか。今回数週間一緒に過ごしたことで少しずつお互いの性格やペースを理解していき、やっと友達として認めてもらえたような気がしていたので、私もとってもさびしい。でもきっと今度あったときは私もこともおぼえていてくれるだろう、そして忘れられる前に会えるようにがんばろう。
今回天満は初めて波に乗ることを覚えた。これから長い一生いろんな波(海の波だけでなく人生の中にやってくるもろもろの波にも)にのって行くことだろうけれど海で波に乗ることを覚えることでそれらに乗る術も長けてくるのではないかな、と思う、なんてまだ4歳の子供には早いか。私でもよくわからないのに。

虫だらけ、埃だらけのうちで、ワーワー言いながらもやもりが虫をつかまえて食べるところをジーッと観察したり、外に出した生ごみを食べにやってくる鳥達に話しかけたり、畑の土を耕したり、いろんなお外遊びを楽しんでくれた。純粋で、ずるさがまったくない正直な天満に、いろんなことを私も教えられた。

太朗さんやまきよちゃんも本当に久しぶりにゆっくり話ができたし、なかなか会えないけれど、こうやって10年以上も仲良くして付き合ってもらえることに感謝したい。

夜9時の便でロサンジェルスへひとっ飛び。これからの1週間はカリフォルニアで取材、そしてその合間に何とかちょっとでも貝とかスタンドアップで体が動かせればいいなと思っている。
でも夜中のフライトはよく寝られないまま朝になってしまって結構きつい。

2010-06-29

6月27日 Tracy and Elliot's Big Day


レインズでのカイトウエイブライデイングではダントツにうまくて誰よりも乗っていることで尊敬しているエリオット、そして10年近く前に知り合い、友達としても仕事のパートナーとしても素晴らしい付き合いをさせてもらい、一緒にいろんなところに旅してきたトレーシー、この二人が今日結婚する。もう何年も前に婚約だけはしていたけどなかなか式を挙げるとなると予定や、お金など色々大変。でも年がたつごとにさらに仲良くなっている感じがする二人、ビデオグラファー、フォトグラファーとしてお互いを助け合ったり一緒に仕事を組んだりもしているし、二人とも背が高くめちゃくちゃえになるカップルなのだ。

二人の話をしだしたらキリがないが、二人の大切な場をシェアできることをとってもうれしく思っている。
朝まずサウザンピークスでスタンドアップパドル。波はそんなに大きくなかったが引き潮でスピードがある波だった仕込んでなかったのでかなり楽しめた。その後ちょっと上がって太郎さんたちを待っていたらそのままうとうと。起きたらもう余り時間がなく、あわてて太郎さんたちを追っかけて天満と太朗さんのサーフィンショットを撮った。天満もがんばってくれて短時間の中で何本も波に乗った。天満も楽しそうだけど、太朗さんのうれしそうな顔といったら!やっぱり子供が3歳までに一生分の親孝行するって言うのは本当だなあと思う。その後マジックハンドの持ち主、えみさんのところへ。キヘイに住む笑みさんはサーファーのかなチャンに紹介してもらったのだが、プラナセラピーをしてくれる。形で見えないものだけれど経験したものにしかわからない体の治療法方とでもいおうか、自分の治癒力を引き出してもらえるのか、それとも宇宙の治癒力を引き込んでいるのか、よくわからないけど自分の体がかなりぼろぼろで、それを一生懸命な襲うとしているのは感じられる。もっと体の訴えることに耳を向けなければいけないなあ、と反省、そしてトータルリラックスをさせていただいた。

そのまま今度ハワイレアのウエデイング会場へ。エリオットとトレーシーのファミリー、そしてマウイの親しい友人達がたくさん集まり、これ以上はないという素晴らしい景色と雰囲気の元、ハワイアンの結婚式が行われた。トレーシーはもともとモデルみたいにきれいなのだが、今日は彼女はいつも以上に、ほんとにバービードールのような素敵さで、出てきたとたんに猛感激でウルウル、隣を見たら横にいたらルーシーもやっぱり鼻をずずーとすすっていた。結婚の誓いの言葉を言うときにきっと泣いてしまうだろう、それもヒーヒー泣いてしまうんじゃないか、と心配していたトレーシーは最後までしっかりこなし、とっても立派でびっくり。でももっと素敵だったのはエリオット、誓いの言葉の途中に感極まって、くくーと袖で目をこすり、言葉に詰まってしまったエリオット。普段は無表情で、どちらかというとぶっきらぼう、タフガイを装っているだけに、そんな彼の様子に私たちも一気に視界がぼやけて、鼻がずるずる、下手すると声あげて泣き出しそうになったしまった。エリオットやるなあ、かわいいなあ。ほんとに二人とも幸せそうで美しかった。

結婚式も素晴らしかったけどその後のレセプションも最高、カイト仲間のペギーが所有しているマケナの海の前にある何十年も前からあるビーチハウスをこの日のために提供してくれた。とってもハワイアナな雰囲気のある素敵なセッテイングのなか、ちびっ子フラガールズのショー、そして鉄板焼きのパフォーマンス、二人の子供のころの恥ずかしい写真を含めてスライドショーなど、みんなが楽しめるものがたくさんで、大いに盛り上がった。
かしこまらず、スピーチもほとんどなく(ただし、ここでもトレーシーはみんなに対する素晴らしいお礼のスピーチをし、エリオットはその後にマイクを渡され、絶句し、その後ちょっとだけスピーチしたたけどまたもや感無量で言葉につまり、なんだかとっても親近感を感じさせてくれた)
結婚式ギリギリに、トレーシーのお母さんの具合が悪くなり、がんの宣告を受け、結婚式にも来られなくなってしまった。トレーシーも急遽実家に戻り、本の数週間前に帰ってきて、それから大慌てで準備をしたのだが、今回は来れなかったトレーシーの家族達のために式の様子をオンランでライブ放送できるようにセットもした。カメラに向かってお母さんに語りかけているトレーシーとエリオット、ほんとにこれからも素晴らしい家族がふた家族つながってさらに素晴らしいものになるんだな、とそばにいるだけでこっちまで幸せな気持ちでいっぱいになった。

彼らの結婚式のタイトルフレーズは
Today I marry my friend,
The one I laugh with,
Live for、
LOVE


心の底からおめでとう。

2010-06-27

6月26日 グラッシーサウス

(何でもうまいケント・アポ)
今日もきっとここ数日と同じコンデイションだろうと思っていたらなんと今日は珍しく朝から
ノーウインド、波のサイズが上がったわけではないだろうけどクリーンな波で大潮のせいで引いているからか、結構楽しめたらしい、私がついたときもまだグラッシーで結構良かったが、サーファーの人たちの数が多くなっていたのでお余りのくず波しか乗れない、それでもセットに乗ってくるみんなの笑顔を見るだけで気分が良くなる。カメラを出してみんなのライデイング撮影。(本橋君リッピング)
一時期サーファーが増えすぎたので隣のピークに移動、本橋君とジェシーさんも入れて全部で6人、それにハワイアンカヌーが一艇。みんなで順番に譲リ合いながら乗れるのは本当に楽しい、いくら波が良くても波の取り合いになったり違うスポーツ同士がいがみ合ったりするような感じでは全然楽しめない。
サウザンピークスのメインのピークはさすがにサーファーが多く、あまり物に乗ろうにもなかなかあまってないし、そのうち少しオンショア気味になってきたので終了。(いくらビギナーでも周りを見ることだけはしないといけません、とくにサウザンピークスはメローな波だけdルールにはうるさいのでこういうのはかなり顰蹙を買う、そういう人はコーブに行きましょう、なんて言ったらコーブローカルのひろさん、かなさん達が怒りそうだな)

