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一年の中で感謝祭、クリスマス、ニューイヤーズイブの翌朝(つまりニューイヤーズデイ)そしてこのスーパーボールサンデイが、すいてるサーフィンをスコア出来る日として知られている。
だから私も「今日は波も入ってくるし、風も弱いという予報。午後からがらがらのカナハで思いっきり乗るのだ!」とわくわく楽しみにしていた。
午後から皆テレビに向かうため早朝は混んでいるだろうと言う予想通り、カナハは激混み。そのウエサイズもウエストスウエルのため思ったほどあがっていなかったので、スプレックスに行ってみた。ボードをもって出て行こうとするとシェイパーのビルフットが駐車場で沖を望遠鏡で眺めていたので、「たまに来るお化けセットでどれくらい?」と聞くと、[それほど大きくはない多分6ftくらい」というのでちょっとほっとしてパドルアウト。人数はそれほどいないとはいえ、アウタースプレックスにしてはかなり混んでいるほうで10人以上いたのではないだろうか。
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でも全員知り合い。それもビッグボーイズ(ビッグボーイズと私が呼ぶのは体が大きいわけではなく、大きな波を攻める男らしいライディングをするエキスパートたちのこと)ばかり。
カラマ、Jr. クリスのボックスブラザーズ、マウイライフガードの頭アーチー、ジェレミーリグス、ナッシュのミッキーとデイブ、ランディー、ミルトン、そのほかハワイアンぽい人が二人くらい。
まあ邪魔をしないようにあまりの波をもらっていればいいや、と思っていたけど、皆めちゃくちゃ上手なので波が来ると必ず誰かが乗る。
そしてそれ以外は皆よけるし、奥からテイクオフするのでショルダーにいたら全然波に乗れない。
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これはカナハの波取り合戦よりある意味競争がハードだ、と実感した。それでもショルダークイーンの私はなかなか皆が固まって団欒しているピークのラインナップにいく勇気が出ずちょっと横にそれたところで波待ちしたり、みんなのライディングを撮ったり、そしてたまにシフトしてこっちに来るピークがある波は周りに誰もいないのでそれに乗って楽しんだ。
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波はなかなか取れなくてもドロップインする人は皆無だし、皆が順番に波に乗り凄く上手な手本を見せてくれる。特にデイブカラマは皆を圧倒するライディングですばらしかった。最大サイズのセットにまかれても自分が大丈夫だろうという安心感があると海にいるときの気持ちが全然違う。これで、最大セットが8ftだったら私はビビって楽しめないのだろう。練習してれば私もいつかはピークの競り合いにも気分的な余裕が出来るようになるのだろうか。それともこれが私の個人的な限界なのか?もうちょっとがんばるためにはもっと潜ったりする練習もしないとだめだなと思う。
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デイブは彼のトレーニンググビデオを作っているらしいけれど、それの女性モデルをやってくれないかと海で聞かれた私は即座にNOと答えてしまった。まずビーチワークアウトをこなせる自信ゼロ。それにもっと若くて健康的でそれでいてスタンドアップも上手な人がたくさんいるからそういうほうがDVDにも映えるから、文章ならいくらでも書くけどモデルは無理ですと断ったのだが、せっかく誘ってくれたことをむげもなく断ってしまって申し訳なかった気持ちも少々。モデルはしたくないけどビーチワークアウトのトレーニングを横で見ながら学びたいとは思う。
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