３月１１日 出発

朝からしとしと雨が降っている。
コレからマウイをでて日本に帰る。帰ったらもう１２日になってるので３月１１日は半日分くらいしかない。

とうとう震災から４年も立ってしまった。４年も断てば関係ない人の気持はかなり薄れて震災などなかったかのようになっているけど、実はまだまだ仮設住宅に住む人も多い。その上辛い思いをしてきた人たちの追い討ちをかけるようにいろんな問題や大変なことが起こっていたりもする。福島なんて悲惨なもので相変わらず汚染水は海に流されているし、収拾のめどなんて着いてない。そんななかでも人の適応能力って素晴らしい食らいあって、皆頑張って生きている。でも震災であの地域に住んでいた人たちだけにその大変な状況を押し付けてしまうのではなく、助けになるようなことが出来ないにしても、せめて気にかけて、何か出来ることはないか、考えたり、常に頭においておきたい、いや、おくべきだと思う。わたしも以前に比べてほとんど何も出来てない．いくらでも出来ることはあるのに。
そして現地で頑張っている人はいくら疲れてもそこから逃げられない頭からそのことを遠ざけ宅でも遠ざけることが出来ない。

そんななか精力的にこの４年間突っ走り続けている人たちもたくさんいる。皆元気を使い切ってしまいそうな中、そういう人たちはみんなに元気や勇気を与え頑張っている。
そんな一人が平学さんだ。彼は故郷の福島を愛し、自分のホームスポットがまたサーファー達でにぎわい、スノーボードシーンの最前線となることを夢見て、そして子供達が庵戦に思い切り遊べるようにいろんなことに力を尽くしている。
こういう人はほんとに貴重な存在。私達は現地にいない分彼のような人たちの活動をバックアップして行かなくてはならないな、と思う。疲れを見せずにいつもポジティブに頑張っている多くの東北のウオリあー達にわたしの感謝の祈りを送りたいと思う。

雑誌にでていた平さんのインタビュー