2011-08-13

8月13日 超多忙の8月

8月にはいって、なかなか日記をアップする時間が出来ずにいる。今週末を過ぎればピークを過ぎると思うのですべていっぺんにアップする予定です.せっかくのぞきにきてくださってる方々に申し訳ないけれど、今が行動の時間、来週はまとめの時間、ということにしてしっかり活動報告、そしていろんな出会いや経験などについて書き留めていこうと思っている。

めまぐるしくいろんなことが起こりひとつの出来事や出会いが重なるあって大きな動きになろうとしているのを感じているここ数日。周りの人たちの温かい心や思いに触れたり日本の美し自然を間近に感じることで感謝の気持ちでいっぱいだ。

数日中に一気に数週間分書きます。

8月13日 再び東北へ

お盆の休日。明日は気仙沼の本吉で平磯祭があり、そのヘルプに行くことになっている。
まだまだみんな大変な状況だけれどお祭りまで出来なかったら心がさびしくなるではないか、と流された太鼓もいろんなところからの寄付で形はばらばらではあるけれどある程度そろい、子供たちもこのお祭りに向けて練習を続けていたらしい。

私は鎌倉届けたいのメンバーと一緒に午後出発、のはずがなかなか来ない面子も合ったりで夜出発。
バン2台に7名の少数精鋭(?)チーム。 今回は焼きそばやビールなどの屋台ブース、そしてフラフープコンテスト、また現地で合流する吉川さん一家と一緒にシャボン玉ワークショップブースも出すことになっている。

5月6月と一緒に過ごして親しくなった本吉の人たちにまたあえるのがとってもうれしい、みんな元気かな?

2011-08-12

8月12日



 



昨日の夜は途中でキャンプ泊。くたくたなのに夜中これからムーンサップでも行きましょうか、最高ですよ、と誘ってくる佐野クンから逃げるようにして由比を出発したが 家までたどり着けず。そのおかげで今朝は山の中で気持ちよい朝を迎えることが出来、のんびりリラックス。
夏の暑さはこういうところで冷たい水に浸かって過ごすことで克服するのが一番、冷房もかけなくてすむから電気もいらない。
気持ちいいなあとKAZZ君に電話したら、彼もちょうどすぐ近くの川べりで家族でキャンプをしているようだった。やっぱり似た者同志は同じようなことを考えるのかな。

2011-08-07

8月5日 Rainbows in Kamakura

昨日の晩、実はまったくキャンプする気がなかったのに、思いつきでその場でキャンプ、キャンプはもともと大好きだけど計画なしでそのときのノリでキャンプするのはさらに楽しい。思いがけないグッドシークレットスポットは途中から雨で結構ぬれたけど、それでもかなりスペシャルな経験。鎌倉内でもこれだけすばらしい楽しみ方があるんだと、あらためて感動。そして昨日みたいなスペシャルな波が立つことを期待して今日は朝3時起きでみんなが来る前に1時間が乗っていたいと思ってがんばって起床。でもさすがに疲れていて起きたのは4時ごろだった。
早速パドルアウト、波はサイズダウンしていて満潮なのでビーナスポイントはたぷたぷしていて余り割れていなさそうだったので、小さいかなと思いつつも昨日行ったところへ。そうしたら途中でこんな虹に出っくわした。ちょうど一番はっきりしていて、なんとダブルレインボウまで!毎日のように虹が出るマウイならともかく、鎌倉で虹なんてそうは見られない、それも海の上で。ダブルレインボウはずいぶん前二回との事故で命を落とした親友のシルキーが降りてきたサインだと私ともう一人の友人は信じているので「シルキー日本に来てくれたんだ!」とジーンときた。
そのまま浮かびながらこの幸せをかみ締め、うっとり虹を眺めていると、誰もいない海の上をちょうど虹の橋が下りている部分(黄金が埋まっているといわれているところです)にスタンドアップパドラーが一人こっちに向かって漕いできているのが見えた。昔から知っているウインドサーファーの秋元くんだった。
(見えるかな、右下のほうにいるパドラー)
波は小さかったけれど数人のスタンドアップパドラーと一緒にたまに来るセットをシェアし、3時間ほどで終了。ちょっと上がるのが遅すぎて9時を過ぎてしまい、坂ノ下に上がらずを得なくなり、10分ほどボードを抱えてはだしにビキニで砂だらけのまま歩道を歩いていたが、かなり変な人状態でさすがの私もちょっと恥ずかしかった。

