2014-11-17

11月17日 It was a GOOD DAY

 Tradewind is back!
朝起きるとすでにトレードウインドが吹きそうな雰囲気満々。波も昨日よりサイズアップ。これは久々にレインズでカイトかなとわくわくしてくる。レインズに行ってみるともうすでに何人か出てきた。あわてて5.5mをはッ長けれど最近いつも使っていたストラップレスのボードを家においてきてしまった!すっと風がなかったから倉庫にしまっていたのだ。ラッキーにも長年使っていて一番信頼している、ビッグウエイブの時には必ず使うストラップ付きの板が入っていたので迷わずそれを使う事にした。ストラップレスでは乗れるか乗れないかぎりぎりのサイズだしちょうどいい。
 と思って出たけどほんとにその板で出て良かった。久しぶりにストラップついたボード祈ったら、なんと楽でスムーズに踏み込める事か!特に今日はバンピーだったしサイズも結構あったからストラップレスだったら翻弄されていただろう。そして出てから一時間くらいしたらどんどんサイズが上がってきてセットの感覚がなくなるくらいいずっと波がばんばん押し寄せてくるようになった。

急にサイズアップしたのでホキパで出ていたウインドサーファーのなかにはかなりロックしたり流された人が出ていたようで、一度などチャンネルの当たりにいったらモグラたたきのように黒い頭が白いスープのなかにぽこぽこあらわれて引いてしまいそうで怖かった。カイトでもアウトに出るのは大変だけど今日のようにちょっとオンショア気味にクローズアウトの波がある日はウインドで出るのはきっと大変だろう。かなりの人がレインズにも流されてきたし、必死で泳ぎながらカレントで流されていく道具を追いかけてレインズを横切っていくウインドサーファーもいた。
( バハツアーのスタッフのジョーイ。数年前にはバハでセールアップを覚えようと頑張ってた少年だったけど今ではこんなに成長した。)
 (この黒いゴヤセールの人、レインズに来ていたけれどとてもにこやかでいい感じの人だった。やはりすれ違ったらむし、じゃなくてせめて顔で挨拶を交わしたいと私は思う)
(たぶんこれはジョッシュストーン、今でもトッププロと変わらない上手さ、波が大きく風が弱いと誰よりも乗ってる)
途中ライフガードのジェットスキーがレインズの方までうろうろと何かを探しているようだった、1時間くらいそうしていたので誰かまだ見つかっていないのかと心配になった、あの波のなか1時間泳ぐ自信は私にはない。まあカイトをレインズに乗っていてももし万が一何かトラブっても絶対見てくれてないし助けられる事はないので自分の事は自分で守る、昔ウインドでホキパで乗っていたときも私のころはライフガードなんていなかったから自分だけが便り、でもそういうのも大事だと思う。
どちらかと言うと波もノースよりのうねりであまり掘れずレインズでもダンパー過ぎない、だからサイズはある割には怖くない。そして風もガスティーでなくオン気味ではあるけれどステディーで、急になくなったり、ブローで吹っ飛ばされる事がないので安心。私には理想的なコンディションだった。それでいて十分ドキドキできるくらいのサイズはある。
あまりに楽しくてついついもう一本、もう一本と乗っていたが、だんだん足が疲れてきてなんでもないところでこけたりし始めたので、ひどい事になる前にビーチに戻ってきた。

その後ハイクでリハビリトレーニング。トレーナーには「痛くなる前にやめる約束でしょう」とちょっとやり過ぎ気味のペースを怒られた。セルフコントロール、難しい。

 家への帰り道、ウエストマウンテンの陰に隠れた太陽がいろんな光線のショーをみせていた。イワオバレーの谷に横からオレンジ色のビームが出るのは冬だけ太陽の位置が関係しているのだろうけれど、これを見るとああ冬なんだなと感じる。

夕暮れのオレンジの光のなかに見える椰子の木がいつもよりきれいに感じられた。
ああ、やっぱりカイトで波に乗るのは何にも変えられない喜びを与えてくれる。
It was a good day indeed..Mahalo ke Akua


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