(写真はJimmie Heppから拝借、毎日毎日撮影おつかれさまジミーさん)
波はサイズダウンするかと思いきやそれほど小さくならず、反対に日中はサイズアップした。風は昨日の夜からずっとコナウインド、オフショアが強く吹いていた。スタンダップには強く風は乗りにくいけれど波のシェイプはオフショアでかなりきれいになる。朝家から見えた海はどこの波もきれいにスプレーをあげ朝日が逆光になり何とも美しい光景だった。
が、私は昨日乗りすぎてちょっと腰が痛いのとお昼からリハビリトレーニングが入っているので午前中はやめ仕事。
とはいえ気になって仕方がないのでウエブキャムでしょっちゅう見ていたが、それくらいならちょっと気持ちを切り替えて行けばよかったなあとで後悔。
リハビリは順調に進んでいる。以前はどんな運動も膝や腰が痛くなってしまっていたが、(そしてそれが痛くてもやり続けた方がいいのかどうかが分からず不安だった)最近はこれ以上やるとダメ、とか,これは良くないとかが分かってきた。今の先生は痛いものはやるなと言う.今までは痛くてもやってるうちに痛くなるものなのかと思っていた。ただしやはり無理は禁物で、たいした運動したやらせてもらえないのには訳があるのだ、と先生にさとされた。もともと弱いお尻の筋肉のトレーニングが始まったのでちょっと嬉しい。それも膝が痛くならないのでこれならたくさん出来そうだ。
(レインズのロビーさん、彼は永遠のキングロビーだ)
横には背骨を折る怪我をしてリハビリしている若い男の子がいて、やはり彼も先生にまだ海に入っては行けないと言われて悶々としているのをトレーナーのサマンサにもさとされていた。ソフトトップでラウニポコに行くのはいい、でもいくらメローだからと言ってアウターリーフにソフトトップで出て行ったら、もしも万が一何か起こった時に自分が想像しなかった体の動きをさせられる可能性がある(つまり乗ってるときの体勢は出来ても巻かれたときの急な動きに耐えられない、ラウニポコならその急な動きもたいした力ではないが、大きな波になればなるほどその力が大きい)いいときではなく最悪の状況を想定して判断しないと行けないと言われていた。怪我をしてててもしていなくてもそうだ、いつも最悪の状況で自分がどうしたらいいか、対応でキルのか,を考えながら何でも行動しなくてはならないなと再確認。私はどちらかと言うと安全志向でビビるで最悪の状況ばかり考えてなかなか行けないタイプではあり、どちらかと言うと、ああ、もっと行っとけば良かったと反省する方ではあるけれど。(カイレニー、ジョーズでチャージするようになってからカイトでもショートボードでも今まで以上にパワフルでアグレッシブになり目立つようになった気がする)
帰り道これ以上はないという美しくパワフルな波が立つホキパに車をとめて眺めていた。私にはサーフィンではとても無理なサイズ。
波を前に熱心にヨガをしていたお姉さん、気持ち分かるなあ。
でもレインズからミドルズまであわせれば40人くらい入っているだろうか?たまにクローズアウトのセットが来ると皆やられていたけど、それ以外の波はコナウインドが波をクリーンにし、ホローにするのでホキパでは珍しくチューブを巻き、美しいスプレーをあげていた。
(ペイジとホキパの今日の波、共通点は美しさとパワーを併せもつところ)
貿易風だとジャンクなレインズの波もコナウインドだと最高にきれいなレフトに早変わり。ジョーズで一昨日まで乗っていた連中にとってはこのサイズは私がラウニポコのスモールウエイブに行く気分で入れるんだろうな。ものすごいアタックがチューブライディングを決めていた。私には無理なサイズ、でも見ているだけで畏敬の念があふれてくる。遠いアリューシャンから何千キロもかけてうねりが届き、こんなにたくさんの人生にインパクトを与える、その魔法のような出来事を感じながら一人一人の波乗りを眺め続けた。
(ボスでありメンターであり、すべてのスポーツに長けている仲間でもあるロビーとパドルアウトするカイ)
本当に世界は魔法がたくさん。でもせっかくならいい魔法ばかりで感謝の気持ちを忘れずに幸せに暮らしたいものだ。カナハもゴーイングオフ。今日はやめとけと言われたので先生の言う事を守って出なかったけれど夜、ルームメイトが二人とも『As good as it gets!]と興奮して帰ってきた。オフショアが10−20のットほど吹いていたのでスタンドアップパドラーがほとんどいなかったのでサーファーのベアトリスにとっては邪魔が少なくてほんとに良かったんだろうな。波もサイズダウンどころかたまに来るセットは数日前と変わらないかそれより大きいくらいだったと言う。
あーやっぱり夕方だけでも行ってれば良かった、かな。
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