今年の夏はまだ本当に、素晴らしいなあ、っていうコンデイションをいただいていない。去年の6月はすごくいい日が続いたらしいのに(私はぎっくり腰で一ヶ月丸々逃したのだが)残念。でもまあ乗れるだけでも幸せだ。
夜はハンサムボーイ天満君に会おうとスモモ家族がやってきた。もおちゃんの新作メニューチキンフライのキムチマヨネーズ和えもかなりおいしかった。残念ながら遅くなっても天満くんは帰ってこなかったので
スモモと天満の出会いはちょっと延期。イケメン天満と癒し系スモモ、なかなかいいと思ったんだけどな。

6月25日 Stayed Home

(種まきのお手伝いさん天満くん)
サウスは昨日と同じようなコンデイションで波もそれほどはなく、風が少し入っているというので今日もガソリン節約のためにサウスを断念。一日家で仕事。
コンピューターの前に座り込んで、煮詰まってくると外にでて畑仕事や庭掃除。天満が虫や植物に興味津々、畑仕事も喜んで手伝ってくれる。

夕方はマウイに滞在中のジルとベン夫妻のパーテイーへ。彼らは以前マウイに住んでいたのだが、ドミニカ共和国に引越し、ベンはナッシュでの仕事をやめて、自分でAXONというカイトボードのブランドを立ち上げた。息子のリーバイは丁度2歳、そして二人目がジルのお腹の中にいる。

リーバイが生まれるころ、マウイではベビーブームだったようで、このパーテイーに集まった仲間の中にも4人も同じ年令の子供がいて仲良く、遊びまわっていた。
どのお父さん達(みんな元はカイトボーダー)も、自分が子供みたいでお父さんなんでなれるのかなって感じの人ばかりだったが、なんのなんの、とてもいいお父さんぶりを見せていてほほえましかった。

6種類のサラダ、(豆腐サラダ、パパイヤサラダ、パスタサラダ、モツレラサラダ、グリーンサラダ、タブリ)とヘルシーなものが多くならんだが、ジルの作ったスタッフトマッシュルームはめちゃくちゃ簡単でパー手イーに映える一品なので、私も早速いろんな機会に作ってみようと思う。

アラスカ大好き仲間のカメラマン、ヤーマンがアラスカの醍醐味、素晴らしさをいわゆる観光ツアーではなくもっとじっくりメローな感じで経験できるようなツアーを企画。
彼はアラスカ通だし、カメラマンなので見所、そして写真の撮り方などまでよくわかっているので一緒に旅することで多くを得るはず。何よりメローで一緒にいると楽しい人なので彼のガイドでアラスカに行けるなんてこんな最高のツアーはない。モーターホームで気分と天気任せに移動を続けながら、の共同生活。ああ、私もあのアラスカでの生活が恋しい。
アラスカに興味のある人、どこに行ったらいいのかわからないという人はぜひこのツアーに参加してみてください、凝縮されたアラスカのほんとのよさを感じてもらえるはず。
お問い合わせはinf@paradpxvision.tv まで!

2010-06-25

6月24日 またもや期待はずれのサウスサイド

今回のうねりはうまくすれば警報レベルのサイズだといっていたので、今朝は朝早くから起きた。まだマウイに来てからちゃんとしたサイズの波に乗れていない太朗さんも4時過ぎから起きていたようだ。でもなんとなくいやな予感もあり、みんなのサーフレポートを待っていたが、情報はどれもいまいちというものばかり。それでも我慢できなくなり、だめでもともとで行ってみようと出発。サウザンピークスは論外のドンぶきで素通りし、ラウニポコへ。みんな同じことを考えているようで結構混んでいて波自体はここ数日と変わらない腰、せいぜいセットで肩位。これでも人がいなければまあ楽しめるのだが、とにかくラウニポコは人が多く、又プロ級のうまい人もまったくの初めてのスクール生もみんな一緒に同じポイントにいるのでかなり混乱している、そういう意味ではサウザンピークスはルールにうるさかったり、スタンドアップを嫌う人などがいるおかげで反対に入ってくる人たちに秩序があるから楽かも。
もう波自体を思い切り楽しむことはあきらめ久しぶりに会った友人達や、犬や子供を乗せてのんびり楽しんでいる人たちと一緒にセッション。みんなが余ったものを隅のほうで乗らせてもらったりした。

1月に赤ちゃんを産んだビッグウエイバーのTiareもいて、がんがんのリッピング、とても子供を生んだばかりとは思えない体型。ほかにもお父さんがいないからと5歳の娘も連れ出してタンデムでサーフィンしていたトモちゃん、マーラエアのチューブも一緒に乗ってしまう犬のマナとそのお父さんも波乗りを楽しんできた。ほかにも上手なロングボーダーがたくさん。ビーチは家族連れや観光客もたくさん来ているし、小さな子供達が潮溜まりでバチャバチャ遊んでいる。
ラウニポコは本当に懐の大きな公園というか、誰もが楽しめるし、誰もが受け入れられるタイプの場所だと思う。

夜は太郎さんたちとパイあのフレッシュミントで。普段からいつもお母さんが食事を作るので、天満は何を食べても「お母さんの作ったご飯がいいー」毎日家でそんなにおいしいご飯が食べれるなんて幸せな天満、今日も海で遊びまくってよるには遊び疲れて電池切れ、子供ってほんとに100%出し切るからかわいいな。

2010-06-24

6月23日 Everybody wins!

ここ数日風が強くマリコのスタンドアップのダウンウインドレースやモロカイクロッシングまで1ッ花月をきったこともあり、ダウンウインドがかなり盛り上がっている。
いつ行っても必ずいるメンバーが20人くらいいるが、その中でもカラマはやはりすごい。この間もラウニポコにOC-1でひょこっと出没したらしく、どこから来たのか聞いたら、マリコだという。つまり44マイルの距離、ウエストサイドを回りこんでサウスまで来たというのだ。おそろしや、そんな人にとってはカフルイハーバーまでのパドルなんて、寝室からちょっとトイレまで行くくらいの気分なのだろう。
そしてラダーなしの小さなボードでも異常なスピードを見せるジェレミーも常に注目を浴びている。レデイースでは常勝のアンドレアにF16を手に入れたデビンがどれだけ迫るかも期待されている。
あまりに早いスピード記録がばんばん出てものすごいグライドが楽しめるのでみんな、毎日すごくいい顔をしている。
カラマのブログに早朝まず人が混んでくるまでラウニポコで波乗りし、その後ダウンウインドで1時間を切った。最高の気分でゴールに到着し、ビールを飲んだときの気分、I win! と書いてあった。これは自分がほかの人より早かったから、WINというだけの意味ではなく、今日は最高の一日でウイナーの気分だという意味も含まれている気がする。

数日前、波はいまいち風も強い中スタンドアップをしていた、うちに滞在中の太朗さん、初めて4歳の息子天満君と一緒に波に乗ったらしい。5本トライして一本はワイプアウト、でもまた出て行って最後に乗った波は結構なサイズがありフェイスをずーっと横にに走ってビーチ近くまで乗りつなぐことができたそうだ。どうだった?と天満に聞いたらしっかり目をつぶっていたらしく、何も見えなかったらしいけど、うれしそうだった。そしてお父さんは本当にうれしそうだった。ウインドのプロ、釜口君はオーバーヘッドの波をお嬢さんと一緒にタンデムで攻めるし、そしてもおちゃんも子供と一緒に波に乗ることの幸せを昔しみじみと話してくれたことがあったけど、太朗さんもその喜びをその夜ずっとかみしめていた気がする。一日遅かったけど父の日のすばらしいプレゼントだ。

