2020-03-07

久々のレアードアップデート



 レアードが先日ナザレの隣のピークで大きな波をフォイルライドしたというニュースを読みました。
動画を見て、この25年間くらいかけてレアードは自分が思い描いていたライディングに近い形を手に入れたんだなと感動しました。

94年くらいに初めてレアードたちが変な乗り物をマーラエアに持ち込んで乗ろうとしてた時のことを思い出します。エアーチェアーというものの上にスノーボードか何かをつけ、そこにバインディングでスノーボードを履いたレアードがたちそれをボートで引っ張って浮かせようとしてたけど浮かぶとものすごい高さになってそこからひっくり返ってる様子は壮絶でした。(これが売られていたエアーチェアの写真)

そこから早送りしてトウイン全盛期の21世紀初め、アルミの刀みたいなフォイルでレアードや何人かがペアヒでフォイルをしていましたが、普通のサーフィンよりずっと怖くて(自分がフォイルをやるようになって彼の言ってる意味がよくわかりました。頭サイズでもフォイルだと怖いから)15フィートくらいの波で十分と言いながらもでもポテンシャルがすごいからもっと乗れるようになりたいと夢中になっていたレアード。
その後カウアイに引っ越し、パートなのテリーと誰もいないアウターリーフでフォイルを繰り返し、今まで以上に大きな波に乗るにはトウボードでは波のバンプを拾ってしまいスピードが殺されてしまう。
もっとスピードの出るフォイル以外に方法はないと語ってた彼が本気でそう言ってるとは私も疑問を持っていたけれど、その後見せてくれたカウアイのキングズリーフに乗る映像を見て、「こいつは本気だ」と鳥肌が立ったのを覚えています。

彼をもう年取ってパドルで乗る若手に勝ち目がないから出てこないとかいう人もいるけど、そんな低いレベルで彼は自分のサーフィンを追求してないと思うし、誰がなんといおうと自分のビジョンを信じてそのために追求に追求を重ねてきて今の彼がいるわけだから人のことなど気にしてない。トウインもカイトサーフィンもサップも最初はみんなに笑われたしバッシングを受けていたけど今やスポーツとして確立されている。
道あるところを歩くより、何もない場所にトレイルを切り開いていくには時間も労力もかかる、そしてこの道でいいのかなと不安になったり自信喪失したりもするだろうけど彼は自分のビジョンを信じて続ける力を持っているのだと思います。25年かけてこの波に優雅に乗るレアードを見て彼が思い描いていたパフォーマンスってこれだったんだなと今までの過程がいろいろ思い浮かびました。彼の背中を何十年も見て学ばせてもらえたことに感謝。
「フォイルだけはまだマスターしたぞって思えてない」とレアードはこの動画で言ってて、これからもまだまだ進化すると思ってるみたい。

「どんなことでも本気でやろうと思ったら人生にそのための時間は十分にある。でも時間を無駄に過ごしたら人生はあっという間に終わるよ」ずいぶん前に彼が話してくれた言葉です。
時間がかかってもビジョンを失わず自分を信じて目標や夢に向かって進むって、結果がどうであれ、素敵なことだと思います。
(これは初期フォイル時代のカイレニー、彼の9歳の頃からこうやってやっていた。フォイルのマストが彼の身長くらいあった)
それにしてもフォイルやってる人ならわかると思うけどこのサイズにこのスピードで乗るって、、、レアードは多分私の3倍の体重だけど彼らの使ってるフォイルの小さいこと!怖い怖い。このスポーツどこまで行くの? 

Don't try this at home レアードだって25年かけてここまで来たので、まずはフォイルで乗るのは普通のサーフィンで乗れるサイズの半分く
らいのサイズまでにしときましょう笑

Ok, I remember the first time I saw Laird and the gang trying with foil in 94 or 95 at Maalaea. It was like extention of something called airchair so on top of foil, there was a board and and something( maybe chair?)and he was trying to stand o top of everything and it sure looked super high and sketchy.

Fast forward, he was trying foiling at Peahi and saying its a great way to be happy when Peahi doesn't deliver big swell. You are still scared and excited with 15 ft.( when on foil) that was maybe 2000?

Laird moved to Kauai , moving away from the scene of Peahi, when I visited him he was telling me he believes that to ride even bigger waves , foiling is the way because you can go faster and not hitting bumps and catch early etc etc. I didn't believe he was serious then but I saw a footage of hi foiling King's reef ( where its deeper than Peahi and only breaks when its HUGE) and realized that he was dead serious.

He has been believing in his idea and vision and working on designs and performance for 25 years now.
Its not easy to break the trail, it takes longer and some young guys may surpass his performance but I have huge respect for his persistance and his never ending passion.

He once told me there is always enough time in your life to achive what you want but if you waste time, life is way too short.

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