2017-06-30

6月30日 BajaTour Day12 チリボールセッション

朝も出ればよかったのに風がすぐに上がりそうだったので出ずに終わってしまった。お昼前に7mでポイントで乗る、エリースが初めていい波にポイントで乗るのを目の前でみれた彼女は一生懸命で可愛らしい、そして素直で気配りができて、喋り方がキャシーに似ている。7mは乗っているうちに空気が抜けてきてしまう小さな穴が空いてるかな?形が崩れないうちにと早めに上がった。

お昼は私の大好きなスープ、たくさん食べて今度は5mで出た。波は残念ながら小さいまま終わったが、突っ込む練習にはなったかな?
腰はずいぶんよくなってきた、いいコンディションの日二日間逃したのは残念だったけどあの時休んだおかげで早く治った気もするのでまあ良しとしよう。まだ右の股関節が変な感じでバキバキなるのは引き続ききになる。
釘さんはかなり上手くなった、マイウエイの人で、波に夢中すぎて人の波に乗っても気がつかず、でも人が自分の波に乗るとめちゃくちゃ怒るのが困るところだけど来月還暦になると言ってる人がこれだけ上達するのだから本当にすごい、そしてここ数日は毎日何時間も乗り続けている。本当に好きなんだろうな。
今日はブライアン夫妻もキャンプに招待され夕食を共にした。ブライアンは本当に昔からいつもニコニコそして愛想笑いではなくにこやかな性格が顔ににじみ出ている、奥さんも言ってたけどTerrible businessmanだというけど、でも友達は多く、いろんな人に慕われているのがわかる、ここバハでも何かというとブライアンはみんなの話題にのぼり、それがいつもいい話ばかり、こういう人になりたいなと思う。そして彼の追求する気持ち、向上心は30年前と全く変わらず、今はフォイルでのウインド、サップも加わって何種類も毎日楽しんでいる。
さ、あと半日頑張って飛行機に乗ってサンディエゴだ。

朝からもやもないので反対にキーンと寒い、結局夏用の服はほとんど着ずにダウンとかフリースが重宝した。来年は絶対ウエット2セット持ってこようと思う。そう、もしかしたらアラスカにそのまま行くから大荷物になるかな。


明日は午前中で終わり、その後出発なので今日がカイトはおそらくラストデイ、残念ながら波はそれほどなかったが、風は十分にあり楽しめた。

今回はあまりプッシュしなかった。波も大きくなく、スキル的にもプッシュするよりなんか無難にできることをやった感じが残る。もうちょっとプッシュしてできないトリックなどの練習でちんを繰り返すくらいやればよかったなと反省。

でも腰を悪くせずに最後までなんとかできそうなのが嬉しい。

2017-06-29

6月29日 

朝は引き潮、風は朝から弱く、いい感じ、朝ごはんを終えてから試しにフォイルで出てみた。波は小さいが気持ちいい。

今日は風が強く吹きそうだ。

まだフォイルやカイトをしばらく乗ると、痛かった部分の腰が張ってくる。毎日呼吸法、そしてローラー、ストレッチ、をしながらほぐしているけど無理は禁物。

朝もできるだけ遠いトイレまで散歩がてら歩き、チリボールまで歩いて見に行ったりして体、特に股関節をほぐした。お風呂にも入れないし、結構寒いので体が冷えてしまうのもいけないのかもしれないな。

この数日の休息のおかげで持ってきた5冊の本を読破、読み足りずにここのライブラリーにある本を3、4冊読んだ。こんな贅沢他の場所ではなかなかできないから、まあいいことにしよう。


2017-06-28

6月28日 BajaTour Day11 休息日

朝からオンショアが吹いていて、波もサイズダウン、イスラエルグループはサップもするがウインドメインできているので残念そう。午前中はみんなうだうだ時間を過ごしていたので、インターネットに群がりなかなか使えない。
お昼頃からみんなサップに出て行った。私もやりたかったけど明日くらいからまた波が上がるらしい予報なので今日のところは少し我慢。無理せずもう一息直してしまいたい。
おかげで5冊持ってきた本のうち4冊読み、最後の本もあと半分くらいで終わり。
リビングエリアにあるケリースレーターの本やサーフィン雑誌をペラペラめくったりしてアイデアを膨らませたりもした。

ランチタイムが終わった頃から通常の風が吹いてきた。波は小さめとはいえ十分楽しめる。今日はみんなのライディングを撮ってあげようかな?明日には腰が良くなっていますように!

