2012-03-12

3月11日 浄化のヨガ?

ここ数日いろんな思いが頭をめぐってパンパンになっていたかもしれない。ニュースでも震災特集のようなものが多く、この一年間を振り返った人も多いはず。
悲惨なこの出来事の中にもいいこともあった。すばらしい仲間といろんなところでであったし、自分の内側を覗き込むことにもなった。自分にとって何が本当に大切なのか今までぼんやりとしか考えてなかったこともはっきりしてきた。

一年で区切りがついたとしても、これが何かの終わりを告げたわけではなく、反対にこれからが真剣なスタートだという人たちもいるし、私もそう感じる。被災地の復興だけでなく、私たち一人一人の意識の改革と本来あるべきコミュニティーの復活、そしてそこからできてくる本当に市民が作る国家。
自分のことだけを考えるのではなく、自分がすべてのことの一部であり、自分のアクションがすべてに影響を与えることを一人一人が意識して、できる限りオープンマインドに、そしてまじめに何が正しいことなのか考えながら生きていくことが大事になってくるのだろう。
思えば私達はそういうことを考えずにきすぎた。楽なものはいいもの、となんでも便利にしてきてしまったおかげで、物が増えすぎ、自然との接点が少なくなり、また自分が物事の流れをコントロールしているかのような勘違いをしてしまったりしたのかもしれない。

でもそんな壮大なことを考えているとちっちゃな私の頭ではパンパンになってしまう。なによりまず自分のことでさえもしっかりできないのに。

そんなこんなで数週間行きたかったのにいつもタイミングを逃していたヨガが、今日はどうしてもやりたかった。
本当にすばらしい先生のスタジオが目と鼻の先にあるという恵まれた環境に感謝。プラクティスは地道さゼロがはっきり現れていて、体中動かなかったけれど、動かないなりに気持ちよくプラクティスさせてもらえた。最後のほうなぜか涙が止まらず、シャバサナのときに先生が胸を押してくれたらさらに心が開かれたかのように、目から涙があふれてとまらなくなった。以前にもこれを経験したことがあるけど、そのときに先生に聞いたら、浄化作用なのだといわれて納得。今日のクラスではたくさん毒やもやもやしたものを心のなかから洗い流せたのかもしれない。

午後はいろんな昨日の出来事をブログにアップしたり11日にリリースされた多くの震災関係のビデオなどのインフォメーションをアップしたりしているうちに時間が過ぎて海には行けず。

やっと天気が良くなってきてくれ、ハイクにも晴れ間が出るようになった。常夏マウイでも春の到来を感じられる。

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