大会でビリッケツでも自分の最高のパフォーマンスができればそれはそれで自分の中では「勝利」なのだ。ほかの人と比べるのでなく、自分の基準、そして小さいこともありがたく感謝する気持ちさえあれば、誰もが毎日ウイナーになることができる。言うは易し、で私もウイナーどころか、ほとんど毎日ルーザー気分で落ち込むが、それでもどこか一部だけピックすればどんな日でも何かしらのWINはある。それで一日気分よく過ごすことができれば、それこそ、I win!かもしれないな。
今日はなかなかスピードが出ずに一緒に乗ってくれた人を待たせてしまったけど、それでもカフルイハーバーのあのいやな横風の中、めげてもうココで漕ぐのをやめたいという気持ちに何とか打ち勝ってフィニッシュできた。これだけでも自分の弱さには「勝った」ことになる。レベルの低い勝ちだけど。

2010-06-23

6月22日 波はあるのに風がありすぎ

やっとマウイでもサウスに波が入ったとのうわさを聞いて出かけてみたが案の定風が吹いている。サウザンピークスは左からのオフショア、ラウニポコまで行くと今度は右からのオンショアガどちらも強く吹いてていまいち、波はあるからサーファーは結構入ってて混んでいる。まだサウザンピークすの方がオフショアだし風が落ちる可能性もあるのでそっちで待機。少し風が落ちて、よし、いまだ、とボードを抱えて出ようとすると又部ワーッと20ノット以上のサイドショアが吹き上がりテイクオフも難しいくらい。結局ちょっとでてはいたがそんなにいい波には乗れないし、サーファー達の迷惑になるのもいやなので上がった。さすがに方くらい花見があったのでパット福田など上手なロングボーダーたちがリッピングしていた。

これだったらダウンウインドの方が良かったなあ、といろんな仲間に電話してみたものの、誰も連絡取れなかったのであきらめて帰宅。今日は仕事に励んで明日仕切り直しすることにした。

夏らしいガステイーな強風と波のないコンデイションのノースショア、こういう日が続くとそのうち本気で旅にでたくなってくる。

2010-06-22

6月21日 家まわりの仕事

サウスの波はスモール、カイトするにも波はない。ダウンウインドするには昨日がんばりすぎて体が結構疲れている、SUPフィッシングだけするのにガソリンを使うのももったいない、色々やりたいけど、今日は体を休めたり、仕事をしたりする日に決めた。
午前中ひとつ原稿をほぼ終わらせ、午後は畑仕事、やっと畑の一部分だけ位置からやり直して種を植えられるところまでできた。畑エリアすべてでこのプロセスを終わらせるまでどれくらいかかるだろうか。まだまだ先は長い。でもマウイにいる時期に自分の家で野菜が取れないと野菜好きの私としては食費がかさんで仕方ない。とはいえ畑の基礎作りや土作りに砂利やら土やら雑草をシャットアウトするためのシートも購入し、結構お金がかかっている。がんばってたくさん野菜育ててもととらなくちゃ。

夕方久しぶりにマッサージを受けに行った。体をこき使う生活をしているのでメインテナンスは大事だとよくわかっているのだが、なんせお金がかかるから体がギリギリの限界まで行かないとマッサージも整体やエナジーワークなども行かない、体が一番大事だってわかってはいるのだが。

昨日乗ったForSaleのレースボードのことを考え続けている。1700ドル。そして夏に行こうと相談しているインドネシアかバハへのサーフトリップも多分それくらいの金額。そしてちょっと前から誘われているグランドキャニオンの川下り(それもツアーではなく、プライベートでものすごく楽しそうな面子で行く21日間)も同じくらい。グランドキャニオンを下る許可を得るのは本当に大変なことらしく、これができることは一生に一度のチャンスだという。今までなら、ふーんというくらいだろうけど、ふと思いついてスタンドアップで下れたら、と考えたら、急に興味が出てきた。そのうえ親友のクレーマー、そしてアラスカの仲良しリサとアウトドアフリークガールズも一緒なのだ。でもこれ全部行くことはもちろん無理。どれかひとつ選ばなくてはならないだろう。うーん悩む。

2010-06-21

6月20日 Aチームのパドル練習

ガソリン代節約のため、今日はサウスには行かないことにし、ダウンウインドかカイトをしようと決めていた。
朝メールをチェックしていると、何本、何種類の板を持っているのか想像もつかないほどたくさんのボードを買う夫婦の奥さん、シャムからメールが来ていた。「もしこの間言っていたように細身のF16が欲しいなら1700ドルで売ろうと思うんだけどどう?いつでもためしていいわよ」とのこと。彼女から中古を買ったランデイーのボードをこの間試してあまりに早いのでほしくなってしまったけど、カスタムでこのサイズが見つかることはほとんどない、とランデイーからもいわれていたからあきらめていたので、このオファーはかなりおいしい。何しろ新品でカスタムオーダーすれば何ヶ月待つことになるかわからないし、(少なくとも夏が終わる前にはできてこないだろう)3000ドル位するという恐ろしいうわさ。
1700ドルだって私にとってはとんでもない値段だけれど、こんな値段でF16が買えることなんてないわよ、とデビンにもそそのかされる。乗ったらさらに欲しくなるのは明白だったけれど、試乗せずに入られなかった。ということでヨガクラスが終わった後いそいで集合場所へ。

ヨガクラスですでに腰がちょっと痛かったので、あまり無理はしたくなかったのだが、一緒のメンバーはみんな真剣にダウンウインドを最低でも週3,4回はやっているメンバー。そしてめちゃくちゃ早い。最初のうちは何とか必死についていっていたものの、スプレックスあたりではもうデビンの姿はほとんど見えなかった。彼らAチームについていけるようになれば私も結構いい順位でレースに入れるだろうけれど、はっきり言ってまったくお話にならないくらい差が出るのだ。ボードの差では決してなく実力、こまごまとした海面の判断力、グライドさせ方の差だ。このスピードで毎日練習して、そのうえ気分が乗ると一日2回3回とやるんだからちょっとやそっとの練習ではかなわない。
でも入れてもらっていかに実力が違うかを目の当たりにするだけでも意味がある。
肝心のF16の乗り心地はもちろんすごく良かったが、この間乗らせてもらったランデイーのボードとほとんど同じサイズなのに直進性が高いのか、ターンさせるのが難しく、あと少しバランスがとりにくかった。でも1時間20分台でフィニッシュできたらしく、それはレデイースクラスだったら結構早い方だそうだ。(でも風が強かったせいではやかったともいえる)

パドルレースシーズン開幕といった感じでバトルオブザパドルに続いてマウイでもオアフでもいろんな種類のディスタンスレースが行われる。マリコレースは7月半ばだが、「このレースだけはマウイローカル以外の選手がメンズもレデイースも優勝したことはないんだ」とみんなが今日話していた。それだけ特殊なラン、グライド命のランなのだ。そしてマウイでやってる連中はそのグライドが大得意、言い換えれば、替えが吹いてなくてぐらい度させられないレースでは実力が発揮できないし、マウイで風がない日なんて誰も練習しないくらい贅沢で怠け者でもある。それでもマリコレースだけは外からのレーサーに勝ちを譲りたくはないねーと意気込んでいた。
サーフィンとは又違うこのデイスタンスレースの世界、大変だけど波がないときはいい運動になる。

