2012-02-07

2月6日 Pascal’s Birthday gift

(冬のあいだに数回あるコナウインドコンディション、普段はいまいちの波しか割れないレインズの本領発揮、すばらしいクリーンなレフトブレイクでポートタック好きのライダーたちが待ちに待ってる日でもある)
コナウインドが吹く予報ではあったけれど、朝のうちは風が弱かったのでピアワンへ。今年2度目のピアワンだけれど、今日のサイズではピアワンの本来の波ではない。つまり私にはちょうどいい感じ、その上3人だけなので気分的にも楽。
ただここ数日疲れがたまりすぎていて腰が痛い。今日も大丈夫かと思っていたけど海に出て漕いで見るとやはりかなり痛みを感じ、漕ぐのが苦痛。特にオフショアなのでテイクオフのときに一生懸命漕がないとならず、そこで力を入れられない。結局腰が痛くて楽しめないので早々と終了、ちょうど風も急に強くなったのでラッキーだった。

痛みをとるためにまたもや頼みの綱、整体のアイバン先生に電話、すぐに見てくれるというので行ってみると、背骨がずれているという。1,4,5番がコンプレッションのせいで飛び出てずれているからそのせいで周りの筋肉がコチコチになってたらしい。この間見てくれたのは息子さんのほうだったので、筋肉のコチコチだけは気づいたけど背骨までは気がつかなかったようで、今回は大御所自ら元に戻してくれた。直してもらったあと下半身全体がぴりぴりするようなむずむずするような感覚がとれず、立ち上がろうとしたら立ちくらみ、急に体がショックを受けて流れが良くなったせいなのだという。
1週間ほど前に強い風のなかカイトをし続けたときにその衝撃になったのだろう。

その後少し楽になったとはいえ、なんだか頭がボーっとしていたのを急にどっと疲れが出て倦怠感におそわれ、ビーチに行ったものの、海には出られなかった。風は強いものの、サイズアップし、人はぜんぜんいなくて良さそうなコンディションだったのに残念。
クレーマーがカウアイから帰ってきた。彼女も向こうで張り切って海に入り、また友人の土地の整備を手伝ったり(バケツに100杯くらい土を運んだせいで腕が筋肉痛らしい)で、くたくただといいながらも、目の前の波を見てパドルアウト、結局3時間以上乗りまくっていた。

帰り道、レインズでは数人のウインドサーファーが出ていた。 リカルド、ブラウニー、ジェイソンポラコウなどごく数名のトッププロのみ。コナウインドのコンディションが大好きな面々の一人パスカルは昨日が誕生日だったはず。すばらしいバースデープレゼントを前にうれしそうにセッティングして出て行った。(左下にいるのがパスカル)
コナウインドのレインズはきれいに見えるけどすごく難しい。まずガスティーさにかけてはオフ気味のトレードなどと比べ物にならないほどガスティー、その上流れが強く、道具を壊してへんなところに流されるとオフショアなので岸に戻ってこられなくなる可能性もある。かえってこれずに暗くなるころ、ずっと先にあるマリコベイに何とか泳いで入ってこれたという友人もいる。
サイズはマストくらいだけど明日にはもっと風も波もサイズアップする予定。
今年一番のレインズセッションになるかな?

2012-02-06

2月5日 Super Bowl Sunday

スーパーボールサンデーの今日は私にとってはビッグチャンスの日。毎年、サンクスギビング、クリスマスの朝、そして今日スーパーボールサンデーは海がすいてる日なのだ。それに冬なので波が大きい確率も高く、ラッキーだと。混雑なくいい波に乗れる。スーパーボールはアメリカ中がテレビにかじりついてアメリカンフットボールの試合を見る日なので面白いくらいに街中やうみからひとg
というわけで、今日は午後から風が落ちていいコンディションになりますようにと祈っていたのだが、午前中から吹き始めたコナウインドが午後3時前に突然オンショアになり、波が悪くなって終わり。
とはいけってっも午前中もそう混んではいなかったし楽しめたのでいいとしよう。
スーパーボールサンデーというと必ず思い出すのが今から24年前のスーパーボールの日、当事はビッグウエイブイコールワイメアという感じでまたトウインもジョーズもなかった。当時最もビッグウエイブに情熱をかけて取り組んでいたサーファーの中でも最も評価され、リスペクトを受けていたのがライフガードのデレクドーナーだった。当事ビッグウエイブを攻めていたなかで有名だったのはケンブラッドショー、なくなったマーク・フーなどだが、デレクはそのなかでも名声やお金に関係なく純粋な気持ちで取り組んでいるとされていたし、実際そうだったと思う。このスーパーボールサンデーの日、天気は雨、まだ暗いうちからデレクはやってきて、人がいないワイメア、どれくらいの大きさか良くわからない暗がりのなかパドルアウトして行き、一人きりでこのモンスターウエイブに乗ったのだ。
ありがたいことにこれまた物好きなカメラマンが水中でこの歴史的瞬間を撮っていたおかげで、デレクのこの快挙、とそれにまつわるソウルフルなエピソードが記事にもなった。
彼は私にとっても大きな影響を与えてくれた師でもあるが、この当時の彼の話は信じがたいような話がたくさんある。そしてそれは彼ほどまでに海に自分をささげ、トレーニングを続けてビッグウエイブに挑んだものだけが経験したり見たりできるものなんだろうな、と当事から感じていた。彼は仙人のようで、海の話をさせても人生論を語っているようにしか聞こえてこない。

何はともあれ、今年のスーパーボールサンデーは午後からオンショアにかわって、スコアした、とはいえなかったが、その分友人の家で少しだけテレビで観戦しながらおいしいものをたくさんご馳走になって帰ってきた。
そしてこれからも続々とビッグウエイブは来そうな気配。火の玉がぐるぐるも炎を散らしながらハワイ諸島に近づいている。

2012-02-05

2月4日 朝peeling offshore waves 、夕Glassy smootjh waves

(昨日のホノルアでのペイジのチューブライディング、ジョーズもパドルで乗るし、マウイレディースサーファーのなかではダントツのパワーサーファー、そして若くて明るくてマウイらしい、気さくで性格のいい女の子でもある)
昨日はなんだか疲れすぎて夜なかなか寝付けなかった。体が疲れすぎて気持ち悪くなるようなそんな感覚があった。でもあまりに楽しかったらか気持ちだけはハイになっていて、体と心のバランスがうまく取れない。

今朝は波チェックするとサイズは昨日と同じくらいあるけど風がすでに吹いているようだったので少しのんびりしていたが、途中で風が落ちてきたように見え、あわてて出発。
でも体がばきばきで腰もかなり痛く、ビーチに着いたはいいけどボードを持ち上げるのもつらい。沖に出るのにパドルをするたびに腰の下のほうにずきんずきん来るし、波に乗ろうとして漕ぐとそれも痛いので思い切り漕げない。普段ならテイクオフできる波にも乗れずにそれで次の波で巻かれることしばしば。普段だからありえないようなところでバチャンバチャン落ちるし、これはこれ以上無理してやるとまた後きっとぎっくり腰やって、2週間ベッドなんてことになりかねない、とすぐにあきらめてビーチに戻った。

