2009-09-30

9月28日 10キロ以上の海産物のお土産

今日も風はぶんぶん吹きそうな予感。出発が近いのに、やることばかり多くてストレスになっている。アンドリューの友達がアラスカからやってきた。
二人がカナハで乗っているところで私はストラップレスを練習しようと思ったけど夕方ものすごく風が吹いてきて4mでもパンパン暗い、サーフボードを抱えてビーチを歩くのも大変なほど。その上ボードは6’1とちょっとでかめ。出た配意けどワックスが足りなくてつるつる滑りちょっとしたときに足が滑ってスプリットになったり、バンバン板がはねて大変だった。
帰り道虹がかかりっぱなし。最後は虹をくぐるように道の両側にずっとかかっていてぞくぞくするほどきれいだった。さて、今日やってきたエリックはスノーカイトサーファー。もちろんアラスカのほかの面々と同様スノーボードも山登りもなんでもする。まだ若いのに共同で漁船を購入し、フィッシングをしている。ここに来る前の4ヶ月間ずっと船の上で漁をしていたそうだ。というわけでお土産にものすご い量のシーフードを抱えてやってきた。自分の分として取っておいて魚の一番いい部分ばかり!えび、サーモン、ハリバットを10キロ以上、解けないようにラ イフジャケットなどに来るんで持ってきたのだ。早速、えびとサーモンを食べたけどえびは砂糖水で料理したみたいに甘かった。サーモンもしっとりいい焼き加 減で石垣の友人でハワイアングロットというバーをやっている、ゆきさんの手作りジンジャーシロップとしょうゆを曲げて作ったたれをつけたのが大評判だっ た。ちなみにゆきさんのジンジャーシロップ名なんにでも使えて私は体の調子が悪いときにぐっとそのまま一口飲むために大事にとってあったのだが、サーモン のたれも最高だった。注文も受けているので興味のある方はこちらへ。
http://www.ishigaki-ginger.com/index.html
ゆでたアーテイチョーク、畑のサラダ、マイブレンドの雑穀米、それに海老とサーモン、最高のデイナーで私は男性軍よりたくさん食べていた。ハワイにいてもシーフードは高いのでなかなか食べられないから冷凍庫にあふれるほどのシーフード、見るとほんとに幸せな気持ちになる。ありがたや。

2009-09-28

9月27日 Longboard skating

朝雨が降っていたが少したつと晴れてきた、今日も風は強く、波はノースからさらにイーストにシフトしつつあるようで柔らかい感じのファンウエイブ、サイズはないとはいえ楽しめるだけの大きさはある。でも今日はレインズを見に行っただけで結局戻ってきてしまった。後で夕方にもう一度見に行ったときはよさそうに見えたので今日出なかったことを後悔反省、でも出発前にやるべきことが山ほどあって、会とをしてしまうとその後疲れてそれらをやる気になれず、毎日伸ばし伸ばしになってしまっていたから今日こそは掃除やらなにやら済ませなくては、と思ったのだ。

掃除も畑仕事もやり始めると、ああ、もっとしっかりやりたい、とことんやりたい、と思うのだが、これから一ヶ月以上留守にするのでまた振り出しに戻る、状態になってしまうだろう。
夕方気分を変えにアンドリューに連れられてスケートをしにいった。スケートはやったこともほとんどなく、10年以上前にマウントフッドのスノーボードキャンプで働いていたころ、ビッグランプでスケートではレジェンドのキャラベスにハーフパイプでのパンピングの練習のためにスケートでパンピングを練習することを教わったときにのったくらいのもの。
レインズの横にある車があまり通らない道で教えてもらったが、平らな道を走るだけなのにかなりどきどきして腰が引けた。おととい大きな波に乗ったときよりずっとどきどきしたような気がする。でもやったことないことにトライするのはとても新鮮で短い時間だったがとても楽しかった、あれは足腰の強化にいいと思うのでまたやってみたい。かなりへっぴり腰で笑える。

9月26日 少しサイズダウン

朝早くから家の周りの木がゴウゴウいったり雨が降ったりだったので、これはガステイーな風だとちょっとやる気がダウン。それでも波はありそうなので11時過ぎに行ってみるとやっぱりレインズはサイズダウン、そして風はオフ気味のガステイー、でもこれからさらに波は小さくなるだろうからあるうちに乗っておこう、と4mを払おうとすると、なんと4mのカイトを違う車に忘れてきてしまったことに気がついた。今日は7mではどうがんばってもオーバー。メンズが皆6とか7mを張っている。カイトビーチまで撮りに行こうか、それともカイトビーチでそのままの廊下、それともやることもたくさんあるから時間を無駄にせず今日はあきらめて帰ろうか、と悩んでいると、かおるちゃんが親切にも彼女の4mを貸してくれたのでとりあえずちょっとだけレインズで乗りそのまま家に帰ることに決めた。靖君も今日はレインズで乗っていて楽しそう。
コンデイションは見かけよりは結構楽しめるもので波もきれいにラインナップしていないものの、ダンパーでなくなってきたし、サイズも小さくなったので反対に思い切って乗れる。ほかのメンバーも楽しそうに乗っていた。
気がついたら2時間弱乗っていて、雨雲が来たので風が落ちる前に上陸、周りの仲間も同じような考えだったらしくくもが来たとたん皆あわててビーチに戻ってきたためビーチに唯一の請っていたかおるちゃんはみんなのカイトをキャッチするのに走り回って大忙しだった。
レインズのいいところはほとんどの人が皆ルールを守り、波を譲り合い、とてもわかりやすいライデイングをしてくれるところ、誰かが波に乗っているときにアウトに出るときは波乗ってる人が乗りやすいように避けるし、どの波に乗っているかをわかりやすく乗り、その波を逃すことも少ないのでドロップインなど皆無。そういうストレスがないのは私にはとってもありがたい。カナハの波はとっても楽しいんだけどあまりにルールがなさ過ぎて皆がいらいらしたりウインドとカイトの摩擦が大きく、行ってもフラストレーションがたまることが多いからあまり行かなくなってしまった。トリックが出来ることもかっこいいかもしれないが、ウインドでもカイトでも周りを見てルールを守り、安全なライデイングをすることが一番大事でかっこいいことだよなあ、と改めて思う。でも私ほど保守的過ぎるライデイングも何なんだけど、もう少しリップを攻めなくちゃいすまでたってもじょうずにならないなあ、と思う。でもカイトで巻かれると本当に危険だからつい引いてしまうのだ。

家族サービスの後波が上がったりで気が張っていたのか、夕方家に戻るとどっと疲れが出た。あふれ帰るやることを前に途方にくれながら疲れに負けて昼寝、そのままちょっと夕方起きだしたけどまた寝てしまった。

2009-09-26

9月25日 波の神様ありがとう!

