2016-01-20

1月20日 カナハファンセッション のちジョーズサイズにアップ

今日はお昼前からジョーズサイズのうねりがまた届くことになっている。アウターリーフをチェックすると今はまだ小さい、でもいつでっかいのが来るかわからず怖いのでカナハへ。

パドルアウトする時にあやちゃんに遭遇。二人で乗れるうちに乗っとかないと上がってきちゃうからさっさと乗ろう、なんて話しながらパドルアウト、でも彼女がいい波に乗ってるのをたくさん見かけた。
石垣の隊長津村さんもマウイ入り。ここ1、2週間マウイで波が入ってるのが気になってよくメッセージが来ていた。そわそわしていたに違いない、昨日着いて早速夕方乗っていた流石の元気ぶり。今朝も朝から一番奥のピークで一番でかいセット狙い。(この写真はインサイドまで乗り継いだあたりのもの)

朝一セッションに必ずいるジェシーさんのリッピング。
あばらの怪我がなかなかならず、悲しそうなカラマ先生は若い女の子のコーチング。一回一回波に乗るたびにアドバイスしていた、いいなあ、でも彼のレッスンは高いから手が出ない。(でもアドバイスしている横を通る時耳をダンボにしてなんて言ってるか聞いていた)
めちゃくちゃうまいロングボーダー、ハワイアンぽい若い男性。
こんなでっかい板に乗ってテイクオフで巻かれると周りにいる人はいたがぶつかりそうでかなり怖い。笑
今日はいつも以上にチャージしていたキャシー。普段は人が乗らないインサイドの波にいいポジショニングから乗りまくってるのだが、今日は人が少なかったからかアウトのセット、それもスティープなテイクオフをバンバン決めてかっこよかった。
そして彼女は62歳の白髪の女性。セットの波に何本もいい感じで乗っていて、思わず年齢を聞いてしまった。後で写真を送ったらとっても喜んでくれた。嬉しいな。

そろそろ予報に出ていたオンショアが吹いてくれないと疲れたよーとうれしい悲鳴をあげながら乗っていたが、さすがに11時頃にはクタクタでみんな上がってきた。せっかく波も大きくなってきて沖にはダレーモいなくなったのに、そのころにはわたしも同じようにクタクタだったのだ。

こんな日でも実は割れているジョーズ
(ここから下のジョーズショットはphoto by HiroyukiSaita)
朝は小さめだったけどジョーズもしっかり割れていた。
こんな日は割れていないだろうと来ない人も多いけど、昨日だった多分ほんの少しは割れていたと思う。初めてジョーズで乗りたいと思ってる人はそういう日を狙えば、混雑もないし、うまい人の邪魔をすることもない。

そういうことを頭において狙っている人たちもちゃんといて、今日は朝3人出て行ったそうだ。



そして波が上がってきたらちゃんとうまい常連もチェック。ただオンショアが吹いてきてハードになったためほとんどの人が撤収、その中トウインをやる人はいたけど最後までパドルサーフで残っていたのは、アルビーレイヤーだったそうだ。やっぱり彼は本当にすごい。どんな波でもジョーズの波と戯れていたいんだろうな。


この集写真はダカインのマネージャーであり、本人もジョーズでもホノルアでも上手なマイカの投稿から。
小さかったり、オンショアや雨など関係なしに出れる時には出る。それだけジョーズ日夢中になってる連中。誰かいるかなと崖を降りていったら彼らがセッションを終えて上がってきたところだったそうだ。このスカッとした笑顔を見よ!そしてジョーズのセッションをした仲間同士はなんだか戦場でともに戦った兵士たちのような固い絆が生まれる。ちなみにわたしが知ってる限りでは一番左はとっても礼儀正しい若いローカル。左から2、3、4番目はサウスアフリカからきているビッグウエイブサーファーで年配の人は軍隊の将軍だとか。そして顎髭がすごいお兄ちゃんはここ何回かのジョーズでものすごいチャージを見せて、波がサイズダウンした時はホキパでローカルたちとセッションしつつ、アルビーレイヤーの家に下宿してジョーズを常に狙っている。そして二人飛ばして一番端っこはローカルショーンロペス、特別目立つサーファーではないかもしれないが小さい時でも必ずジョーズに目をつけパドルアウトしているし、ビッグウエイブのために一年中トレーニングを欠かさずイアンウオルシュなどが通っているジムのアスリートクラスで鍛えている。サポンサードプロでもないし、一番大きな波がジョーズに来る時には出ていないかもしれないが、こうやって自分なりにジョーズと向き合い、少しでも親密になろうと献身的な努力を重ねているサーファーたちがいる。写真に残せなくても誰も見ていなくても全く関係なしだ。ほんとにかっこいい。



夕方近くにはマウイもオンショアと雨。ああ、この天気が癒しの天気に感じられる。笑


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