2015-11-11

11月11日 月命日とベテランズデイ

今日は月命日。震災後、ずっと続けることが一番大事、大きなことでなくていいからできることを続けようと決めていたのに、ふと気づくとずいぶんご無沙汰している自分がいる。もちろん考えてないわけでもないし、忘れたわけでもない、何かと防潮堤や復興のトラブルについては気にしてニュースを集めるようにはしているものの、気にしているだけで一向に行動に移せてない。そんなに時間がないわけでもやれることがないわけでもない、反対に昔だって忙しい中いろいろ考えてできることをいろいろやっていた。
せめて、と思って防潮堤がどんな大変なことになっているかのアップデートはたまにフェイスブックでみんなに知ってもらおうと(何と言っても一般のニュースでは決して出てこないから全く知らない人も多い)シェアしてるけど正直言っていいニュースがあまりない。

月命日は震災の悲惨さを忘れないと同時に、あの頃の自分の思いを思い出し、今一度できること仲間のためにできることを考え、行動に移す努力を考える日でもある。

今日はアメリカはべテランズデイと言って軍人、戦争で戦い亡くなった方、従事した方に感謝する日。
アメリカも国のために戦位、大怪我をしたり、何より精神的に痛めつけられて傷を負った人たちのケアがかなり無視されている。戦争での心の傷から精神病になったり社会に適応できずホームレスになってしまったりする人も多い。
以前お付き合いしていた人にそういう人がいて、本当に誰よりも心優しい人だったけれど、心の傷は何十年たっても言えている様子がなかった。
戦争は兵士、軍人が悪いのではなく、プロパガンダを掲げて兵士を精神的に追い込み、洗脳する政府、自分で手を上げずに人を使って戦争を起こしたり、武器を売って儲けたりする人たち、やられたらやり返す、式の教育が良くないのだと思う。

国を守るために戦う人たちに感謝の気持ちを捧げるとともに、どうしたら戦う必要がなくなるか、兵隊がいらない世界になるか考えたとき、私にできることは一つ自分がその変化になること。人と戦わず、自分の解くだけを考えず、欲に走らず、人を助け協力し合い、できる限り良い人間になり平和に生きる努力をすること、それだけしかない。

真面目に考えちゃったけど、まじめにかんがえるべきことでも、ある。

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