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最近マウイボーイズがいろんな分野で大活躍。私の世代にはサーファーでプロになりたかったらオアフに行かないとだめだ、的な雰囲気があったし、皆冬場はオアフに行っていた。
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でもインターネットのおかげなのか、カズマサーフボードのマット木下がジュニアを育て上げた結果なのか、ちょうど今20代前半のサーファーたちの勢いはものすごいのだ。コンペではダスティン・ペイン、カイ・バーガー、ビリー・ケンパー、イアン・ゲンティルなどをたくさんの選手が有名。そしてスタンドアップでは2年連続してワールドチャンプになったカイレニー、レースでも強豪を抑えてティーンエイジャーのコナーがどのレースも優勝、他にもコーディー・カーボックス、ゼイン・シュワイツァーなどがんばっている。悲しいかな、そのメンバーの半分以上の親を私は知っていて、皆同期かちょっと前の世代に活躍したサーファーやウインドサーファーなのだ。その上彼らがうまれたときにお祝いまでしているのだから歳を取ったものだ。とはいえ彼らの親もまだまだがんがんの現役でリッピングしているので歳を言い訳にしているわけには行かない。妥協せず自分なりに精一杯がんばって海と向き合っていこうとは思う。
さて、話がそれたけれど、去年テイラースティールのサーフムービーでマウイのマットメオラが一台センセーションを起こし、十数人のライダーがフィーチャーされた映画全体のなかでも最もいいセグメントとして選ばれ、100000ドルを獲得し、一夜にして比較的無名なサーファーから注目度の高いプロになってしまった。そして今年は彼の親友であり、すぐ隣に住むアルビー・レイヤーがその賞を獲得。
優勝者のところに大きな小切手を持ってテイラースティールが現れることになっていたのでアルビーと仲間たちは皆彼の家で待ち構えていた。きっとどきどきしただろうなあ。
アルビーのセグメントも、マットのセグメントも殆んどの映像を撮影し編集したのがイツも一緒にカイとしている、そして仲良しのトレーシーのだんなさまでもあるエリオット、つまり映像側では2年連続彼が優勝していることになる。すごい!そして二人とも乗っているサーフボードはショーンオルダネスシェイプ、ととにかく皆ハイクにすむボーイズで固めている。
私の個人的な意見では、マウイは風が強く必ずしもサーフィンにいいコンディションではない、でもそのなかでいろんなコンディションで毎日入ることがいろんなタイプのサーフィンスキルを磨くことにもなるんじゃないかな。だからマットやアルビーのようにエアリアル、スピード、チューブ、そしてジョーズノ用な巨大な波まで何でもこなすサーファーが出てくるのだ。
こんなに風がビュービューのフキパだけどマットいわく、右からの風でレフトの波(ミドルズ、レインズなど)はエアリアルで高く飛びながら板を足にくっつけておきやすいのだそうだ。良くわからないけどそういえばすごい風と波のときにマットが一人でレインズでサーフィンしている横をカイトで通り過ぎることが良くある。
どんなことでも見方を変えれば自分のベネフィットにすることができる、何より何でも楽しむ心が大事、かな。
Innersectionでチェックを持ったテイラースティールが現れたときの様子がここ、アルビー、エリオット、おめでとう、そしてハイクボーイズに乾杯!
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