2017-06-27

6月27日Baja Tour Day10 腰危うし

1日休もうと思ったが、ずっと曇っていて風が上がらずじまい。今回初めてかな。
午後、波も小さいのでたまらずフォイルを出してみた、何回か長く乗りつなげることができたけど、やはり腰の違和感が気になり、思い切り漕げない。早々と上がっておいた。こんなところでまたギックリやったり酷い状態に戻るのだけは勘弁。


その上夕方から喉が痛くなってきた、疲れが出て、風邪ひきそうだったのでビタミンC と葛根湯を飲んで早めに就寝。ここ二日で読めないで終わるだろうと思っていた本がどんどん進んでいる。そして原稿にもちょっと手が出せている。
まあ、先週の疲れと緊張がホッとして出てきたのかもしれない。早く治りますように。

2017-06-26

6月26日 Bajatour Day 9 弱い風

昨日と一転して今日はなかなか風が上がってこない。また少し波が落ちたかなーと思ってもう一回フォイルに挑戦。でも出てみたら結構セットは大きく、波選びが大変(それも小さいものを探すのが)セットなら乗れるんだが、スピードが出すぎてmフォイルが上がったり出るスピードに自分が対応できない、ブライアンもサップフォイルをやっていたので一緒に(お互い危ないので距離を置いてだけれど)やって楽しかった。それにしても普段だったら飽きちゃうかもしれない波なのに、フォイルだと怖くて緊張して大変。変な落ち方をした時にちょっと腰をひねった。疲れが溜まっている時なので気をつけなくては。

日暮れ頃少し風が上がって来た、そして波もさらにサイズアップ、いくつかのセットは見逃せないくらい綺麗で大きかったので疲れていたけれど、これは弱い風で独り占めできるかもしれないと7mをセットした。カイトをセットしていたら、昨日は手の方まで流されたマイクが、急に焦り出し、幾つで出るの?と自分のウエットも出してきた(それを見てスタッフは、友子、なんてことしてくれたんだと思ったよ、と後で言われたけど)結局私はセットはしたものん、カイトを持ち上げると風が足りないことがわかったのでそのまま待機、そのうち風が落ちて乗れなくなった。正直言って体疲れているので乗れなくてちょうどよかったかもしれない、それにしても今回のバハは波が全くなくならない、なくならないどころか大きくなってきている。
ブライアンが隣のキャンプサイトでカイトを張っている。私で走らないのだから巨体の彼がいくら大きなカイトを出したって走るはずがない、と思っていたけどカイトをあげて歩いてくる。まあブライアンはものすごくスキルのある人なので自信があるのかなあと思って見ていたらフォイルカイトだった。確かにフォイルなら(上手い人なら)この風でも走るだろう。さすがだ。実際ほとんどない風の中沖まで出てオーバーヘッドのクリーンな波を優雅に何本も乗って見せた。
派手ではないが何十年もカリフォルニアでウインド、カイト、フォイル、サップ、すべてなんでもできて水中撮影やビデオ編集の仕事もするブライアン。30年前と全く変わらないキラキラした目で海を楽しみ、バハに通っている。いい人生だなあ。