昨日は思ったより上がらなくてがっかりしたけど今日はしっかり波がサイズアップ。8月からサイズのあるうねりが来るのは4回目だが、今回は結構本格的な冬のスウエル。朝早めにフキパに行って丘の上から観察し、今日のライデイングにそなえることに。丘の上では長期修行に来ている雄馬君ファミリーも波を見に来ていた。かなりウエストなのでセットの間隔がめちゃくちゃ長く、何だ波ないじゃん、と思ってると突然沖からいくつも太いラインがやってきてクローズのセットが押し寄せる。
ただウエストスウエルはあまりきれいに割れない、とくにレインズはかなりのダンパー。アウタースプレックスに行こうか、それともアッパーカナハだろうか、と悩んだ末、やっぱりレインズデ出ることにしてよっぽど悪い波だったらそのまま下ってカナハまでいろんなところの波に乗りながらチェックしつつカナハにダウンウインドで行くことにした。
風は十分にありそうなので10時半ごろセッテイングを始めた。7mのノマドで最初はまあまあだったが後半はかなりオーバーだった。多分4mでもいけただろう。
フキパにサーファーが2人くらいとウインドサーファーが一艇しかいなかったのでしばらくフキパで乗っているとサーファーが4、5人に増えたのでいったんレインズに戻った。レインズもちいさめの波を選べば結構当てることが出来た(大きいのはどっちにしても私には当て込むことなんて出来ないし)
そうしているうちに大きなセットがやってきてサーファーが一時期いなくなったのでまたフキパニいそいで戻って何本か乗らせてもらった。このころには風も強くなって来ていてリーバイやジェニファー(以前大きな波のときいつも一緒にウインドをしていた懐かしい仲間)がでてきてフルプレーニングしていた。皆にこやかで今日はライフガードも出て行けと警笛を鳴らさなかったし、私もウインドが4人くらいになったら潔くレインズに戻った。フキパでもしカイトを落としたり粗相をすると周りにも迷惑をかけるし顰蹙なのですごく気を使うし、サーファーがいたら彼らの近くに行かないようにするため一番いいところにはなかなかいけないが、その上今日はせっかくいい波とってもなんだか全然攻められずいいライデイングが出来なかったが、それでも安全第一で少しでも乗らせてもらえたことを感謝する気持ちでいっぱいだった。波は絶対他の人に譲るし、邪魔にならないように細心の注意を払っているのでウインドサーファーとサーファーの人たちがいないときは私がフキパに行くことを多めに見てほしいと思う。今日はカメラをもって乗りながら沖でセットになるとどんな光景かを写真に撮ろうとしたけどなんと電池切れ、何も撮れなかった。

午後2時ごろになって急に風がガステイーで暴力的になってきたので終了。ああ、すばらしい一日だった。波の神様ありがとう!明日はもうちょっとアグレッシブにいけますように。
夜は夜でマウイマリジュエリーのマリちゃん宅でパーテイー。リトリート仲間のあさみちゃんとおぐチャンが明日で日本にかえるのだ。ウインドやカイト仲間のパーテイーと違ってママさんやヨギーの持ち寄りパーテイーは食事がすばらしい。(その理由を皆で考えたけどお金がないこともあるけどたぶんウインドサーファーたちは夕方ぎりぎりまで乗ってからいそいで作るけどサーファーとかヨギーは午後時間がたっぷりあるからだろうということで納得)今回も思い切りたくさんいただいた。
ヨギーたちは食べながらポーズやらいろんなことで話が盛り上がり途中でデモンストレーションが始まったり。でも皆とっても一生懸命なので美しい。腰痛のせいでここのところ練習が怖くなっているわたしはちょっと話に乗っていけずにさびしかったけれど、また復活してみんなと盛り上がりたいと思う。たくさんのいい仲間に恵まれて本当にありがたいと感謝。

9月24日 ウエスト過ぎるうねり?

今日から波が上がる予報、朝ウエブキャムを見ると何もない。キヘイのコーブには少し波が入っているというのでもしかしたらかなりウエストスウエルでマウイに入ってきにくいのかもしれない。写真はコーブでのデイランダイビングのゼログラビテイー、ヒロさんのブログから拝借。
レインズにも行ったけれど波はほとんど割れてないし形も悪い。というわけでちょっぴりがっかりしながらカイトビーチまで行ったが、やっぱりガステイー。家に戻り仕事をした。1ヶ月以上バハに行くのだが、後半のキャンプなどのこととも考えると荷物がどんどん増えてくる。でもエアラインが最近はものすごく重量に厳しいので出来るだけ減らしたい。そんなことを考えながらいろいろ床に並べていたらもう考えるのがいやになってしまった。で、結局ものすごい量の荷物がほうりっぱなしにされている。

はやくやることやんなくちゃ。

2009-09-24

9月23日 Catching up with chores and work

朝早起きしてサーフィンに行く予定だったのに波は少し小さくなっていた。それでも行っては見たのだが、かなは波が割れなさそう。クアウならよさそうだったけど結局レインズか、クアウか、と悩んで時間を無駄に使い、最終的には乗らずに帰ってきてしまった。これだったら7時半からのヨガガールズのために恵子先生はやってくれる特別マイソールクラスにいけたのに、なんだか空回り。やることが多すぎてそれをやらずに海に入るとそれが気になって思い切り楽しめそうになかったので今日は家で掃除や洗濯、そしてたまったメールや仕事を済ませることにした。明日からは波も風も上がる予定。

10月はじめからバハに行くのでその準備をしていたら、部屋は掃除どころかさらにぐちゃぐちゃになってきて挙句の果てにもうどこから手をつけたらいいかわからなくなってきて、いやになった。

夕食には昔からの友人でマウイ、マウントフッド、アラスカといろんなところで会うウオレスがやってきた。行動範囲や友人関係、やりたいと思うことの好みが似ていて、話が合う彼は、この夏貨物船に1週間乗って秘密の島に行ってきて一人きりでとてつもなくすばらしい波を満喫してきたのだ。その場所は私もマーシャルに行っていたときに何人かから、あそこが一番きれいな海だと聞いていたところでいつかは行きたいと思っていたのだ。彼の話を聞くと、これぞアドベンチャーサーフトリップという感じの旅で、うらやましくなった、グーグルや交通手段がたくさんある今、今回ウオレスが経験したような旅は北極圏や地の果てまで行かないかぎりなかなか出来ない。旅の写真を見せてもらったり、雪の話、波の話など皆で盛り上がった。彼はスキーでもヘリガイドをしていたりカナダのナショナルチームのコーチをしていたり、またかいともするのでスノーカイトにはかなり興味があるようだ。いい話がたくさん聞けて冒険スピリットが刺激された夜だった。

2009-09-23

9月22日 Clean waves at Kanaha

4時おきで弟夫婦を飛行場に送る。早起きはつらいけどいいことは今日は波が上がりそうなので、このままカナハに行けば絶対的に朝一番乗り!と思ったけどさすがに真っ暗で波すら見えなかった。いったん家に戻って明るくなったので出動、大きくはなかったが風がまったくなく、クリーン。8時ごろになると仕事に行く人がどんどんあがっていって空いていた。乗ってるうちにセットのサイズが上がってきたようで頭くらいはあったしめちゃくちゃ楽しかった。やっぱりカナハがいい波のときは最高だ。

家に戻って掃除や洗濯、そしてたまっていたメールの返事やら連絡などをこなすが、さすがに早起きだったので途中で居眠り。
気がついたら夕方でおもったより仕事がはかどらないまま。でも明日は波がよさそうなので朝一番から出動するために今日中にいろいろ終わらせなくちゃ。

