2009-12-27

12月25日 HUGE X'mas Present!

波が上がる予報どおり、まだ暗いウエブキャムのスクリーンに眼をこらすと真っ白なスープが何列にも並んでいた。風はないが、あまりに大きいので海がうごめいている感じ。これではカナハも無理かなあ、と思いながらもとりあえず何人かの仲間と連絡しあいながら移動。
「でっかいクリスマスプレゼントで嬉しいけど、これではちょっとでかすぎるよ」と思いながら途中フキパを見るとこんな光景久々だというほどの巨大な波が割れていた。これだけ大きくなるともちろん誰も入っていないので比べるものがなく大きさを測るのは難しいが、海の沖のどの辺りで割れているかを考えると、少なくとも去年の冬には一回も入ってこなかったサイズだというのがはっきりわかる。そしてどんなことああっても、カイトでも私が出る幕ではない、ということも。朝早くからジョーズでスタンバってた、トレーシーからも、「今日の方が先週のでっかい日より大きいみたい」というテキストメッセージが入っていた。ジョーズでは大波狙いのサーファーたちが終結していることだろう。

朝日に輝いた巨大な波があまりにすごくてきれいなので、つい車を止めてみていたら、アンドリューたちも近くに車をとめて写真を撮っていたのでみんなでクリスマスポートレートとしていつもお世話になってるレインズをバックに記念撮影。

さてカナハは見るからにクローズアウトでぐちゃぐちゃ、アクションビーチを見てみたが、さすがに波も小さく、あまりきれいに割れていない。こんなに大きな波が着てるときにこれに乗るのもなあ、とピア1をチェックしてみたが,こちらもまだ大きすぎてMessy、最後の頼みの綱としてかフルイハーバーを見に行ったが、案の定混雑しそう、ただハーバーの端っこのカヌーが出るところを見てみたら子供が何人かといつもメロー並んでイーが一人スタンドアップで入っているだけだったので、波は小さいけどそこではいることにした。それが大正解。子供たちはカヌーで波に乗りながらキャーキャー騒いで楽しんだり、ボードを交換しあいしながら兄弟げんか始めたり、その周りで私たちやランデイー、もう一人のローカルのおじさんが譲り合いながら波に乗り、誰が波に乗ってもみんながやいやい完成を飛ばす、めちゃくちゃ雰囲気がいい中でサーフィン出来た。アンドリューとショーンも久々に回りに気を使わずにぼろ巻かれしたり、サバイバルなコンデイションではない中、波に乗れて楽しそう。こういう波で乗ることでずいぶん学ぶことも多いような気がする。
エキサイテイングな波も楽しいけど今日、クリスマスの朝にはなんだかこれがぴったり、という気持ちに慣れて、3人で気分よく帰ってきた。午後はボーイズたちがターキーやマッシュポテトなどまた1週間分くらいの大量のごちそうを作ってくれた。クリスマスが終わって、この料理がすべてなくなったら少し体を洗浄するためにもデトックスフード中心の生活をしなくちゃ、と思う。
(Robby Naish )
ちなみに今日のジョーズは最初大波のトウインから始まり、途中風が吹いてきてからロビーやジェイソン、カイなどがウインドで出たようだ。ジェイソンは前回のビッグスウエルで彼自身が{本気でもうこれでしぬんだ、と思った」とマジな顔して話すほどのすごいワイプアウト(3本の波の間浮かんで来ることがなく1分以上海中にいた)をしたので今回彼はでるのだろうか、あるいは出てもライデイングが少し守りの体制になるのだろうかと気になっていたけど、まったくそんなことはなく、ぎりぎりのやばイところで危機一髪逃げるようなシチュエーションがたくさんあったとか、特に一回はものすごいセットの端っこでウオーターが上がらずもうだめだというときにリグを捨ててジェットに引っ張ってもらって逃げ切り、リグは巻かれてめちゃくちゃになったとか。
反対にロビーは冷静沈着、頭を使ったスマートなそして素晴らしいライデイングを見せて王者の貫禄.そしてカイレニーは数週間前に初めて入ったというジョーズにもかかわらず、トウインでもウインドでもすごいライデイングをしてとっても楽しそうに見えたらしい。そして風が落ち、みんなが疲れて帰って言った後も、またトウインに道具を変えてずっと暗くなるまで乗り続けていたとか、本当に好きで好きでしょうがなくて、長い間乗りたいと思い描いていた夢が実現し、それだけの実力があるものとして成長したカイ、17歳にしてすでにマウイが誇れる新のウオーターマンの地位を確立しつつある。(Kay Lenny)

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