いつもお世話になってる整体の先生に電話するとお昼に見てくれるとのこと。
1時間以上、叫び声を上げるほど痛い治療を受けたら、調子が良くなってしまってまた海に入れそうなかんじ。

すぐ近所に昨日波に巻かれて筋を伸ばしてしまったランディーが住んでいるのでランチを持ってお見舞いに行った。彼の家からはノースショアの海が見下ろせ、ピアワンがきれいに割れているのが良く見えた。
さっきまで強く吹いていたコナウインドが弱くなってきたように見えたのでビーチに行くと、やっぱり風がなくなっていた。
グラッシーなカナハに出て行くと人は少ないし、波はいいしで最高のコンディション。
ウインドの本橋プロが激しいリッピングを見せて目立っていた。彼のすばらしい点は、うまいからどんな波でも取れてしまうだろうに、周りの人を先に行かせ、誰かが波を取ろうとこいでるときにはその波をとろうともせず譲っている。きっともっともっと波乗りたいだろうに、すごく譲っているし、周りを見ている。いい波に乗るとばしばしリッピングしてみていても面白い。うまい人たちが皆こういう感じで載ってくれるとラインナップの雰囲気が良くなるのになあ。

もう疲れきっていたし、あまり無理するとまた腰を痛めるのでいい波を10本だけとったら上がると決め、10本乗って終了。
今日も家に帰ってこれ書いて気絶。そしてきっと明日もおんなじ。この強化合宿はいつまで続くんだろう?

2月3日 充実の一日

今日はまず朝からジミーさんの工場へ、日本でシマースタイルやクアトロ、マウイフィンカンパニー、ジミールイスをやっているこうちゃんが今マウイに滞在中、彼には私がウインドサーフィンをはじめたころからお世話になっている(当時私は高校生、彼が大学生、テニスインストラクターでいつも絶世の美女を連れていた気がする)のだが、一緒にジミーさんのところにご挨拶に行った。
ガレージにはこんなとんがった美しいボードが。
見るからに最近多くの人がチャレンジしだしたジョーズ用のガンボードだとわかる、おそらく息子のマーリンのために彼がシャイプ下に違いない。そういえば数日前ジョーズがブレイクしたとき最初に波に乗ったアルビー(彼は先月ジョーズでビッグチューブをメイクしてXXLビッグエイブアワードの候補にもなっている注目株)も、このボードではないがジミーシェイプのマーリンのボードを借りて乗っていたのだ。
ジミーさんいわくスピード命のこのジョーズ用ボードには、昔のウエイマスでのスピードトライアル用にシェイプしたウインドサーフィンボードの添付レットをつかったそうだ。
それにしても細いこと、テール付近の幅は私の手くらいしかないのだ、とてもこんな板に乗れる気がしない。それに巻かれてこんなノーズがぶつかってきたら一発で串刺しだ。でもいいボードっていうのはほんとにうっとりするほど美しい。昔から思っているのだが、最初に見たときに美しくないボードはやっぱりあまり乗り心地が良くない気がする。私が乗る板はどれも見た目も美しいし、マスターシェイパーたちの削る板はほんとにアートといえる美しさを放つ。
別に絶対だめといってるわけではないが、最近スタンドアップの板で無理やり短くしてノーズ部分が浮力のために太らせているような板やなんだか見た目がすごく不恰好なものを眼にする。それに載ってリッピングしている映像も見るけど、たぶんあれはライダーのスキルが高いからで、彼らがもっといい板に乗ったらさらにすごいだけなんじゃないかと思うのだが、それは私の偏見だろうか?個人的にはそういう板に乗ってよかったためしはないし、何より不恰好な板だと思いながら乗っていても波乗り自体が楽しくない気がする。やっぱり海の上では素敵な引き締まって美しいハンサムなボードとのデートを楽しみたいものだ。

早めにやること済ませて大急ぎでカナハへ。今日は朝からグラッシー、まずはちょっとどきどきしながらすいているアッパーカナハへ、カラマ、ジュニア、リビオ、ジェレミー、ロックのガールフレンド、イケイケのミッシェル、ほかに二人ほど普通のサーファーがいた。ロックはブギーボードに乗りながらビデオを撮っていたけど、こんなはるか遠くまで(おそらくカナハのブレイクの倍の距離はある)キックできたのはすごいなあ、と思う。

チャンネルがあるので安全な位置を確認して、そこからあまりでないようにしながら自分のところに回ってくる波に乗る。カラマやジェレミーは奥からテイクオフしてオーバーヘッドのチューブに入ろうと果敢にチャージ。見てるだけでどきどき!つい歓声が出てしまう。今日は珍しく二人他にも女の子がいた。ロックの彼女でロシアだかどこかから移住してきた女の子で彼女は前からうまいなあと思っていた、そしていけいけミッシェル、イギリス人でマウイ在住もかなり長いが何をやらせてもがんがんいくし、巻かれるのも平気、今日も、ぎりぎりのところでバックサイドテイクオフを試みながら3回に2回はぐるんぐるんに巻かれ、大笑いしながらピーク周辺、それもインサイド気味で構えている。私なんて完全にショルダークイーン(私のあだ名)、カラマや他の仲間たちからもこっちにきたほうがもっと乗れると声をかけられてもかたくなに、『ここでいい、ここで自分のコントロールできるなかで波に乗るんだ』と動かず、たまに来るシフトするセットが来るとみんながまかれているなか私だけその波に乗れるのでそれを狙うのだ。「Swinger狙いかー(スイングして割れるピークからそれたところで割れる波のことだが、それと同時にグループセックスのこともSwingerというので)」とからかわれた。

女の子二人はほんとにガッツあって一緒に乗っていてもすごく刺激になったし、うらやましかった。今ハワイに来ているクレーマーもそうだし、日本では御前崎に住むあゆみちゃんのような女の子はもともとそう言うチャージングスピリット持って生まれてきている気がする。私なんてやろうとしてもそうは体が動かない、地道にびびりながら亀のような進歩(しているのかもわからないが)を続けるしかない。
ブギーボードでビデオを撮っていたロックの映像はこちら、みんなにこにこで楽しい雰囲気が伝わってくる