2010-06-20

6月19日 パドル三昧 at 1000 Peaks

波はサイズダウンと聞いてちょっとモチベーションが落ちたが、それでもサウスに向かう。昨日より風が強くないのでまあまあ楽しそうだし、人もいない。混んできたらフィッシングに切り替えればいいや、とまずは波乗り。波のサイズは腹程度なのだが、人がいないのでいくらでも波が取れる。普段はサーファーの人たちに譲ってあまったときだけとるか、乗られなかった波をインサイドで乗るかなので、自分の好きな波をとり放題だということだけで楽しかった。

少し人が増えてきて5人ほどになったので釣りに切り替え。色々セットアップにとまどり、そのうえ出たとたんにルアーをまたもやリーフに引っ掛けた。あせらずにちゃんと沖に行ってからルアーを投げればよかったのに。そんなことで釣りのモチベーションがなくなり、再度波乗り。さらに人は少なくなり常連のおじさんと二人だけでアウトに出るたびにすぐ波が来るので結構疲れるほど乗れた。岸に上がってくると玉井ファミリーも来ていて天満が海でバチャバチャ遊んでいた。

もう一回少しお腹にエネルギーを入れてから再度つり挑戦。ロングボードがとっても上手でフラの先生もしているゲイルがサーファーで混んで来たポイント避けて一人ただただ漕いでいた。私がトローリングやっているのを見てかなり反応して、自分もやりたい!言っていた。普段沖まで出てから投げ釣りすることはあるのだそうだけれど、私のやり方だとフィットネスにもなるし一石二鳥。どうせ漕ぐなら竿もって漕いだ方が絶対いい、と彼女もやる気満々。いつかいっしょにできるかな。

結局午前中夢中になって漕いだので午後予定していたダウンウインドパドルは中止して家に戻った。
すごく良かったわけではないけど体も動かせたし、メローな雰囲気のビーチでの時間で気分はすっきり。

2010-06-19

6月18日 Southbound

昨晩はもおちゃん宅のソファーで寝てしまい、今朝は早起きのもおちゃんに朝ごはんやコーヒーをご馳走になってから、朝帰り。
ノースの波はほとんどなくなり、カイトにもいまいち、かといってダウンには風が足りない。サウスはどうかと聞くとこちらもそれほどいいわけではないらしい、でも何もしないのはもったいないので、波が良くなければフィッシングすればいいや、とサウスに行くことに決めた。

サウザンピークスについてみると波は結構あるのだが左からのオフショアがものすごくきつそうで、入っていたかなチャンも上がってきてしまった。ココまで来たのでとりあえずラウニポコまでチェックしてみようといってみたが、こちらは右からのサイドオンが結構吹いててさらに良くない。仕方がないので差ウ算ピークすに戻ってみるとさっきよりは風がなく、(右と左から来るはぜがぶつかって一瞬風がやんだのかもしれない)今だ、といそいでパドルアウト。ずっと風が良くなかったために乗ってる人は一人だけ、その人もすぐ上がってしまった一人で乗りたいほうだ乗れた。忠風が入っているのでちょっとバンピーではあったが。
そのうち3人くらいロングボーダーが入ってきたので私は終了。そのロングボーダーのうちの一人はケリーポッツだった。彼女は背がスラーッとしていてとってもグッドルッキングなうえにめちゃくちゃサーフィンが上手、上がったあと彼女のライデイングをうっとり眺めてしまった。スイッチライデイングをとってもスムーズに決めていて見ていてとっても楽しそうだった。

6月17日 Downwind run Wedding


波はサイズダウン、今日はやすべえのウエデイング、11時にカナハに集合でみんなダウンウインドボードやOC-1をもって続々と集まってきた。朝ワイルクにあるお寺で式を挙げ、そのあとみんなと一緒にダウンウインドをして楽しみ、その後カナハで持ち寄りパーテイーというアットホームなスタイルの結婚式。
元ウインドのウエイブワールドチャンピオンでもある、ケリームーアがやってるダウンウインド用のシャトルにボードを乗せて出発、いつもほど風が強くはなかったけれど仲間と一緒に気持ちのいいダウンウインドができた。その後カナハで持ち寄りパーテイー、デイルもやすべえもとっても幸せそう!本当におめでとう!

その後夜はもおちゃん宅へ。
いろんな用事を済ませてしまおうとしたけど結局疲れてソファーで眠り込んでしまった。
ココのところイベント続きデあまり仕事がはかどってない、しっかりしないと。
今マウイではマウイフィルムフェステイバルが開催されていていろんなすばらしい映画が上映されている。今晩はワイレアの広い芝生に座って巨大スクリーンで見ることができる会場でテイラーステイールの新作Castle in the skyのプレミアがある。日曜日にはオックスボウの映画も。これは去年の冬のすごいコンデイションの中撮影していたのできっと迫力のある場面がたくさんあるはず、こうご期待。

2010-06-17

6月16日 玉井太朗一家マウイ入り

今日は早起きしようと思っていたのになんだか体が重くてなかなか起きれなかった。今日から来るお客さんのために部屋の掃除などをしていたらなんだかんだと出発が送れ、結局サウスサイドについたのは9時半過ぎ。波はそんなに大きくもなく、オンショア気味でバンピーではあったけれど人がいなかったから楽しかった。
波の質も大事だけれど、やはり混んでいないのが一番。
その後迎えの時間まで町でいろんな用事を済ませる。いつも面倒くさがって先延ばしにしていたもろもろの用事が済んだのでこれも気分すっきり。

1時半に空港に行くともうすでに荷物もピックアップして準備ができていた玉井ファミリーが待っていた。
玉井太朗さんとは20年近くの付き合いになる、スノーボードをはじめてすぐに紹介され、最初から周りと違うオーラがあった。今彼はスノーサーフをテーマに限りなくサーフィンに近いスノーボーでイン具ができるようなスノーボードをプロデュースしている。
彼とはじめて会ったのは昔のスノーボードワールドカップで通訳をしていたとき、最後の夜のパーテイーのときに、「明日は絶対ニセコが良くなる、リフトがオープンする前、朝一に僕らの事務所に来たらすごくいいところを滑らせてあげるよ」といわれ、大騒ぎのパーテイーの後朝誰も起きない中一人でルスツからニセコまで行き方もわからずタクシーを使って行ったのだ。(どれだけ離れているかはまったく知らなくてすぐ近くなのだと思っていたのだ)
タクシー代はめちゃくちゃ高くついたが、それでもお釣りが来るほどその日は衝撃的なすごい経験をさせてもらった。朝一番でそのまま山頂まで行き、そこかドロップ,まさに初めてのノートラックパウダー。その日はその後もう2回山頂まで行って滑ったほどだった。以来ジャクソンに行くようになるまでの数年間冬の初めはニセコに1ヶ月ほどこもり、滑り込むことが続いた。それにはじめてアラスカのヴァルデイーズに行ったときも一緒だった。アラスカに何度も一緒に行ったし、ほかにもイタリアにも行った。多くのすばらしい思い出を共有させてもらっている。
当時からマウイに行くよ、行くよと言いながら、なかなかタイミングが合わず、今回やっとマウイに来ることが決まった。そのあいだ太朗さんはまきよちゃんと結婚し、天満君が生まれた。今回はファミリースタイルでのんびり楽しく、3週間暮らす予定。
天満君は家に着いたとたん、さっそく外に飛び出していき、、周りにある木や草や実などなんにでも興味津々。畑仕事もずっと一緒に土いじりを手伝いながら楽しんでいた。何もサービスはできないけど自然だけはたくさんあるのでこれを喜んでくれるのはとってもありがたいな。