弟たちも帰り、ふっとさびしい気持ちにもなるが、私がこっちで元気にやってる様子も知ってもらィ、そして彼らもまた絶対来るだろうからマウイに来る前よりさらにつながりが固くなったきがする。私が昔から持っているゲストブック(お客が多いので皆にサインしてもらって写真などを貼り記録しているノート)には両親、弟夫婦一人一人からのコメント、心のこもった言葉がつづられていた。

夜はちょうど同じ時期に日本から来ているヨガリトリートの仲間たち、去年のリトリートで知り合い仲良くなったあさみちゃん、おぐちゃんとみかさん、そして恵子ちゃんと私と、あさみちゃんがステイしていたヒロさんファミリーでフラットピザに食べに行った。皆生き生きしていて、肌がつやつや、ヨガって絶対体にも心にもいいんだなーっと感じる。最近腰のせいで全然ヨガの練習にいけてないけど少しずつでもいいから地道にやっていきたいと心から思う

9月21日 Maui Life

私は早朝にお医者さんのアポがあったので弟夫婦は二人で昨日行ったサウザンピークスへ。ここはとてもメローで雰囲気がいいし、ついたときは誰もいなかったらしく、波が小さい分混んでなくてよかったみたい。幸ちゃんも一本乗って帰るという目標をクリア、3本くらい乗ったらしいし,陽ちゃんもかなりたくさん乗れ田植えに靖君やかおるちゃん、スキップや恵子ちゃんにも会えたようだ。サウザンピークスは風がないと水も温かいくきらきらしていて景色も最高。とても気に入ってくれたようだ。
午後からは私のお気に入りの場所のひとつへ。急な坂道を降りて行った小さな湾でシュノーケル。以前よく、もおちゃんたちとキャンプに来ていたところ、でもなんだかここも誰かの所有になってしまったのか、手入れがされていたり鉄の柱が埋められていたり、また大好物のオピヒもあまりとれなかった。
鎌倉は砂浜なので岩場やリーフに慣れていないこともあって、私がふと見ると、あがってきたら危ないような岩場から上がろうとしていてあわてたりとかのハプニングもあったが、結果的には無事でほっと一息。自分が当たり前のように行動していることも慣れて人にはちゃんと教えてあげないといけないと反省。誰もいないなか、美しい湾を3人だけで独占、こういった人のいない空間を私はとっても必要としていて普段から人がいないところいないところと動くようになったけれど、彼らにとってはそういうのはとても新鮮だったのかも。

夕食をベジタリアンレストランで食べた後、彼らはまた最後の最後まで有意義に過ごすために買い物に。普段から睡眠時間が少なく、バリバリ働いてる彼らはほんとにタフで感心した。
海にも緑にも、空にも風にも星にも、食べ物にも、友人たちにもすべてにオープンで、喜んでマウイを満喫してくれ、一緒にすばらしい時間をすごすことが出来た。
なかなか休みを取るのは大変だろうけど、これを機に無理してでもまたきてくれるようになる気がする。

2009-09-22

9月20日 Morning Surf


サーフィンがしたくてたまらない二人を連れて早起きしてサウザンピークスへ。波は小さいけれどその分人が少なくとてもいい雰囲気。陽ちゃんは以前見たときよりずっと乗れていた・幸ちゃんはがんばりだけは4人分くらいがんばってるのだが、もうちょっとというところで乗れない。きっと腕はパンパンだっただろうけどそれでも休むことなくがんばっていた。途中リーフの浅いところに行ってしまい、こっちを回ってアウトにでて!」と叫ぶのだが、パニックしてるのか夢中でまっすぐ沖に向かってパドルしてはスープに押され、まったく進まずにいるのを見かけたけど、パニックに近い状態で頭が真っ白になると耳が聞こえなくなるのだということがわかった。最初のうちはどうしても最短距離でアウトに出たいからとまっすぐアウトに向かおうとしがちだったのは自分も一緒だ。
慣れてきたら景色を楽しむ余裕も出てきたようだった。
家に戻ってお昼を食べてからは森の中、滝めぐり。
こちらは日曜だったせいか今まで見たことないくらい人が来ていた。ここは観光ブックには出ていないかなりシークレットの場所なので来ていた人は誰もが、『ああーここもこんなに人が来るようになってしまった』とちょっとさびしい思いをしていたに違いない。ほんとにマウイのあらゆるところが有名になってきて人でいっぱいになって来ている、もちろんその一人が私でもあるんだけど一人きりの時間を楽しむにはまたあたらしい場所をさがさねばならない。私でさえそう思うんだから生まれ育った人は本当にさびしい思いをしているに違いない。ところで、この写真セルフポートレートなんだけど漫画みたいな顔になっててちょっと気に入っている。

さて夜は家の野菜やら果物でタイフード。そして靖君たちが持ってきてくれたパイナップルやサラダもあわせて豪華な夕食、そしてあふれる笑い声。幸せな時間だった。

9月19日 ダウンウインダーとワイレアライブ

朝両親を飛行場まで見送り、でこぼこコンビの父と母は最後まで笑わせてくれた。私たち両親と兄弟4人の特徴や性格を弟の奥さんである幸ちゃんは鋭く観察し、誰と誰のどこが似てるとか、ここは誰から受け継いだとか指摘していて面白かった。幸ちゃんは明るくがんばりやで、どんなに大変なときでも弱音を吐かず、皆を明るくしてくれる最高の奥さん、私たち岡崎家はいつも陽一にところに来てくれてほんとにありがたいありがたいと、言い合っているのだが、その陽ちゃんもきっととってもありがたいと思っていて感謝しているのだろう、とっても幸ちゃんを大事にしている。そんなふたりをみているととてもほほえましいし、ありがたいなあと思う。弟も私のような姉を持てばどんな女の子でも我慢も相手も出来るように育ったのかもしれないな、と思う。

さていったん家に戻り、コンデイションをチェックするが、どこにも波はなさそう、風はあるので今日は私とアンドリューがレインズからカイトでダウンウインド、その間に弟夫婦はパイア、カフルイめぐりをすることになった。ちょっときついかなと思いながら7mをセットしたが予想以上に風アアがりかナリぎりぎりのオーバーでカイトビーチに到着、ついたころにはアンドリューでさえ4mでいけそうだ、というほどの強風になり、ビーチは砂嵐状態。弟たちを待つのもとてもビーチではリラックスできないので風がよけられる所に避難したほどだった。その後ビーチで泳ぐには風が強すぎたのでカフルイをぶらつき、その後ワイレアのバーに音楽を聴きに行った。途中からかおるちゃんと靖君も合流し、楽しいひと時を過ごした。
明日は波上がるかな?