二人ボードを折り、一人は頭をひどく打ち、もう一人が胸の筋を伸ばし、と敗退して行き、最後にミッシェルがリーシュを切って果ての果てまでボードが流れていったので私が取りに行った。もしも自分がそうなった場合、一人だったら板のところまであの波に巻かれながら泳げるか、自信がなかったので、みんながいなくなったと同時に私もロウアーズに移動。
すうほんのってそのまま帰ろうと思っていたのに、こちらもまたこの冬一番くらいにいい波。その上皆疲れたのかだれもいない。スタンドアップが数人とサーファーが8人くらい。波はダブルくらいのサイズがあってグラッシー!
波もうねりの方向がいいのか、めちゃくちゃクリーンでえんえんと乗り続けられる。こんなにいいカナハはあまりないというくらい極上のコンディション。あまりにいいのでくたくたになるまで今日も乗り続けてしまった。

海に後ろ髪を引かれながらも夕方は恵子ちゃんのヨガスタジオで、正木高志さんのお話を聞く集いへ。


皆で回せるよう彼の著作本「木を植えましょう」と「空飛ぶブッダ」をいただいた。

2012-02-04

2月2日 Unstable wind

ここのところアクションがパックされた毎日が続き、かなり体に疲労がたまっている感じ。今朝は朝から風が吹いていたのでサーフィンは良くなかったのだが、インターネットで風が吹いているのを知って、ちょっとほっとした自分があった。

波も少しサイズダウンしたが、またすぐ上がってくる予報でもある。11時にレインズに行こうと思っていたのだが、今日は風がなかなか上がらず、カナハも弱いオンショアだったり、レインズもかなりオフショアのようだったのでマメにインターネットをチェックしながら待機。結局風は上がったが、アップダウンがあり、安定しなかったので、今日は海に出ずに終わった。家でコンポーストの土を植木鉢に移し、種をまく準備を開始。

ちょっと罪悪感もあるけど、まあ体を休める日もないと、これからまたいいコンディションが続きそうだから。

カウアイに行ったクレーマーたちも早速ハナレイでいい波に乗れたようで、向こうでもクレーマーはがんがんセットの波に乗って周りを感心させていたようだ。

2012-02-03

2月1日 Great sup in am, great kiting in pm!

久しぶりにノーウインドの朝、5時にクレーマーとロブはカウアイに出発、私も誘ってくれたけれど、お金もないし、マウイもコンディションが良さそうなので私は行かず。でもここ数日のフル回転で体に疲れが残っていて、いったん起きたものの、なかなかベッドから起き上がれずに結局出遅れ、ビーチに着いたのは8時すぎ。それでもまだ風はなく、それほど混んでもいなかった。セットはまだオーバーヘッドがたまに来るし、メローで楽しい感じ。

でも疲れていて自分の前に来た波にしかパドルする気になれない。がつがつ乗らなくてもそこそこ波は回ってきたのでかなり楽しかった。

風が少しずつ上がってきたので次のカイトセッションに備えて余力を残しておこうとビーチに上がったが、風はなかなか吹き上がらない、ではこの空き時間に車のチェックをしてしまおうと町に言ったのだが、これが思いのほか時間が係り、風が吹き上がったのに車のほうが仕上がらない、だんだんあせり始めたがもう待つしかない。

フキパのウエブキャムを見るとカイトが数機とウインドサーファーが数艇出ていてリッピングしている、風も結構よさそうに見える。2時にやっと修理ができたので大急ぎにレインズへ。

風が上がってきたばかりのようでそんなにはこんでいなかった。クルーザーも出るところで、久々にクローズアウトのセットがないリラックスコンディションで乗れるねーと楽しそう。私も緊張しなくて言いようみたいなコンディションは疲れた体にありがたい。それになんと言っても風が良さそう、レイン図はほんとにこの風のよしあしでコンディションが変わってしまう、今日は大きな波ではないが十分なサイズがある上にちょっとノース気味のうねりなのでダンパーでなく選びさえすれば結構何度もふれる、その上風がこれ以上はないというくらい安定してて『目をつぶっていても乗れるわー』なんてレインズレギュラーからジョーダンが出るほどだった。

さすがにこれだけいい風で波も小さくなったので混雑はすごかった。普段レインズでは誰もドロップインしたりしないけど京は結構やられた。皆上手なので不満はないけど出も誰かが波に乗ってるときにアウトに出るときはその波乗りの邪魔にならないように避けてあげることと、ピーターカブリナやエリオットのように長い間ここでやってる人たちにあからさまにドロップインするようなことは見ているだけで頭にくるからやめてほしいなあ、と思う。ここはカナハじゃないんだから。(もちろんカナハならやってもいいというわけではないが。

毎日朝から暗くなるまで体を動かしている、充実しているけど少し疲れがたまっている気がするので気をつけないと、でもやっとここ1週間くらいで冬のど真ん中という気分になってきた。日本でつけた贅肉が少しずつ落ち、なくしてしまった筋肉が戻りつつある。後はやりすぎて腰をグキッとやらないように気をつけなくちゃ。

2012-02-01

1月31日 Perfect Strapless condition

(お父さんも昔いけいけのフランス人のウインドサーファーの一人でビッグウエイブ好きだった、15歳にしてカズマサーフボードのマットの息子、チャズと一緒に40フィートのジョーズでトウインしていたのは去年の話、今年は中学生たちがパドルでジョーズしている!)
(なんと13さいのJoao、パドルでジョーズ)
昨日はジョーズがブレイクし、またもやパドルサーファーたちがチャージしたようだ。今日も割れているというのでクレーマーに見せるために行った。

今まで見たジョーズに比べたらそれほど大きくはなかったけれど、パドルであのめらめらとしているぎりぎりのところからテイクオフするのはほんとに難しそう、特に風もかなり吹いているので波はバンピーだし、ぎりぎりのところにいても波の後ろに吹き飛ばされてしまっている。

それでも20人くらいはラインナップにいた。すごいなあ。後で聞いたら日本人のビッグウエイバーたかさん(サーフデイズのあやちゃんのご主人)も今年作ってもらったジョーズ用のガンボードを持って入ってたそうだ。すごいなあ。堀口真平プロとか、宗豊クンとか、石垣のカラさんとかも来ないかなあ。そういえば去年ちょうどパドルではじめてしぇ因果チューブに入ったときからさんとジョーズで見ていたのだった、私が人事のように(完全に人事だけど)すごいすごいと喜んでいる横でからさんはリアルに感じていたのだろう、お腹が痛くなったような緊張した怖い顔をしてみていた。巻かれる人がいると何秒で海面に上がってきたか数えたりもしていたっけ。そのあとホノルアに行って攻めていたようだけど、ぜひ来てほしい。

今日は昨日以上にガスティーな風、レインズはかなりのコンディション、波自体は何とかなっても風がやんだり、オフショアだったりとほんとに難しそうで、常連のうまい連中が続けざまにリーフにカイトを落としていたり、波の合間でカイトがおちそうになっているのを見て、私がカイトを落としたときのことを想定し、カナハに移動することにした。

