2012-07-14
7月15日 サガリバナとお祭り
暗いうちに起床。浦内川の船着場へ。カメラマンの北島さん、カリスマフィッシングガイドの用ちゃん、そして春ちゃんと私で支流までボートにボードと一緒に乗せてもらう。が、ここから漕ぎ始めても距離はあるけどめちゃくちゃきれいで漕ぎがいがありそう。八重山でもっとも大きな川であり、両岸はマングローブがびっしり埋め尽くして奥に入り込む隙もないくらい。支流の入り口に近づくともう奥のほうから誘い出すような魅惑的なにおいが漂ってくる。サガリバナは西表と石垣の一部でしか見られないマングローブの一種、シャンデリアのようにぶらぶらと下がっている花は夜咲いて朝にはポトンと落ちて川に浮かんでそのはかない命を終えるのだが、だからこそその一晩にもえつきるかのようにこの強い香りを放つのかもしれない。
北島さんは八重山を取らせたらナンバーワンのカメラマンなので、サガリバナももちろん何度もとっているけどこんなにたくさん集まってるのはなかなかないよと言っていた。それに今下がり花はブームなのでどこへ行ってもツアーで混んでいるらしいけれど、ここは私たち以外に一人だけしかお客さんがいなかった、ほぼプライベート状態。 ジャングル探検のようにうっそうとしたマングローブの中漕げて楽しかった。
途中上流で昨日のボートに乗れずに一晩真っ暗な中食べ物も水も明かりもなしですごした3人組をぷっくアップしたりとハプニングもあったけれど(春ちゃんが持っていたスモモをあげたら目をつぶってうれしそうに味わって食べていた)無事終了。やはりその土地ならではの、そして季節を感じさせる景色はすばらしいな。
午後は上原地区のお祭り。住民全員が参加し、子供たちもおじいもおばあも踊ったり 歌ったり、と大忙し、それにしても婦人会や青年会、人数が少ないからみんな知り間とはいえ、全員が参加義務付けられて練習するってすごいことだと思う。でもそれだけいざって言うとき助け合えるんだろうな。
島独特のいろんな行事はとても興味深く,特に海の幸と山の幸を交換し、両方が豊かに今年も暮らすという象徴の神輿は山の幸も海の幸も豊かな西表島らしくて素敵だった。
それにしても暑い!みんなこの暑さの中長じゅばんに着物で踊ってるんだからすごい。
去年は二日いる間に田中優さんの講演会(関東でもあれだけやっているのにいけてなかったものなのにこんなところで聞けるなんてとびっくり)今年もいろんな出会いがあったり、お祭りと重なったり、明日は以前からすばらしい活動をしているなあと尊敬している森本さんたちが中心のビーチクリーンもある、波がなくてもここでしか経験できないことをたくさんやらせてもらえている。
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