2014-11-30

11月30日 Windy Days 続く

マウイの代表的なサーファー、ディノの友人でイブがマウイにハネムーンに来ていてカイトを従ってるから情報を教えてほしいときょうこちゃんから電話があり,一緒にカイトに行く事に。デイブは実はパタゴニアアンバサダーなので名前は知っていた。ディノとはずいぶん前から撮影のサーフトリップなどで長い付き合いらしい。

最初にレインズをチェックしてみたが、レインズにしては風もいいし結構いい感じではあったが,初めての人にはあのリーフを歩いて出て行くのはやはりいやなのだろう、いまいちやりたくなさそうなのでカナハにいく事になった。カナハは十分風もあり,波は肩,くらいかな、最初はまだ空いてたので楽しかったが、12時半頃にはもうさすがに私は人の多さにストレスを感じ,またバンピーな海面で膝が疲れてきたので上がった。
その頃にはデイブもディノもすでに撤収済みでビーチにもいなかった。

いったん家に戻ってお昼を食べていると靖くん達からお電話。
3時頃カイトビーチに行くと言う。ことしはあまりかおるちゃんと一緒にカイトできなかったので帰る前にもう一回くらい遺書に載りたいねと言っているうちにもう彼女達も残り3,4日になってしまった。これからかおるちゃんは乗るというのでやっぱりもう一回行く事にした。腰にあまり負担が来ないようストラップ付きの板にして出艇


やっぱりどんなときでも出てみると,あー、出て良かったと言う事になる。ただしちょっと今日はバンピーな海面でやり過ぎて夜腰も肩も膝も合致がち、ちょっと許容量オーバーだったかな。


2014-11-28

11月28日 今日もまた感謝の日

昨日はカブリナのピーターの奥さんリサに頼まれ,カブリナ家のわんちゃんのお世話をしていたのでハイクでの目覚め。朝からザーザー降り。20年以上ハイクにいたので,これが当たり前に思っていたけどいまワイルクに住んでみるとやはりハイクはかなり雨が多い、島中こんな雨だと思うと実はそうでもなかった事がワイルクに住んでみて分かった。
実は今日は私の誕生日。皆でカナハで集まりバーベキューをするはずだったけれどカナハも雨と風が凄いので島のなかで唯一晴れているラウニポコに場所変更。いろんな人が集まってくれていた。私だけでなく,みほちゃん,きょうこちゃんも数日前が誕生日なので一緒に祝ってもらったのだ。
雨が多いのはいやだけど雨が降れば虹がでる。ラウニポコから見える谷にきれいな虹がかかった。

かなちゃんとヒロさんの結婚25周年のお祝いも!皆のリクエストにいやいやながらのチュー。ヒロさんのびっくり顔が可愛い。
昨日マウイに到着したふみよさんがダンスの先生だと聞いていまダンスをやってる日なのは『ねえ,遊ぼー』と皆のいないビーチの方にふみよさんを引っ張っていった。ちょっと興味があったので見に行ってみるといろいろやってる事見せて教えてもらってるみたい。好きな事に夢中になるって素敵だな。

それにしてもラウニポコもものすごい風で,食べ物が飛んでいってしまうほど。晴れてるだけ良かったけどそろそろ風も落ちてほしいなあ。

Facebookや,メッセージや,メール、お手紙や小包、そして直接祝ってくれた友人や家族など、一人一人に感謝。どんなに多くの人に支えられ,導かれ,教えられながらここまで来ているのかを実感する事が出来た。いくら歳を取っても日々学ぶ事は多い。