私はテクニックや実力はないけれど、もう20年以上フキパの風も見続けているし、何より実力がない分、コンディションを見極めないとほかの人よりも失敗やトラブルを侵しやすい立場にいるので、コンディションや判断に関してはかなり真剣。だから風や波の状態を見る目だけは結構自信がある、今日も結局、上手な人たちが出ても何もできなかったりしているのを見て、やっぱり自分の判断は正しかった、出なくて正解だったと納得できた。ただし、自分の弱虫、チキンさ加減には相変わらず嫌になるけど。


さっさとあきらめてカイトビーチへ。するとこっちは風が弱くオンショア気味、フキパでオフショアがきつくなるとこういう現象が起こることがあるので、カイトビーチのこの風を見て、フキパがかなりのオフ、南東の風だったことを再確認。
普通に乗っていても飽きてくるコンディションだったかもしれないけど、風がない分ウインドサーファーがほとんどいないし、波もスムーズ、ストラップレスライディングを練習するのに完璧なコンディション、一気にわくわくモチベーションが上がってきた。

思ったとおり私のようなビギナーストラップレスには最高のコンディション、波はパワーがなく、スムーズ、その上人が周りにいないので迷惑にならない。
ストラップがないとなかなか思うように深く踏み込めずボトムターンもダサいし、トップでこんなにパワーのない波でもすっぽ抜けてしまいがち、でもそんな自分のダサいよたよたぶりが楽しく、結果的にはとても楽しいセッションができた。
夕方もう一度でたかったのだが、午後になって風はどんどん落ちていきこれにて終了。
ストラップレス、こんなコンディションだったら毎日やりたいなあ。

1月30日 2セッション in Kanaha

(相変わらずのキングロビー、28日のビッグデイはスタンドアップでジョーズをバックサイドで攻めていた)
(上手な人たちは今日もジョーズですごいセッションをしていたようだ)
波はサイズアップ、レインズに行ってみるけれど前回のようないい風ではない。クルーザーが出て行こうとするがかなり苦戦、波もおおきいし、見るからにガスティー、こんななかでてカイトを落としてクローズアウトの波に巻かれたら一巻の終わり。いつものメンバーもみな出てこない。

悩んだ末カナハでやることにした。
そんなことならカナハで11時きっかりにすいてるなか出ればよかったのだが、レインズでうだうだしていたので結局お昼ごろになってしまい、風も結構吹いていたのでウインドサーファーもカイトもたくさん出ていた。
5.5mでぴったり、海面はかなりバンピー。最初のうちはジョンやちはぎちゃんを見かけたりしてうれしかったが、人も多く、早速出てすぐに後から乗ってきたおじさんが波が立ち上がってくる前からフロントにふり始め、危なそうなので少し距離をおいてから自分もフロントに行こうとしたら、カイトがバサッというので何事かと思ったら彼がクラッシュしてカイトが思ってない方向に行ってしまい私のカイトにぶつかってきたのだった。その後もスピードつけて波の背から飛び出してくる人多数、こんななかウインドしなくてはならないウインドサーファーたちには申し訳ない。同じカイトサーファーでも嫌なのに。ウインドサーファーでも意地悪な人はいるけどあそこまで危ない人たちはいない。結局波は結構いいにもかかわらずフラストレーションだけためて上がった。
もう今日はそれで終わりのつもりだったけれど、仲間がセッションを終えるのを待っていたら夕方になり風が落ちてきた。そしてカイトも皆ビーチに戻りだした。風はまだまだ5.5mで十分走る。ロブに説得されてめんどくさいと思いながらも出て行ったら、予想以上に良く、フェイスもスムーズになり、この時間に乗ってる人はカイトもウインドサーファーも混雑を嫌い、この時間に良くなることを知っている人ばかりなので皆ルールを比較的守るし気持ちいい。
というわけで2時間近く楽しく乗って、あーやっぱり出てよかったと感謝しながら帰宅できた。(こちらはジョーズ、Brownieのライディング)(ジェイソン・ポラカウ、この辺の大御所はやっぱりうまい)

でも体はかなりばきばきで、ひとつの動きをするたびに、うーんとか、ふう、とか声が出てしまうほどつかれきっている。
合宿チックになってきたぞ。

2012-01-30

1月29日 今日もレインズ




朝から風が強そう、ここ2週間ほど雨が降っていなかったけれど久しぶりに朝起きたら地面がぬれていた。ハイクはやっぱりこうでないと。

波はサイズダウンしたようなのでレインズへ、昨日はかなり大きくてびびったけど、今日こそはちょっとプッシュしよう、と心に決めて10時過ぎにはビーチに着き、パーキングもベストポジションを確保した。風は昨日より強くなりそうな予感、その上昨日はとてもステディーだったけれどあんないい風がマウイでは二日も続くはずがなく、少しガスティーに見える。
昨日は5.5でかなりオーバーだったので今日は先を見越して最初から4mで出た。
が、昨日のようないい風ではなくすごく息をするのでリップに当て込んだときに風がなくなり、カイトが落ちてしまった。後ろにまだ波が来ていたのでこれはラインに絡まったりスープにカイトが引っ張られて自分も長い間水中から出られなくなったりしたらまずいと、瞬間の判断でチキンループをはずし、バーもすぐに捨てられる用意をして水に飛び込んだ。(波があるときはかえって危険なので普段からリーシュはしていない)

巻かれたあとバーを探したらラッキーにもすぐ近くにまだあり、あまりラインがぐちゃぐちゃになっていないことを祈りながらリランチしてみるとあがってくれた、あーよかった、実はまだ今シーズンはママスやタバルズまで泳いだことがない、あまり泳がずにいるとちゃんと泳げるか自信がなくなってくる。

ここは面倒くさがらずにワンサイズ大き目のカイトに変えようとビーチに戻り5,5mで再度挑戦、これはばっちりだった。

カイトを変えているあいだにフキパはすでにウインドサーファーとカイトサーファーでごった返してしまっていたのでレインズで乗った。ディランそのほか2人くらいで十分余裕もあり波も小さ目を選ぶとクローズアウトせずにフロントに降ることができた、けどそれにしても私は保守的なライディング。自分でも嫌になってしまう。たまには一発ドカンと突っ込みたいものだが、やはり性格だからなかなか体がそうは動かない。

明日はまたサイズアップするらしい、この先2週間くらいは波がありそう。冬のスタートで出遅れたのでこれからがんばって練習しないと。

2012-01-29

1月28日 Lanes big day

朝から久しぶりにわくわくどきどき、5時ごろ目を覚まして風チェックをするともうすでに18ノットも吹いている、それもいい感じの方角。
明るくなり始めてカナハのウエブキャムで様子がわかり始めるとまあ、それほど巨大ではないが十分サイズはある。今日はレインズかな、という私とロブ。クレーマーはさすがにカイトは初心者なのでショーンと一緒にカイトビーチへ。

