雨は降っていない物の結構思ったよりは寒かったのでみんなある物を重ね着して寒さ対策してるけど寒くてもゲンキいっぱい。昨日の夜ダウンしていたちずチャンも今日のエリアはどうしても行きたいので頑張って乗船。
西表島にはほとんど道路が通ってないけれど,道路の終点近くにある白浜の港から今日は出発
ここからは船でしか行けないフナ雨期の集落もあるがその奥は全く人がいない世界(昔はいくつかの集落があり,道路もなかったので川や海を渡って他の部落に移動することがあたりまえだったらしい)
おしゃべりをやめるとあまりに音のない世界。
さあ、いざゆかん!
小さな川に入り込んでそのままシーンとするマングローブの森をさかのぼっていくと終点に滝が見えてきた。
まずはお清め,あるいはチューブをメイクとそれぞれみんな寒いのに滝に突っ込んでいく。
現実離れした美しく平和はシャングリラを思わせる場所、でも最近は観光地化してきて朝以外は人が多いらしい,徳チャンのおかげでそういうところまで考えてスケジュールが組まれているのでどこにいても混雑にぶつかる事はいっさいなかった。ま、混雑と言っても西表ではたかが知れてるけど。
気持ちよくのんびり漕ぐだけでは私のツアーらしくない,ここで、パドルの正しい漕ぎ方やフォームのチェックをしながらチャーコギ練習もしてもらう。良ーいスタートで何度か思い切り漕いでるうちに体もあったまってきた。
そこから数キロ先まで自分オペースで漕いでもらい,私と徳チャンは船で先に目的地に向かい、そこで次の準備。
そして力士カツラを二人でかぶり、サップ相撲の格好で皆をお出迎え。最初はフーンなんて言ってたけど不思議な事にカツラをかぶったとたん,なんだかスイッチが入る,そして真剣になってしまうから面白い。強そうな人でもつんのめって落っこちたり,夢中になりすぎて相手が落っこちてるのにも気づかず引っ張り続けたり,もう笑いっ放し。どう見ても誰よりも強い徳チャンもやる気満々で力を抜かずに参戦。
決勝はウインドサーファー対決、ちずチャンと稔ちゃん。あれ,ちずちゃん具合悪かったのに大丈夫?笑
とにかく笑いまくったけれどちずちゃんが優勝。パタゴニアの賞品をわたしたら,他のレディースが,こんなにいい物だったらもっと頑張れば良かった,と悔しがっていた。これはサップのレベル関係なく参戦できる上に実はパドルの技術や早さで差が出るのでイベントのアトラクションとしてはすごく面白い。最後の〆は西表ならではの竜宮城へ。西表の珊瑚のスケールは世界有数、これだけの物は私もマーシャル諸島以外見た事がない。寒いと言いながらも皆水中眼鏡をつけて飛び込んだら,ウワー,ウワーと最初は言っていたけどそのうち皆無言で泳ぎ続けて眺めていた。あまりに上がって来ないのでこちらが時間ですよーと催促しなくては上がって来なかったほど,それほど素晴らしい珊瑚礁なのだ。竜宮城から戻ってきても皆おじいちゃんやおばあちゃんにならなくて良かった!
お昼を食べてあっという間にツアーの日程終了。早かったけれど,1週間分くらい遊び倒したし,2,3日しかいなかったとは思えないとみんな口を揃えていっていたほど濃厚な毎日だった。
でもなんだかみんなとはまたすぐ会えるような気がするのであまり寂しくない。またどこかのツアーで楽しい時間を過ごしましょう。
夜は延泊組と地元の仲間が一緒になって飲み会。
さっちゃんは足の傷の痛みもなくなってしまったかのように元気になり,大ウケ。西表でも伝説作って帰れそうだ。
西表の良さはここの人の良さでもある,それをばっちり感じてもらえたんじゃないかな。
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