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うちの母は昔からこうやって漁師さんから直接新鮮な魚、その日取れたものを買っていたりしているうちに親しくなり、よくしてもらっているようだが、魚好きが過ぎて去年顔がはれ上がって何かと思ったら銀魚を取りすぎでアレルギー体質になってしまい、食べれなくなってしまった。
私はハワイから戻ってきたばかりなので新鮮な鰯なんてこんなうれしいものはない。結局こんなにいらないと断りながらもバケツ一杯分くらいしこいわしとトビウオをいただいてきた。
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朝の分のお刺身を作ったあとは3袋分アンチョビー用に塩漬け(伊豆白浜のVilla白浜のオーナーにご馳走になり、作り方を教わったもの。出来る上がるまでに一ヶ月くらいかかるものだがこれが本当においしい!)残りは母がつみれにして冷凍してくれた。どれも新鮮なものだからこそのおいしさだ。こういうことをしていると日本のすばらしさを実感する、ハワイでは怖くて傷みやすい秋刀魚や味、鰯などは食べられないから。
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今日の噺家は小三治、私が子供のころから父が好きだった噺家だし、今日は実は父の誕生日でもある。どんなものでも一流のものに触れる機会はとても大事だと思うし、めったにないチャンスなので聞くのが楽しみだった。さすがにトップ中のトップだけあってすばらしかったが、時差ぼけがつらくていい席を取ったにもかかわらず居眠りをしないようにするので必死で話の内容も良くわからなかった。噺家に失礼だったなあ、と思うし、モットはっきりした頭で聞きたかったなあと残念。でも表情や話だけであれだけ人をひきつけるのは圧巻だった。
彼は演目を話し始める前の挨拶をまくらと言うが、小三治師匠はまくらが面白いことで有名で、その話の数々がベストセラー「ま・く・ら」
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