9月18日 マウイ観光

今日は朝早くから出かけて皆で観光。朝は雨が降っていたがだんだん晴れてきてくれた。まずは近くのライトハウス、以前は私の最もお気に入りのスポットで、風がないときとは本をもってよく来てのんびりしたりしていたところ。たまたま海を見ながら写真を撮っていたら虹が海にまんまるにきれいにかかった。強い風になか雄大な景色を楽しんだあと、さらに東に向かってドライブ、母がぜひ見てみたいといっていたレインボウツリーの林へ。幻想的でアザヤカな七色の幹のレインボウツリーは誰が見ても感動する。
家に戻ってお昼をのんびり食べた後今度はパイアで人気のONOジェレートでアイスを食べ、そのままキヘイへ、友人ジョニーのライブをのぞこうと思ったら今日はやっていなかったので次の目的地、サンセイレストランへ。いつもにこやかに迎えてくれる森さんに家族を紹介したらバラの花を形になったお刺身をサービスしてくれた。日本食とかちょっと違う一風変わったメニューを選んだけど皆に好評だった。帰り道はパイアで無料のフラショーを見た。向かいのジャックスでは今日で仕事をやめるトレーシーがいて「ちょうど『フラが始まったから皆で見にくれば?』ってテキスト送メール送ろうとしてたところ!」と仕事を抜け出して一緒に見に来た。
カフェの前で行われるこのフラショーは子供たちの発表会のようで子供たちが思いっきり楽しそうに踊っている。3歳くらいの子供からテイーンエイジャーまで、今日はタヒチアンダンスが多く、どうやったらこんなに腰が早く触れるのかって言うくらい腰を回してにっこにこの笑顔。横で見ていたトレーシーは『決めた!結婚式には絶対フラショーを入れる!」と宣言していた。どんなことでも一生懸命やってる姿は感動的だけどそれも心から楽しんでいればなおさら。とってもいい気持ちで家に帰ってくることが出来た。それにしても6歳くらいのちょっと太り気味のプクプクした子、かわいかったなあ。母と父は明日日本に帰る。短い期間だったけど楽しんでもらえたかな?家族ってありがたいなあ、と改めて感じる数日間だった。

2009-09-19

9月17日 岡崎家全員集合!

あまり外を回りたがらない父、何でもかんでもうろうろ見てみたい母、そして波と風が気になってしょうがない私、と3人それぞれの都合を何とかうまくハンドリングしようと私も必死にプランを組むが、なかなかむずかしい。
結局、母と父には午後まで家でのんびりしていてもらい(母は、ぜひ父に私のカイトを見てほしかったようだが)私は11時きっかりにカイトをしてから1時に空港に弟夫婦を迎えに行くことになった。ところが、行ってみると思いのほかコンデイションがいい!7mでぴったり、その上波のサイズも結構あっていい。いそいで出て行ったけどこれだったらやはりもうみるチャンスもないし、父にも見てもらったほうがいいかなと思っていたら、急に雨が降ってきて風が落ちてしまった。いったん岸に戻らずを得なくなったので、家まで戻って両親を連れて戻り、その後皆で弟たちを迎えに行き、その後皆にちょっとカイトを見ててもらった。今日は一日中雨雲があり、雨とともに風が吹いたりやんだりを繰り返していた。このときも雨が降った後すぐ風がやんでしまったので、私はまた吹き上がることはわかっていたけどみんなと一緒にパイアに行くことに。
1時間ほどマナフーズなどで買い物をしてから自宅に戻り、今度は恵子ちゃんちのバーベキューへ。
うちに家族は皆人と合うのが好きで鎌倉でもオープンハウス的でいろんなお客さんが来るのだが、ここでも観光より私の友人たちに合ってみたいらしいという話をしたところ、スキップと恵子ちゃんが快くみんなの集まる場を提供してくれたのだ。
いつものヨガ仲間、そして自分のヨガのトレーニングのためにちょうどマウイに来ているヨガインストラクターの麻美ちゃんなども来てとても和やかで楽しいパーテイーだった。人数も20人くらいでみんなの話しやすい雰囲気があり、最高、うちの家族も初対面の人ばかりではあったけれどいろんな人と楽しそうに話をしていた。こうやってみるとほんとに面白くて楽しい人が集まってるなあ。
持ち寄りで集まった食べ物もすべて最高においしくて(恵子ちゃんちのパーテイーは食べ物がおいしいことで有名なのだ)みんな食べすぎでうなりながら帰ってきた。恵子ちゃんスキップ、パーテイー以外にも普段から本当にいろんなことで世話になってるばかりか、近所にこんなすばらしい友人がいるということにもとっても感謝している、二人のポジテイブでGiving
な価値観、人生観はいつも私にインスピレーションを与えてくれる。本当にありがたい存在だ。

2009-09-18

9月16日 思い出のフキパ

朝アンドリューから電話があり、風もちょっと入ってるけどフキパはとっても波が小さく、ほとんど人がいないからサーフィンしようと言うので、迷いながらも母を連れて出て行った。フキパでのサーフィンはどうしてもなんだか機がのらない、みんなうまいし、邪魔したら怒られたり嫌な顔をされそうで、とくにパビリオンでは友人と車に乗っていたときガラスを割られてこともあってメンタルブロックが出来てしまっている。どんなによさそうな波でもフキパはほとんどサーフィンしなくなってしまった。ついてみるとほんとに4人くらいしか入ってないし、波もよくないので、これなら大丈夫かな、と出て行った。でたはいいけどピークには気が引けるので近づけない、ちょっとインサイドでお余りの波をいただいた。よくみると4人の入っていたサーファーのうちの一人は山ちゃんだった。『今日は皆怖くないから大丈夫だよ」といってくれたおかげでずいぶん気が楽になった。で、1時間ほどへなちょこサーフィンを楽しめた。ローカル風のおばちゃんもニコニコ顔で話しかけてきてくれ、私がテイクオフしようとして失敗すると『トライしたことにポイントあげるわ!』といって励ましてくれ、ああー出てよかった、という気持ちになれた。今日みたいに人がいないときを狙って出ればサーフィンの練習も出来るかな。

その後いったん家に戻り、壊れたコンピューターの対応についてさらにいろいろ考えたりして、午後から町まででかけた。弟たちが来る前の時間がある間にウオールマートでお土産などを買ってしまおうというプラン。しかし父はこういうことが嫌いで5分で数点のお土産を決めて終了、母はもう何でも見たくてしょうがない、チョコレート一つ買うのに20分くらいかかりそうな雰囲気。でも何とか30分くらいで終わらせ、その上念願の水着も買えたのでよかった。
帰り道は20年前に母と父が二人で泳いだボールドウインに寄ったリ、フキパで乗っているウインドサーフィンをみたりした。母はこういうのを見てるだけで一日過ごせるというくらい好きなのだが、父はとにかく落着いて家にいるほうがよくて早く帰りたくてたまらない。フキパでも車の中で私たちを待っていたのだが、さすがになかなか戻ってこないので車から出てきた。実際ウインドサーファーが飛んだり波に乗ったりしているところを見ていると結構興味深そうにみていて、母もそれを見て喜んでいた。
20年前二人が来たときもちょうど同じ場所で私がウインドサーフィンをしているのを眺めていたっけ。ちょうど大会でで入賞したときで、買ったこと自体より周りの友達が皆応援したくれたり喜んでしてくれたりしているのを見て、『友達に恵まれていてよかった』と喜んでくれていたのを思い出す。

