2010-05-09

5月7日 西表の私の家族

西表に来るときはいつも原稿ややらなくてはならない仕事をたくさん持ち込んで、のんびりしながら周りに邪魔されることなく仕事をしようと思うのだが、のんびりしていて何もやることがなさそうでいて結構忙しい。
普段マウイにいてもビーチでのんびりすることなど皆無、海に行ってもカイトを張って海に出て帰ってきたらすぐ片付けて家に戻って仕事、あるいは別の用事へと移動するし、風も波もない日に海になどあまり行かない。貝もあまりないのでのんびり歩くようなこともない、でも西表だとちょっとバケーション気分になり、海でごろごろ本を読んだり、貝拾いに何時間も費やしたりする。そのうえもずくも気になる。結局気がつくとゆうがたになっていたりする。そんなゆったりした時間の使い方、マウイではいろいろやらなくては、とあわただしい気持ちで落ち着かず、なかなか出来ないのだ。

いつ来ても、ずっとここにいたような気分にさせてくれる友人達のおかげでもある。ウオーターマンの徳ちゃんと春ちゃん、なかゆくいというカフェをやってるノブちゃんとご主人でカリスマ釣りガイドの天然ボケ陽ちゃんに長男のイッチー、そしてグッドダウブの井越君とりえちゃんこの3組の家族がいつも一緒でなんだか全員でひとつの大家族のよう。とっても気兼ねしない居心地のいい空気が流れている。ほかにも彼らを通して知り合ったねーねたちや海の仲間などみんなとっても優しい人ばかり、そして西表の物々交換や助け合い、昔ながらの村的なお付き合いがとっても好きだ。

マウイはかなり人口も新しい人も増え、こういった近所づきあいはない。これくらいの人数の子ミュニテイーが私は好きだなあと思う、友達は多いけどみんないっぺんに集まると一人一人との付き合いとしては薄くなってしまうし、ごちゃごちゃしてしまうけれど、西表の上原くらいだとみんながお互いを知っていて助け合ったりしていていいなあ、と思う、そしてその雰囲気を一緒に味早稲てもらえてありがたいと心から思う。
夜はいつもの3家族プラス沢ちゃんと親方と一緒にお好み焼きとたこ焼きパーテイー。(私がお好み焼き大好きなことを知っているから忙しいのにみんなで集まってくれたようで申し訳ないくらい)西表での食事攻めも最高潮に達し、贅沢にたくさんタコが詰まったたこ焼きに、いかや海老、豚があふれるようなおいしいお好み、そして沖縄の家庭料理っぽい野菜や漬物など、おなかがいっぱい過ぎて食べられない、といいながらも食べ続け、最後は私がいつもどおり、子供より先に居眠り。でもこれもみんなが気が休まる雰囲気を作ってくれるからこそ、だと思う。

そんなこんなで西表の滞在も明日で終わり。帰りはいろんな荷物が減ったからかばんがスキスキだと思っていたのに、貝殻やもずくやらで反対に重くなってしまったかも。

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