2011-09-16

9月11日 9・11に思う

なんともう9月11日、今年も一気に過ぎていく。
9月11日のあの事件からすでに何年になるのだろうか、あの時カイトの大きな大会のために海に行き、そこでそのニュースを聞いてどっと落ち込み、今はなき友人シルキーと一日家でボーっと家族のことを思っていたっけ。
そして今年の3月11日から今日で半年。いろんなことがそのあいだにおき、またあんな悲惨で立ち直れないかのように見えた状態でも半年でずいぶんのことがよくなっていった、でもぜんぜんよくなっていなかったりひどくなっていったこともいろいろあるだろう。この半年で人間の強さや弱さ、そして勇気と欲を見てきた気がする。
自分もすごく変わった。いろんなことを真剣に考えたし、いろんな失敗もした、沢山のすばらしい出会いもあったし、同じ気持ちを共有する同志も沢山生まれた。
今回のことですごく感じるのは今までうやむやにしていた気持ちや事実が白黒はっきりさせられたということ、政治家や行政のいいかげんさや頼りなさが最近表に出てきているが、それも今までにもあったことだけど表面に浮かび上がってこなかっただけだったのだと思う。

自分に関してもそうだ。なんとなく内側にあった感情が表に出てきたりはっきり把握できるようになり、いいことはよりすばらしく感じるようになり、あまり好きでないことや必要ないことは切り離したいという気持ちが強くなった気がする。そして自分の気持ちに正直であること、直感や自分の能力や思いを信じること、そんなことも増えた。

まだまだわからないことだらけだけれど、前を向きながら東北の復興と同様、少しずつ試行錯誤で進んでいくしかないのかもしれない。

9月9日で3周年を迎えた友人のお店で大好きなとろろを使った3周年特別メニューを食べながらそんなことを考えた。

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