こんな日は生まれ育った鎌倉のよさを再確認させられる。いいところだな。

8月4日 忘れないであろう今日の波

昨日の夜中に逗子マリーナまで波をチェックしに行き、きれいなレフトが割れているのが月明かりでわかり大興奮で朝4時出発、大急ぎで由比ガ浜から出て行く。普段はすぐついてしまうのに今日は人が来ないうちに乗りたいという気持ちがせいて必死でこいでるけどなかなかピントにたどり着かない思いだった。ついてみるとなかなか楽しそうな波。そして人は3,4人、さすがに少ない。でもみんなうまい。
一本インサイドの端っこで残り物に乗ったら一人の人が声をかけて来てくれた。マウイでお会いした岡野さんだった、今日はレジェンドサーファーであるお父さんとわざわざ千葉からやってきたという、ああ、やっぱりここの波はそれだけの価値があるものなんだ、とあらためてどきどき。私の目にはカナハのいいコンディションのときのように見えた。そしてめちゃくちゃロングライドできる。私もピークに行ってそこから乗ってみたい気もしたが、ここで顰蹙を浴びないよう極力はじっこのインサイドで待ち、人が乗らなさそうな波がきたら乗るようにした。一番奥のピークからのってはいないのにそれでも結構えんえんと乗れる、ラインナップにいる人はみんなうまいのでパドルして乗らない人はあまりいないし誰かが乗ろうとしていたらその人がいい位置にいればほかの人はパドルさえしようとしない。
すごくマナーもしっかりしているし、品のあるラインナップ、ピリッとした緊張感はあるけど、ぴりぴりはしていない。私はこういったラインナップが好きだ。こんなところだったらスタンドアップが嫌がられるのもわかるし、それをリスペクトして端っこで乗らずに見ていてもそれでもいいと思わせるような雰囲気がある。
30分もしないうちにどんどんサーファーがパドルアウトしてきた。まだインサイドでおこぼれを乗ろうと思えば十分乗れたけれど、やはりいやな思いをさせたくはなかったし、新参者の上に立っているわけなのでその場を立ち去ることにして湾の先のさらに向こうにあるスタンドアップ場へ。
こちらはサーファーはショートが一人、あとはスタンドアップが5,6人。だからスタンドアップを気兼ねなくできるのだが、やはりなんとなく面白くない、さっき極上の波に乗ったからだけではなく、なんとなくラインナップの雰囲気に先ほどのピリッとした緊張感もないし、それぞれを見守りながらもきちんと乗るという秩序もない。まあスタンドアップのレベルはまだまだこれからなので仕方がないし、マウイでもそういう場所は結構あるのだけれど、波が来るチョみんながいっせいに乗り、それでも乗り遅れる人が多く、その上乗っちゃえば誰が優先とか、プルアウトするということもなくみんなで乗っていたりするのがなんとなく私は好きではないのだ。フレンドリーではあるけれどきちんとしたルールやリスペクトはどんなに波が小さなところでも守りたいなあと思う志、守られているところでだったらそれほど波数乗れなくても我慢する。たくさん乗れてもみんな一緒に乗ってしまうようなところよりは一本一本一人ずつ順番に乗っていくようなスタイルが好きだ。
結局最初に行ったポイントは変えるころには80人くらいにラインナップが膨れ上がっていた。一人常連らしきスタンドアップの人がリッピングしていてうらやましかったけれど、まあ誰もいないうちに何本か「これが日本の波?」というほどのいい波を乗れたのでそれだけでもうハイになっていたしそのいい気持ちを混雑や適当な波で薄めたくなかったのでいったん終了。かなりの達成感を持ってあがってきたけどまだ6時半だった。早起きすると一日が長い。(稲村をチェックしに行ったらそれはそれはすばらしい波がレフともライトも割れていた。奥田さんがスタンドアップでレフトを攻めていた、あそこで波があるときにサーファーに混じって乗れるのは奥田さんのみ)
その後朝ごはんを食べ、のんびり疲れを取るために公園へ。そこからはさっきまで乗っていた波が見渡せるのだ。だからもしもすいてきたり風向きがよくなったりすればすぐわかる。
お昼前にふと見るとオンショアになってジャンクになりかけていたのにまた北風にかわりコンディションは良く、波は反対に潮が引いて朝よりいいくらいに見えた。そしてラインナップにはサーファーがたぶん15人くらいとスタンドアップが5人ほど。これはかなりいい!あわてて降りていって海に出たけど残念ながら出たころにはオンショアの風が吹いていた。仕方がないので近くのスポットへ漕いで行った。サイズダウンしあまり割れなくなっていたけど、昔から知ってるウインドサーファーで会ともやっててスタンドアップにもはまっている幸ちゃんともそこで会うことができみんなで楽しめた。
それにしても朝4時半のあの3本の波だけで、これから当分は幸せな気分がキープできそうなくらい、最高の波だったなあ。自分のふるさと、鎌倉にあんないい波があったなんて。そして普段はとても入れないくらいの場所だけ度胸はたまたま人がいなくて本のちょっと載らせてもらえたことに心から感謝。
Life is SOOOOOO GOOD!




