2021-04-04

4月1日 春爛漫

なんと4月突入!

マウイもとうとう春がやって来たという感じでノース側の波は無くなり、サウスに波がちょこちょこ入って来ました。波がいくらでも来て、これでもかこれでもかとやられて、謙虚にさせられるシーズンが終わりに近づいているのは寂しく感じますが、新しいエネルギーも感じる季節。花が咲き、鶏たちもチビが生まれ(どこで隠れてあっためていたのやら3羽の母親が子供づれて歩き回っています)雨も少なくなって来ました。

(この記事はカタログ号Surf Stories,他にNALU,そしてもうすぐ出るBLADEにも内容は違う会レニーの記事を書きました、よかったら読んでみてください)
ここのところマウイのウオーターマンを代表するカイレニーのインタビューや取材をすることが数回あり、もともと彼はすぐ上達するし、大会とかでも自分で引き寄せてるかのようにピンチの時にいい波を掴んだり、最後の最後に優勝したりするのですが、彼の上達やいろんな新しい技のメイク率のスピードが最近さらに増してる気がしてその話をしたところ、自分でもメソッドがわかって来たんだと上達が早くなってることを認めていました。ほんの少しだけ雑誌の記事にもその内容を紹介しましたが、結局大事なのはどんなすごい人でも、いめーじをうかべること、その人なりの小さなステップの積み重ね、そして自分にはできると信じること、そして焦らずに忍耐強くできる日までトライし続けること、のようです。

私は子供の頃から運動が苦手で体力もありませんでした。
今でも全くバランスも運動神経もないんですが、なかなか上手くならないおかげで辛抱強く熱心に練習する精神力だけはつきました。そしてそれなりに自分はどうやると上手くなれるというのがわかって来た気がするし、ウインドサーフィンでそれを時間かけて理解したおかげで他のものにも同じようなアプローチでトライする気になるし、トライすればトライするほどそれが理解できてよりそのやり方に磨きがかかるようになって来ました。相変わらず人より上達はめちゃくちゃ遅いのですが、遅いことを自覚して焦らずにやり続ける、人の倍かかるなら人の倍練習すればいいだけのことなのです。
そしてスポーツとかリクリエーションでそれを知ると今度は仕事にもそれが使える気がします。使える気がするだけで仕事にあまり反映してませんが笑


自分が波に乗るのも楽しいのですが最近、障害のある友人にウイングを教えたり(教えるというか安全だけ見てる、そして道具の不便さをどうやって彼使用に改造するかなどを一緒に考える)小さな子供にサーフィンを始める前に海を怖がらせないよう楽しむ方法や、波乗りがやりたい〜と思わせるような遊びなどを共有したりすることでも、充実感を感じさせてもらってます。
特に6歳の子には最初は一緒に海に入ったり、サップの上に乗せて一緒に波に乗ったり、サップの上からジャンプしたりすることから始め、次の時には私がプッシュして波に乗るようになったのが、先日お母さんから、自分で岸辺まで波に乗ってきてはまた沖に出て行くその子の動画が送られて来て、めちゃ嬉しかったです。

ノースの波がなくなって来て、ちょっと気が緩んだのか、腰まで緩んでぎっくり腰をやってしまい1週間ほど動けずにいましたが夏は夏で何か新しい挑戦、目標を作って毎日を有意義にそしてプッシュしながら過ごしていけるようにしたいと思います。
足がなくても手がなくても頑張り続けてるジョッシュ、目を見張るほど最近サーフィン上手くなって来た。
パートナードッグのマヤがちゃんと腹筋使ってやってるかチェック中。

それにしてもいつも冬はあっという間に終わってしまうなあ。次の冬が来た時には、冬の準備はバッチリ!と言えるように夏の間に体を鍛えて色々やっておかなくちゃ。
ちなみに興味があったこのファンデーショントレーニング、無料で12分間のトレーニングが出てたのでこれをリハビリ運動にプラスしてみようと思います。
体の基本的な動きを正しい筋肉を使ってできるようになり感じ。12分だけなのでできそうなきがする。