2014-11-26

11月26日 予想外のFun session

波は大きいけどノース側はオンショアでストーミー、とても波乗りできそうにない。今日もフラダンスのクラスに行くつもりで行く途中にハーバーに寄ってみたら,思っていたよりずっと乗れそう。チェックしているとちょうどカイとロビーサンとミッキーが上がってきた。彼らも何かボードのテストで来ていたのだが、彼らもこんなにいい涙とは思っていなかったみたい。カイが『友子最近はどんな板に乗ってるの?』と聞いてくるのでたぶんナッシュの板に乗っているのだと思っていると思って『日本ではナッシュの8ft借りて乗ってたけど今はジミーさんの7’4カスタム乗っていて結構苦労してる』と言ったら『今から出るの?』と聞いてくるから『うん、今から出る』と答えた。『波に乗るのがメインだし,漕ぐのは乗ってるうちに絶対慣れるから大丈夫だよ』と言いながら励ましてくれたけど,今思うともしかしたら自分の短めの板を持ってきていなかったのでナッシュの板を持っていたら借りて乗りたかったのかも。気が利かなくて申し訳なかったな。(どっちにしろジミーさんのボードしかなかったけど)でも私の板ちょっと乗ってみてほしかった気もするな。
ちなみにカイ・レニーのスタンドアップパドルムービーが近々リリースされる。12月11日がマウイでの初のお披露目。世界中の現在の最高峰ノサップシーンが見れる映画になっているとの事。実はこの映画のためにお忍びで日本の台風スウエルも当てようと狙っていたのだが,残念ながらタイミングが合わなかったのだ。DVDの発売はまだ未定だが、 トレーラー(プレビュー)はこちら。これ見ただけでもわくわくしてくる。

カフルイハーバーがいいときはショートボーダーロングボーダー、ブギーボーダー,そしてローカルも大勢いるので混んでていつも人が気になって思い切り乗れないのだが,今日はガラガラ、ミドルズは終始サーファーが2、3人,そしてスタンドアップが3、4人くらい。そして皆お互いのポジショニングに気を配り譲り合っていた。こういうセッションは板の違いがあってもほんとに楽しいし,譲ってもらったらこっちも2,3本、いやいくらでも譲りたいという気持ちにさせられる。何故これが混んでくると上手く行かないのかなあ。
普段からハーバーやビッグレフトがホームスポットのケンジさんもいた。「ちょっと濁ってるから怖いねー」と言いながらニコニコ乗っている。スターボードの7’7に乗っていて,でも大きすぎて面白くない,『本橋ののせてもらったらばっちりだったよ』というので私の板を試してもらったら,めちゃくちゃカッコいい波乗りを見せてくれ,『凄いいい、この板!』と褒めてくれた。ケンジさんはもともとスタンドアップ始めたのも9’6の普通のロングボードだった、だから小さな板でバランスとるのはめちゃくちゃ上手い。私の板でバランスとれたのはケンジさんが初めてかも。小さな板でコンパクトでクリーンな波はめちゃくちゃ楽しかったけれど,体力と筋力の疲労もいつもの3倍速いので1時間強で終了,痛くなる前にやめる,これが大事。

今日はウエストサイド、ホノルアベイで,ウイメンズワールドカップが引き続き行われた。波はサイズアップし,かなりハードなコンディションではあるけれど,世界有数のライトブレイク、ホノルアの波を皆,本当にカッコ良く攻めていた。世界のトップだから上手いのは当然だけど,レディースのトップがここまで上手くて凄いマヌーバーを描くという事は実は知らなかった!本当に素晴らしいパフォーマンスとプロフェッショナリズムに感動した。その上最近のレディースプロはきれいで可愛くてファッショナブルでもある。私が始めたころのサーフィンやウインドのレディースプロって言うとがっちり系で男勝りな感じが多かった。女性らしくて男性とは違うスタイルでカッコ良く決める。すばらしいな。
凄く印象に残ったのは膝の柔軟性、腰も膝も私は痛くてゆっくりでもここまで曲がりそうにないって言うようなスタンスで皆サーフしている,膝もしっかり直さないとなあ,私はいつも棒立ちになっているから。
(ケビンプリチャードat S-turn)
ホノルアからちょっと南下した所,エスターンではこれまだ年に数回しかないいいコンディションでウインドサーファーがセッションを繰り広げていたらしい。ノースショアがオンショアで波が大きすぎるとこちら側が良くなる。