結局今日はフォイル2ラウンドのみ。カイトもしたかったけど体のためには休めてよかったかも。明日も波はありそうだ。


2017-06-25

6月25日 Baja tour Day9 二周目突入

みんな帰って寂しい。
3人60歳過ぎてるのにみんなほんとガンガン乗ってるし、平均年齢もかなり高いけど、みんな元気いっぱいで本当に海が好きなんだなーという感じ。
それぞれいろんなしがらみだってあるだろうけどなんとか頑張ってバハに来れて、目一杯楽しんで帰ってくれた。
子供二人を置いて(理解あるご主人も素晴らしい)しばらく乗れてなかったという里ちゃんも本当に楽しそうに嬉しそうに乗っていた、ギリギリまで仕事と子供の世話でこれるかどうかわからないと言ってたけど本当に彼女も普段の忙しさのご褒美もらえた感じでした。みんな本当かっこよかったし、素敵でした。派手なプロよりこういう地道に、でも純粋に自分のやっていることを一生懸命やって、楽しんで、バランスの良い生活ができている人が本当に幸せな人だなと私は思う。
自分はそのバランスがちょっと悪いかな、もうちょっとバランスをよくした生活をしたいと思う気持ちもある。でもまあ自分で選んできたからしょうがない。笑 犠牲を超える素晴らしい経験もしてきたから後悔はない。


今日は初めてビーチを朝散歩。今までにないくらい引いいていたので磯を覗きながら歩いていたら、気持ち良かった。おつまみ用の貝もゲット。

2017-06-24

6月24日 Baja tour Day 8 また会う日まで!

お昼過ぎにセスナで旅立ってしまうみんなのために乗ってから帰れるように風が朝から吹き始めている。何人かは朝サーフィンしていたが、風が上がってきたのと朝ごはんの時間だったので上がってきた。
朝ごはんが終わったタイミングですでにウインドできるくらいの風が吹いてきた。
還暦の芝さんはもうカスカスで中身何も入ってない感じでクタクタだと言いながらも朝からサーフィンそして真っ先にウインドサーフィンに出て行った。
いいセットをバンバンとってリッピングしている。芝さんだけでなく、みんな今までより一段アップのライディング。文ちゃんはバーチカルオフザリップしか狙ってないし、五年さんは今まで乗ったことのないサイズでアップスンダウンをしている。チズちゃんは今日もまた最後まで乗り続けてるし、西さんは自分のお気に入りのエリアを見つけてそこからロングライドできる波を狙って乗っているのがわかる。アンドーちゃんもでっかい波で湾全体を横切るように乗っていた。釘さんは来年還暦だけど2年前よりずっとずっとうまくなり、さらにチャージ、前はちょっと見ていて怖いくらいただ突っ込んでいたけど、今年は本当にチャージしてリッピングして、バハオタクだけあって、波のことも癖もよくわかっている。幾つになっても人は気持ちさえあれば、進歩、上達、進化できるのだと心から励まされた。みんなの一本、また一本とセットを乗り、そしてお互いの邪魔をしないように順番に乗ってくる(ビデオを撮ってる私は大忙しだが)様子に涙が出そうなくらい感動した。もうこれだけ乗れれば思い残すことはなく帰れれるだろうなあ。
そう思ってたけどビーチに戻ってくるみんなの笑顔は、「その通り、もう思い残すことはない、出し切った!乗れるだけ乗りつくした!」と答えていた。

最後のランチを食べながらみんなで今朝のライディングを見て盛り上がり、そしてセスナに乗り込む。この1週間家族のように朝から晩まで寝食を共にし、怖い思いも楽しい時間も共有した。殻にこもってなんていられない、自分の素が丸出しにされてしまうところ。プライベートもそれぞれ全く違う仕事や環境も全てさらけ出しちゃうし、恥ずかしいことや知られたくないかもしれないこともみんなお互い知り合っちゃう。大自然の前に立ったら、カッコつけてなんていられない。だからこそバハに来るとみんなほんとに固く繋がる。
小さなセスナに押し込まれた状態で思い切り手を振ってるみんなが砂埃の中に飛び立っていく様子を見てカスカスのエネルギー絞りきった体にさらに心にもぽかっと穴が空いてしまった気分になった。皆さんほんとに元気で生き生きしていて、そしてそれぞれいろんな課題や仕事をしっかりこなしながら生きている人生の達人。バランスよく生きることは私の最近の課題(全然バランスが良くないので笑)だけど、まさにみんなはそれの見本だった。10年後またこのバハでごねんさんや芝さん、釘さんの70歳、私たちの還暦祝いができるように、頑張って遊び続けなくちゃ。