朝はまだそれほど大きくはなく、クローズアウトのセットもたくさん来るけどまだセットの合間の時間も結構ある感じ。かなりサイズもあるのでカナハもいいだろうとは思ったけど、レインズで風向きが良いときはカナハはちょっとだけオンショア気味になるからレインズのほうがいい。ちょっと考えたけどとりあえずレインズでのってどうしても波が大きすぎてだめだったらカナハに行くことに決めた。そうとなったらとにかく早くシュッテイしたい。もう十分風は吹いていて、5.5がぴったりといった感じに見えた。11時ちょっと前に出てみたけど、もう十分きついくらい吹いていた。ブラッド、私がフキパまでいったけれどこれだけ大きくてクローズアウト気味だとサーファーは皆無、ウインドサーファーもなかなか出てはこれないだろう。フキパのほうが波がいいのでフキパに行って見た。
確かにミドルズからいい波を選んで乗ればいい波はあるのだが、ほとんどが巨大なクローズアウト、その上カレントは激流のほうに流れててその部分はぼこぼこでちょっとでも引っかかったらひっくり返りそうでこわい。フキパでトラぶったりすると良くないし、ちょっとビビッてレインズに戻ってきた。ここならチキンジャイブをどこですればいいか、どういう波のとこにどこにいればいいかなど良くわかってるからちょっと安心。
チキンジャイブを繰り返しながらも何度も久々に大きな波に乗れた。風は5.5mでパンパン、でもありがたいことにこれ以上いい風はないというくらい安定感のある風だったのでオーバーでも恐怖感があまりない。
2時間ほど乗ってもう膝も腰も疲れてきたのであと一本でっかいの乗ってから上がろうと思っていたのだが、そのころにはセットの合間はほとんどなく、一向にアウトに出られずチキンジャイブのオンパレード。その上風はさらに上がり、もうパンパンで我慢ができなくなってきたので仕方なくあと一本、はあきらめてビーチに戻った。
4日も8日も逃していた私にとっては今シーズン一番のビッグウエイブ、やっと冬のカイト!ッて感じのライディングができた。あーほんとに楽しかった!別に何をするってわけでもないのだが(というか逃げてばっかり?)大きなセットが押し寄せ海の上がいつも見る光景とまったく違うものになり、自分の神経を研ぎ澄まさせてミスを犯さないよう集中し、力を出し切ってスピード感のあるライディングをするのって本当に達成感と充実感があって好き。

ロブも今日は大喜びだっただろう。あのサイズに乗ったのはたぶんはじめて、午後にはブラッドと一緒にダウンウインダーでアウタースプレックスでも波に乗ったらしい。

明日はさらに波風ともにアップする予報だけど、どうかな、私の予想では今日が波のピークのような気がするし、今日みたいにいい風が二日も続くことはめったにないのだが。

1月27日 Another fun day at Kuau

( kremer catching some nice ones)
今日もグラッシー、さすがに皆疲れが出始めているのか、朝の動きが今迄ほど早くない。わたしとクレーマーもランディーからの電話でやっと腰を上げて出発。8時半ごろタバルズに着いたが、波は昨日よりサイズダウン、でも私たちにはちょうどいいかも。
(Kremer and Randy)
出て行くときにちょうどセットが来てゆうにオーバーヘッドある波にまかれて一人がリーシュを切ってしまい泳いでいた。油断は禁物。
先客は私たちと入れ違いに帰ってしまったので結局3人で楽しんでいたが、途中からタバルスに住んでいるアンゲラとキャンベル夫妻が登場。
(こんなにグラッシーで誰もいない!)
アンジェラは私と同じ時期にワールドカップを回っていたウエイブライダーでジェシカクリスプが出てくるまではウエイブではチャンピオンだった。普段は無口でシャイだけど波の攻め方はラディカルで恐れ知らずだった。今では4人の子供のお母さんだ。

波はだんだんサイズが落ちて行き、セットがこなくなってきたけれど、その分突っ込めるし、クレーマーはすごく慣れてきたのかどんどんテイクオフしていた。オンショアが吹いてくるまで乗って今日は終了。
午後は家で仕事、クレーマーもポーチで読書。

2012-01-27

1月26日 Paddling out from Tavarus

(共通の親しい友人がジャクソンのバックカントリーで斜面をスキーカットして、上から下まで雪崩れたというレポートをインターネットで読んでいる二人、この人はラッキーにも無傷だったが、まったく二人のクライミング関係の友人たちはほんとにもう残り少ない、といってもいいくらい毎年何人も亡くなっている)

カナハの波がサイズダウンして、かなり混雑していそうだったので、今日はタバルスに挑戦。ランディーとジェレミーもアウタースプレックスをチェックしてからタバルスにやってきた。彼らが普段乗っていない左側のブレイクをチェックするというのでついていってみたけど、かなり掘れててリーフが見えるし浅い。波もダンパー、ジェレミーに言わせるとポテンシャルは高いらしいがそれは上級者にとってであって、わたしやクレーマーにはただ危険なだけ、それに波はサイズダウンしたとはいえこのあたりだと十分でかいのだ。というわけで私達はそこから普段私がやりなれているノリエガズに移動。
スタンドアップはもうちょっと先のママスポイントに一人いるのが見えるだけで誰もいない。にこやかなサーファーが一人だけいたけどすぐいなくなってしまったので私たちだけ、二人で慎重に乗っていたけど、私でさえ結構セットが来るとびビルサイズなのに、スタンドアップ暦もそう長くないクレーマーは結構平気で漕いでいる。
それに3日前と比べたら格段に上達しているからすごい。ダブルくらいのパワフルなサイズの波にもドロップ氏、ストレートに波に乗ってスープでバランスがとれずに巻かれてはいたがかなりきわどいところからのテイクオフも決めたりした(もちろんかなりきわどいワイプアウトもあったが)

ジェレミーとランディーも彼女には感心していたようだった。
私はセットの波に巻かれるのが嫌なので結構計算高く乗ったりしていたけど、クレーマーは計算とかをまったくせずにくるものなんでも乗ろうとするので私よりも波にたくさん乗っていたんじゃないだろうか。
だいたい口に出さなくても怖がってる人ってわかるものだが、クレーマーは私だって怖いって言ってるけど冷静だし、ぜんぜんパニックしない、まあ、もっと怖いこといくらでも経験してるからだろうな。
3日でダブルの波に平気で出て行っちゃう彼女、ここに住んでたらどんなサーファーになったんだろうなあ、なんてちょっと想像してしまう。
でもいたらたくさんプッシュされただろうなあ、いいのか悪いのかは別として。