今年はエルニーニョでこのスポットでいいセッションが出来る日が多いかもしれない。

2014-11-24

11月24日 short but fun session

(体も顔つきもごついけどトーテも優しい敬虔なクリスチャンのイグナシオ,新しく買ったゴープロを試したくて口にくわえて乗っていた)
 kanahaには波があまりなさそうだったけどたまに来るセットはかなりいい感じ。今日は大きめの8’6に乗って出たので腰への負担が少ない。が,昨日一昨日で腰の調子があまり良くないのでコルセットをして出てみた。かなりいい!!そして無理に波に乗ろうとせず,あまり漕がないようにしてみたらこれもいい。こんな調子じゃ上手くならないけどなあ。
 ヒロさんとかなチャンも25周年記念のナモツへの旅から戻ってきた。おかえりー
 アンダーグラウンドリッパーのジェレミーはマウイローカルなら誰でも知ってるトップサップレーサーだが,ロングボードも上手い。

 この人良く見かけるけど前はサーフィンしていたんじゃなかったかな。
はじっこの方にいるのに沖で割れるセットを捕まえてくる。まだ板には慣れていないようなのに,波に乗ると凄くいい感じで乗っていた。
マウイ一のヘリパイロットドンの奥さんドナもいい波乗ってます。

カナハ常連のキャシーも定位置でいい波に乗っていた。今日は皆ニコニコだろう。2時間ほどすると急に風向きが変わりオンショアに。そして急激に上がってきた。久々にダウンウインド気分で下りながら岸に帰って終了。
 そんな頃,ホキパではかなり掘れたパワフルな波が割れていたようでウインドでもカイトでもトウインでもスタンダップでもパイオニアであり,マウイで一番有名なウインドとカイトのスクールをしてるアランキャディッツがワイプアウトで背骨を折ったらしい。
 背骨を折った状態であのホキパの6ftの波のなか動かさないように岸まで釣れてくるなんて至難の業、ありがたい事にラインナップにはオフの消防士が大勢,そしてレスキューをよくわかっているサーファー達が大勢、ライフガードだけでなく,オフのライフガードやリタイヤしたライフガードなど皆が一斉に動いて助けたらしい。
 このなかだけでも有名なサーファー,そして知ってる消防士が何人もいる。頼りになるなあ。
アランは命には別状はなく,痛みはひどいらしいけれど大丈夫だとの事。でも何かあるか分からないから普段から一寸でも波が大きいときや,自分一人のときはライフベストは着ておくのがいいかもしれない、と改めて思った。

2014-11-23

11月23日 コナウインド Again

朝起きて波チェック、でも波は思ったよりサイズアップしていない。少しのんびりしてからでるとものすごく間隔は長いけどセットが来る。うねりも向きがウエストだったのか,ホキパはかなり大きかったようだ。

小さなボードで出たら,オフショアだからクリーンな波で平気だろうと思ったのに,かなりバランスとるのに苦労して,まだまだ完璧ではない腰には結構負担になったようだ。小さい板の方が楽しいし,練習になるんだけど今はまだ腰を痛める事はしない方がいいので大きめの板に乗って無理な体勢にする事を減らしつつ大きな板をまわし込んだりする練習をしたほうがいいみたい。

ここの所ちょっと出来る気で動きすぎたようで,腰も肩も痛む。家に帰ると先生に教わったストレッチを必死でやってるけど先生曰く,とにかく痛くなり始める前にやめること。これがとにかく一番難しい。
日々勉強。

2014-11-22

11月22日 ヘイアウ参り

昨日動きすぎたのがたたったようで今日は腰が痛い。なんか骨のおさまりが悪い感じで,ちゃんとはまってない感じがある。
大川家が遊びにきてくれたので久しぶりにちょっと先にある眺めのいい場所までいくことに。

