2009-07-13

7月12日 Naish Paddleboard Championships

今日はパドルレースいよいよ本番、朝トモのシャトルを手伝ってエールを送ってからヨガクラスに向かった。
昨日よりは少しプッシュしようと思ったのだが、やはりビニヤサの動きなどは腰にけっこう負担がかかりそうで少し気になったので無理をせずできるところだけやった。ヨガを終えた後の爽快感はなんともいえない。

レースは1時スタートだったので、そこだけ見に行ったが、あのスタートはかなりごちゃごちゃでちゃんとできたのかなーって感じ、流されてそのままスタートしちゃった人とかもいたんじゃないかなあ。(遠くだからよく見えない)
それにしてもスタートしてからフキパの前を通るまでに早い人で多分2、3分。その間にトップグループと後ろのほうとの差は一キロ近くついていた。

思ったより風が弱かったらしいが、それによって有利になった人、不利だった人もいるだろう。
ダントツで一位と予想されていたデイブ・カラマは最後の最後でスコット(彼も常に上位3位くらいについているベテラン)に抜かれたらしいが、その後フィニッシュラインを切らずにリタイアしてしまったとか、なんともデイブらしくない行動だし聞いただけなのでわからないが、確かに順位には出ていなかった。
期待の日本人選手トモと永松君は大健闘。トモは12.6ftクラスで総合3位、年齢別で2位、(この間同じボードに乗ってすごくはやくて〆られた、とショックを受けていたバートのすぐ後ろではなれずがんばったらしい)永松君は14ftクラスで7位、年齢別で3位。二人とも着いた当初ローカルのうまい人と乗ったときは皆速い、とショックを受けていたけど、この数日間の間にかなりいろいろ吸収したのでは?そして風がちょっと弱かったのも御前崎で無風の中何キロも漕ぐ練習を一緒にしていた二人には有利に働いたのかもしれない、どちらにしても二人ともお疲れ様でした。
レース結果を見て印象に残った何人かのすごい人たち。まずジェイミー・ミッチェル(パドルボードの世界では誰も寄せ付けない彼だが、一人だけスタンドアップのアンリミテッドクラスが上位を占める総合順位のなかで3位にはいっている。そしてジェレミー・リグズ、去年までもアンリミテッドの中に一人だけ12ftクラスで上位に入り、さすがだといわれていたけど今年も一人だけ14ft以下のボードで総合8位。レデイースでは常に優勝のアンドレアが今年もメンズに混じってアンリミテッドで14位、そしてミッキーコートという人がストックのパドルボードで15位につけている。これはすごい。クラスのハンデを越えて総合にここまで入ってくる人たちはすごい、

いつも私が一緒にパドルしている(といってもあまりに早くていつも点くらいにしか見えないけど)デビンもすごい。12ftクラスではもちろんレデイース総合優勝、メンズのクラス優勝者ともタイムかそう変わらない。トモにも「彼女はトモと変わらないスピードだよ」って言っていたのだが、実際レースでも最後に抜かして10数秒の差だったようだ。華奢で力はないのでパドリングでは負けてしまうが、強風のなかのトリム、うねりに乗せるうまさは半端じゃない。レースにもシリアスすぎずいつも楽しんでいるデビンが今年も活躍してくれたのは嬉しい。それにしても上位に入っているアンリミテッドクラスの面々はすごい顔ぶれ。そして往年のウインドサーファーたち(40代50代)がかなりがんばっている。アレックス・アグエラも4月ごろ今日初めてなんだ、とカナハの波の中に出てきてたけど、あのよたよたぶりはどこへいったのやら、ちゃっかり12,6ftクラス年齢別で2位にはいっていた。

レースの楽しさは緊張感と新しい仲間と共有できる時間、そして自分をどれだけプッシュ出来るか、と挑戦だと思う。勝ち負けも大事だけどやっぱりそれまでに自分がどれだけがんばったか、そして当日どれだけそれを出し切るか、そこで達成感が違ってくるんじゃないかな。すばらしい大会を続けてくれているオーガナイズの人たちには本当に感謝したい。そして来年こそは参加したいなあ。

夜はスモモの御前崎のばあばとじいじ、辻田さん夫妻が家に遊びに来てくださった。皆でいただいたお稲荷さんとお好み焼きとサラダを食べながらおしゃべり、年代が違ってもウインドを好きな気持ちには変わらない、いや辻田さんの情熱は人並み以上らしい。でもそこまで好きになれるものがあるということは幸せなことだと思う。いくつになっても何かに子供みたいに夢中になれるなんてすばらしい人生ではないか!

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