2020-02-03

ビッグウエイブ用語(スラング)紹介

1月後半からずっと波が続き、ノースショアでも信じられないくらいいいパイプが永遠に続くかのように割れていたと聞きましたが、マウイも小さめのペアヒが5日ほど続き、その間にはクリーンなコンディション風あり、ウインドやカイトコンディション、トウインコンディション、そしてペアヒちゃんレンジャーコンディション(小さめに割れて人がいないか少ないか、とはいえ小さめでも割れれば15フィートくらいでウエストスウエルだからボコッとチューブになってりもしていましたが)
7年前に来て衝撃的なライディングとアロハなバイブレーションでみんなと仲良くなって帰っていったサムさんが久々にマウイ登場、今回もペアヒを狙いながらいろんな話や行動でアロハや波乗り道を教えてくれました。そして同行した宮崎の子もちゃんこと小森たかしくんもピアヒチャレンジ。最初の日はビュービューの風の中トウインもいてとても乗れる気がしないといっていたけど(でも安全に出て帰って来ただけでもすごい)結局その後メロー(?)な日に出て貸切ペアヒを堪能。その話と写真はそのうちレポートしたいと思います。


ずいぶん前の話ですが、11月に開催されたピアヒビッグウエイブチャレンジの時の解説があまりに面白いと評判でした、何が面白いって、ビッグウエイブや巻かれた時の表現が的確でありながらユニークで笑いを誘う、そして大波に乗れなくても雰囲気が伝わるものが多かったから、英語なのでなかなかわかりにくとは思ったけど、ちょっと会話の中で活用したり、どこかでそのフレーズを聞いた時に、おーそういう意味かとわかったら面白いんじゃないかと思ってリストアップしてみました。

普段から面白いフレーズをよくいうデイブ・カラマ、仏頂面しているようで実はめちゃくちゃユーモアのセンスがある人で、ピアヒの解説で多くの人が面白いと言ってました。
というわけで書いた原稿そのままここにアップします。


Peahi Challenge side story Big Wave Terminoligy 
ピアヒチャンレンジで出てきたビッグウエイブの英語表現

サーフィンにはいつの時代にもサーファーにしかわからない表現やSurf Lingo(サーフィン用語)と言うものが存在してきた。
ビッグウエイブサーフィンだからこそ、その表現はさらにビビッドになるのか、ピアヒの波を知り尽くし、自分も生と死にこの場所で直面してきたデイブカラマだからこそなのか、大会のアナウンスがあまりに面白いと評判だったので、その表現力を紹介したい。


ニューカマーの紹介
(15歳タイシンプソンカネのチャージ)
There are some new blood out there, very new blood, and Jaws is hungry”
今回は新しいメンバー(blood)がいる、めちゃくちゃフレッシュな。そしてジョーズはその血に飢えている。
(fresh bloodの他にもfresh meat もよく使う)

ラインナップでの心境について
There are butterflies ,well not just butterflies , they are like bald eagles in your guts. “
心臓に蝶が羽をバタバタさせてる(ドキドキするときの表現)はず、いや、単なる蝶じゃない、白頭鷲(最も大きな鷲)が体の中でバタバタしてる感じだろう
“ you might not see in the screen , but there are swarm of butterflies attacking those guys right now”
テレビのスクリーンには映らないかもだけど、蝶々の大群が押し寄せてラインナップの選手たちを襲っているよ。






Maui Glass is common term here which means anything under 20 knots of wind. 
マウイグラスとはここでよく使われる言葉だけど、強風が吹くマウイでは20ノット以下の風ならそれはマウイグラスと呼ばれてグラッシーなうちに入るんだ。

第一ヒート最初に波に乗ったツイイギーとその次の波のチューブに乗ったラッセルについて
twiggy's butterfly got ripped in Half” 
トウイギーは一発乗って胸の中のバタフライを半分に引きちぎる事ができたね。(これで一息落ち着けたという意味)
"and Russel Bierke just crushed the butterflies "
ラッセルもバタフライを手で握りつぶした。

3人連続で巻かれているのを見た後
Jaws is an equal opportunity abuser"”
ジョーズでは誰もが公平に暴力を振るわれる機会を与えられる” (equal opportunityとは差別化をなくすための社会について語る時よく使われる言葉)

躊躇を見せた後巻かれた選手について
you are already on A tour bus, you might as well go"もうツアーバスに乗っちゃったんだから行くしかないでしょう。

ひどいワイプアウトをしたサーファーを見て
Mike Tyson said , you have a plan until you get punched in the mouth"
マイクタイソンの言葉だけど、「誰だっていいプランを持って向かってくる。でも一発口にパンチ食らったらプランはどっかに吹っ飛ぶ。」



ヒート終了間近に
It's time to empty the tank”
燃料タンクを使いきる時間がきた。(持ってる全てのエネルギーを使い切って最後の力をふりしぼれ)