8月3日 東京でのイベント二つ

朝名古屋のホテルを出て東京へ。まずは青山のカナダ大使館で開かれるバンフマウンテンフィルムフェスティバルの試写会へ。
これはアドベンチャーやアウトドアスポーツの映画がたくさん集まるカナダで行われるフィルムフェスティバルの一部を日本で公開するもので、ここで公開する映画はいつもすばらしいものばかり、そのスポーツ自体はやっていなくても一生懸命それをやってる姿や大自然のなかでのちっぽけな人間を感じさせるもの、これでもか、と大自然にやられっぱなしの様子などは共鳴できるものがたくさん。それにしてもどんなスポーツにもほんとに変態的にそれに夢中になっている人、変わったことをやろうとするチャレンジャーは多く、世界中に上には上がいるものだ、とおかしくなってしまう。
ずっとあっていなかった大好きな友人ケニア君と待ち合わせをして途中まで試写会で映画を楽しんでから、今度はパタゴニアオーシャンストアへ。歩いてもたいした距離ではなさそうなので歩いていったのだが、途中すぐ近くまで行った(はず野)ところで迷子になってしまい、出てきたところは青山学院大学の前、何でこんなところに来ちゃうのだろうと自分の方向音痴ぶりにあきれたが、雨も降ってきて足は疲れるし、参った。
まずはラジオ番組をやっているハッシーさんとお話、いろんなことで意気投合し、とても楽しいインタビューをさせていただいた。スピーカーシリーズの時間が近づいてくるとだんだん顔見知り、懐かしい友人たちがお店に現れてきた。眠気覚ましにコンビにまでレッドブルを買いに行き、いざスタート。
私はこういう場で上がることは一切ないのだが、眠くなってしまうことは多い、だからレッドブルや眠眠打破を使うのだ。からだにはわるいだろうけど。

東京の話もフリースタイルで最初にある程度簡単に写真を見せてから誰の話が聞きたいかのリクエストをもらって話した。やってるスポーツなどによっても利きたい人の話はみんな違うと思うけれど、それでも実はいってることややってることのベースはみんな一緒のような気がする。
(右、昔のスノーボードの友人あり平クンファミリー、いいお父さんしていたなあ、そして息子さんあり平クンと瓜二つ!)

マスターたちの共通点は
1 オープンな心を持ち偏見や先入観を持たない。誰に対しても同じ謙虚な態度を持つ
2どんな状況でもやってることを誰よりも楽しんでいる。
3 タフな状況でもユーモアがあリ、難しいことを簡単そうに見せる。

今日も名古屋のイベントでも反省は多々、でも自分の先輩たちのすばらしさは伝えられたような気がする。
雨だしお盆前の忙しいときにきてくださったみなさん本当にありがとう。