2010-06-16

6月15日 思いがけないレインズセッション

(フキパの丘からもおちゃんが撮ってくれたショット)
昨日サウスが良かったので朝からサウスに行こうと思っていたのだが、なんとこういう日に限ってノースもサイズアップ。何でこの一ヶ月間ほとんど両側とも波がなかったのに、今日に限って両方上がるのだろう?いっぺんに上がらず順番に上がってくれるとこっちも両方楽しめるのになあ。でももう何ヶ月もまともにカイトしていない気がするので今日はカイトに行くことを選択。波は頭くらいでショワショワの夏らしいパワーのない波だったけれど、それでもこの時期にこれだけのサイズが来ることはめったにないのでエリオットさえも朝からいそいそとセッテイング。
ちょっときつくなるかなあと思いながらもエリオットが9mを出したので私も7mで出艇。ところがカイトあげたとたんきつくて、海に出たら完全にオーバー。レインズはリーフを歩いての出入りとっても難しいし怪我をしやすいのでいったん出たらよっぽどのことがない限りもどってきたくないのだが、これでは乗っていてもつまらない、というくらいにオーバーだったので仕方なくすぐ戻って4mに張り替えた。
レインズには二人くらいウインドサーファーが来ていて(フキパは早い時間サーファーが入っているので乗らせてもらえないのだ)そのうちの一人は昨日マウイについたばかりの秀さんだった。ラッキーそのもの、でも彼が海に出ているということは奥さんのもおちゃんは後に出る番なのだろう。スモモとこのコンデイションを見ながら自分が出たくてやきもきしていることだろうなあ、後でけんかにならなければいいけど、と人事ながら心配になった。
4mでも十分パワーがある位吹いているので、波はだんだん風に吹き飛ばされてジャンクになってきた。朝一番が一番きれいだった。
そのうちいい波があまり見つからなくなってきたので終了。
久しぶりのカイトだったので体のあちこちが筋肉痛だ。それに乗っていても練習不足で全然思うように乗れなかった。でも楽しい!

昨日日記で書いたとおり、あまり期待を持たずにいると、ちょとしたコンデイションのがうれしいサプライズとなる。波が上がるという期待を誰も持っていなかったので、みんながうれしいサプライズを思い切り満喫し海ですれ違ってもニコニコ顔だった。

2010-06-15

6月14日 Expect nothing

昨日海に入らなかったので今日はなんとしてでも入りたい。でも相変わらず波はそれほどよくなさそう。波がなければスタンドアップフィッシングをして、さっさと帰ってきて仕事をすればいいではないか、と町でいろんな用事をする前に一乗りしようとサウスに向かった。

フキパもなぜか今日はいつもより波が割れている、大潮で引いているからなのかも知れないが、これならカイトでストラップレスボードの練習しても良かったなあ、なんて考えながらサウスへ。
こちらも思ったより楽しそう。とりあえず釣竿は車において、波に乗ろうと沖へ出た。腰くらいのサイズではあるけれど引き潮の成果結構スピードが出るし楽しい、そのうえ全然混んでない。
入っている面子も知り合いばかりで、みんなが思いがけなく言いこんでイションなのでニコニコ。

マウイでは一番くらいにうまいロングボーダーパット福田がなんかちょっと恥ずかしそうにスタンドアップを持って出ていった。メインのピークにはまったく行こうともせず誰もいない左のピークへ。最初はなんとなくぎこちなく、波に乗るときもよたよたしていたが、さすがはプロロングボーダー、波に乗りさえすればバシバシリッピング。そのうちフロントサイドもバックサイドもボード360を決めだした。
でもあれだけうまい人でみんなのことを知ってる人でも、スタンドアップはまだ2回目だから、と周りに気を使って人のいないところで乗ったりするのだ。まともに立てるようになる前から波の中に入ってきてみんなに迷惑かける人もたくさんいるのに、さすがだと思った。というかうまい人だからこそ、そういうところもしっかりしているのかもしれない。途中サーファーが5人以上は言ってきたので私もパットのいた場所に移動したが、彼と一緒に乗ってるだけで楽しくなる思いだった。
その後ウインドのプロ、元橋君、そしてジェシーさんも登場。本橋君はメルに作ってもらったニューボード、まったくパワーのない波なのにスピードをつけてパコパコリッピング。何であんなにスピードが出るのかなあ。私も早く上手になりたい。
それにしても期待していくと大体期待はずれだし、この間も釣れる気で行ったら釣れなかったりと期待してよかったことなんてあまりない。とにかく人間関係でも自然が相手でも期待をしないほうがいい、しなければどんなことでもありがたく思えるし。期待が外れることもないのだから。期待をしすぎてがっくり来るのはすべて自分のせい。

お腹がすきすぎてもう終わりにしようとビーチに上がると日系人のエデイーが、組み立てテーブルを広げ食べ物をたくさん並べてくれた。そこまでしてもらってこのコンデイションで出ないわけにはいかない。もう一ラウンド出て、それから町で用事を済ませた。畑用に買った砂利の袋がかなり重くて運ぶのに大変だった、今にもぎっくり腰になってしまいそうでびくびく。

2010-06-14

6月12日 Battle ofthe Paddle

朝早くサウスサイドに行こうかとも思ったけれど、ここ数日イベント続きだったので、今日は一日家でやらなくてはならないことをこなして過ごした。スモモが私と一緒にお留守番。物置の掃除や畑仕事を手伝ってくれた。
この家に住みだしてからもう数年たつのだが、気がつくと物が増えているし、今まで住んできたルームメイトたちが残していったものが色々あったりなかなかすっきりしない。波がない夏のうちに家のメインテナンス、畑の手入れなどを大いにやってしまいたい。
午後は仕事をするつもりが、オアフのバトルオブザパドルのライブウエブにはまってしまった。バトルオブザパドルはジェリー・ロペスの名前を冠に3年前から始まったイベントで、スタンドアップパドルにおいてはもっとも大きな賞金と参加者を持つ大会。そしてスポンサーであるレインボウサンダルのスパーキーもジェリーもすべての種目にでている。
昨日のレースはカリフォルニアのダニーチンが優勝、レイダウンパドルだけでなくスタンドアップでも名を知らしめているジェイミー・ミッチェルが3位、そしてトップ10にコナーバクスターやスレイター・トラウトなどマウイのキッズも入っていた。サンセットのビッグウエイブの大会で10-12ftの波の中予選を勝ち上がったスーパーキッド12歳のリグズ・ナポレオンは今回も大健闘、写真で見てもSIC(今ダウンウインドボードでダントツ最先端のボードを作ってい手、手に入れるのは最低でも3ヶ月待ちらしい)のマークの前を走っているのを見てびっくり!ウエブで見ているだけでみんなものすごいかだらをして、ものすごい勢いのパドルをしているのがわかる。
そして今日の午前中ロングデイスタンスがあり、それもダニー・チンがエリートメンズのタイトルを勝ち取り、レデイースはマウイのアンドレア・モラーが優勝。
ウエブを見ているときはチームレースだったのだが、これが又盛り上がる、チームレースはどんなスポーツでも盛り上がるが、このリレーはビーチで見ていたら楽しかっただろうなあ、と思った。
スタンドアップパドルは一部のサーファーのあいだでは否定的に見られているし、海の上でも嫌がられることがある、でも新しいスポーツならではの、みんながフレンドリーで、大会で知り合い、仲間を増やすことを喜ぶような雰囲気、がとてもすばらしいし、レース、ウエイブ、アドベンチャー、湖や川での活用、フィットネス、釣り、移動の手段など本当にいろんな楽しみ方があるのでいろんなタイプの人が入ってきている。このイベントはジェリーさんたちがやっているだけあって、アロハスピリットにあふれた本当にいい大会のような気がするので来年はちゃんと練習して出てみたいなあ。とウエブを見て思った。
ジェリーさん、スパーキーのおかげでほんとにすばらしいイベントが開催され、みんなが仲良くなるきっかけを作ってくれている、そして彼ら本人が大会で活躍し、みんなのインスピレーションをなっている。すごいなあ。感謝感謝。
ちなみにジェリーさんはこのイベントが終わったあとすぐ日本に向かい、本の発売サイン会を数箇所のパタゴニアストアでやる。ジェリーさんのすばらしいオーラをじかに感じるめったにないチャンスなのでぜひチェックした方がいいと思う。
詳しくはパタゴニアウエブサイトで。
http://www.patagonia.com/web/jp/info/patagonia.go?assetid=8235&ln=307

