2011-03-16

3月14日 つらい状況の中でのグッドニュース2

フェイスブックでサーファーの大先輩抱井さんのページからプロスノーボーダーの西田崇くんのブログがリンクされていて、そこに東北のサーファー、スノーボーダーたちの安否情報が載せられていた。西田崇くんのことは彼が中学2年生、14歳のときから知っている。マウントフッドのスノーボードキャンプに参加していて、当時14歳で参加していたのが、今でも活躍している崇くんのほかにも新潟の岡義明君、京都からの西山勇君、ストーミーチームのしげちゃんなど結構いてみんな仲良しだった。その後も皆大活躍していたが、ここ数年会ってない人たちが多かったので、彼のブログの存在を知り、東北で若手を引っ張ってショップをやってりしてがんばってることがわかってとってもうれしかった、そして彼が懸命に多くの人たちの無事を伝えたり、連絡をくれるよう呼びかけていた。そのなかには心配していた人の名前もたくさん載っていて、その安堵と一生懸命で熱い崇は変わってない!と言う懐かしさで涙が出てくる思いだった。

被災地の人たちが想像を絶する経験と状況におかれている中でも毅然としている強さはもちろん、被災地以外の人たち、今までは電気のコンセントなんてぬいたこともなかった人たちが率先して節電したりしている様子を聞くと、心が心底温まる。
もちろんネガティブなニュースもあるがそれは幸せな環境にあっても探せばネガティブな部分はいくらでもあるのだ、それよりもこんな大変な状況にあって人間としての尊厳、誇りを示すような行為や姿勢を見せる多くの人たちに感動している。
福島の原発で自分の命の危険にさらされながらも何とか最悪の状況を避けるように毎日努力を続けている人たち、そしてご家族、自分も大変なのに周りの人を助けたり物を提供したりする人たち、結局人の価値と言うのはこういう状況で一番試される。いくらお金があっても、地位があっても、関係ない、最後に残りのは人間の尊厳、愛情、慈悲の心がどれだけあるか、そこでその人の価値が決まると思う。今回世界は本当に一つで、すべてがつながっていると今まで以上に感じている人も少なくないだろう、私もその一人だけれど、その気持ちをこれからも忘れずに人の痛みを感じられる人間でありたいと思う。

お金もないし日本にいるわけでもない、でも何かせずにいられない。なにをしていても日本のことばかり考えてしまう。でもこんなに安全で楽であったかいところにいる私が落ち込んで何になると言うのだ、被災者の中にでさえ毅然として明るく前向きなひとがいるというのに!
まずはどんなにちっちゃなことでもいいからやれることをやってみよう、そしてそンなきもちを友人たちとシェアしてみることでさらに何かいいことを思いつくかもしれない。
行動を起こすこと、そして一人一人の考え、思いが集まったときに生まれるパワーを信じて。

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