Jamie Mitchell の真っ逆さまのワイプアウトについて
Pass up go-go and straight to jail”
細かい手続きなしでまっすぐ監獄行きだ。

ガンボードの良し悪しについて話しているとき
It's not the skis, its the skier, it's not the arrow, it's the indian”
滑る時に大事なのは板の性能よりそれに乗るひと、矢ではなく矢をいる人。大事なのは道具よりその人の技量。


threading the needle “ 
針でチクチク縫っていくように危ないセクションを何度も切り抜けてメイクする。

大きなチューブを抜けてきたイーライ・オルソンに対して
He got shampooed, actually more like car washed ”
チューブでシャンプーして出てきた、(ちょっと水がかかるようなチューブから出てきた時よく使う言い方)いや、どちらかといったらカーウオッシュって感じだな。

ワイプアウトでものすごい水圧をくらった選手に対して
He got firehosed" 
消火ホース並みの勢いの水圧で吹っ飛ばされた。

Albeeのワイプアウトについて
He just paid full retail , maybe 10% extra” 
pay the price( ツケを払わされる、痛い思いをするというような意味)
今のは割引なしのフルプライス払わされたね、いや1割り増しだね” 

波に叩きつけられるように巻かれたのを見て
He is getting hatched “
斧で叩き割られた

テイクオフしようとしながらドロップしなかった選手について
A little window shopping there" 
(買わずに見るだけの)ウインドショッピングだったね。

波を綺麗にメイクし、チャネルまで乗りつないだ時
He got every morsel off the bone" 骨についたひとかけらの肉も残らず平らげた。
チューブの中の白い泡を見て
“ it wasn't a foam ball(通常チューブの中の白いスープのことをこう呼ぶ), it was igloo!
フォームボールというよりはイグルー(エスキモーの住む白い氷の家)だ。

波質に会うボード選びについて
you don't use fork to eat Poi"
ポイ(ハワイのパワーフード)を食べるのにフォークは使わないだろ?

後ろから巨大なスープに飲み込まれたフェリシティーを見て
She just got heavy gravel truck dumped on her”
重い砂利を積んだトラックが彼女の上に積み荷をおとした

セットの波に乗るべきか見逃すべきかについて
One side is knife edge cliff and the other side is big avalanche coming at you , you are playing with fire being on the lip so its better go no matter what”
リップにいるのは火遊びのようなもので危険、片側はナイフのように切り立った崖っぷち、反対側には巨大な雪崩が自分に向かってきてる、どっちも危ないなら行っちゃったほうがいい。

なかなか大きすぎてイメージがわかないピアヒの波ですが、こんな表現の数々で少しはイメージが湧いたでしょうか?




2020-01-09

1月9日 2020!


(遅ればせながら)あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします!

すでに年が明けてから10日も経ってしまいました。フェイスブックなどには今年の目標などいろいろ書いてはおりましたが、こちらはほったらかしになっていた。

今年の目標は
1怪我のない一年
2波が来た時それに合わせて移動できるくらいの余裕のあるスケジュール
3誰にでも心のこもった接し方をし、丁寧に生きる。
4今より出すゴミを減らす。(マウイではかなり減らしてるけど旅先や日本ではどうしても多くなってる)
5飛行機や自動車に乗る量を減らすのはなかなか難しく、人一番guiltyなのでそのぶん二酸化炭素のエミッションをゼロに近づけるよう挽回方法を考える。
何年もLive Simplyが目標だったけど、私の頭の中は決してシンプルになることがないのでシンプルな生活を目指しながらももっと具体的な目標も立ててみました。


去年は今まで2、30年くらい環境、気候の危機と言われていたことが実際にいろいろ起こり、現実味を帯びてきた年であった気がします。少なくとも私にとっては今までもわかってはいたけど、そして20年前くらいにこういう風になるから、ほんとにやばいから生活を変えないと、とよく言われていたことがはっきり起こり始めてわかってはいるけどまさか起こるとは思ってなかったことまで起こっているそんな感じです。

できることをできる範囲でやろう、という時期はもうとっくに過ぎていて、ちょっと不便だと思うようなこともどんどん実践し、私たち個人ではなく、大きな企業、行政、町単位、国単位で動かなくてはならない時代に(それでも遅いのかもしれないという不安もありますが)なってきた気がします。
とはいえ私が国を動かせるわけではないのでできることはみみっちい自分ができることにしかフォーカスできませんが。

でもせめて自分の生活や行動にもうちょっと責任を持てる一年にしたいとは思っています。まずは知ること、知らないで環境、地球に良くないことをしてることはたくさん。え、それって悪いんだ、とかそれってそういう仕組みなんだっていうこともたくさん。環境を破壊している国の動きや政策もどうやったらそれを変えられるのかといえば最終的には私たちの生活態度や政治への関心で帰ることができる、それを自分や自分の周りで伝えられる人たちに伝えたり、教えてもらったりしあいながらどんどん変えていければと思います。