2010-06-13

6月12日 バトルオブザパドルとバトルオブザ腕相撲

(パン食い競争、これが結構難しい)
波はないけどここのところダウンウインドが続いていたし、仲間がほとんど週末オアフで開かれているバトルオブザパドルにでているのでマウイにいないこともあり、今日は朝からスタンドアップフィッシング。朝もオちゃんとスモモが迎えに来てくれて3人で出かけた。サウザンピークスはいつもよりは波があって波乗りでも楽しいくらいのコンデイションだったが、フィッシングを始めたばかりの私はフィッシングが試したくてたまらないので竿を持ってでた。残念ながら今日はボウズ。期待しすぎるとこういう結果になることが多いような。
その後もおちゃん交代、私がスモモと遊び、もおちゃんが海へ。なんだかすぐに帰ってきたと思ったら、根がかりしてルアーをなくしたらしい。
「でもなんか反対にほっとした、サメがいつ出てくるかって恐かったんだもん」だって。だから全然沖に出ないでサーファーがいるような近くの浅いところにいて根がかりなんてしちゃうのだ。ああ見えて結構心配性、かつビビリ屋のもおちゃんである。その後キヘイのカラマパークへ。今日はかなチャンとマカワオでマッサージをしている直子ちゃんの誕生日を祝うパーテイー、幹事のユキエチャンやケイコチャンが色々趣向を凝らして考えてくれた運動会イベント。大人も子供もパン食い競争やらボールいれ、徒競走などかなり真剣にやって(たくさんの人がちゃんと運動靴まではいてきていた)盛り上がった。笑えたのはなかなか普段は見れないヨガの恵子先生のパン食いつきぶり(糸を舌で絡めとろうとしたり、肩とあごでドーナッツをはさんで食べようとしたり、真剣なんだけど全然つかめないのだ)でも自分もやって一人だけ残ってもまだとれず顔中砂糖だらけになってしまった。(新婚さん、幸せいっぱいのデールとやすべえ。来週ダウンウインドウエデイングだそうです)
そしてみんなが注目していた腕相撲。腕太自慢の女性たちがたくさん集まる中、誰が勝つのかそれぞれ予想を立てていたけど、私の予想はもおちゃんかフミさん、ウインドサーファーは馬鹿力を使うことが多いのでいざというときの力がほかのスポーツの人より強いのではないかと思っていた。
私はもおちゃんと当たって、競った末一回戦負け。これはフミさんがもう一人の太腕シスターかなチャンを軽く破ったときのショット、(二人も面白いけど周りのリアクションに注目)みんながんばっていたけどやはり私の予想通り決勝はフミさんともおちゃん。二人とも譲らず、一回仕切りなおし、それでもまだ勝負がつかず、引き分けとなった。
フミさんいわく、「もおちゃんから、絶対負けないぞーって言うオーラがずんずん感じられて、こわかったわー」だって。私もそれは感じた。自分でも言っていたけどもオちゃんの負けず嫌いは半端なくてたいしたことでもないことでも勝負はムキになる。。午前中のビビリ屋で神経質なのももおちゃんなら、何が何でも勝つ、という負けん気が強いのももおちゃんだ

何はともあれ、子供も大人もおいしいものをいっぱい頂、楽しい仲間と一日中大笑い、幹事の皆さん達はほんとに大変だっただろうなあ。お疲れ様、そしてありがとう。
バトルオブザ腕相撲はフミさんともおちゃんのダブル優勝だったけれどオアフのバトルオブザパドルは誰が勝ったのだろうか?世界中のものすごいエリートアスリート達が集結しているイベントなので興味深い。

2010-06-12

6月11日 Catching up with chores

朝カフルイにあるカフェ、マウイコーヒーロースターズへ。モエちゃんが帰る前に小笠原ジュリさんと打ち合わせをするため。じゅりさんたちは日本でマウイコーヒーロースターを展開していて、東京に一軒カフェがオープンしている。イベントなどでも出向いて販売しているらしく、モエちゃんがオーガナイズしているレデイースのカヌーレースにも来てもらうことをお願いしたらしい。ジュリさんも子供のころから海でずっと遊んできた人で、ヨットがバックグラウンドのもえちゃんとは共有の友人がたくさんいて話が大いに盛り上がっていた。
マウイコーヒーロースターズはマウイでは数少ないローカルカフェのひとつ。朝食時、朝のミーテイング、サーフィンの行き帰り、それから一人で新聞を読んだり、時間をつぶしたりするのに良く使う場所でもある。午後はカフェラテ等が1ドルになるお得なハッピーアワーというのがある。ロゴもかわいいし、おいしいので日本でも受けるのではないかな?

モエチャンに別れを告げ、その後大急ぎでハイクまで戻りヨガクラス。久々のマイソールだったが、思ったよりはがんばれた。

その後ここ数日のたまった仕事、メールなどをこなしているうちにすぐに夕方。一日がはやい。夕方もオちゃんとスモモは来てくれてなすと野菜のパスタとサラダの簡単な夕食。よろこんでもらえるだろうと自信満々で出したアイスクリームケーキは見た目が茶色っぽかったのが良くなかったのかいまいちスモモには不評あまり嬉しそうじゃない。それでも気遣いやさんのスモモははっきり良くないとは言わないのだが、かわりに白い普通のアイスを出したら大喜びだった。その後いろんな人の物まねをしてくれたがそれがどれもうまく特徴をとらえていてすごく面白い、子供ってほんとによく観察しているんだな。