1月25日 Great Kanaha all day

(最高のカナハ、去年は毎日こんな感じだったけど、今年はまだ数回しかないような気がする)
(朝日のなか出て行くのは最高の気分)
クレーマーはラッキーだ。マウイに着いて早々こんないいカナハのコンディションにあたるなんて。お言うわけで朝暗いうちから家中の仲間が皆一斉にカナハへ向かった。
スーパーグラッシーコンディション、朝のピンクがかった光もきれい。沖に見えるセットはたまに水平線に白い波のラインが横切るほどのサイズが来るのでオーバーヘッドは確実にある。
カナハにとってベストのサイズだ。

サーフガイドをしているかなちゃんもリッピング
(細川哲夫プロもマウイ満喫)
(優雅できれいで無駄のないライディング、ノーズからカットバックを繰り返し、さすがに上手でみていてうっとり)
(エステティシャンのあっこちゃんもいい波にたくさん乗っていた)
(朝のうちはこんな感じで混んでいたけどお昼にはがらがらにすいてきた、みんなのと体力比べ、我慢比べだが、長く海にいればすいてくる)

クレーマーは最初のこと人の多さに戸惑ってはいたがインサイドに自分のポジションを見つけかなりの数乗って楽しんでいた。巻かれた後まっすぐ沖に出ようとしているので左から回り込んでいくと巻かれずにアウトに出やすいよとアドバイスすると、『アリガトウ、でもそれでアウトに行ってもなかなか順番回ってこないからスープを越えようとしてれば飽きないし、アクションが多いからこれでいいの』と返事が返ってきた。私なんてどんなときでも一番楽なほうへと体が行っちゃうけどさすがクレーマーだ。
 
私も疲れてきたころに人が少なくなってきてさらにコンディションが良くなったためなかなか上がれず、結局5時間も乗り続けてしまった。(しかし5時間乗ったあとはビーチで休んでいるうちに気絶(写真新右→)

クレーマーは午後ももう一度出て行き、人がいないなか楽しんだようだ。私はもう出て行くつもりはなかったんだけどオンショアがまた落ち着いてグラッシーになってしまったためもったいなくてもう一回出た。さすがに体が疲れていて無駄なところで結構ボチャンボチャン落ちていた能登、風がなくなったと単にどこから来たのか人が集まってきて結構混んできたので1時間ちょっとで終了。

暗くなってから帰宅した私達は料理する元気がないほど疲れ、それぞれなにかしら口に入れ、ベッドへ直行、だった。明日もいい波は続きそう。

2012-01-25

1月24日 クアウでスタンドアップセッション

ずっと吹いていた風はやみ、ラッキーにものーウインド、波は小さいけれどクレーマーとランディーの3人でタバルスからスタンドアップで出て行った。クレーマーはもともとアラスカの激流下り乗り場ガイドをしていたのでパドル力はばっちり、バランスもすばらしいし、なんと言ってもグランドキャニオンでスタンドアップを覚えたのだから海と違ってふらふらする海面はお手の物、というわけでまったく問題なし、その上怖がらないので浅いリーフでもどんどん突っ込んで波に乗る。私は波がないので釣り道具をうろうろ漕ぎまわるけれどまったくヒットなし。今日はほんとにいい天気で穏やかなので沖のほうに潜ってる人やカヌーで釣りをしている人も多く、そっちのほうまで行ってつれてるかどうか聞いてみたところ彼らもボウズだった。仕方ないので道具をつけたまま波乗り開始。

途中クレーマーが大まかれしているのをランディーが見て大丈夫かーと心配そうだったがクレーマーのことを良く知ってる私は『大丈夫、クレーマーより板のほうが心配よー』なんて取り合わなかったのだが、クレーマーが珍しく、『いててて』といっていたのでちょっと心配になった。まかれたときフィンがお尻付近、腿の裏側を直撃したらしい。2,3分痛がっていたがまた立ち上がって、次の波からもがんがん突っ込んでいた。クレーマーらしい。

さて、今日の成果はというと、私が引っ掛けたのは私の頭だけ、ルアーが引っかかりとるのに時間がかかった。
そしてクレーマーは大きな勲章ともいえる(?)タトウーのようにも見えるほど鮮やかな痣、でした。

午後は風が上がりそうだったのでカイトビーチに言ってカイトをセットしてみたものの結局上がらず、ビーチを歩きながら次回風が上がったときのために必要なことをレクチャーし、初日は終了。
明日は波が上がる予定。楽しみだ。

1月23日 kirsten kremer


風も波もそんなにないので今日は友人が来る前にできるだけ仕事を終わらせようとしたのだが、結果的にはあまり能率よくなかった。
夕方マウイに到着したのは親友であり、雪山での仲間であり、バハのキャンプ仲間、そしてスポーツ全般なんでも私が知っている女性の中でも一番のクレーマーこと、クリスティンクレーマー。

はっきり言って世界一のビッグマウンテンスキーヤーじゃないかと思うし、アルパインもウオールクライミングも世界トップレベル、でもスポンサーもつけようとしないし、自分から売り込むようなことは一切するどころかそういう部分からはなれようとするので現場にいる一部の人の中では一目おかれているけれど、それほど知られてはいない。
私は彼女を女版レアードと呼んでいるけど、それは彼女がガタイがいいからではなく(身長は5”4と私と大して変わらず、小柄なのだ)なんに対しても怖がらず(かといって意地張っているのではなく、本気でそういうのが好きで冷静でもある)突っ込んでいくから。

彼女の武勇伝を上げ始めたらいくらスペースがあっても書ききれないが、アラスカの激流下り、クラス5のラフティングガイド、デナリでのクライミングガイド、アラスカバルディーズのリードヘリスキーガイド、リバーガイドなどの仕事をしながら、ヨセミテやモアブ、またパタゴニアやインドなどのテクニカルなクライムなどをやったり、バハでテントもなしでキャンプ生活しながらサーフィンをしたり旅を楽しんでいる。アラスカでは水道も電気もない森のなかに住んでいるけれど旅でいないことも多い。

スタンドアップは去年からかなりやり始めたのだが、そのきっかけも面白いというか彼女らしい。一緒にグランドキャニオンを3週間かけて下るはずだったのに私が腰を痛めてぎりぎりで参加できなくなり、結局彼女が私のボードを持ってグランドキャニオンを下ったのだが、その3週間川を下っているあいだにできるようになったとのこと。プロの男性スタンドアップパドラーが緊張しながら下るという話をしていたグランドキャニオンでスタンドアップを覚えてしまうなんてほんと、彼女くらいしかいないだろう。
ヘリコプターのクラッシュにあったり、雪崩に巻き込まれたり、熊に肩をかまれたりまでしている彼女の周りには笑いが絶えない。

はじめて会ったのは15年位前のバルディーズでのペニーワイズとオフスプリングのコンサートのマッシュピットの中。荒くれ男たちがぶつかり合うなかもう一人だけ女の子がいる!とそっちを見たら目が合ったのが彼女だった。以来ジャクソンで一緒に裏を滑ったり、お互いの山や海の話をしたり、キャンプ生活の合間に貝拾いに夢中になったりと楽しい時間をたくさん共有させてもらっている。

