2013-02-22

2月20日 男塾(?)

波は最近の中では一番サイズダウン、とはいえフキパなら頭くらいはあるのかな?風も相変わらず吹いているので今日がチャンスということでダウンウインドにいくことになった。サンセットのコンテスト以来アスリートモードにはいっている本橋君、ヨガの次はダウンウインドに挑戦、といっても以前波がない夏にウエイブボードで釜口君とダウンウインドしているところを見かけたりしたことが何回かあるし、ウインドで外洋にはなれてるから全く問題なし、そしてノースからリラックスしに(?)やってきた浩平君。
津村さん、浩平君、本橋君のサンセット参加トリオと一緒にやることになったのでわくわく。午前中は板の調達、そして1時のシャトルにみんなで乗り込んだ。
すでに一回やっている津村サンはさすがのセンスでもうコツを得ていて速い。前回は私の方がちょっと早かったけど今回は追いつけないこともあった。
フキパあたりでいったんストップして後ろを振り向くと、他の二人は見えないくらい後ろにいた。本橋君が追いついてきて一言、『こんなに差がつくもんなんですねー」と苦笑い。でもだんだんコツはわかってきたようで、後半はかなり長いグライドに「ウヒョー」と声を上げながら楽しんでいた。

  さすがフォームが力強い。
 途中みんなで板を交換しあいっこして乗り比べたりもして楽しかった。やはりメンズは大きめのF16が良かったようだ。私は本橋君がもってきたデイブメルシェイプの12.6が予想以上に波に乗るし、面白かった。
 浩平君は初のマウイ、波乗りしながらリラックス、のつもりがしょっぱなから初体験のダウンウインドで結構疲れたと思うけど、絶対どんなときも消えない笑顔で漕ぎきった。
感想は『イヤー思ったよりうねりに乗れないもんですねー』
そうなのだ、大きなうねりにはあまり乗れず、小さなものを乗り繋ぐテクニックがないとそれがスピードに繋がらずに差が出てくるのだが、私もいつも仲間が5分で見えなくなるほど差を付けられてしまう立場なので気持ちはよくわかる。
 津村サンは前回一回経験してるだけでずいぶん慣れてて早くなっていた.さすがなんでもやれる体力と精神力がすごい。
結局途中で何度も板を交換したりしていたのでかかった時間は2時間半、レースで早い人は一時間弱だからいくら休んでいたとはいえ、全くお話しにならないスピードだけど、波乗りとは違う、(でも波乗りのテクニックがたぶんとても役立つ)ダウンウインドの面白さ、味わってもらえたんではないかな?
(疲れたけど気持ちいーい!)
さて大急ぎで家に戻り、時間がないのでとにかくあるだけの野菜やお肉をぶっこんでカレーを大鍋いっぱい作り、途中今日マウイ入りした宗豊くんと合流してスプレックスの小笠原さん宅へ。さっきまで一緒だった本橋君が明日からペルーに向かうので、その壮行会、そしてビッグウエイブサーファーたちがたくさん集まったのでその顔合わせとでもいおうか。マウイほとんどローカルのテッペイさんも滞在中、そして本橋君の仲間で茅ヶ崎のサーファーチームも参加してくれ、お知り合いになることができた。宗豊くんと私はマーシャル諸島を旅して以来の再会だが、前々から是非マウイのパドルインサーフィンを見に来てほしいとプッシュしていたのだ。彼なら絶対刺激を受けると思っていたから。ジョーズの波に乗ったタカさんも宗豊君が来るのを楽しみにしていて、今日顔合わせ、早速いろんなトレーニングに誘っていた。そして浩平君と宗豊くんは誰も知らない四国のシークレットで波を見ていたときに出会ったビッグウエイバー同士らしい出会いからの付き合い。今年の夏は台風の時アウターリーフを二人で開拓。津村サンと浩平君は去年の石垣の台風で、というようにいろんなところの仲間がつながった。ジェットの扱いやアウターリーフのトウインの話を小笠原さんがみんなにしてくれたり、タカさんがジョーズの波やショアブレイクの怖さなどをみんなに話したり、宗豊君がガンボードのデザインについて本当に細かいことをいろいろ話してくれたり、自分には関係ないレベルの話ではあったけれど、みんなの熱い気持ちが伝わってきてとっても興味深い話ばかりだった。


たくさんの人と知り合えてこれからさらに世界が広がりそうでわくわくしてくる。(でもわくわくしすぎてみんなの写真を撮ることをすっかり忘れてしまっていた)私が帰る頃にもまだまだ話は盛り上がっていたが大波に乗る男たちはみんな謙虚で熱くてオープンマインドで素敵だなあ、と思いながらお先に失礼した。
みんながいる間に大きないい波が来ますように.マウイに来て良かったと思ってくれるような波が来ますように。

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