6月10日 Boot Camp 2日目

昨日の夜更かしが聞いたのか、今朝は目覚ましが5時半になるまで起きなかった。コーヒーを飲んでお弁当だけ作っていざ出発。今日は特別カラマ先生から直々スタンドアップパドルのレッスンを受けるのだ。彼に教わるとものすごく変わるよ、といろんな人から聞いていて、それでなくても彼の人格、熱心さは良く知っているのでいつか受けてみたいとは思っていたのだが、プライスも結構するのでなかなか踏み切れなかったのだが、モエちゃんもこれから大会に出るという人なのでこれは一緒に受けたらいい経験になるのでは、とかなり強引に誘い込んだ次第。ナッシュのディラーズミーテイング、あさってからのレースの準備、そして夏休みに入った子供達の相手などとにかく忙しい中、朝早くなら、と引き受けてくれた。7時半にレッスンスタート、まずほんのちょっと私たちのパドルを見ただけで「今日ちょっと練習しただけでかなり変わると思うよ」と一言、つまり色々改善するところがあるということだ。彼に教わったベーシックのパドル技術、セオリーはとても興味深く、とくに私は今までやっていたパドルとまったく違っていたので考えすぎて動きがちぐはぐになってしまうほど。モエちゃんのほうはOC-1で何年もパドルはしているので基本は同じ、漕ぎこんでいるのはわかると褒められていた。ただ彼女は後ろの方までパドルを水中にいれて漕ぎすぎることを指摘された。とにかくもっと前の方にパドルを入れるようにして、すぐさま抜くくらいの気持ちで漕ぐことで余分な力を使わず早く漕げるということだ。そのほかいろんな細かいアドバイスを受け1時間半ほどテトラの裏側でいったりきたり、その横のテトラにたってデイブが細かい注意を随時私たちに送る。すごく地道な練習ではあったけれど、これからどういうことに気をつければいいのかすごく勉強になったし、自分が得意だと思っていた側が実は悪い癖がついていて良くない側だということも判明。まずは自己流でやってきたせいで身についた悪い癖をなくすところからしなくてはならない。それにしても彼に教わったおかげでモチベーションは上がったし、課題もたくさん。ありがとうカラマ先生!
その後飛行場にもおちゃんとスモモをお迎えにドーナッツとレイを持ってお迎えにいった。私を見てうれしそうだけどちょっと照れていたスモモ。ほんとにかわいい。
妊婦のもおちゃんはご主人の秀さんの仕事が急遽伸びてしまい、巨大なボードバッグを持ってひとりでやってきた。

12時からは再びダウンウインドラン。集合場所に行くと昨日あまりに楽しかったため、同じような顔ぶれがあつまっていた。
海に出てみると昨日ほど風は強くなかったが、それでも十分強風といえる風ブローで40ノットくらいだろう。ランデイーは彼が私のボードに乗ったほうが私たちを待ってる時間もそんなになくなるからと又私にF-16を貸してくれた。今朝カラマに注意されたことをできるだけ忘れずに漕ぐようにしたらスピードが上がったような気がした。少なくとも昨日は私の板に乗っていてもランデイーのほうがずっと早かったのに、今日はどっこいどっこいで競ることができたのだ。途中で後から追いかけてきたカラマがものすごいスピードで近づいてきて、何かと思ったら「今朝練習したみたいに腕を振り回さないで、前にパドルを差し込めー」と叫びながら矢のように通り過ぎてすぐさま見えなくなった。(ウインドスウエルに乗るランデイー)
モエちゃんも昨日よりずっと落ち着いた走り。表情にも余裕があるし、速い!休まず一気にカフルイハーバーまで漕ぎ続けた。「昨日の悪夢をもう一回やらなくてはならないことを考えハーバーが近くなったらほんとに気分が悪くなるほど恐かった」といっていたが今日は3人ともしっかり通常のフィニッシュ地点に上陸。(私はランデイーの板についているラダーの使い方を知り、こういった横風にはいかにすごい武器かを実感)
くたくたになったけど最高の気分だった。
帰りにハイクのコリーンズでランデイーへのお礼も兼ねて打ち上げ。その後一瞬恵子ちゃんのところにも寄って(モエちゃんは恵子ちゃんのクラスにも来たことがあり、伊豆のミニリトリートにも参加している)ご挨拶。家に帰って軽くサラダとアイスを食べ終わったころには半寝の状態、必死でやらなくてはならない仕事をしようとしたけど、半分眠ってる脳みそがまったく機能せず時間ばかり食って何もできなかった。あーくったくた!でもこの疲れが最高に好きなのだ。

2010-06-11

6月9日 Perfect downwinder day!

10時にアラスカに旅立つアンドリューを送り出し、同時に日本から着いたモエちゃんをピックアップ。
彼女は今週末オアフである大会に出るために来るのだが、その前に二日間だけマウイに来たいう、タフなひと。ばっちりトレーニングしたいということで、着いてそのままダウンウインドランができるようにセットアップ。そんな日に限っていつも以上に風が吹いてて、町じゅうごうごうと風がうなっている。いつもやってる仲間はこんなにいい日はないとエキサイトしているけど、初めてのマリコラン体験でこのコンデイションはかなりびっくりだろう。ボードを手配してくれたり色々サポートしてくれた、ランデイーと3人で強風の中ボードを積むのでさえ3人がかり。とにかくちょっと気を抜くと板が飛んでしまう。(Randy and Moe)
日本ではダウンウインドできるチャンスなどほとんどないし、したとしてもこんな風の中ではなることはないので、かなりびっくりしたようで、そのうえ時差ぼけ着いたばかりで疲れもあっただろうに必死でがんばっていた、私も彼女でなかったら絶対こんな無茶はさせないが、彼女はなんとカヌーやOC-1(一人乗りカヌー)でモロカイチャンネル横断したこともある超がつくツワモノなのだ。
私もこんなにグライドできたことはないというくらい波に乗りつなげて楽しかった、そのうえランデイーがカスタムメイドのF-16をトライさせてくれた。F-16はダウンウインドのボードとしては、いまや敵なしというほどの評判で、誰もが欲しがり、プロダクションでも3ヶ月待ち、カスタムになるといつになるかわからないほどの人気が高く、そのうえお値段の方もかなりの高さ。でも乗ってみたら16ftという長さがまったく気にならず、ものすごくグライドしやすくコントロールもしやすかった。あー下手に借りて乗ったはいいけど乗ったら欲しくなっちゃったけど、でも3000ドルなんてどこにもない、あきらめるしかない。

最後の最後突き出たテトラを回り込むようにしてカフルイハーバーに入り込んでから岸までのレグは誰もが嫌がるサイドショアで、がんばって漕がないとならない。
私も意識はしていたけど今日の風ではそれがほんとに半端なく大変で、いくら漕いでも岸が近づいてこない気がした。最後は右側だけ漕いでいるせいで右の上腕筋がパンパンになり、左のヒップの筋肉がつりそうになった。モエちゃんなんてそこに着くまでにもう疲れ切ってるうえにココが難関だということすら知らずに来たので、もうへとへと。「本当につらかった、あの最後の漕ぎはモロカイよりつらかったかも」と言っていた。それでも何が何でも戻ってやるという根性の持ち主で座ったままずっとがんばって漕いで戻ってきた。さすがモロカ漕いでるだけのことはある。私が逆の立場だったら一気に下って向こう岸に流れ着いて歩いて帰ってきただろう。
私たちが流されかけているあいだに続々とスタンドアップパドラーたちが入ってきた。シャワーのところで合流したら完全なるオールスター全員集合、いつも上位に入っているカラマ、ジェレミー、スコット、アラン、ラルフ、クリス、ランデイーとシャム、そしてデビンとすごい連中が、感動する映画を見終わったような表情でうれしそうに話していた。マリコみたいにスピード感があって楽しいダウンウインドランは世界中探してもあまりない、といわれている。いっぱいありそうだと私は思うけど、でもバックヤードにこのコースがある子がラッキーだってことは感じているし、そこで彼らのようなすごい連中のライデイングをいつも目の当たりにさせてもらえることもとってもラッキーだと思う。アー楽しかった!
夜は今日が誕生日のかなチャンとご主人のひろさんんにも来てもらってうちでデイナー。飛行機でもあまり寝られなかったというもえちゃんはしょっぱなダウンウインドをこなし、そのままデイナーで10時過ぎまで語りあい、明日は7時半からかラマ先生のパドルレッスンを受けるために5時半起床というスケジュール、これぞ友子宅のブートキャンプ!かな。

