今日も不思議なくらい誰もいない。普段これくらい波があれば５０人くらい入ってるのに。不思議だーと思いながら二人でまた貸切を楽しんでいると、１時間くらいして少しずつ人が増えてきた。
でも私たちは（というか私は）フォイルなので沖のセットは大きすぎる。端っこのインサイドの小さい並で十分なので人も気にせず、周りの人を怖がらせることもなく練習できた。もおちゃんも昨日よりずっと板に慣れた感じ。普段サップあまりやってない人とは思えない。もっとやればいいのに笑とは思うけど私もサーフィンもウインドももっとやればいいのにと思いながら時間も余裕もないからできないのはよくわかる。
タルタルの波とはいえ、混んでないから十分楽しい。沖はダブル近い波がセットで入って来る。
インサイドの波でサーフボードみたいに小さい痛手リッピングする若手。
日本にもきたベーン選手、スペンサー兄弟や、ナッシュの若手レディース、アニーなど。
もおちゃんに注意してもらったことも、乗ってる時は必死で忘れてしまっていて、乗り終わってから思い出す。
お昼からは波がどんどん上がってきて、ピアヒチャレンジが始まったので斉田家にお邪魔してみんなで観戦（ジョーズは混みすぎてて大変なことになる上にちゃんと状況を把握するのも難しいのでライブを大きなスクリーンで見るのが一番なのだ笑）
シーズンオープニングのピアヒなのでみんな一年近く乗っていなかったはずだけどものすごいチャージ、特に去年優勝したビリーケンパーはしょっぱなから大きなセットのノースピークからテイクオフしてとんでもないスピードでチューブへと突っ込んでいく、メイクこそできなかったけど気合いが違う。ピアヒ初のグーフィーの若手（チリの選手なのでプンタデロボスなので乗っているのだと思う）はレフトをガンガン攻めてたけどいちばんやばいところで波につかまり巻かれること数回、そういう巻かれ方をするとレスキューのジェットもそこにいくのがとっても難しいし、時間がかかる。最後はものすごいスープにどんどん押され、ジェットが辿り着く頃にはショアブレイクまで来ていて、普段だったらそのまま上がっちゃえばいいものだけれど、試合中なのでジェットもピックアップして沖まで連れて行ってあげないとしょうがないのでショアブレイクギリギリの中２台がその人を必死でピックしようとしているのを見て、レスキューも命がけだと本当に実感した。
すごいチャージだったけれど、こいつはもう次のヒート出て欲しくないってレスキューたちは思ったんじゃないかな笑
第３ヒートのイアンウオルシュとカイレニーは圧巻だった。イアンはトレーニングを続け、ここ１ヶ月はこういう波のためにかなりハードに準備していた。その成果が見られるような、ものすごいスピードでバンピーフェイスを駆け下りていくときにいたが暴れるのを抑え込み、その後もスープに引っかかりそうになってバランス崩しかけながらもなんども持ちこたえていた。ジムでのバランス、コアトレーニング、そしてハレアカラの高地でランニングや足腰の訓練が効いているなあ。一本乗った巨大なセットは４５フィートクライトアナウンサーは興奮して言っていた。
そしてカイレニー、みんなテイクオフしてスープにつかまらずに乗るのが精一杯の中、ビッグガンをマヌーバリングしていた。自分のラインを狙いながらマヌーバリングして乗ってたのはイアン、ビリー、アルビー（彼は本来の彼らしいライディングを見せられずに終わったが）カイくらいだろうか？もちろん他の人もすごくうまかったけど。
カイは本当によくわかって乗ってるなあという感じだった、そして足腰のトレー
ニングがいかに大事さを見せつけた。ボヨンボヨンのカナハでも抑えきれてない自分の足腰の弱さを朝感じていた矢先だったので、あの並みのスピードとボコボコの斜面で乗ってる彼らのすごさを改めて実感。あーー本当にすごいものを見せてもらってるんだなあ。
今日は大家さんのまりちゃんたちが日本から帰ってきたので空港にお迎えに行き、帰り道もおちゃんとホキパによって波を見ていた。ピアヒチャレンジ１日目を終えてジェットやボートがたくさん沖をハーバーに向かって走っていく。すごいいちにちだったろうなあ、夕日の中どんな気持ちでいるのかなあ、と想像しながら私たちもこんなすごい波を送り込んでくる自然の偉大さに圧倒される思いでしばらく眺めていた。
明日は早朝からセミファイナルとレディースヒートがスタート。自分も乗りたいけどまずはペイジの応援してから並みのサイズが落ち着いた夕方から海に入るかな。
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