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波質はカナハをもうちょっと掘れた感じにした波でメローでクリーン。カナハでこんな波が建つときは60人くらい入ってるけど、最初は10人も入っていなかった。それに後半増えてきてもみんな一人一人が譲り合い、視線を合わせながら様子を伺っている雰囲気で、とてもフレンドリー、なかなか取れない人がいると、「これはお前の波だ!」なんていってあげて乗らせようとしたり。そんな雰囲気の中にいるだけで自分まで優しい気持ちになってくるのがわかる。
長い間サーフィンしてきているというおじさんたちが多く、がつがつしたわけ手があまりいないのがよかったのかな、でも今のところどこに行ってもみんな譲り合う精神でにこやかにサーフしている人ばかり、マウイも混んでしまう前はこんなだったのかな、とちょっとさびしい気持ちになる。
宿に帰ると目の前の波がきらきらしてクリーン。何人かの人がばしばし乗ってチューブまで決めていた。ジェイド借りたショートボードででてみるとテイクオフがほれるので難しかったけど普段ショートボード向きの波に乗る機会がないのでとても面白かった。マウイにもこんなにすいている波があればショートも練習できるのになあ。あのスピーデイーなテイクオフ、慣れたら気持ちいいのだろうなあ。
午後もう一度ミドルズをチェックしたが風が入ってしまっていたのでドライブ、道が終わるところまで行き、いくつかの素敵なビーチをチェック、貝拾いも今回とても楽しみにしていたのだが、波がよすぎて全然出来なかった。
夕方は結局少しだけピアーでファンサーフィング、10年ぶりくらいのポール・ブライアンとの再会に感激しつつ彼が子供たちと一緒にサーフィンしている様子を見て、とっても幸せな気分にさせてもらった。そういえばあのやばいコンデイションになればなるほど切れて輝いて誰にも手がつけられなくなるポールの男らしいライデイングはいまだに伝説に残ってるけど、ファンが多かったよなあ。カウアイスタイルを一人で代表していて、本当にかっこよかったけど今の落ち着いた彼もとてもかっこよかった。
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