2017-02-11

2月11日 Island Earth

Just watched Island Earth in Haiku community Center . they are going t play several times on Maui this week. Fully recommended!
Thank you Cyrus for keep coming back to Hawaii to document all those important historic events last couple years.

ずっと楽しみにしていた、製作中もクラウドファンディングで応援していたサイラスサットンの映画「Island Earth」観てきました。
できるだけニュートラルな立場を取ろうと努力してるのがわかるドキュメンタリーでありながら今ハワイでどんなことが起こっているのか、そしてハワイだけでなく世界でどんなことを考えていかなくてはならないのかをわかりやすく、そして心にズドンと落とし込んでくれる映画。
 (映画を製作したサイラスサットン、元はプロサーファーでサーフフィルムを作ったりスタイリッシュなロングボードやヨガを取り入れたライフスタイルなどで知られている。今回は150箇所を回るツアーをするとか、とにかく多くの人に何が起こっているか知ってもらいたい、その強い気持ちで動いている)
ハワイではこんなことが起きているとみんなが気付いたときにはときすでに遅しというくらいモンサントをはじめとするケミカル大会社が好き放題やっていたけど、これは絶対日本でも起こってるはず。みんなが気づくほど表面に出てくる頃には遅い、今マウイは草の根運動でものすごくたくさんの人が頑張ってくれている、それも何年もかけて。それでもなかなか変わらないから日本が同じ道に行かずにすむようにたくさんの人にこの映画を見て欲しいと思います。
2年前のマーチのときもサイラス破マウイに来て撮影していた。
プロサーファーでワールドツアーも回っていたダスティンバーカはあまりのカウアイの政治の腐敗と子供達の健康が心配で市長に立候補、残念ながら落選は下が、彼のおかげで多くの若者が食べ物や政治について考えるようになった。
この映画、マウイでももっともっと多くの人に見てもらいたい、正直言って見に来ていたのはデモやマーチ、そしていろんな政治的な活動で頑張っている人やオーガニックファーマー、すでにかなり問題意識を持っている人で見たことがある人が多かった。でも映画としてもとても綺麗な映像だし、心がすーっとする敵意や強い主張よりも個人の葛藤や悩み、複雑な思いなどにフィーチャーしているとてもパーソナルな映画だと思うので、サーファーたちや若者にも是非見て欲しいなあ。

映画の中に、そしてその後の質問会でも心に残る言葉はたくさんあった。
いつかゆっくり書きたいと思うけどひとつだけ。
ハワイの言葉でWaiは水を意味する。そして、waiwaiはリッチ、富んでいるということ。つまり水があれば植物、食べ物を育てることができ、それが海に流れるとそこの魚が集まる。そして食物があればそれをみんなにあげることができるという豊かさが生まれる。
昔のハワイでは「豊か、リッチ」という概念はどれだけ多くを人に分け与えることができるか、出会ったのだ。水が豊かさの原点であると同時に、豊かというのはどれだけ持っているかではなく、どれだけ人に与えることができるか、なのだということにはッとさせられた。そしてそれこそ私たち一人一人が持つべき豊かさの概念だなあと思った。なかなか概念を変えることは難しいけれど、まずは自分から。

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