2010-06-10

6月8日 やることだらけ

(My new board shaped by Jimmy Lewis , 8'4 X27x 3.75 )
マウイに帰ってからもう1週間たったというのにまったく落ち着いた感じがない。部屋の掃除もろくにしていないし、畑も取り壊し始めただけであまりできてない。もっと海に入ってカイトやサーフィンや釣りがしたいのだが、それもままならない(といってもしていないわけではない)ヨガクラスにも帰ったら週2回は通うぞっておもっていたのにまだ一回も行けてない。
仕事と連絡や調べものなどで結構時間をとられ、又ルームメイトがいるために結構おしゃべりをしてしまったり、ご飯に時間をかけたりすることもあるからだけどなんだけ時間を有効に使えていない気がする。

今日でスコットとナデイアが1カ月のマウイ滞在を終了し、ジャクソンホールに帰る。明日アンドリューもアラスカのブリストルベイに出発なので一気に掃除をしてしまい、明日入れ替わりに来るモエちゃんのために部屋を用意しないと!アンドリューには早く片付けろとせっつくのに自分の部屋は放り出しっぱなしなので、自分の部屋はどうなんだ!と文句を言われたが、私の部屋は誰も見ることがないので害がないからいいのだ、と屁理屈をかえす。

早く仕事も掃除も、食べ物の整理とかも済ませて有意義に毎日を過ごし、体もおもいきり動かし健康的なペースを作りたい。と文句ばかりに聞こえるが全部自分のせいなので、しっかりしなくちゃとカツを入れる。
夜はアンドリューのとても親しい友人がマウイに来ていたので彼女達と夕食。15年ほど前に知り合い、一緒にDead shows(グレイスフルデッドのツアー)に一緒にいったりしていた仲間で、一年ほど彼女の家族の家に部屋を借りていたこともあり、家族のような存在らしい。彼女はつい数週間前にお医者さんになったばかり、そのうえ8ヶ月の赤ちゃんがいる。赤ちゃんを産みながらお医者さんになる勉強をするなんてほんとにすごいし、ご主人も一緒にいた友達もみんなとても生き生きしていて幸せそう。赤ちゃんもスーパーハンサム。私に向かって流し目を送りニコニコするので私はノックダウン寸前だった。素敵な人たちと知り合えて、良かったなあという気分で家に帰ってきた。

2010-06-08

6月7日 Scott and Andrew's adventure

相変わらず島じゅう波なし。今日は一ヶ月マウイ滞在していたスコットとナデイアの最終日、ということでアンドリューとスコットはレインズからカイトでダウンウインドをすることにした。スコットは去年マウイに来たときにはじめてカイトをして、何度も吹っ飛ばされていたが、十分アップウインドもできるようになり、オーバーも平気になっていて、しっかりしたフォームで力強いライデイングを見せていた。風もステデイーで良さそうだったので吹き上がらないうちにと11時過ぎにイっては見たが、もうすでにかなり強くなっていた。7mを持っているアンドリューはさっさとカイトを膨らましていたが、9mしかないスコットはちょっと引き気味。恐いなあ、といいながらも出て行った。二人ともしっかりした様子で送り出した私も見ていて安心。
カイトビーチに行くまでにかなりオーバーになりコントロールがあまり気がなくなったときもあったらしいが、二人とも無事に到着。去年トライしたときはアンドリューだけ出たものの途中でカイトを落とし、そのまま長い距離を岸まで泳ぎ、スコットや靖君たちが走り回ってレスキューしてもらったことを思い出した。一年でずいぶん成長したものだ。

その後私はジミーさんのところに板の最終チェックをしに行き、ついでにライチーももらい(こっちが本当に目的だったりして)用事を済ませてから仕事。どうしても今日終わらせなくてはならない原稿に取り組む。

夜はナデイアがたくさんの料理を作ってくれ共通の友人マリーも登場。人が作ってくれたものは本当においしいしありがたい。彼らが明日いなくなり、あさってにはアンドリューも出発そして同時に日本から友人がやってくる、下宿屋のようなうちだが、一人で払いきれる家賃ではないのである意味ありがたい。

ところで私の友人トーマス由紀ちゃんがアシュタンガのベーシッククラスを鎌倉で教え始めた。キャメロンのクラスはいいけどマイソールだと敷居が高くて、という人はぜひこちらへ。
鎌倉・長谷公会堂
毎週土曜日・日曜日
9:00-11:00 ashtanga yoga mysole class
11:15-12:45 ashtanga yoga basic class

ここ数年でウインドやサーフィンやってた友達でヨガの先生になる人が本当にたくさん、たぶん共通点が多いんだろうな。

2010-06-07

6月6日 Quick downwinder

今日もサウスにいって釣りたい気持ちは強かったけれどガソリン代も高くなるし、ほかにもやることがたくさんあって落ち着かないので軽く一本ダウンウインドをするだけにしておいた。
この間ほどにはグライドがなかったけれどそれでも十分楽しめた。風も、普段の暴力的な感じではなく、カイトもみんな楽しそうでいい感じだった。

帰ってきて私は庭仕事、少しずつだけれど畑の一部を一からやり直し、時間はかかるかもしれないけどそれで長いあいだいい野菜が育ってくれる畑が作れれば苦労も報われるのだけれど、どうかなあ。
現在ほとんど野菜が育っていない状態で、早く家の野菜である程度食事ができるようにしたいものだ。

ノースで波があれば風がないならスタンドアップ、風があればカイト。サウスで波があっても同様、波はないけど風だけある場合はダウンウインド。風がなくて波もない場合はスタンドアップフィッシング、釣りのおかげでほんとに休める日がなくなりそうだ。そのほかにもハイクして果物探し(今はマンゴートとライチーの季節なのでしっかり手に入れておきたいのだ)もしたいし、原稿も締め切りがあるものだけでなくいろんな自分のアイデアやプロジェクトも波のない夏のあいだにやっておきたい。腰もしっかり直して体を強化したい。そしてヨガも!色々やりたいことだらけで全然気持ちが落ち着かない。でもうれしい悲鳴かな。

2010-06-06

6月5日 再びサウスへ

朝みんなでダウンウインドをする予定だったのだが、風がない。今まであんなに吹いていたのに。風がない中ダウンをやるのはただ漕ぐだけでつまらないのでモチベーションが上がらず、それだったら午後から又釣りに行きたいとプラン変更。午前中は仕事をして2時ごろから出発。
それでも日が長いので十分楽しめる。

(パイアエディー)
サウザンピークスに着いてみると波は小さいがグラッシーで誰もいない。聞くところによると午前中はずっと風があってよくなかったとのこと。まずはフィッシング、一回何かが引っかかったが逃げられ、次はちょっと気を抜いてこいでいたら、リーフにルアーが引っかかり根がかりでとれなくなった。猛ルアーを二つも魚にとられているのでこれ異常なくしたくなったし、かなりがんばってとろうと試みたが結局あきらめた。でも波がさらに良くなってきたので今度は波乗り。こちらも知り合いばかり3,4人で小さいながらも十分休みなく乗れるだけの波が来るのでみんなニコニコ。こうやってみんなの写真を撮ってるのだが、この瞬間にとれた写真がこれ、モデルはマナサーフボードのシェイパー、ジョン。太陽が傾きかけ、逆光にきらきらする海面をみんながのんびりグライドしていく様はなんだかとっても癒され、幸せな気持ちにさせるものがあった。

夜は昨日の収穫パピオの香りいため(畑のにらや細ねぎ、レモングラス、バジルなどににんにく、しょうがなどのみじん切りを混ぜ、そこに熱い油をジュっと入れて、小麦粉をまぶしてフライパンでいためた魚のうえにおく)とアンドリューが今日釣ったダツの蒲焼。
ウーンなかなか豪勢な食生活だ。