2017-10-21

10月21日 司くんのマウイ留学

暗いうちから起きてマッシュルームをファーマーズマーケットまで届けに行き、そこからハーバーへ直行。
今日は昨日よりも風が弱かった。波はかなりサイズダウンしたけどそれでもフォイルなら十分できる。

すでに二人入っていたが、やっぱり一人はデイブだった。何時から出ているのかわからないけれど、乗れる日で(それが大して良いコンディションでなくても)朝行って彼が先に出ていないことはない。
私が初めてマウイに来た頃もそうだった、ウインドサーフィンのチャンピオンになってからも、彼はいつもFIRST ON IN, LAST ONE OUT(誰よりも早く出て、最後まで練習している)だった。
アウトに出て行くと、ちょうど沖からデイブが乗りつないでくるところだった。ワイル区の山に架かった虹と彼のニューボードのカラーがぴったりマッチして(なぜかパステルのレインボウカラーにスマイルマークが入ってる可愛いボード)いた。
なんども書いてるかもしれないけど、彼が同じ海に入っているとそれだけで倍楽しくなる。彼の素晴らしいライディングを見ることでひとつ、マナーの素晴らしさ、みんなの様子を常に見て決してガツガツ乗らない。みんなに好かれていて楽しいジョーズが飛び交う、気づいたことがあると気軽に、でも押し付けることなくアドバイスしてくれる(結構いい値段でしっかりレッスンもしているので普段誰にでもなんでも教えてくれるわけではないし、私もあまり聞くわけではないのだか、ちょっとしたことでも教えてもらえるとすごく嬉しい)
そんなわけでフォイルじゃなかったら絶対でないようなこんなコンディションでもデイブがいることでさらにいいコンディションになってしまう。
今までならこういう日はカヌーしか出てなかったと思うけど最近はフォイルが増えて来てちょっと申し訳ないとは思うが、この人数なら全く問題なし。
以前のルームメイトだったランディー夏日本に帰った時点では確実に私の方がうまかったけど(というかランディーは道具を手に入れたばかりだっただけ)もう確実に彼の方が上手くなってしまった。
サップを使ってプローンフォイルをしていたジェリー。

デイブだけではなく、今日いたメンバーは多い時で4人「混雑や波の取り合いがないっていいねー」とみんなしきりに言っていた。
まだ体調が完全でないので1時間も乗ったらヘロヘロになってしまう、情けないけどこれからどんどん波も上がりそうなので少しずつ少しずつペースを取り戻していこう。

さて、海から上がったらそこには大阪から留学しにマウイにやってきた司くんが待っていてくれた。2週間ほど前に留学ビザが手に入り、マウイに引っ越し、この近所に住んでいて、自転車で動いている。
カイトの追求したくてマウイに留学したい、と相談を受けたのは実はもう何年も前、どんなに大変か、お金がかかるか、そしてビザも結構取るのがむずかしいなど結構ハードルは高いよ、と私は最初から賛成したわけではなかった。何より留学となると仕事ができるわけではないので、まずそれだけのお金を貯めなくてはならないし。
そう言っておいてから「でも本気で来たかったら、本気で実現させようという気があれば、必ず何かしら道はあるよ」と励ましたつもりだった。でも本当に大変だし、お金がかかることはよ〜く知っているのだ。

高校生の頃からバイトに励み家計を助けていた彼、頑張り屋なことはよく知ってるが、マウイにこれるようになるまでには本当に色々大変だったと思う、でも実際マウイにやってきて、カイトの道具はカイトビーチに近いショップに道具を置かせてもらいながら、自転車で通い、早速海でもたくさんの人と友達になり、親切にしてもらったりしているようだ。

今日も海にいた友人たちを紹介したけれど、一生懸命英語で話しているし、どんどん自分から進んで入ろうとしているのがわかる。もともとどちらかというとシャイでおとなしいイメージの彼だが、頑張ってるのがわかる。
思いが強ければどんなことだって実現できる。
今日もこれから自転車でカイトをしにいくそうだ。



これから先も大変だろうけどそれが全て自分の成長に繋がっていくからね司くん頑張ってね。

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