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サイズが落ちたからスプレックスがいいらしい。私はサイズがおちたからこそピアワンに行きたいと思っていたが、ピアワンは全然割れていないらしい。(ほんとかいな)カナハでもいいのだが、かなり混んでいる。でもそれでもカナハのほうが気がらくだからそっちに行くけどスプレックスもチェックしてあげるよ、と電話を切り、出発。
スプレックスのパーキングまで行くといつもプッシュしてくれるクリスがボードを下ろすところで
「今日ここで出ずにいつでるんだ、人だって全然いないじゃないか。巻かれたって4フィート、一番でかいのだって最悪6フィートだよ、ここで出なかったら俺からもでイランに、やつは行かなかったぜと告げ口するよ」といわれて、わかった、とりあえず見に行くだけ行ってみようかという気にさせられた。
でもやっぱり心配だからなんだか体が思うように動かない。
クリスのほかピアワン常連のフランクとグレッグがピークにいて、そこは私がいるチャンネルから果てしなく遠くに見え、そこにたどり着く前に絶対にでっかいセットが来てしまいそうで、行く気になれない。そんなことを考えているうちにセットが来てみんなかっこいいライデイングをする、昨日の今日なので気が楽なのか、ぎりぎりの掘れた所でキックアウトしたり、インサイドでぐりぐり板をまわしたり、あの余裕がうらやましい。私は巻かれこそしなかったが右からセットが来るとチャンネルの左の方に逃げ、そうしているうちにもうひとつ左のピークが掘れてくるのであわてて右によけるということを繰り返しながらチャンネル脇の小さな波にしか乗れない。これではスプレックスにいる意味もない、と自分で情けなくなる。何回か波に巻かれると気が楽になるのだろうが、そうかといって慎重な私は巻かれるところに絶対行かないからなかなか巻かれない。
結局小さな波をチョコチョコみじめったらしく乗ってるうちに人がどんどん出て来て、私はバニーヒル(スキーで言うところのビギナーコース)に行きます、と挨拶してビーチに戻った。結局一回も巻かれないうちに上がっちゃった。
その後カナハでパドルアウト。さすがに今日のカナハは波もかなり小さくなり、満潮なのかなかなか割れない、そして激混み。今日はカメラを持ってきてよかった。波に乗れないぶんみんなを撮ったり、おしゃべりを楽しんだり出来た。
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あまりに波がないので普段行かないレフトエリアにもいってみると久々にデビンに会えた。
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こっちから見るカナハは又違う風景で面白い、レフトの波がとっても苦手なので波が小さいときはこっちに来て練習すべきかな。
ウイスラーで仕事中に大怪我をして長い間入院していたらしいロブファンクおじさんもうれしそうに波に乗っていた、元気そうで良かった良かった。
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