とはいえ、自分の軸の部分は変えたくない。例えば旅することに飛行機使ったり自動車使ったりするのはにとっても環境には悪いけどそのおかげで私は自然の偉大さや大切を知る経験ができていて、これだけ危機感を感じたり、なんとかしなくちゃと行動を起こそうとしているわけで家にいてあまりそういうことを感じない生活をしていたら反対にいつまでも今まで通りプラごみ使ってはゴミ箱に捨て、洗剤で水をザーザー使いまくって洗いっていう生活を続けていたかもしれない。だから海だって、サーフボード自体は環境に良くないかもしれない、でも海に入って波に乗ってきたことで海に対する愛情や敬意は溢れるわけで、それがなくなってしまったらとんでもないことになる、海を綺麗なまま、元気なままにしておきたい、という気持ちは誰よりもあると思うのです。だから自分なりに地球に害を与えている文のオフセットを考えて、いろいろ実践していければと思ってます。これもまたプラごみアートと同じでなんだかゲームみたいにある意味楽しめる気がする。

自分がどれだけ2酸化炭素を出してる生活をしてるか厳密にではなくてもある程度調べ、そこからじゃあ何をしてそれをカバーするかを考えたいと思います。そのわかりやすい方法が見えてきたら多くの人にシェアして、自分なりのチャレンジとしてお互いのオフセット活動をシェアしあったら、できた〜今月はダメだったら来月がんばるーって楽しみながらできる気がする。

そんなこんないろいろ考えていますが、まずは普段の生活のゴミを減らす、あっと気づいた時にはすでに手にしている(マイカップ忘れとか、入りませんというのを忘れたとかで)使い捨て容器なんかを減らし、お皿を洗ったり洗濯をするときも環境にいい形をできるだけ実践。まあ、貧乏暮らしなので結構マウイにいるときは実践できてはいるんだけど(まだまだ伸び代はいっぱいですが)もっともっと頑張れれば、そして実際に起こっていることなど身近な研究者や現場で調査している方々から聞いた話もシェアできればと思います。

とはいえ旅も続けたいし、キャンプ、ツアーも続けます、それが自分ができる多くの人に自然の偉大さ、大切さを伝える方法だと思うから。
思い切り外で遊んで、恩恵を受けて、これがなくなったら私はどうすればいいの?っていうくらい山や海や波や雪を好きになってほしい、それが一番手っ取り早い自然を大切にするための方法だと思っています。

Protect what you love. なんて言われたくても大事な家族、友人は大事にしますよね。自然を心から愛し、大事に思っていれば、絶対守ろうとする、みんながそんな思い出繋がることができればと思いながら2020年スタートしています。

どうぞよろしく!

3月15日までマウイにいて(マウイ滞在中もサップレッスン、サップガイド、そのほか諸々マウイらしい楽しみ方をガイドしますのでお問い合わせください。詳しくはこちら)その後日本に帰ります。日本でのツアーなどまだ空いてる日程もあるので是非お問い合わせください。

ツアーイベントの日程
3月19−21日、23−25日 西表サップツアー
3月23日 葉山paddle with Aloha Trash 2 Treasure イベント
3月27、28日 西表キッズキャンプ 
29日  キッズフィッシングキャンプデイ by One Ocean
31日  石垣島 Trash 2 Trasureイベント
4月8−10日 種子島 Trash 2 Treasure スタッフ合宿
4月12日 宮崎 SURF CITY 宮崎 Trash 2 Treasure イベント
4月16−21日 ANA ウインドサーフィンワールドカップ
4月26日 パタゴニアサーフ東京 Trash 2 Treasure イベント

鎌倉でのサップレッスンが今の所できる日程
4月2、3、4、5、6、14、15、25日
5月連休 6日まで

他にもいくつか企画、予定がありますが決定したらお知らせします。
イベントやツアー参加、気軽にお問い合わせください。

2020-01-08

1月8日 年末のビッグスウエル覚書 

ニューイヤーズ・イブは予報通りジョーズが割れるほどの大きな波がやってきた、が、強い風も一緒にやってきたので普段のようにピアヒをパドリングでテイクオフするサーファーはいなかった。というかわかっていたためほとんど来なかった。

でもきっとウインドサーファーやカイトサーファー、そしてトウインサーファー達は待ってましたとばかりに挑戦するだろうという予想は的中。

トウインデモウインドでもカイトでも今までにないようなマヌーバーやビッグウエイブをメイクしたりする映像や写真がたくさん残された。

私自身もちゃんと丘から見ていたわけではないので詳しいことはかけないけれど、説明がなくても写真だけで十分なくらいの迫力あるショットばかり、なのでここに残しておいて後々の記録としておこうと思う。


 Mauricillo Browne
 Kai Lenny
jason polakaw


 多分 Tylar Larronde

 robby Naish
 Jesse or Patri
 marcillo Browne

 多分今まで見たペアヒショットの中で一番ラディカルなウインドのライディング


 Robby Naish

 jesse richman

 Kai Lenny