昨晩山口からフェリーに乗って四国の松山へフェリーでの数時間はこのたびの道中で唯一のんびりした時間だったように思う、3人とも思い思いの場所でたまっていたジム仕事をしたり、写真の整理をしたり昼寝をしたり、瀬戸内海の海の景色を楽しんだり。自分で運転することなく(といっても今回私は一度も運転せずに男性方に任せっきりにしてしまったが)移動できるフェリーは時間を有効に使えるからいいし、のんびりした空間があっていい。
夜の8時にやっと連絡が着いてこのまま3時間後に止まりにいってもいいかというとんでもなく図々しいお願いに戸惑いながらも門を開けておいてくれた浩平君とはマウイ以来。彼の家は本当に日本とは思えないロケーション、こんなところに住めたらなあという夢のような田舎暮らしをしている。
なんてったって家から海にでられてサーフスポットまでパドルで行ける。でもスタンドアップボードを持って降りるのはかなり危険。浩平君はトランクス一枚に雨具値といういでたちだが、それがかなり様になっててかっこいい。
波は小さいけれどその分ガラガラに好いていて何キロもありそうな広い浜に私たち以外には3、4人サーファーがはいっているだけだった。
森けんはプロロングボーダー、スタンドアップパドルでは漕ぎ方など私がアドバイスする側だけど、波に乗ったとたん俄然ライディングに輝きが増し,めちゃくちゃスタイリッシュに乗って私にはとてもまねできないかっこよさ。
李さんも今日はカメラを持たずにサーフィン。
やっぱりサーファーは水に浸かるのが一番です。
ロケーションも水の色も最高。
かえりもこの崖をボードを持って登っていかなくてはならず、濡れて滑りやすくなってるので浩平君がみんなのボードを持って上がってくれた。
外にあるシャワーを借りてすっきりしたあとはこれまた外で気持ちいい朝食。最高の気分。
その上海に上がる前の一瞬でこんなに素晴らしい貝を拾うことができた。これを知っていたら波乗りそっちのけで拾っていたかも。
さて、このままスライドショーのために高知に向かっても良かったのだが、まだちょっとだけ時間がある。是非行きたいと思っていた四万十川をチェックすべく、中村にあるサーフショップのおみつさんと奥さん、浩平君と奥さんのきこちゃんにいろいろ相談してロケーションチェック。
結局上流に行けば行くほどきれいで人もいないのでかなりの上流まで車で上り、そこでスタンドアップパドル。普段は波乗りばかりのおみつさん達はこの近くに住んでいるとのこと。でも四万十川で漕いだのは初めてらしく、新鮮な発見だったようだ。
ここだったら安全にスタンドアップのレッスンもできるだろうし、海になれていない人でも気軽にできるンじゃないかな、何より暑い夏には涼しげな景色が最高のはず。
浩平君とも、必ずいつかここをキャンプしながら下ろうと約束した。
途中天然うなぎの看板を見つけたもりけんはもうそれからずっとそのことが頭から離れない。尊敬する太朗さんから『いいか,もりけん、もしも天然ウナギを食べるチャンスがあったら、その時は何がどうあっても食べるべきだ,って言われたんです』とやんわり、しつこく主張。もちろん食いしん坊の私も李さんも全く意義なし。
みんなで日本最後の清流四万十川沿いにあるローカルな食堂で美味しい天然ウナギを食し、また近いうちに再会することを約束してお別れ。去年に引き続きここでは本当に素晴らしいバイブレーションにふれることができた。今度はいつ行けるかなあ。
昨日から盛りだくさんでばたばたしてはいるものの、スムーズにすべてメイクし、夕方には高知市内のとってもおしゃれなお店,Banzai Life Styleに到着。面白かったのはこんなにおしゃれな品揃えにもかかわらず集まってきたのは見るからにハードコアな男っぽいサーファーばかり。オーナーを筆頭にみんなあの泣く子も黙る(?)仁淀の河口をホームゲレンデにするサーファーばかり。普段私のスライドショーはどちらかというと女性の割合が多いので、なんだかその男臭さ(悪い意味ではなく)に緊張した。何しろサーフィンに関しては私は完全に後輩なのだから。でもここではマウイでのサーフシーン、そして最近盛り上がっているジョーズでのパドルインサーフィンについて紹介した。普段から仁淀のハードな波を相手にしている人たちだからきっと波のすごさは実感してもらえたのではないかな?スライドショーのあとはまたグルメツアーに戻って進めてもらった料理屋へ。とにかくお店の方(彼女の仁淀のサーファーだった)にお任せでいろいろ持ってきてもらったけど、中でもこの初鰹の塩たたきは素晴らしかった。今すぐにでもまた食べたい!
そんなこんなで朝から晩まで充実しまくりの一日。明日はまた移動だ。
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