昨日から台風の影響で波があるので私もそわそわ、パタゴニアスタッフの森けんや近ちゃんも着てくれていたけど終わったとたんに消え去っていたのは明日早起きして波乗りしようと思っているに違いない。せっかくきてくれて(それも完全に飲む気で自転車で来ていた)3人の山の友人、ヒガイさん、ケニア君、田口君。彼らと語り合うのは私の最高の幸せだが、今日は、本当に申し訳ないけど、と断って早々電車に乗って帰ってきた。何しろ今日は波が最高だったのに乗れなかったのだ、明日がそのぶんまで乗りたいなあ。



2011-08-03

8月2日 スピーカーシリーズin 名古屋

朝5時起床でふーみんのご主人、司君に車に乗せてもらい、近くのシークレットスポットへ。まさか名古屋で波に乗れるとは思っても見なかったので車の中でもちょっと興奮気味。波がよくなくても大きくなくてもやっぱり新しい場所で乗らせてもらったり、それがめったに立たない場所だとしたらなおさらありがたみがある。
ついてみるとかなりオンショアが強く、ばたばたはしているが波は立っているのでとりあえず出艇、仲間内3人だけでそこそこ楽しい朝一セッションだった。司君はその後仕事、おいしい朝ごはんをごちそうになったあと、私はのんびり今夜の準備をし、ほかの家族はのんびり昼寝。なんだかとってもリラックスできた。(みんなそれぞれのペースで朝ヨガ)

途中昔からお世話になっているウインドサーフィンショップエアボーンに挨拶し、パタゴニア名古屋店へ。ホテルにチェックインし、さらにスピーカーシリーズの準備。
今回は自分が影響を受けた先輩方の言葉やエピソードを中心に話す内容。タイトルは「Words of wisdom」(名古屋周辺の海の仲間たち、きてくれてありがとう!)

先輩たちのすごい経験や話をしていたらほんとに1週間かかっても終わりそうにないけれど、ある程度さっさとスライドショーでみんなを紹介し、そのなかでどの人のどんな話が聞きたいかリクエストをもらいその限られた人たちについて話すシステムにしてみた。結構いろんなバラエティーにあふれた人たちの話ができたと思う。タイムリーにもうそろそろ終わろうかなというときに、ジェレミージョーンズの話を聞き他といってくださった方がいたのでジェレミーのことを話し、その後、彼が送ってくれた手紙を読んだ。この手紙というのは彼が日本に一ヶ月滞在し、白馬で撮影をしていたときにアテンドしてくれたガイド石川哲也さんほか3名について。彼らがいかにすばらしかったか、そして白馬のあふれるようなエネルギーとポジティブなバイブレーションについて書いたもの、3月11日の震災のときにたまたま山にいた3人がなだれにあってなくなってしまったことに対するお悔やみの気持ちをこめたものでもあった。たまたま石川さんの奥さん右木子さんも会場にいらしたので彼女にジェレミーの気持ちが伝われば、と思って大慌てで直前に訳しておいたものだったので稚拙な文章ではあったかもしれないけれど、彼女や白馬の山で滑っている彼らの仲間たちに伝えることができたのはうれしかった。(サイドカーのみなさん、ほか山関係のみなさんも、ほんとにありがとう)
話をし終わってみんなで記念撮影をしたあとに名古屋のスノーボードショップ、サイドカーのオーナー新実さんが右木子さんを紹介してくれた。彼女がこっちを見ながら肩を震わせているのを見て、そして彼女が最愛の人を突然失い、どんなにさびしく、悲しい思いをしているのだろうと考えたら思わず初対面なのに抱きしめてしまった。涙が押さえきれずにあふれてき手何も言葉が出せなかったけれど、たぶん初対面でも言葉がなくても気持ちは通じたと思うし、彼女の気持ちも肩を抱いた腕から伝わってきた。彼女を支えるすばらしい仲間が一緒にトマト農園も手伝ったりしているようだし、彼女が石川さんたちの情熱に惹かれ、映像を撮りためたLANDMADEというビデオも彼らのスピリットをずっとこれからもしっかりと伝えていってくれることだろう。
日本のジェレミージョーンズと呼ばれていた石川さん、生前お会いできなかったのが残念だ。奥様を会場に連れてきてくださった方々に感謝。そしてこの出会いがこれからのお付き合いにつながりますように。
(パタゴニア名古屋レディース)
スピーカーシリーズが終わった後、外でしばらく友人たちと立ち話、その後ストアスタッフと打ち上げ。レディースがかなり多く元気いっぱいの名古屋ストア。バハにも一緒に行った作ちゃんもいるし、みんなで盛り上がった。名古屋にはずっときたかったので、ほんとにうれしい。さて明日は東京渋谷での開催だ。がんばらなくちゃ。

