１０月５日 襟裳岬 から 鎌倉

何とも平和で美しいビーチで夜明け前に目覚める。波はかなり小さい。でもきれいなので御散歩しながら波チェック。隣にとまっていた車の横には外でビバークして寝ている人が、この寒いのにさすがだなあ。（あとでシーサーの友達、旭川のガクくんだという事が分かった）

夜明け前の暗闇の向こうから光が出てくるときの空の色はどんな色よりも好きな色。何色と言えないような微妙な色合いだけれど、本当にきれい。

うっとりしながら見ているとまわりでキャンプしていたり、朝早く到着した車のサーファー達も波が小さいけど悩みながらも数人ウエットに着替えている。私も混まないうちにとはじっこの方にパドルアウト。
私のところの方がクローズしない波だけど皆がいる真ん中はチューブになるのかなあ。（横から見てるとバシャンとクローズしているように見えるんだけど）でもおかげで一人で楽しめるセクションが会ったし、いやな顔もされずに乗れたのでラッキー。波のサイズは小さかったけどクオリティーが良いので楽しい。

 海から出たらちょっとのんびり御飯。

 隣でビバークしていたがく君はニセコのゲンテンショールームの隣でボードチューンやってる武ちゃんのところで働いてるスノーボーダー。めちゃくちゃ優しく穏やかなオーラを放出。

 台風が来て帰れなくなると困るので鎌倉で台風スウエルの乗れるよう、一日帰りを早めて今日鎌倉に戻る飛行機に乗る事にしたので、１０時過ぎには出発。

 ウインドサーファー時代にとっても憧れていた百人浜。あれ、他で波が小さいときはこっちで乗った方がいいんじゃない？オフショアは強そうだったけどかなり良い波が割れていた。

 そして襟裳岬で記念写真。カラオケなんてほとんどやらない父だったけれど、森進一の襟裳岬だけはよく歌ってたな。

 ギリギリだったけど無事５時出発の便に間に合い、出発。なんとか大荒れになる前に鎌倉に戻る事が出来た。今回もまた素晴らしい北海道の旅だった。
シーサー本当にありがとう。