2016-01-04

1月4日 年明け一回目のジョーズデイ

年が明けてから一発目のジョーズデイ(でも昨日も一昨日も小さいとはいえ割れていた)
朝はそれほどサイズがないように見えたのに、午後からどんどん上がってきた。
 怪我で長い間海に出れてなかったジェイソン。前回のピアヒでは出ていなかったけど今回は我慢できなかったに違いない。さすがのライディング。他にウインドサーファーはロビーナッシュ、マリシオブラウン、モルガンなどが出ていたようだ。波に乗ると走るけどほとんどそれ以外は立っているのがやっとという様子だった。風そんなに吹いていなかったはずだもの。

オアフのアンダーグラウンドチャージャー、 アーロンゴールド、彼の凄さを認めない人はジョーズではもういない。
でも今日の主役はこの人、べサニーハミルトンだろう。
昨日もやっていたらしいけど、ベサニーが今日もトウインで波に乗っていた。彼女は小さい頃サーフィンしているときにサメにアタックされ、腕を失った、でもそれからもずっとプロになる夢を失わず、今でもプロレベルでコンテストに出ている。世界中で講演し、サメを守るためにも活動をしているし、神を信じること信仰につても話す。とにかく説明なんてこの写真を見れば入らないのだ。笑顔でこのサイズの波に乗る。本当にやりたくてやっている、誰にためでもなく、自分がやりたくてここまで努力し、諦めずに自分を信じて頑張ることができるべサニーの強さに感動させられる。私たち普通の人間はおそらくほとんどの人が片手でドルフィンもテイクオフもできないだろう。
その上彼女は6ヶ月前に子供を産んだばかり。出産を経験した人なら妊娠期間から出産までの10ヶ月、そして出産してからどれだけ元の状態に戻すのが大変か分かるだろう。(私にはわからないけど想像はつく)大体の人がやはり子供という守るものができるし、体力も筋力も落ちてるからなかなかチャレンジしにくくなる、環境的にも時間的にも自分のために使うエネルギーがなくなってしまう。
(what a hero! 最高の笑顔。)
彼女だってもちろん赤ちゃんを育てることを怠って波に乗ってるわけではないだろう、本気でやりたい、そう思って限りある時間の中でトレーニングを続け、頑張ってきてこそ6ヶ月後にジョーズに乗れてしまうのだ。彼女のこのライドはいろんな意味で本当にいろんな人に勇気を与えるものすごいパワフルなものだと思う。Thank you so much ! 自分の限界というのは自分が作ってしまっているのだ。本当にそう思う。

イアンウオルシュ、
 今日は3種目だけで終わった(笑)カイ、でも夜明け前に港を出て日暮れまでずっとジョーズに居続け乗りまくっていたようだ。
一方島の反対側、ホノルア米でもものすごいセッションが繰り広げられていたらしい。なんとケリースレイターも登場。
 さすがのライディングを見せていたらしい。他にもトリッキーでヘビーなジョーズよりこの完璧なホノルアを選んだサーファーも多かったようだ。マットメオラ、カイバーガー、クレイマーツォ、ビリーケンパー。他にもローカルチャージャーが大勢。ピアヒチャレンジのチャンプにもなったビリーが来るぐらいなのだからジョーズのコンディションがトリッキーなのがわかる。
それでもビッグウエイブを好む人も確実にいて、ノースショアから毎回やってくるアーロンゴールドやトレバースヴェンカールソンなどはジョーズでチャージ。そして悩んだ末後からグレッグロング、シェインドリアン、イアンウオルシュも出てきたようだ。

島中どこにでも波があり、ものすごいことになっている。が、大きな波すぎて一般人が乗れる場所があまりない、結局ノースではハーバーにみんな集結してしまい込んでるのでイマイチ。空いてから出ようと思って待ってたら空いてきたら風が入ってきてダメだった。これはカイトをしようと思ってすぐ上がってカイトに行ったけど、カイトで出るには風がイマイチ足りない。帯に短したすきに長し、というかんじ。でもピアヒだって風入ってたし、面ツルでもなんでもない。ウインドをするにしたって風は弱かったはず。それでも上手い人は乗ってしまう。べサニーなんて片腕しかないのに、赤ちゃん産んだばかりなのにジョーズに挑戦してるのだ。スキルがないから余計言い訳が増える。言い訳してたら絶対上達はしない。できることを地道に、まあジョーズで乗るわけではないけれど、でも自分なりに目標に向かって限界を作ったり言い訳をせずに頑張ろう。それにしてもべサニーの凄さには参った。あれこそ真の強さだろうなあ。



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