夜明けとともに目覚め、スタンドアップで散歩に出かける。風は吹いているのだが、船が停泊しているところは島影になっていてグラッシー、島を抜けるとビュービュー風が吹いていてカイトも出来そうなくらい。反対に島と島の間は流れも強く風も吹いてて流されないようにあわてて風のないところに逃げ込まなくてはならないほど。マジュロのサンゴ礁はほかの離島よりはやはり開発や人口が多いことから減ってきていると効くけどそれでもボードのしたの世界はこんな感じ、シュノーケルしなくても楽しめるほどだ。アネモネに住んでいる子供達が岸にいたので声を掛けると最初は恥ずかしがってまったく近づいてこなかったのだが、(マーシャル人はまったくすれたところがなく大人もかなり恥ずかしがりや、見かけはちょっと強面なのだが挨拶すると恥ずかしそうににこっと笑ってくれる、とてもいい人たちばかり)それでも何度も誘っているうちにスタンドアップの板に近づいてきた、乗ってるうちになれてきて大喜びしてくれた。子供はどこへ行っても無邪気でかわいい。
私たちがこのあたりで遊んだり、カイトできるロケーションをチェックしたりしている間にDidieはこれからの航海に向けての最終準備と点検。夕方暗くなる前に環礁のPassage(切れ目、流れがきつく危険も多い箇所)を抜け、離島へと向かうことになった。
最初は北にある島に向かう予定だったが、天気予報でストームが近づいているらしく、風向きなどの都合でまずは南に向かい、その後様子をみて移動することになった。向かう先はミリ環礁、ここは前回とても行きたかった場所で当時村長さんだった日系人の水谷さんという方が戦時中のとても興味深い話をしてくださった。環礁の出るためのパッセージに着くとすでに船がグラングランに揺れ始めた。さあ、友子、船酔いに耐えられるだろうか?
2010-04-07
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