2016-07-05

7月5日 親切の循環 



親切の循環。ウインドサーファーからパドラーへ。
たまたま空港で久しぶりに再会したことがきっかけで、「もう直ぐ帰るんですけど余った食材とかいりませんか?」と声をかけてくれたウインドサーファーの国枝さん。
もちろん遠慮なくなんでも頂きに上がります!と、おそらく数人でウインドしに来ててお米とかお醤油とかくれるんだろうと軽い気持ちでバナナケーキ焼いて4、5切れ持って行ったら、なんと20人以上の大所帯のツアー!(ケーキ全然足りないじゃん!)
そして飲み物などケースごと余ってて、調味料や余った日本食材などたくさんいただいてきました。嬉しい!三浦のショップ、ティアーズの山田さんと国枝さんで毎年30人くらい連れてくるそうです。
礼儀正しく元気な若い女の子もたくさん、ウインドやってる若い女の子がいるー!と感動したら、学生さんらしい。
学生には頑張って来ればレンタカーと宿泊代はなしでOKといって誘ってるとか。なんと素晴らしい!
学生でハワイに来るのは大変だけど(私たちも当時そのために無我夢中でお金貯めて来てたなあ)でもここに来ることが大きな刺激となり、絶対またくる、もっと練習しよう、につながれが結果お店も盛り上がる。ショップをやってる人たちのスポーツに対する愛を感じました。大変でも好きだからやれる、んじゃないかな。
みなさんからいただいたたくさんの親切は、今週たくさんマウイ入りするパドラーたちに循環させますからねー(みんな絶対差し入れ喜びます)
心からありがとう。
そして、その後居酒屋斉田へ。

毎年ラハイナのお寺のボンダンスのお手伝いにやってくるエバちゃんファミリーとカメラマンのあっちゃん。自腹で飛行機代払ってまできて毎日大忙しで準備、でもその大変な中でも日系のおばちゃんはおじいちゃんとの交流、何か普通の観光では決して得られない素敵なものを毎回得てるんじゃないかな。
エバちゃんは昔からいつも何か困ったことがあるとスーッとどこかから見てくれていて助けの手を出し述べてくれる人。いつもお返しがしたいと思いながらも会うたびにさらに世話になってしまう。でも彼自身にお返しができないなら、(そういう風にお世話になってばかりでお礼もちゃんとできずに終わってる人があちこちにいるけれど)何か自分が出来る時には他の人に対して喜んでヘルプすることで彼らのしてくれたことを返していくしかないかなと最近は思っている。

そうやって親切を回していくことでみんなが優しい気持ちになったり、あったかい気持ちになったりできればこの世界も少しずつでも住みやすい場所になる。

たまたま週末は選挙だけど選挙演説もお互いを落とし合うのではなく、欠点を見つけたならそれをどうやったら自分はカバーして支えられるか、あるいは歩み寄ろうとしているか、など説明したらみんなももっとあったかい気持ちで話を聞けるだろう。
敵意をぶつければ相手も敵意を返したくなるのは人間。でも優しさを投げられたらこちらも優しさを返したいと思うのも人間。個人レベルではもちろんだけど、そこができれば政党も、国レベルでも絶対に無理て言うことはない。

いろんな無理って言われてきたことを、無理じゃないと証明する人がいる。そうやって世界は変化してきた。サーフィンでだって、ジョーズでパドルなんて絶対無理と誰もが信じてた。女がビッグウエイブで男と対等にできるなんて誰も思ってなかった(対等とは言わないけれど、今年のビッグウエイブチューブアワードはケアラケネリーが多くのビッグネームメンズを抑えて獲得、彼女自身も女がここまでやれるなんて思っていなかったと涙ながらに言ってたけど)
だからあきらめない。国同士を平和にできる力はないけど、できるだけ自分ん周りの人とは意見が違う人がいても(そしているのが当たり前、みんな一緒だったらそれこそ怖い笑)寄り添う気持ち、理解しようとする気持ちを持って接し、できる範囲で助けが必要な人をヘルプすることが何かにつながると信じてそれくらいはできるようにありたいと思う。

そんなことをウインドサーファー達から受けた親切のおかげで今一度考えた。
いい日だな。


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