それにしても母と父は性格がまったく違うし、好きなことややりたいこともまったく違う。『それでも結婚生活が長く続いてよかったねえ』というと昔はこんなに違うことすらわからなかったし、とにかく『摩擦を減らすために最小限のコミュニケーション、これが鍵!」となんともホントか嘘かわからないようなことを言っていた。

私は相変わらずコンピューターに振り回され、買ったモニターが見えなくなってあわててまた夜キヘイまでドライブして行ったり、夜遅くまでインターネットでいろいろ問い合わせたり、こんな忙しいときに壊れてくれなくても、と泣き言を言いたくなる。
明日はとうとう残りの家族もやってくる。

2009-09-16

9月15日 Bautiful South Shore

今日はノースもサウスも風がない。キヘイに中古のコンピューターモニターを買いに行くことになったので、その前にちょっとサウスでサーフィン、とサウザンピークスへ向かった。フキパもまだそれほど風がなくなかなかよさそうなコンデイション。それにクアウトかも小さめではあるけどスタンドアップが出来そう。サウスはそれほど大きくはなかったけどそれでもついたときには二人カヤックの人がいるだけでめちゃくちゃグラッシー。迷わずでようとしたら、なんと「ボード全部乗っけたよ」といってくれていたアンドリュー、パドルを入れるのを忘れていた!というわけで私はファンボードでめちゃくちゃ久しぶりにサーフィン。でもそれがなかなか楽しかった。海にいた面々も知ってる人ばかりでおじちゃんたちはアンドリューにいろいろアドバイスしてくれたり、とてもにこやかでいい雰囲気。その上海はきらきらで最高のお天気。昨日コンピューターが壊れたことでかなりストレスになっていたけど海のおかげで一気に気分がすっきり。その上中古のモニターは最終的に5ドルで売ってくれるというのでそれをもって帰ってとりあえずメールチェックなどは家でできるようになった。

午後は両親を連れてアップカントリーをドライブ、マウイは場所を買えるといろいろ違う表情を持っている、ビーチやハイクのジャングルだけでなくアップカントリーの牧歌的な風景も喜んでくれた。母はお絵かき、父は原稿書きとそれぞれ自分のしたいことをマイペースでやりながら、あまりいろいろ盛り込み過ぎないスケジュール、これもまたいいんじゃないかな。
帰りに山ちゃんちでたくさんもらってきたアボガド、そして近所に落ちているリリコイとグアバを袋いっぱいにとってきたので、早速母はグアバを似てジャム作り。[こうやって野性のものを取って何か作るのがすきなのよねー」と言ってたけど確かに鎌倉の実家の倉庫にはそうやって母がどんどん作ったマーマレードやジャム、ラッキョウ、梅干などがあふれるほど詰まっている。

ここのところ雨が降っていないけど涼しさが増してきた。マウイでも少しずつ季節が変わりつつあるのを肌で感じる。

9月14日 Relax in Haiku

時差もそれほどなく朝から両親とも目覚め、ゆっくり朝ごはん。近くを散歩した。
その後もそれぞれ庭をうろうろしてみたり、原稿を読み直したりとゆっくり時間をすごす。とくに観光らしい観光をしたいわけではなさそうなので、この居心地のいい(人によっては田舎過ぎたり虫が多すぎたりするだろうが)家でのんびりすごしてもらうのもいいだろう。

午後からはカフルイの町へ出かけてちょっとだけショッピング、服をあまり持っていない父にこっちで便利な長袖Tとビーチサンダル、そしてカフェでコーヒーを飲みながら原稿のチェック、そして母は食料品をいろいろみれるスーパーなどうろうろ。そんなこんなで家に帰ってきたのは7時ごろで、夕食を食べたらもうバタンキューだった。私にとってはストレスのたまる一日で、昼間にラップトップのスクリーンを指で挟むようにしたらピキッとひびが入ってしまい、スクリーンが壊れてしまった。何も見えなくなってしまったのでアンドリューのコンピューターなどを借りて、いろいろ電話したりして対処法を考えたが、結局部品を買うことは出来ないらしく、修理するよりは新品を買ったほうがいいかもしれないとのこと。もう全然お金もないときにそんなこと言われたって。それにあと2週間もしないうちにバハにいくのでそれまでにはどうしても直したい。
アンドリューが中古のモニターを買い、それをつけてとりあえずは家で使えるようにすればいい、とアドバイスをクレ、キヘイで売りに出ているのを見つけ、明日買いに行くことになった。昔バックアップ用に中古で買ったコンピューターを引っ張り出して使おうとしたけどインターネットなどの接続でトラブリ、それを直してもらうために町の電話会社に言ってやってもらったが、肝心のメールチェックはなぜかパスワードがどうとか、でチェックできない。結局いろいろうまくいかないまま、寝たけどいやな夢ばかリみて寝つきが悪かった。たかがコンピューター、されどコンピューター。コンピューターに振り回される自分がいやだ。

2009-09-14

9月13日 両親のマウイ到着

今日は風が弱くなるという予報だったので、朝カナハにサーフィンに行きたいと思っていたが、張り切って朝4時過ぎに起きたらすでに北東の風9ノットと出ていた。これは風が強すぎるかなあ、と様子を見ながら家でいろいろやることをすませていた。後できくと、風はあったけれど乗れない状態ではなく、波のサイズは結構あったようだ。そしてサウスサイドも。
11時40分に両親がマウイに来るので飛行場まで迎えに行かなくてはならない。早めに出て買い物をしてから行こうと思っていたら、レインズでなんだか風が吹いている。その上波は昨日よりちょっと大きく見えるし、よさそう。こんないいコンデイションが9月のはじめに続くなんて。
迎えに行くまでの20分でもいいから乗らないともったいない、それに道具をそのままにしといて迎えにいって、また後で戻ってくればすぐ乗れるからそうしよう、とセッティングをした。7mノマド、かなりアンダーかなと思ったらそうでもなく結構走った。昨日よりセットのサイズが大きくコンスタントに来る、そして風はちょっと弱め。波に乗ろうとするとちょっと足りない感じだが、それはオン気味のせいかもしれない。

5本ほどすばらしい波を乗っていそいで戻ったけどすでに11時半だった。12時ちょっと前に空港に着くとすでに両親は道路際で待っていた。タオルを腰に巻いてびちゃびちゃの状態で登場した私に『いないから、これは絶対海はいってるんだろうな、と思ったわよ」と言われてしまった。
20年前いちど両親がマウイに来たことがあった。マウイの大会で始めてもらったコンテストの賞金でチケットをプレゼントしたのだが、当時の私は今の私以上にウインドきちがいで、日中海から離れるなんてとても出来なかった。まして風が吹いているときにほかのことをするなんてとても無理だったし罪悪感さえ覚えるほどでとにかく朝から日が暮れるまで海にいたものだった。今ではそんなに海にいたら日焼けと体の疲れが翌日残ってもたないし、やることもたくさんあるので乗れるだけ乗ったらさっさとビーチを去るようになったけれど。というわけでそのときは日中は二人に『ここに行きといいよ、とかここで遊んでいて』と指示だけしてほっといたまま、夕方一緒にご飯を食べることにはくたくたすぎて食べたらもう意識がないほどだったので『どうぜマウイまで行ったって一緒にいるわけじゃないから意味がない」といわれる始末、なんともひどい娘だったのだが、今回はそれを挽回しなくちゃと思っていたのに、こんなときに限ってめったに来ないようないいコンデイションが訪れるのだから、なんだか神様が私をためしているかのようにも感じられる。

