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大雨の中レインギアに身を包みハンドルを握っているデイデイエだが、ちょっと先までしか視界がきかないようだ。どこかアラスカの海でも航海しているかのような様子でハンドルを握っている。私たちはそんな彼を尻目に暖かくドライなキャビンでココナッツクッキーと暖かいお茶を手にしてなごんでいた。
マジュロに着いたはいいが、ものすごい雨風で外にでたとたんすべてがぬれてしまうし、ゴムボードを岸につけるにも一苦労なので雨足が弱くなるまでヨットの中で待機することにした。とはいえみんな猛待ちに出る準備をしていたのでやることもなく、くだらないおしゃべりをして待っていたが2時間まっても一向に雨が弱まらないので、意を決して荷物を積んで雨のなかゴムボートを出した。2度に分けて荷物を運び、ボードバッグも岸につくころにはぐっちょり濡れてさらに重みを増し。それを水溜りの中砂利道をずるずる引きずってホテルまで持っていった、ものすごい滑降でホテルに着いたが、それでもにこやかにチェックインさせてくれた。
びちゃびちゃの荷物を小さな部屋に運び込み、部屋も湿ってしまったが、久しぶりに足元がゆれない本物のベッド。そして髪を3度洗いした。ホテルのレストランで温かいコーヒーを飲みながらコンピューターを2週間ぶりに開くと、なんだかあまりに昨日までと違って現実離れしている感じだった。
外は大雨。ホテルというしっかりした屋根と乾いたきれいなシーツがちょっとうれしい私はやっぱり軟弱なのだろうか?
What an experience!詳しくは数日中にアップします。
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