アラスカに行くとダグ・クームズが亡くなってからは彼女が必ず私のガイドになってくれていたのだが、『今まで結構スティーブでびびるような斜面にも連れて行ってたから、今度は海で友子が私を怖がらせるんじゃないかって心配だわ」なんていってたけど、彼女を怖がらせることなんてとてもできそうにないし、その前にそれは私が怖いだろう。

カイトもサーフィンもスタンドアップもちょっとしかキャリアはないのにある程度はできちゃってる彼女、これから2週間思い切りマウイを楽しんでもらいたいと思っている。

2012-01-23

1月22日 Stronger trade wind


朝から轟々と風が吹いている。朝から家の周りで風が吹いているときは大体東よりでガスティーなオフショアの風。今日はさらに強そうだ。

まずはヨガクラスに行ってから海をチェックしようと思ってたのに、なぜかヨガクラスの時間直前になってお腹が痛くなり、トイレにこもっていたらクラス行けずじまい。その上レインズは波も小さくなり、風は暴力的、ということであすからアラスカの親友が2週間滞在することもあるので今日はできるだけ仕事をしてしまうことにした。

でも考えてみたらこのかぜだったらダウンウインドのスタンドアップパドルは結構楽しかったかも。去年の夏からずっとやってなかったのでそういう楽しみがあることをすっかり忘れていた。あすもこんなコンディションだったらダウンウインドボードを引っ張り出してこようっと。

2012-01-22

1月21日 Strong trade wind

今日は朝からハイクで風が強い、波も上がってくる予報なので朝からカイトモード、食事をしていろいろ用事を済ませてから海へ。もうすでにレインズには大勢の人が車を止めていた。リキッドフォースのライダーでこのほどパタゴニアのアンバサダーになったジェイソンスリーザックとデザイナーの人も来ていた。結構ビジターも多く、ごちゃごちゃしているけれど下手な人はあまりいないので乗っていてもみな避け合って安全。

オフショアでガスティーそうだったので少し様子を見てから5.5mで行こうとしたら、なんと車の中にそのサイズだけ入っていなかった。ということは7mか4mというチョイスしかない。メンズが7mで乗ってるので7mでは私には大きすぎるけどガスティーなので4mだとインサイドが心配、どうしようか迷った挙句風が上がってきたようだったので4mで出た。
これが大正解、風はかなり上がってきてピーク時は4mでも十分パンパンな感じで走れた。その上みんなオーバーになって上がってしまったので人も少なくなって楽しかった。
膝のリハビリをがんばっていたロブも復活第2日目だというのにもうがんがん9mのカイトで乗っていた。とってもうれしそう。ケガから復帰したときってほんとにうれしいし、どんなコンディションでもありがたみがあるというものだ。

しばらくの間トレードウインドが吹くのだろうか、日本はかなり寒いようなのでこの風があるうちに大きなうねりが届くといいなあ。

2012-01-21

1月20日 キヘイでスタンドアップパドル

波は小さく風はかなりオフショア、今日はkiheiに滞在しているアラスカからの友人家族のところを訪れた。
元はといえば93年くらいにはじめてジュノーに行ったときのこと、その前の年にバルディーズでヒッチハイクしたときに知り合った友人のうちに泊めてもらいハチェット率いるバートンチームとつるんでジュノーのスキー場イーグルクレストで滑っていたときのこと、さすがにテリエやらトムバートやらビクトリア、ブライアンもいたかな?そんなメンバーが来ていることは街のうわさになっていて、スノーノードキッズたちはレストハウスでサインしてもらおうとライダーたちを探していた。
彼らとつるんでいた私もプロだと間違われて子供たちにサインを頼まれ、いやいや私はなんでもないからサインはしないけどみんな2回でご飯食べてるよ、と断ったのだが、その後話しているときにスノーボードキャンプの話になり、私が夏に働いていたキャンプにおいで、とその子供たちに話をしていたらその中の一人が実際に来てくれ、すごくうれしかったのだ。その子供がチャックだった。以来ずっと連絡を取り合い、家族とも親しくさせてもらっている。彼はその後どんどんアラスカンスタイルのライディングを身につけて将来有望の若手として注目されていた、ビッグマウンテンコンテストでは上位に入ったりもしたし、ちょうどスポンサーがつき始めたころ、怪我をして膝の手術をしなくてはならなくなり、その後その手術やリハビリが思うようにうまくいかずなかなかスノーボードに復帰できなかった。そのことが原因でうつ病的になり、精神的にダメージを受け、小さなことがだんだん雪だるま式に悪くなっていき、かなり長い間大変な思いをしていた。
家族は毎年マウイに来るのだが、彼は6年ぶり。かなり薬とかの影響もあって太ったけど、これでもひどいときよりは30ポンドも減ったらしい(13キロくらい?)それってかなりすごい。
今日はロルフィングという整体をしているお姉さんのディアナとチャールズと3人でキヘイの海でスタンドアップパドルをすることになった。大きなボードをハイテックでかり、早速たけど、これ以上はないという穏やかで風のないコンディション。見てると簡単そうで退屈そうにも見えるけどやってみると結構プルプルくるねーっと二人は休み休み漕いでいたが、途中で何匹もの亀に囲まれたり、普段見ないアングルからの景色を楽しんだり、2時間ほどあちこちパドルして回った。チャールズは今アンカレッジのホームレスの人たちのシェルターのカウンセラー、そして躁鬱などで悩む若者たちのヘルプなどの仕事をしているらしい。私が、そういう仕事は自分も彼らの重荷やつらい気持ちをもらって大変ではない?と聞いたところ、自分も同じような経験をしているから彼らの気持ちがわかるし、みんな僕がそういうバックグラウンドを持ってることを知って僕の話に耳を傾けてくれるんだ、といっていた。昔から彼はとっても優しい子(そして普段はおとなしいけれど山では誰よりもいけいけの精神でチャージする)だったから、今の仕事で多くの人を助けることができるんじゃないかな。

大人になると、幸せって言うのは子供のころ思っていたイメージとは結構違うってことがわかってくる、見た目幸せそうでも実は心のなかでいつも嵐が渦巻いていたり、お金も地位もなくても自分自身は十分満足だったり幸せに暮らしていたりする人もいる。そしてすべてがスムーズに行ってるからって幸せだとは限らなかったりする。
反対につらいことをたくさん経験してきた人は、ほかの人の苦しみもかんじることができるようになり、人一倍優しくなれるときもある。
いろんな人生があっていろんな幸せがある。そんな中で自分がいかに恵まれているか、周りの人のおかげでハッピーでいられるか、かみしめ、感謝すること、多々、なのだ。


2012-01-20

1月19日 Trade is back!