飛行場でピックした後、あせる気持ちを抑えて一緒にフィシュマーケットでランチを食べ、疲れている父を家に連れて行き、荷物をある程度整理した後母を連れてレインズに戻った。見たところ波のサイズはちょっとダウン、そして風もかなり落ちているようで皆上がってきたところだった。7mでは小さそうだったので使ったことのない9mをセット。大きいカイトには慣れていないので動かせるか不安だった。でもアンダーでカイトを落とすよりはいい。でてみると9mでぴったり、結局エリオットと私だけで1時間以上乗りまくった。カイトが動かないせいでうまく波に乗れないのかと思ったが後で聞くとエリオットもオンショア気味だから必死でカイトを動かして何とかやっている状態だったといっていた。(ライデイングはそんなふうには見えなかったけど)
一時間で帰るからと母に言ってでたので、そろそろ上がらなくちゃと思いながら、あと一本後一本となかなか上がれなかった。波の中でのカイトをみるのは初めての母は、「これはダイナミックで楽しくなるはずだわ、1時間って言ったけど日がくれるまで上がってこないと思ってたわ」と笑っていた。その後マナフーズで買い物をしてから家に戻り、アンドリューも交えて軽い食事をして全員すぐ就寝、母はベランダのベッドが気に入り、そこを自分の部屋と決めた。鳥や緑が好きな母らしい。「気持ちいい!」と食べたらとたんにごろりとなる母。
とりあえず無事に二人が到着、で第一目終了だ。

2009-09-13

9月12日 Bigger Cleaner Surf!

今日も朝11時にレインズへ。先についていた靖君からの電話であまり風が吹いていないという。着いてみると確かに弱いんだけど、沖のほうで白波が見えてきた。波は昨日よりセットが大きく、昨日よりクリーン。これは乗りたい。
雲が来る前にちょっと風が上がりその後落ちる、というパターンが繰り返され、少しの間様子を見ていた。ワンが最初に出て行った。ストラップレスで8mのCカイトというセットアップなので昨日おとといは強すぎてだれれなかった彼だけど、今日は一人で楽しそうだったが、彼の8mで弱そうだったので結局30分くらいは様子を見ていたと思う、風が少しあがってきたように見えたので7mをはってアウトへ。でもやっぱりちょっとアンダーだった。ほかにも何人か出たけど結局皆かなりアンダーで、走ることは走るけど波に乗って下ろうとするとカイトにパワーが足りなくなるので思い切り波に乗れない、せっかくサイズもあってきれいなフェイスなのに、残念。そのうちくもが来て風がかなり落ちたので皆あわててビーチに戻った。
ずっと待ってるとまたちょっと風が上がってきた、このまま帰るのはもったいないのでもう一度だけ雲が来て風が落ちるまでの一瞬乗ってみようと、出て行ったがでたとたん雨が降り、風が落ちた。やばいなあと思いつつ、もう一回風が上がって車で何とか海の上で踏ん張った。
その後はまた上がってきて、何本か気持ちよく乗れたが、今度は風が落ちる前に、とビーチに戻った。そのころには足も疲れていたから片付けたけどその後もまたかなり吹いたりやんだりだった。

毎日波があって嬉しい。今年はいいスタートだ。このまま波がどんどん来ますように。

9月11日 北うねりと911

朝、今日が9月11日ということに気がついた。あれはもう何年前になるのだろう?レッドブルキングオブザエアーというフキパで行われるコンテストのために朝早くからビーチに行ったら、そこであのニュースを聞いたのだった。その日は思いがけなく結構いい波が入ってて、これはいいぞとやる気になっていたのに、あまりのショックでどっと暗くなり、それどころではなくなり、もちろん大会もキャンセル。その日は友人のシルキーと二人で彼女の部屋で、遠くにいるお互いの家族や親しい友人たちのことを思い、またあの悲惨は事件でビルに埋まった人たちやその家族のことを思い、またそんなことが出来るほどのHatredを心に植えつけてしまう人間の弱さや恐ろしさを思いながらとても心が重くなったのを覚えている、今ではそのシルキーさえカイトの事故で天国にいってしまったが。何年もするうちにそういう傷もすべて癒される、でも忘れてはいけないことだと思う。実際にあれを行った人、そしてそれを行わせた人が誰にせよ、人間は基本的に同じで何かほんのちょっとしたことがきっかけでどんどん道がそれ、気がつくととんでもない人生を歩んでいたりすることもある。反対にちょっとしたことがきっかけでいい方向に自分が変われることもある。だからこそ、今自分がやってることや考えていることが正しいことか、本当に自分のためになることか、あるいは人を傷つけていないか、確認しながら毎日を暮らすことも大事なのかな、と思う。忙しさにまぎれて考えずに毎日を突っ走っているときがついたら自分が思ってもいなかった場所「こんなはずじゃなかった。」というところに自分がいることに気づいたりする可能性もあるから。
さて、昨日上がってきたうねり、今日は朝早くから目が覚めてやる気満々。暗いうちから掃除やらお弁当作りやら、選択、ストレッチなどしてしゃきしゃき動いていたら、「わかりやすい性格だねー、波があると動きが違う」と同居人に指摘された。
10時ごろにレインズにいってみるとすでに風は十分吹いていた、が思ったより波は大きくないし、ちょっとダンパー。でもまあセットはマストくらいはある。とりあえず11時までは出れないルールなのでいろいろゆっくり準備。4mと7mのどちらにしようか迷ったが、結局最終的に4mだと風が弱いときにかなりつらそうなのでオーバーがすごくきく7mのノマドで出た。メンズも大体の人が7mサイズ。靖君は6mのスイッチで出た。この間は同じくらいの波のときに結構やられていたが、今日はカイトを落とすこともなくかなりがんがん攻めていて途中私がアウトに出るとき大きなセットの波でスピーデイーなボトムターンをかっこよく決めている彼に思わず歓声とシャカを送る。
最初の3分以上、フキパは二人しか乗っていなくて一人はケビンプリチャード、もう一人はシマースタイルのショップのキース。二人ともよく知ってる友人だし、手を振って挨拶してフキパで乗らせてもらった。こんなに吹いてるのになぜウインドサーファーは全然出てこないんだろうと不思議だったけど、長い間誰も出てこなかった。もしかしたらいつものようにサーファーがどかないと予想してカナハに皆行ってたのだろうか?(今日は波自体がダンパー気味で良くなかったせいかサーファーがすぐどいた)カイト二人ウインド二人で十分波は有り余っていたにもかかわらず、少しするとライフガードタワーからぷーぷーと警報がなった。混んでるときは絶対にフキパには行かないし、ドロップインはもちろん、誰かが乗ってきても譲るくらい気を使っているのになあ、と残念に思う、せめてウインドサーファーが出てくるまでは乗らせてくれてもいいのになあ、と思うが確かにそういうことを考えず周りを見ないで勝手で危ないカイトボーダーがフキパに行くのを見かけることもあり、仕方がない部分もあるかもしれない。でも私たち数人にとってはほんとに少しの時間でもフキパの波に乗れることは重要で、とても気を使ってるので、ほかの人にもぜひ気を使って回りというまくなってほしいと心から思うのだ。

