2014-12-08

12月8日 ボックスブラザースのチューブライド合戦

ちょっぴりサイズダウン,そして海が全体的にクリーンナップ。ピアワンはかなりいい感じに見えたけど誰も一緒に行く人がいないし,一人で行くにはリスクが大きすぎる。カナハにいってあまりにクローズアウトセットが多すぎたら皆が向かったアウターリーフにそのままパドルアウトしていけばいいと決めてカナハへ。

(Jeremy riggs with broken board and paddle in one day , but he is still  smiling )
いい波も沢山あるがクローズアウトもまだ結構ある。昨日で結構巻かれ疲れているのであまり巻かれたくないなあ,と何本か乗ってからさらにアウトへ。ちょうどランディーやデイブ・カラマ達もそこへ向かっているところだった。ここはカナハよりサイズが小さくコンパクトに見えるが,テイクオフポイントで急に波が立ち上がり、掘れる。そしてチュービーな波が割れるのでデイブ達のお気に入りでもある。
皆ピークの奥からテイクオフし、もの凄いスピードでフェイスを横切ってチューブセクションを抜けようとする。今日はサイズがあるクリーンなチューブが結構あり、着いてすぐ,私のすぐ横でデイブがすっぽりチューブに入り込み,水色のくっきりした輪の中にはまったまま、私の方に真っすぐ向かってきて,そのまま抜けてでたようすを目撃,思わず手を挙げて『YEAH! DAVE!!』と叫んだけど同時にデイブも叫んでいた。彼にとってもかなり珍しいほどいいチューブライディングだったようだ。ああ,こんな時に限って今日はカメラを持って出ていない。あそこからとったらプロの写真みたいにいいのがとれただろうになあ。
しばらくするとデイブといつも一緒にいるボックスブラザーズの一人ジュニアも先程のデイブと全く同じラインでチューブイン!彼もクリーンに出てきた!!
彼も興奮気味,他の人は皆アウトにいてみれてないので私だけが彼の素晴らしいライディングの証人。デイブのライディングに劣らない凄さだったと証言したら大喜びしていた。もう一人のボックスブラザーズ、クリスも負けて入られないとかなりきわどいセクションを抜けた,波の背から最後は板だけチューブから吹き出されるように出てきたがあとで彼が「初めて完全に入り込むチューブらしいのに乗ったよ。」と言ってるのを聞いて,彼らでもそんなものなのか、と先はまだまだ長い事を実感。私はまだバックドアからチューブを狙う気にはなれない。今日だけでもジェレミーリグスがレイトテイクオフでボードとパドルを一発で折り,ルームメイトのランディーはリーシュを切って,インサイドのぐちゃぐちゃのところまでデイブ達が板をとりにいった。昨日はジュニアが板を折ったらしい。板を折ったら次の板買う金もないし、まず私の場合体が壊れそうだ。そうはいってもショルダーばかりにいる自分が情けなうもあり、皆にこっち来いよと言われても首を横に振りながらここに来るシフトする波だけ選んで乗るからいい,とかたくなに拒んでいる自分がいやになってくる。でもたぶん自分の力量は自分が一番分かっていて,無理のない範囲ですこしずつすこしずつでもピークに近づいていけるようになればそれでいいのかもしれない。カナハだといくら巻かれても平気なのに,他のポイントだとダメなのは何故だろう?もちろんパワーも違うけどやはりかなり沖だというのもあるのかな。
かなり疲れてきて変なところでこけるようになったのでカナハに戻り,何本か楽しく波に乗って終了。その頃には肩にちょっと変な痛みが。ちょとやり過ぎたかな。
 今日は琵琶湖でいつもお世話になってるショッププカプカのチャラくんこと西川くんが1時に到着する事になっている。行き違いでなかなか会えず,連絡も取れず,心配したが、2時過ぎにレンタカーのオフィスで会えたときは駆け寄って声をかけてくれた。大混雑のダラーで2時間くらいかけて車を借りいざすぐ裏のカナハビーチへ。いつも彼が乗ってるボードのワンサイズ小さめの8’0を借りて出た。
(レンタカー借りてから20分でこのコンディションにパドルアウト)
(インサイドセクションまで乗り繋いでいるルームメイトのランディー発見。朝もいっしょだったけど今日仕事したのかいな。)
めちゃくちゃスタイリッシュに沖のピークからインサイドまで丁寧に乗っていたロングボーダー、ノーズライドも決まっていたし,ルークスもかなり素敵なカナハにしては珍しい若いロングボーダー,誰だろう?)
(チャラ君もばんばんテイクオフ)
はっきり言ってカナハはこれ以上良くはならないほどいい感じ。その上ガラガラ、皆ここ数日で疲れているから夕方までもたないのだろう。そしてクローズアウトも来るのでそれがいやな人は他に移動しているのかも。だからマナーのいいかなりサイズにも慣れている人しか見かけなかったし,波はいくらでも来る。
(思わず神様に感謝したくなる景色)
そして夕方のきれいな光!!波に乗ると逆光になってリップがどこだか分からなくなるのが玉にきずだけど本当にきれいな光景のなか,しょっぱなから最高のスタンドアップサーフィン!初めてのポイントなのに落ち着いて楽しんでいた。あとで聞いたら『いいとこみせよ思うて大きいの狙いすぎた』って笑っていたけど(大きすぎるとここの波はクローズアウトして乗り繋げない)くらくなり始めたので「そろそろ奥さん待たせてるから帰ろう」と言わなかったらいつまででも乗っていそうだった。チャラくん,まあ,ハネムーンなのでそこそこにしときましょ笑

それにしても明日からはジョーズも割れそうだし,いる間波は大きすぎる事は会ってもずっとある事は確実。4日間の滞在で3日ジョーズ割れるなんて、当てようたってなかなか当たらない。

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