波はかなり小さくなり、朝はグラッシー、でも今日は久々にヨガに行こうと思ってスタジオに行ってみるともうスターと時間なのに誰もいない、そうだった、ずっとサボっていたから忘れていたけど最近は木曜日ではなく金曜日になったんだっけ。というわけで家に戻り、カイトの道具と万が一風が弱いときのためにスタンドアップフィッシングの道具を積んで海へ。

おとといの夜マウイに来たロブと一緒にカイトビーチへ行ったら、なんだか大きなトレーラーやモーターホームがとまっている。何かと思ったらアメリカでもっとも大きなチェーン店のひとつ、Targetのコマーシャル撮影だった。
風はまだ弱く、メンズは12mでプレーニングするかしないか。しばらくの間のんびりビーチで読書したりしているうちに風は上がってきた。
波はないけどストラップレスに7mで出てタック練習。ぜんぜん練習しないのでなかなか出来ないけど、ジャイブ同様回数やればできるようにはなるだろう、そういうことを練習するにはいいコンディション(ほかに楽しめる波もないし風はコンスタントで強くないので)
というわけで1時間ちょっとタックの練習などして終了。

夜はみんなでDNAが採用されるようになって無罪が証明された人たちについてのドキュメンタリーを見た。この人たちは自分が侵してもいない罪のために20年以上ひどい人は死刑判決を受けその間ずっと独房で、拷問などの実験台などにされたり最初の3年間は誰とも口をきくことを許されなかったりした。DNAのおかげで無罪になり社会に出てこれたけれど、それでも今までの犯罪記録を消し去るのにお金がかかったり、就職先がなかったり、また社会があまりにも変わっていて適応できなかったりいろんな問題がある。多くの無罪で出てこれた人たちは、いまだに刑務所に入れられている無罪を証明したいと思っている人たちのための活動をしているが、それはその状態がどんなに苦しいこと髪をもって知っているからなのだろう。彼らの気持ちや彼らの家族などの思いを考えると身がつまされる思いにかられる。最近良く感じるのがどんな社会でも結局はマイノリティーがつらい思いをする立場にいるということ。まったく違う状況ではあれ、この無実の人たちの経験してきたこと、そして今福島に住み、政府や東電のやってることに振り回され、自分たちのコントロールではどうにもならない状況に置かれている人たちも似た部分があるような気がする。

上からの目線でなく、同じ立場から物事を考えてくれる人がもっと政府を動かしてくれればいいのだけれど、なかなかそうも行かないのだろう、おいしい思いや権力がある立場につくとついそれを自分のために使いたくなるのが人間の弱さなのかもしれないな。

1月18日 Paddle around

今日も朝からコナウインドが強い。波も小さくなってきた、とはいえ普通のサーフィンだったらオフショアだし十分楽しめるサイズがフキパで割れている、が、混雑している。

どうしようかなあ、と思っているとフキパでサーフィンをしていたロブから電話で風は吹いたりやんだりだ、というのでとりあえず見に行ってみた。まあまあ楽しそう、確かに風はあるけど波も小さいしく会うには人が一人もいないので出てみることにした。
タバルスから出て沖にこいでいくと、すぐに普段よりずっと風が強いのを感じた。帰り向かい風になるので大丈夫かなあ、と不安になりながらも風が弱めのインサイドを回り込みながらノリエガズ、ママス、サンライズと移動していく。でも風で波がバンピーなうえに干潮でリーフが浅いのか、割れる波はダンパー、その上乗ろうとすると向かい風にあおられひっくり返ったり散々、波が小さいのに精神的に謙虚にさせられたセッションになった。でも一人きりだった水の透明度はいつもよりずっと高く、とてもきれいだったし、とりあえず水に入ってこげたことでここ数日動かしてなかった体を動かせたので気分はすっきり。

夜は昨日からマウイ入りしているロブがオリジナルレシピーのディナーを作ってくれた。
彼はバハに行くとき良くお世話になる友人で大きなスクールバスを改造したキャンピングカーで二人でいろんな料理を作るのだが、彼もかなりの料理好きで手作りピザユアエンチャラダ、そのほかいろいろ自慢の料理がある。今回作ってくれたのはサウスウエストスタイルのヘルシーな一品。テンペイやたまねぎ、キヌア、ブラックビーンズ、にんにく、コーンなどにクミンと唐辛子を混ぜたもの。彼が夕食を作っている横で私は家で取れすぎてるレモンをどうにか無駄にしないようにと、冬に伊豆でご馳走になったレモンバターに挑戦。
バターといってもそれほどにはバターを使わず卵とレモンが多いので家でレモンと卵が取れるうちにはお得なレシピ、伊豆でいただいたものほど繊細なアジにはならなかったけど(レモンが多すぎたかな?)それでもとてもおいしくできたし簡単!これはさらにもっと作って瓶詰めにしてプレゼントにできるかも!

2012-01-18

1月17日 自家製コーヒー挑戦

この間庭を歩き回ったときに隠れたところにすでに熟したコーヒーがたくさんあることに気づいたので昨日収穫、今日は水につけておいた実を抜いてコーヒー豆を取り出し、干してみた。水につけてあった皮が少しだけやわらかくなり、力強くつぶすとピニョットなかから豆が飛び出してくる、それがなんか気持ちよい。枝豆を食べるのにさや押すときの感触と似てるかな。

どんなものでもそうだけど自分で作ったりとってみようとするとどれだけ大変かが良くわかる。釣りをしてみて、もう魚が高いなんて文句は決して言うまいって思ったし、野菜も安いものには安いなりのわけがあったりすることを理解するようになった、いや、食べるものだけでなくていろんな安い商品もそう、まじめに人間が作っていたら、そんなに安い値段でできないはずなのにっていうものがたくさんある。そういうものの裏にはとてつもなく安い賃金で人をこき使っているサードワールドの労働やら、遺伝子組み換えや恐ろしい薬品など、今の地球が抱える大きな問題が隠されているのだ。
お金がないからついつい安いものを買ってしまうけど、自分でやってみると、こんな簡単なことでも何かを商品のするのは大変なんだと納得できる。それにありがたみを感じるから無駄に使ったり大量に消費しないようになると思う。

このコーヒーだって、いろんな作業をしてできたら、大事に大事に飲むと思う。。というわけで庭でコーヒーの皮むきしながら鶏と会話し、世界を考えた午後でした。

今日もコナウインドが強い、夜メインランドから仲良しのロブが到着。彼は冬バハでスクールバスを改造したもので生活しながらサーフィンし、夏はアラスカやジャクソンでマウンテンガイドをして働いている。が、今年は膝の靭帯を切ってバハにはいけず、やっとサーフィンができるくらいに直ってきたのでマウイにやってくるのだ。
来週には共通の友人であるクレーマーも来る予定、にぎやかになりそうだ。