2009-12-08

12月7日 King's Arrival

朝起きてすぐに宿の先の突端まで歩いていった。まだ夜が明けたか明けないかの時間だったけれど大勢の人が見に来ていた。曇っていて薄暗いが波が大きいのはよくわかる、セットが来て割れると、時間差でと地面が揺れるような地響きのような爆音が届き、響き渡る。
レアードが、以前インタビューで言っていたカウアイのキングズリーフが割れるんじゃないか、と昨日話に聞いていたので、どきどきしていた。普段はまったく割れない沖の沖で、130フィートの深さにあるリーフが割れるのだ、(写真の一番奥で割れている波)よっぽど大きなうねりでないと割れず、それはジョーズ以上に珍しいことで、その波はカウアイの親分格サーファー、タイタス・キニマカが一度トライしておぼれかけて大変な思いをしたことが一回あるだけらしい。レアードが出てくるかな、と思ったけど風の向きが余りよくなかったせいでストーミーな感じだった。レアードはこの日マウイに飛んでジョーズで乗っていたようだ。
それにしても大きすぎて、その上海にはもちろんサーファーがいないので本来の大きさがあまり把握できないほど。でも海全体がうごめいている感じだった。
最も大きなセットが来てキングズリーフが割れると、めったに顔を見れない王様ががやっと現れたというように、厳かな気持ちになった。
この日はオアフでもエデイーの大会が行われたらしい。この大会もこの25年間で8回しか行われていないというめったにない大会。マウイデもジョーズ、そしてホノルアでレデイースプロのコンテストが行われ、すばらしい波がたったらしい。
とにかくハワイ中ものすごい大きな波の訪れに誰もが沸いている。

私たちは東側、普段ならオンショアであるはずのスポットへ。風向きは普段と違うためにオフショアになり、すごくよさそうに見えたけどビーチブレイクなのでなかなかどこにいたらいいのかが、わからなかったが、それでも楽しかった。それにしても島じゅうどこへ行っても波がある!

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