普段はなかなかいかないけど,さすがに古代のハワイアンが祈りを捧げる儀式の場として使っていたところだけあってパワーを感じるし,素晴らしい景色。

あまりの気持ち良さに皆で寝転がる。
櫂ちゃん可愛いね!
そして儀式が行われた祭壇ぽいところ,芝生のなかを走り回る櫂ちゃんだけどこの前に来ると,おっとっと,ここにはちょっと入っちゃいけない雰囲気,と感じ取るようで,そこには入らないのだ。赤ちゃんてと何となくそういう空気を読む能力がある気がする。

リフレッシュして,また一仕事,それにしても昨日はちょっとやり過ぎちゃったかなー。

2014-11-21

11月21日 リハビリトレーニングデイ

朝はポリフィットというこの間トライしたクラスに参加。出来なさすぎるから結構楽しい,振り返ってみると私はどんなものでもビギナーの時期が一番好き、出来なくて,恥ずかしいくらいのなか頑張って上手くなるのが面白いし,伸びしろがある。

お昼からはハイクで二つリハビリクラス。一つ目のものに数日前カッコいいエアリアルのショットが出ていたマット・メオラも来ていた。膝をやってしまったみたい。彼はどちらかと言うと華奢で他のメンズに比べたら足も太さも半分くらいしかない。あれだけ凄い波に乗ったりエアリアルマヌーバーを決めたりするとき、怪我もしやすいのかもしれないな。 すでにホノルアの大会がウエイティングに入っているペイジも肩のリハビリで参加。大会頑張ってほしいところ。





(貝拾いの見習い修行中の櫂君)
ビーチに戻ってくると今日は昨日以上に風がガスティー。先生にも今日はやめておいた方がいいと釘をさされたばかりなので、カイトはやめておく事に。

なんだか今日はいろいろ動いて気分も乗りに乗っていたので変わりに4時からまたフィットネスのクラスに。でもこちらはヒップホップのダンスのようなクラスで私には全然会わなかった。お恥ずかしい事ながら昔もエアロビクスとか全然出来なかったのだが,ヒップホップはさらに体がてんでバラバラ、そっちばかりに気がいってしまって運動にもならない感じでダメ。
その上ちょっとやり過ぎたのか,夜は腰に変な痛みが。このやり過ぎちゃうところが私のダメな点。ちょっとやりたいないくらいでとめておく事,いつになったら学ぶのやら。

櫂君はボードに乗るとテンションが上がる,それも靖君の赤いボードの方は自分のボードだと思っているみたいで,すぐ乗りたがるし乗るとキャッキャいってハイテンション。この調子だと波乗り始める日もちかいね。
それにしてもこんな風に育つ子供は幸せだな。

2014-11-20

11月20日 ガスティーな強風

風が東にシフトし、ちょっとオフ気味からの方向で吹くようになると強め、そしてガスティーな風になることが多い、そしてそれがマウイの一般的な風でもある、ここの所ちょっと弱めでオンショア気味だったので楽しかったけれど、いつまでもそれがつづくとおもったらおおまちがい。

昨日乗らなかったので今日は乗ると決めていた。11時にビーチに行き,靖くんとかおるチャンを待ってかおるチャンと一緒に出艇
海が混んでいないのには大体理由がある,今日もやっぱりがスティーなオフショアが強くコンディション的にはいまいち,とはいえ,水に入って後悔する事はない。二人で日さs微さに乗れたので良し、としよう。

