2010-02-17

2月15日 古市陽子ちゃん

朝早くから海行くぞ、と気合が入りすぎてそろそろ明るくなるころかな、と起きてコンピューターを開けるとまだなんと夜中の1時半、なのにすぐには眠りに戻ることが出来ず、本読んだりして3時ごろまでおきていたため次に5時半に目覚めたときはなんだかとってもすっきりしない目覚めだった。コンデイションをチェックするとすでにトレードで9ノット吹いていたのでこれはだめだとすっきりあきらめ、カイトモードに変更。仕事を少ししてから12時にレインズへ。波は3フィートくらいで本当に久しぶりに波に巻かれること、トラブルを心配せずにリラックスして乗れた。ちょっとオン気味ではあったけれどここ数日よりはサイドに振れて気持ちの良い風、そしてちょうどいい波だった。ただ上手い人でも楽しめるほどのサイズがあると同時に余りなれていない人でもでられる状況だったのでかなり混んでいたかな?2時間ほど乗ってからトレーシーと連絡を取り合い、急遽ホノルアまで車を飛ばした。日本のトップロングボーダーである古市陽子ちゃんが1週間ほど前からマウイに来ていてぜひ写真を撮りたいと思っていたのだが、明日オアフに向かうかもしれないというのであわてて何とかポートレートだけでもとっておきたいと思ったのだ。3人のスケジュールがあるかどうか心配で、だめかなあとあきらめかけていたところだったのだが、4時ごろから撮影をスタートさせて十分素敵な写真がち撮れた。陽子ちゃんはいろんな表情を持っていて、とてもフォトジェニック。カメラにも慣れているからトレーシーもとってもとりやすいと喜んでいた。
かわいそうに森の中での撮影では、体中蚊の攻撃にあっていた。私なんてすぐ横にいるのに指されるどころか一匹も近づいてすら来ない。蚊もおいしい方にいくのか、それとも私の皮が厚すぎて刺せないのか。とにかく私は蚊の存在さえ気づかなかったのに。
私はただ付き添うだけで何もしていなかったけど、撮れた写真はカメラマン、モデルさん、ロケーションの持つマジックなどすべてがひとつになっていい作品が出来る、その場にいるだけでとてもいい気持ちになれるし、帰り道トレーシーも私も、「無理してでもきてよかった」、すばらしい夕日を眺めながらいい気持ちに浸っていた。

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