2014-04-16

4月16日 のたりのたり、春の海

このところちょっと腰の調子がいいのと、昨日の楽しそうなコンディションに刺激され、昨晩は満月クルーズを、と思っていたのだが、風が強く断念。夜遅くに風が落ちてきたのでこれは朝一フラットでもクルーズして無理ない程度に漕いでみようと決めた。ソウ決めただけでわくわくしてくる。
朝起きると残念ながら波はなかったが、それでも散歩がてらクルーズ。ちょっと前だといたをビーチまでもって行くだけで腰がぴきぴきして来ていたので少しは良くなっているンじゃないかな?由比ケ浜にも全くないわけではなく膝くらいのセット(と言えるのかどうかはわからないが)が来る。昨日も由比ケ浜はこれくらいだったのに稲村方面はちょこちょこいい波が来ていたので見るだけ行ってみる事にした。

もやがかかったような景色とバターのような、ぬめーとしたグラッシーな海。まさに穏やかな春の日。
春の海 ひねもすのたりのたりかな という蕪村の俳句があるけどまさにそんなかんじ。ただし、鎌倉の春の海は朝こんな感じだと昨日のように午後になって南風が強めで吹く事も多いんだけど。

私ものたりのたりにあわせてあっちこっちぶらぶらクルーズ。
岬を越えるあたりで二人スタンドアップの人が小波を楽しんでいた。別のピークではサーファーが一人、小さいけれど一人で入ってるだけで気持ち良さそう。

日本画のようなこのローケーションは私も好きでいつかいい写真を横で撮りたいと思ってるのだが、波がいいと日本有数のブレイクでサーファーが大勢いるので近づけない、こういう波があるかないかのような日は気兼ねなく乗れて、それはそれでいい。

昨日抱井さんがスムーズなスタイルでかっこ良く波に乗っていたところに行くと、さすがにまだ潮が引いていないのであまり割れていない。それでも人がいないのでちょっとそこで乗らせてもらう事にした。
乗ってみてわかった事は、あれは抱井さんだからスムーズに乗れてただけで、私が乗ると上手く繋げられなかったり、ポジショニングが悪かったり、割れるかと思うと割れなかったり、甘く見てるとはやく割れちゃったり。ずっと海に入っていない上に、思い切り漕げない状態だという事をしっかりわからされ、謙虚にさせられた。
まあ、無理せずとにかく今は痛みが出る前に上がる、これが一番でよくなったら思い切りたくさん乗って今までの分取り返そう。

帰り道ものたりのたり、テトラのあたりで生物観察したりしながら戻ってきた。
家の前ではお隣さんも仕事前の一乗りを楽しんでいた。私もそうだけど30分でも1時間でもこの一乗りがあるのとないのでは一日の充実度がずいぶん違うような気がする。これだけで今日は幸せな気分。

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