最初のうちは人も少なく楽しかったけれどだんだん混んできた。そのうち普段見かけない人がたくさんでてきて、人の波にドロップインしたりしだした。多分その人は自分がしていることに気づかずにやっているんだけど、レインズでは皆かなりルールを判ってある程度上手な人ばかりだし、ドロップインなんて論外、だから一人でもそれをやるとその人はかなり目立つし顰蹙を浴びる、それだけで海の雰囲気が変わってしまうのだ。
午後になると20人くらい出てきた。カイトの性能がよくなってレインズでもでやすいこと、また波がそれほど大きくなかったこともあるんだろうけど、これからはどんどん混んでくるのかもしれないなあ。あまりにいないのも寂しいけど、これ以上は増えないでほしいというのが本音、少なくとも来る人は確実にルールを守ってほしい。
とはいえ皆久々の波に楽しそうに乗っていた。波ってなぜここまで私たちを高揚させてくれるのだろう!?

オーバー気味の中ボトムターンとオフザリップの繰り返しで足が疲れすぎて踏ん張れなくなるまで乗り、1ラウンドで終了。2時間半ほどのすばらしいセッションだった。
その後カイトビーチに移動し、麻生さんたちと合流。麻生さんのライデイングも昨日よりさらに力強くなり、ボードから離れたり人が多いところでも対処できる余裕も出来ていた。森川さんもかなり吹いているなか、安定したボデイードラッグを一人で出来るようになり、かおるちゃんはかおるちゃんでオーバーの中力強いフォームでがんがん乗りまくり、皆にとってすばらしいカイトデイだった。夜は麻生さんが皆にご馳走してくれ、日中撮ったビデオを見たり、いろんな話を聞いたり。カイトやウインド、スタンドアップパドルは体の大きな筋肉を使うのでやせやすいんだ、と聞いた。それにしては私はやせないぞ、と思ったけど。もともと麻生さんはダイエットの目的でウインドを始めたらしいけど、あの集中力と向上心は人並みじゃない。それから学ぼうとする謙虚な態度というか、頭が固くないのだ。彼を見ていると、自分も何かを学ぶときはああいう姿勢であるべきだな、と学ぶところが多い。乗りあえて上がってきた笑顔はこっちまで幸せになる。
まったく違う普段の生活をしていても、カイトという共通項で会ったとたんに親しくなれ、仲間としての絆が生まれる、カイトってすばらしいなあと思う。
ところで、彼は立派なお医者様なのだが、最近注目の美容整形は、ときいたら金の糸を皮膚に入れること、だそうだ。何でもエジプトのピラミッドに会ったミイラにそれがされてあったとかから来るらしいけど、まあそんなことまでして美しくありたいという情熱をほめるべきなのか、彼自身は皆を美しくすることで皆が幸せになってくれることを生きがいとしているようだけどだからといって見かけだけの美しさがすべてではないと言う考えらしいので、よかったよかった。

皆体がぱきぱきで疲れもあるが、明日もまだグッドコンデイションは続きそうだ。

2009-09-12

9月10日 Swell Rising

朝カイロの先生で治療を受けてからカイトビーチへ。
風が弱くなるという予報で、朝はまったく風がなさそうだったのに12時ごろになるといつもと変わらないくらい吹いてきた。

風が弱ければ森川さんのレッスンを中心にやるつもりだったのだけれど、これではちょっと吹っ飛ばされそうで心配、ということでまずはスタンドカイトで少し練習、そしてビーチスタートのイメトレ。
カイト操作がすごくよくできているのでぜひともボデイードラッグをさせてあげたいのだけれど、華奢だしもし吹っ飛ばされてしまったら危ないのでもう少し待ってもらいその間に麻生さんは海でライデイング。彼のライデイングがどんどん上達していくのを見て、森川さんは自分が海に出られないのがとってももどかしそう。
麻生さんは昨日の課題がかなりクリアできてきて、見ていても嬉しくなるほど上達してきたし、走りのスピードがどんどん速くなってきた。
一度カイトトラブルが起きて、近くまで行って『片方のラインだけまいてセルフレスキューしてビーチに戻ってください』と指示し、ボードだけもってビーチに戻った。岸から近いところだったので、ちょうどセルフレスキューのいい練習になるなと思っていたら、なんだか速いスピードで下に流され始めて岩場に近づいてきた。いそいで戻ってみると途中からふと両方のラインを巻き始めてしまいカイトにまたパワーが入ってしまったらしく、あわてて片方のラインをはずそうとしたら今度は絡まって取れなくなったらしい。靖君がみていてくれて急いで岩場のほうに行っててくれ、カイトをリリースして無事だった。私や靖君はトラブルに慣れているのでそんな大事には思わなかったけれど、麻生さんはかなり怖かったらしい。でもこういうのは何回か経験するうちにだんだん冷静に対処できるようになっていくので私たちが見ているところでトラぶってそういうときの対処法をおぼえてくれたほうがいいかもしれない。
その後風がさらに強く、がステイーになる中、一度だけ森川さんと一緒にボデイードラッグ。早く乗れるようになりたそうな様子で、一人で練習させて上げられないのがかわいそうだが、やはり安全第一、何かあってからでは遅いので、かぜが落着くのを待つしかない。麻生さんの2ラウンド目は7mを張って出艇。7mなんて日本では使ったことがない、とのこと、最初は動きの速さになれないようだったが後半はそれをうまく利用してすごくスピードが上がってきた。最後にすごくかっこいいトウサイドが決まり、思わずビーチで私も歓声を上げてしまった、が、次の瞬間スピードが出すぎてカイトが海に落ち、裏返しになり、そのまま引っ張られて突き出ている岩場のほうへ、引っ張られた。ビーチからすぐにリリースの指示を出して靖君が海に飛び込み、カイトをキャッチ。とにかくカイトが岩場の近くで落ちたらそれをリランチしたときに自分が岩場のほうに引っ張られてしまう可能性があるので迷わずリリースしたほうがいい、と言うことを覚えてもらっただけでも価値があるかも、それにこの二日で目に見えるように上達、最後にビデオを見てもらってさらに自分のライデイングの欠点を自分で分析してもらったのできっと明日はまたやる気満々だろう。

さて、今晩来る予報のスウエルはちょっと気が早かったようで午後3時ごろからもうすでにフキパでは6フィートほどのセットが入ってきたらしい。カイトビーチにいたらレインズでよく会う友人に、『友子なんでここにいるんだ、レインズデやらないのか、波入ってるぞ、」といわれた。帰り道みてみたらセットの間隔は長いが確かにはっきりしたラインでウエストっぽいうねりが入っていた。アー残念、ま、これからさらに上がってくるはずなので明日に賭けよう。