そしてまた櫂ともたくさん遊んだし。最近はあってもてれて目をそらす事もあまりなく,すぐなついてくれるのでさらに可愛くなってきた。







2014-11-19

11月19日 私なりのオフデイ


(ロビーさんがカイトビーチに撮影に来ていた。どこのローカルの仰々しい車だろう?と思ってたらロビーのトラックだった,そういえばいつもド派手な車に乗ってるものね)
ルームメイトが安いフラダンスのクラスがあるので一緒に行こうと誘ってくれたのでいってみる事にした。
ポリネシアダンスフィットネスと言って思っていたようなじっくりフラのステップを教えてくれるようなものではなく,どちらかと言うとズンバ(実際にズンバをやった事はないけど)のポリネシア版。
余りにリズム感のない自分に笑ってしまうほどだったが,私の前に陣取っていたかなり恰幅のいいサモア人のお姐さん達はたぶん100キロ以上あってかなり大きなお尻なのに,腰の動きが早くものすごい動き方をする。そして手先まで動きがきめ細やかでとっても楽しそうに踊るのでそれを見ているだけでこっちまで踊れている気分になってくるほど。普段エアロビクスとかズンバとか全く興味ないのだが,誘ってもらって試してみたらこれはかなり楽しかったので何でも先入観を持ってはいけないなと思った。

お昼にリハビリのトレーナーとのセッション、今日は出来ればカイトもスタンドアップもしないほうがいいと言われて素直におやすみにした。というのも風が凄くオフショアでガスティーだったから,別にやらなくてもいいや,という気分だったのだ。
そんなわけで今日はオフ,体を休めてまた次のスウエルに向けて準備だ。



2014-11-18

11月18日 引き続き波ありカイトセッション

 今日もカイト、朝は何となく雨まじりで風が弱そうだったけれどレインズにいってみたら十分吹いていた。波は最初サイズダウンしたかなと思ったけれど塩が動いたら十分サイズが合った。風が弱かったのでウインドが4、5停止か出てなかったからホキパに行きたかったのだが、小心者の私は何となくご真ん中に行きづらく、はじっこで乗ろうとするとチャンネルでフェイスがばたばた。結局勇気がだせず中途半端なところでしか乗れずまたれいんずにもどってきた。でも人も少なかったから何本か乗りたかったなあとあとで後悔。
今日もストラップをつけて乗ったのだが、昨日乗った生で足腰が疲れている。しばらくしてからトウサイドで膝をぐっと曲げて海面のぼこぼこを押さえ込もうとしたらもう膝に力が入らない。ほんトに脚力がなくなっている事を実感、膝で押さえ込めないので股関節で押さえ込もうとしているのがよくわかった。
 写真は通りがかった靖くん達が撮ってくれていたもの。たくさんとってくれていてどれもこれも反省点がばっちりはっきりわかる。とにかく膝が弱い事もあって全く膝が曲がってないままボトムターンしようとしている、そういう意味でストラップがついてるとごまかしがきいてしまうから良くない。ストラップ無しだったら重心がちょっとでも真上になかったら、ボードがピューンと飛んでいく。
気持ちよく乗れたからいいんだけどこれではほんとにダメだ。頑張らなくちゃ。






11月16日 雨のマウイ

久しぶりに島中雨模様。
 でもそのぶん虹があちこちで見える。ここ数日いろんなところで美しい虹を見るがいつどこで見てもなぜか希望が体の内側からわきあがるような気持ちにさせてくれる。例えば海に入るだけでイライラがなくなったり、落ち着いたりするように、虹も、太陽もそれぞれ人間の精神状態を健康に戻る力を持っている。そして自分さえオープンならもっと小さな自然、花や木、朝露や虫の羽音、そんなものも自分の心に癒しや励みを送ってくれる。