2011-08-02

8月1日 Surf rising そして名古屋へ

明日の名古屋でのスピーカーシリーズイベントのために名古屋へ出発する予定で朝スタンドアップパドル。今日はじめてトライするミュージシャンのぶんちゃんも参加。最初のうちは声をかけても返事ができないくらい必死にやっていたけど最後のほうは結構余裕も出てきて景色を楽しんでいたようだ。たくさんの人がスタンドアップのすばらしさを知ってくれるとうれしいな。

お昼に電車に乗るつもりで海を見てみたらなんと台風の影響らしい波が上がりつつあった。湾の沖で何人かが方くらいの波に乗って楽しんでいるのを見てどうしても乗りたくなり、あわてて家に戻ってもう一度海に出た。

出ていたのは坂ノ下のハイサーフの石川さんや作ちゃん、バハを一緒に旅した仲間でもある。楽しいサイズをほんの数人で楽しめた。1時間だけと決めて出たけど、帰ってきてみたらぎりぎりの時間だった。大急ぎで電車に乗り名古屋へ。

名古屋では昔からのウインドの仲間ふーみんのお宅へ。御前崎から来てヨガのワークショップを朝やっていた下平も来ていて昔懐かしい3人でおしゃべりがとまらない。ふーみんの子供二人ものびのびとした子供らしい元気な子供たちでみんなでふーみんが用意してくれていた。手巻き寿司を夢中になって食べ、それからふーみんが細かい隅々まできめ細かくデザインした素敵な手作りのおうちを見せてもらった。すごい!っとおもうところはたくさんあったけれど、私が一番気に入ったのは半3階まで続く登り棒、私だってできる、とがんばったら見ているみんなが棒が折れる折れるとしんぱいしていたけど、打ちにも登り棒があったのでなんだかうれしかった。

一家団欒のリラックスした時間、私にもっとも必要なことだったかも、続き家の居心地のいい家でゆっくり眠ることができた。

明日は普段波のないこちらでも波が上がる予報らしい、朝海チェックに連れて行ってくれるらしい。








2011-08-01

7月31日 新月に打ち響いた心

(今日は湾の外のお気に入りエリアまで散歩、ここまで来ると夏でも水が透き通っている)
日本に帰ってきてまずさいしょにすべてを放り出してキャンプに行ってよかった。何もしなかったあの一日がなかったら今頃私は破裂していただろう。やることがたくさんあるのになんだか睡眠不足で脳が機能していないのか、コンピューターに向かってもぜんぜん進まないで、うたたねばかり。その上たくさんのことが頭の中をぐるぐる回ってる感じで集中できない。このままではだめだー。
お昼はヨガリトリートのお友達が鎌倉に来てくれ、みんなでランチ。いつも思うのだがリトリートやサクラキャンプなどで知り合った仲間は数日一緒に過ごしただけなのに一生の友達になってしまう、遠く離れたところにすんでいても大切なことを相談しあったり、機会があることに集まったりしている。ヨガやウインドが上達することより、その事実のほうが価値があるんじゃないかと思う。そして私もそういうイベントを通して知り合った多くの友人たちに心から感謝している。
体に染みとおるようなおいしいご飯を食べ、尽きない話に後ろ髪引かれながら仕事に戻る。今日中に原稿を書き上げ、写真の整理をしなくてはと思うのに、写真を入れたハードドライブがどこかに迷子になってしまったり、途中でいろんな電話やメールが入ったりでなかなか進まないうちにもう夜由比ガ浜に出来たグリーンルームカフェで、長い間あっていなかったともたけゆきちゃんに再会、彼女はトランスワールドスノーの編集をしていたので当時いろいろお世話になった人、今はUGGに勤めていてグリーンルームとコラボレーションしてライブなどをやっているらしい。それにしても海ですばらしいアーチストがライブするみたいで鎌倉の夏って盛り上がってるのだなあ、とびっくりさせられる毎日だ、考えてみたらもうきっと10年くらい真夏には帰っていなかったのだ。
グリーンルームのかまやちさんにも紹介していただいた。あんなにすばらしいそして巨大なイベントをやり、オアフにも素敵なギャラリーまでオープンさせたやり手なのに、あの物腰の柔らかさや空気にスーと溶けていくような自然な感じは一瞬しかお会いしてないけどその分野のマスターだな、と感じさせた。あまりに家から近いところにあるので、ちょくちょく行くことになりそう。

