１１月１１日 ２年と８ヶ月

今月もまた１１日が来た。ふと東北のことを考える。
例えば終戦時の悲惨な状態、全国で食べ物が不足し、東京や主要都市が焼け野原になったほどのひどい状態から１０年後には高度成長が訪れ、２０年後には戦争なんて全く知らない私達のような平和ぼけした子供達が生まれ育つほどの復興を見せた日本。だから津波からの東北地方の復興なんてやろうと思えば１、２年でしっかりできてるはずなのに、３年近くたった今でも瓦礫が取り除かれただけでほとんどそのまんまの場所もある。何よりたくさんの人がまだ仮設に住み、次に住むべき家を見つけることも建てることも出来ずにいたりする。それでいて必要もないところにたくさんお金がかけられていたり、さらに福島は復興どころかいろんな意味で後ろ向きに進んでいるような部分さえ感じられる。そこに住んでいる人たちのことを考えれば何を先に進めればいいかとか、何が大事かとかって結構わかりやすいと思うのに、なぜか取っても複雑でなかなか進まなかったりする。私が出来ることは何もないが、申し訳ない気持ちになる。少しでも辛い思いをしている人たちが楽になるように、そう祈ることくらいしか出来ない。震災から２年８ヶ月も立つと、いろんなことや気持ちが薄らいでいく、でも忘れないこと、被災地以外でもまだ東北のことや問題について仲間と話したり意識におくこと、自分からニュースを探して近況を知ろうとすることだけでも違うのではないかと思う。
そうはいっても自分も思ってるだけで何もしていない。小さなことでもいいから身近な人に出来ることだけでもいいから出来ることを続けていこうと改めて反省。

今日は昨日に比べて天気が回復、曇り空の一日。カナハやレインズだったらカイトできそうだったけれど、なぜか昨日ストレッチしてから腰の調子が悪く、今日も泣く泣く休養。ただし午後になってきて少し楽になってきたので明日整体に行き、ばっちりずれたところを直してもらえれば復活するのではと期待している。

翻訳仕事を終わらせ、読書しながら腰を休ませ、たまってきた貝と流木でクラフト作り．そして庭のレモン消費のためにレモンバーを焼く、おばあさんぽい一日。
早く新しいボードに慣れたいなあ。