マウイに引っ越してきて、土地を買い、長い間つき合っていたボーイフレンドと結婚し、一緒に家を建てた友人クリスティン。近くに住んでいるという安心感のせいでずっと会っていなかった。私はいつもそう、忙しさを言い訳に(大して忙しいわけでもないのに)いつでも会えるという友人にはなかなか時間を作ったりしなくなり、気がつくとずっと会っていない、なんて事になる。
そんなわけで今日は彼女とデート。彼女の友人が家に住みながら家庭菜園をキープしてくれる人を探しているという事で、私にどうかと話を持ちかけてくれたのだが、見に行ってみると、派手な贅沢さはないながらも素晴らしい豪邸。古い木が茂り、たぶんもともとのオーナーは日系人だったのだろう、椿、ツツジ、びわ、その他二本の花がたくさん植わっている。メインの家は私が住むには大きすぎるほどでふるい家らしいどっしりと下良さがあり、オーナーが何ヶ月かに一回くらい帰ってくる時に私がとまるという小屋は、いやいやこっちに住みたいと思うほど私好みの可愛らしいコテージ。今流行のTINY HOUSEそのもので、こちらもふるい良さがあり、自分好みの飾り付けのしがいがありそうな場所。家賃はただ、自分ではとても住めないような豪邸で、その上今一番やりたいけどやれていない家庭菜園をするのが条件なんて夢みたいな話なのだが、一つだけ問題がある。海までが結構通いのだ。ハイクもカナハまでは30分以上かかっていたがレインズやホキパまでは10分だったし、乗るわけではないけどジョーズからは誰よりも近いところに住んでいた。ハイクの雨はうんざりするときもあるけどそのおかげであのうっそうとしたジャングルのような緑があり、食べ放題の果物がある。この家がハイクにあるのだったら一瞬の迷いもなくオーケーする(というか頼み込んでやら得てもらう)ところだが、以前マカワオに住んでいたとき、波がいい時についつい車のスピードを出して山を下り、事故になりそうな事が何度かあり、山の上にはあまり住みたくないと決めたのだった。クラはマカワオよりさらに海から遠い。結局私にとっては居心地のいい家も、お金も大事だけど、すぐに海にいける、そして海の様子が分かる、そんなところが第一で、優先順位のトップに上がるという事なのだろう、ボロ屋でもいいからやはり海の様子がすぐ分かっていいときを逃さないところにいたい。そんな自分の優先順位を再確認しながらもこんな良い話を断ってしまう私は馬鹿なンじゃないかと思いながら町に戻ってきた。でもやはり欲だして自分の大事な部分を忘れては行けないんだろうな。

クリスティンも苦笑いしながら、でも私の性格もすべて分かっているうえで私の決断を理解してくれた。一緒に行くはずだったファーム見学は道に迷っていけずじまい、町でランチを食べながらお互いの近況を話し、こんどこそ、もっと頻繁に会う事を約束して分かれた。





11月15日 引き続きコナウインド


今日もコナウインド。波はサイズダウン、やっぱり昨日の夕方乗っておけば良かった!
カナハは結構混んでいるが、少し時間をずらして出たら人は少なかった。
小さい方の板で出たが結構海面がばたばたしていて風も強いので翻弄される。やはり小さい方だと体力も漕ぎ力も3倍必要になる。これくらい対した事ない風と海面のはずなのに、すぐ疲れて腰が痛くなってきた。まだまだだなあ。🎥も持って出たのに出たとたん、電池切れ。数枚しかとれなかった。
オフショアのコナウインドが弱まってきて、しめしめと思ったら、オンショアが吹いてきた。これ以上ばたばたの海面になってもらっては困る!と思ってたらまたコナに戻り、結局吹いたり止んだり、風は一日安定せず、雨も降ったりやんだり。でもおかげで混雑はなくメローな感じで楽しめた。

気がついたら11月も半ばになっている!あっという間にクリスマス、年末が来てしまいそう。こんな天気の日はクリスマスプレゼント用に工作する気分になる。それはそれで楽しくて夢中になってしまうが、反対に集中しすぎて腰や肩が固まってよけいいたくなるかも。