そして念願のラビラビライブ@梵蔵「打ち響く夜」と題して縄文トランス VS 古式蕎麦打ち Session
7時からスタートで太陽のように丸くて輝いているボーカルの女性の笑顔から迫力に満ちたきれいな歌声、そして二人のパーカッションがそれをさらに盛り上げていく、体の奥底から響いてくるようなリズムに擦り切れそうだった私の心が敏感に反応。実はやることがありすぎるから途中で帰ろうかなとも思っていたくらいだけど、空っぽになりそうだった体にまた少しずつ命の水がじわじわと染み出てきたような感じがあった。結局最後まで楽しませてもらい、彼女たちの原発や震災に対する思いに200%共感し、(というより自分が思っていることがそのまま彼女の口から出てきているような不思議な感覚、(同じ思いを共有でいているという心地よい気持ちはここ最近何回か経験しているけどまさにそれ)自分がこれからどうありたいか、考えていることに対して背中をちょっと押してもらえたようなそんなイベントだった。ラビラビは年間100本以上のライブをやっているというので、ぜひぜひどこかでまた彼らのライブが見れることを願っている。
家に戻ってからマウイのヒロさんのブログを読んだ、あまりにぐっときて涙が止まらなくなった。私が日本に帰ってくるのを入れ違いにマウイの受け入れできた被災地からの人の話。マウイのみんなは被災地から来た人、特にサーファーたちとは本当に親しく付き合っていて、もうすでにみんな昔からの仲間のよう。こんなきっかけなのはさびしいが採ってもすばらしい仲間が増えた。
ヒロさンもぐっときたから書いたののだろうと思うのだけれどこう書いてあった。
「ダイスケ君は私のおちゃらけブログに書くのは失礼なくらい壮絶な体験をしていて今日酒を酌み交わしながら聞いたリアルな話は僕の心の中にこれからもずっと 残ると思う。彼はここにきて(ハワイ)いろんなものが少しずつ吐き出せるようになってきて気持ち的にもだんだん楽になってきているという。ダイスケ君が 言った「僕たちは弱者だけど敗者じゃないので憐みの目で見ないでほしい」という一言だけはみんなに伝えておきたいと思う。」

哀れみどころか私は彼らの強さと勇気と極限状態のなかでのやさしさにこの数ヶ月ふれ続け、自分を哀れみそうになる思いだ。今まで出来ることもやろうとせず、いやだなと思う気持ちはあっても変えようとしなかったり、無関心だったりしていたことを本当に声を出してあやまりたい気持ちにさせられること(誰に対してというわけではないけどあえて言えば自然の摂理に対してとでもいえばいいのかな)が何度あったことか。
でも今はわかる、無関心は良くない、かといってただ、いやだいやだ、もよくない。被災者の人だけじゃなく、私たちだってある意味弱者かもしれない、たいした力もお金も権力もない、何か行動を起こそうたって何も変わらない気がする、でもそういう弱者が集まって強い気持ちを持つことで何かが動いたり力になったりすることが今回の震災後、良くわかった。なんとなくわかったのではなく、くっきりはっきり感じ理解できたから出来ることはしようと思う。それは自分に対しても、そして親しい友人たちに対しても、それからすべてつながっているすべての物事に関してできる限り無関心にならずできることはする、そして出来ることを考えることを怠らないようにしようと思う。

そんなことと梵蔵でのラビラビライブが打ち響きあった新月の夜。
新月の夜厚い雲と雨に星空は隠されていたけれど、自分の心のなかの不純物は外に出て行こうとしていた気がする。まだまだ不純物だらけだけど。