夜はジェイミーが釣ったマグロを大量に買ったのでそれで2種類のSeared Ahi(洋風たたき)をつくった。アンドリューの友人たち3人が遊びにきてくれたので一緒に夕食を食べ、その後いろんな話に盛り上がった。サラという女の子はカナダの北極圏、バフィンアイランドに住みいろんな冒険をやってのけているすごい子、まだ21歳くらいだというのに、グリーンランドをスノーカイトで2300マイル横断、また北極点にも何度も到達したり、モンゴルの草原を1000マイル(1600km!)バギーとカイトで旅したりとすごいのだ。両親がもともと冒険家だったらしく、兄弟で子供のころからそういう生活をしてきたらしいけどそれにしてもすごい。フイルムの勉強をしていて、これからアラスカのノームのごみ問題についての映画の編集に取り掛かるという。こういう元気な若い女の子がいるのは頼もしい。同じようなExpeditionタイプの旅を好むアンドリューはいろいろ話が合って嬉しそうだった。世の中にはほんとに面白い人たちがたくさんいるものだ。

2009-09-10

9月9日 Good wind for kiting

Rider:Asou
やることがたくさんあるから、と朝早起きして暗いうち5時ごろ起きたのはいいが、気がついたらまたごろっとなって二度寝していた。起きたのは8時ごろ。結局やろうと思っていたリハビリ運動、新しい車のセットアップや掃除や、板の置き場作りなどどれも出来ないまま9時半ごろ家を飛び出す。

町で用事を済ませてからカイトビーチへ。
今日は2年前にお会いした麻生さんと一緒にカイト。2年前はウインドをはじめたばかりということで普段は仕事が忙しくてそんなに出来ないらしいのに、すごいガッツで合宿のように練習していたのを見て、びっくりしたのを覚えている。あれから2年なのに、なんだか体つきが全然違って贅肉一つない引き締まってがっちりした印象。この2年間一生懸命海通ったんだろうなあ、というのが伺えた。カイトも基本的なことはとてもよく出来ていて、何よりとても安心感のあるライデイング。周りをすごく見ていて危なげがない、これってどんなトリックができることより大事なこと、トリックはすごく上手でも周りが見れないとか、イケイケで危ない人も多いのだ。
彼の課題であるトウサイド、そしてスムーズなターンもほんのちょっとのアドバイスですぐかわった。ほかのこともちょっとのアドバイスですぐ上達しそうなのでこの何日かで、『ああ。きてよかった』って思ってもらえるほど上達できるといいなあ。靖君、かおるちゃんもずっと一緒に見守ってくれていた。日本人のカイトボーダーが来ることは少ないので仲良くなれるのはとても嬉しい。

今日は風も吹きすぎず、ガステイーでもなかったので海にでているカイトの数もすごかった。
明日はちょっと風が弱まる予報だけどどうなるだろう?写真はレジェンドカイトボーダー、ルーとその赤ちゃん、毎日のように、本当に大事にかわいがってる様子で子守をしている。

2009-09-09

9月8日 Early Santa

今日はなんだか、もらいものづくしの一日だった。
まずジミーさんのところに行ってボードのオーダーをしたついでに彼の敷地にたくさんみかん、アボカド、ライチー、マンゴーなどを袋二ついっぱいになるほどいただいた。これはいつもらってもありがたい。
郵便局に行くと大きな段ボール箱が届いていた。なんとこの間マウイに来ていた藤原夫妻からのもので、こちらでは手に入らないような佃煮やら漬物、クッキーやおせんべい、お団子作りセットやご飯にあいそうないろんなもの、こうや豆腐、かりんとう、梅干、昆布などとにかくありとあらゆるものがはいっていた。こっちは別に御礼されるほどのこともしていないのに、でもすごく嬉しい!クリスマスが3ヶ月早く来たみたいな気分。
そしてカメラマンのひがいさんからは、スノーボード、雪山ポスター3枚、思い出深いショットばかりなのでとても嬉しい。ひがいさんとはずいぶんいろんなところに思い出深い旅をしたけど、一緒に旅していて最高のパートナー、とぼけてて面白くて、でも仕事はすばらしい写真を残すし、話していてホントに楽しいのだ。またどこかに一緒に行けるといいなあ。

ビーチでは発明や改良が得意なブレットが、また何か面白いものを考え出したようで、ハンマーヘッドフットストラップなるものをくれた。ジャイブするのにとてもやりやすくなるという両側に突き出したハンマーヘッドのような形のストラップ、でも確かに試してみたらジャイブはやりやすかった。
その上夕方には新しい車を買った。これはもらい物ではないけど、なんだが自分のところにたくさんのものが届いたなあ、という気分の一日だった。

カイトはナッシュビーチで、7m。上がったり下がったりの風でちょっと7mではオーバーのときもあったけれどノマドで乗ってるとガステイーなコンデイションに気がつかない。いいぞいいぞ。

9月7日 掃除

家族がもうすぐマウイにやってくるのでその前に家の掃除をしなくちゃと今日はいくつかの部屋を掃除し、また自分の物置にあるものなどを整理をした。
奥のほうから昔のスノーボードビデオなどがたくさん出てきた。ほとんどカビが生えかけてる状態で、もうビデオだから見ないけど、でもあまりに思い出深いものが多いので(何度も何度も見てイメトレしたりしたから)捨てる気にもなれない。どうしようか。

昨日のヨガのせいか、それともその後やったカイトのせいか、なんとなく腰の調子は良くない。で、今日はカイトをお休み、と思ったんだけど腰曲げながら掃除するのもあまりいいとはいえなかったかな。

写真はホノルアベイ、冬に来る世界でもトップクラスの波で有名だけど、波がない日はこんなにきれいでシュノーケルに最高のスポットでもある。

2009-09-08

9月6日 曇り空

ハイクは朝から雨、朝晩すこしずつ涼しくなってきているので冬が近づいていることが感じられる。
今日はハーフプライマリーの日なので久しぶりに念願のヨガクラスへ行くことにした。ずっと行きたかったんだけれどなんとなく腰が不安でいけなかったのだが、スタジオの床にマットを敷いたら南下思いのほか嬉しかった。でも残念ながら腰のほうは動かしてないからなのか完治していないからなのか、広範かなり痛くなってきたので無理をせず、できるところだけ先生のリードにあわせてやった。
もうちょっとできるかと思ったんだけど残念。
その後カイトビーチで軽くカイト。カイトビーチもなんだが曇り空で雲の行き来に合わせて風が強くなったり落ちたりだった。腰がちょっと痛いのでとにかくトリックなどはせずアンドリューの後ろをついて回ってカメラマンしたりして終了。アンドリューはうまくなってきたけどいまだにデッチリライデイングが治っていない。写真を見せて指摘した。
私はノマドの7mで乗ったけれど、普段4mでもいけそうな風でも持ちこたえることができる気がするデパワー。
夕食は大好きなフレッシュモツレラチーズを買ったのでイタリアンにして、昨日大量にやまちゃん宅でもらったアボカドとあわせてトマトとバジルとあわせてもりもり食べた。おいしい!