2014-11-17

11月17日 It was a GOOD DAY

 Tradewind is back!
朝起きるとすでにトレードウインドが吹きそうな雰囲気満々。波も昨日よりサイズアップ。これは久々にレインズでカイトかなとわくわくしてくる。レインズに行ってみるともうすでに何人か出てきた。あわてて5.5mをはッ長けれど最近いつも使っていたストラップレスのボードを家においてきてしまった!すっと風がなかったから倉庫にしまっていたのだ。ラッキーにも長年使っていて一番信頼している、ビッグウエイブの時には必ず使うストラップ付きの板が入っていたので迷わずそれを使う事にした。ストラップレスでは乗れるか乗れないかぎりぎりのサイズだしちょうどいい。
 と思って出たけどほんとにその板で出て良かった。久しぶりにストラップついたボード祈ったら、なんと楽でスムーズに踏み込める事か!特に今日はバンピーだったしサイズも結構あったからストラップレスだったら翻弄されていただろう。そして出てから一時間くらいしたらどんどんサイズが上がってきてセットの感覚がなくなるくらいいずっと波がばんばん押し寄せてくるようになった。

急にサイズアップしたのでホキパで出ていたウインドサーファーのなかにはかなりロックしたり流された人が出ていたようで、一度などチャンネルの当たりにいったらモグラたたきのように黒い頭が白いスープのなかにぽこぽこあらわれて引いてしまいそうで怖かった。カイトでもアウトに出るのは大変だけど今日のようにちょっとオンショア気味にクローズアウトの波がある日はウインドで出るのはきっと大変だろう。かなりの人がレインズにも流されてきたし、必死で泳ぎながらカレントで流されていく道具を追いかけてレインズを横切っていくウインドサーファーもいた。
( バハツアーのスタッフのジョーイ。数年前にはバハでセールアップを覚えようと頑張ってた少年だったけど今ではこんなに成長した。)
 (この黒いゴヤセールの人、レインズに来ていたけれどとてもにこやかでいい感じの人だった。やはりすれ違ったらむし、じゃなくてせめて顔で挨拶を交わしたいと私は思う)
(たぶんこれはジョッシュストーン、今でもトッププロと変わらない上手さ、波が大きく風が弱いと誰よりも乗ってる)
途中ライフガードのジェットスキーがレインズの方までうろうろと何かを探しているようだった、1時間くらいそうしていたので誰かまだ見つかっていないのかと心配になった、あの波のなか1時間泳ぐ自信は私にはない。まあカイトをレインズに乗っていてももし万が一何かトラブっても絶対見てくれてないし助けられる事はないので自分の事は自分で守る、昔ウインドでホキパで乗っていたときも私のころはライフガードなんていなかったから自分だけが便り、でもそういうのも大事だと思う。
どちらかと言うと波もノースよりのうねりであまり掘れずレインズでもダンパー過ぎない、だからサイズはある割には怖くない。そして風もガスティーでなくオン気味ではあるけれどステディーで、急になくなったり、ブローで吹っ飛ばされる事がないので安心。私には理想的なコンディションだった。それでいて十分ドキドキできるくらいのサイズはある。
あまりに楽しくてついついもう一本、もう一本と乗っていたが、だんだん足が疲れてきてなんでもないところでこけたりし始めたので、ひどい事になる前にビーチに戻ってきた。

その後ハイクでリハビリトレーニング。トレーナーには「痛くなる前にやめる約束でしょう」とちょっとやり過ぎ気味のペースを怒られた。セルフコントロール、難しい。

 家への帰り道、ウエストマウンテンの陰に隠れた太陽がいろんな光線のショーをみせていた。イワオバレーの谷に横からオレンジ色のビームが出るのは冬だけ太陽の位置が関係しているのだろうけれど、これを見るとああ冬なんだなと感じる。

夕暮れのオレンジの光のなかに見える椰子の木がいつもよりきれいに感じられた。
ああ、やっぱりカイトで波に乗るのは何にも変えられない喜びを与えてくれる。
It was a good day indeed..Mahalo ke Akua