2011-02-22

2月21日 ノースウエストスウエル到着

昨日一日波がサイズダウンしたと思ったら今朝はもうすでに新しいうねりが届いていた。早速ミドルズへ。昨日までのうねりとは向きが違い、ウエストが入ったうねりの向きのようだ。ミドルズもサイズアップしているけれど、はるか遠くに見える湾の右端と左端のポイントもダブル以上あり掘れ掘れの波、上手な人がリッピングしたりチューブに入ったりしているのがわかる。ミドルズのレフトはレギュラーサーファーオンリー(一人だけめちゃくちゃ上手なローカルのスタンドアップが乗っていたが)スタンドアップは見習いとの波に乗っている。この間ボブに聞いたところ込んでくるとそれが暗黙の了解、ミドルズのルールになってるらしい。カナハのほうに何でもかんでもパドルしちゃう人もいないし、余り上手でない人がいるとやさしく、あなたはここにいるといい、とかそこまでおくに行かないほうがいいとかアドバイスしたりしているのを見かける。去年に比べてカウアイ島で見かけるスタンドアップの数は3倍くらいに増えたけれど、スタンドアップの人口増加が原因でこのフレンドリーないい雰囲気が崩されないことを心から祈っているし、私たちのようによそから来るビジターに対して親切にしてくれるアロハの精神はマウイに私たちも見習わないといけないな、と思う。ところで日本のパタゴニア各店でジェリーさんの著書、サイン会が開催される。当たり前のことだがジェリーさん本人がお店に来て本にサインしてくれるのだ。
「Surf is where you find it」
訳すると自分の心持しだいでどんなところにいてもいい波にめぐり合える、(もう少し発展させると自分私大で幸せはどこにでも見つかるとも言える)このタイトルこそ私たち誰もが持つべき姿勢であり、ジェリーさんの生き方そのままだと思う。
3月5日(土)大阪ストア、6日(日)福岡ストア、7日(月)鎌倉ストア
詳しくはパタゴニアのウエブサイト www.patagonia.com、もしくはそれぞれのストアにお問い合わせを!ジェリーさんの本は私にとって何かというときにアドバイスを与えてもらえる(別に堅苦しくお説教や教訓が書いてあるわけでは決してないのだが)最も大切な本のひとつ。自分がかかわったということ抜きにしてもぜひとも多くの人に(サーフィンをしない人でも)読んでもらいたいと思っている本であり、またジェリーさんの人格、彼から感じられるピースフルな空気をじかに感じてほしいと思う。今までいろんな機会に取材などさせてもらったが、私を含め、取材した編集者やカメラマン、そのほか知り合うきっかけを持った人でジェリーさんのファンにならなかった人はひとりとしていないほど魅力あふれた人なのだ。
ぜひこのチャンスを逃さずにジェリーさんに会いに行ってほしいと思う。

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