夕方みんなが帰った後、カイトに出ようと思ったのだが今までにないほど風が強い、、4。5でガスティーな風の中出るのは嫌だけど5。5。ではとてもオーバーに見えたので思い切って4。5で出てみたが、出たら、これで出てよかったー!4。5でも完全にオーバー、何度も吹っ飛ばされ、他のウインドサーファーもみんな必死で乗っていた。風が落ちるのを待とうと夕方から乗ったのに、夕方になればなるほど風は上がり、釘さんは3。7で出て超オーバーですぐ上がったという、ジョーイも4。0でエアリアルを決め決め。私は普通に波に乗ってちゃんと戻ってこれただけでも良しと思えたコンディションだった。私を初めてバハに連れてきてくれたバハのパイオニア、ブライアンカセリオも登場。ウインドサーフィンでものすごいリッピング、ビーチに上がってきたら「前できてたことができなくて悔しい、歳のせいにはしたくないけど身体中ギシギシいってるよ」と言いながらニコニコしていた。今回はウインド、カイト、サップ、サーフボードの他に、ウインド、カイト、サップ用のフォイルまで持ち込んでいるらしい。彼は私がウインドしていた頃のカリフォルニアでいつも一番のプロでマウイにも毎年来ていた、バハといえば彼が一番よく知っていたし初めてのバハが彼と一緒だったことが私をバハに夢中にさせた大きな理由かもしれない。50を過ぎても少年のような顔をして、スキップしかねない様子で海に入っていくブライアンは多分2メートル近い巨漢だけどなんだか可愛く見えた。

そして今日もハプニング発生。先日カイトトラブルで真っ暗な中生還したパイロットのマイク。
彼のエピソードは数かぎりないらしく、カメラマンのクラークは、今までなんども飛行機でここにきてるけど飛行機の中でよってはいたのは2回だけでどちらもマイクの飛行機だったという。
でも63歳で昨日も7mで吹っ飛びながらもニコニコ乗っていて、遥か遠く、望遠鏡でやっと見えるところまで流されてもカイトを捨てようとしない(お金がないわけでは決してない)そしてそこから何とか泳いで帰ってこようとしている根性は大したものだと思う。結局今回はフィッシュキャンプから漁師が船を出し、助けてくれたが、夜ごはんにはニコニコで普通の顔して喋っていた。まあタフと言っていいのか図々しいというか。
私だったらみんなを心配させて申し訳なくてテントで泣いていると思う、いやその前位海で泣いてるだろうな。

世の中いろんな人がいるものだ。
今日から来たイスラエル人グループ、そして一人のノルウエー人は、常連さんのようで、勝手がわかっていて着いた途端テントに行くより前にブーム選びに走ってる人もいた。(一番いいマイブーブを選ぶため)みんなとても上手で、風が強かったせいもあるけど誰も起きでジャイブした波を撮り逃さない、なので、10人くらいいてもきちんと順番に波に乗る。そしてタックもジャイブの素早い。カイトサーファーと同じくらい波数乗っていた。
みんなが帰ってしまってちょっと寂しいけど、少し仕事もしながら、マイペースで頑張って残りの1週間練習に励もう。

釘さん、みんなが帰ってしまい寂しくなったのか、どっと疲れが出たのか、夜ちょっと元気が無く、お薬を飲んでいた、お大事に。
さあ、第2ラウンド始まりだ。


2017-06-23

6月23日 Baja Tour Day 8 エネルギー絞りきるまで乗る。

朝起きると今日も波がある。結局到着した日は小さめだったがそれでも十分楽しめるくらいはあったし、それ以降はずっと頭以上の波があった。今日もみんなでチリボールに行ったけれど、いつもの波より質がいいように感じた。ちょっとピリオドが長い(セット間隔の長い)そのぶんちょっとクリーンでパワーのある感じ。とはいえそれほど大きくはないので巻かれてもそれほどダメージもなく、みんなチャージして楽しかった。
お昼頃まで波乗りを満喫したあと着替えるとちょうどランチタイム。
普段は朝はあまり食べず、朝昼兼用くらいの時間に1食、あとは夜食べるくらいの私だが、ここにいる間はちょっと食べ過ぎ、これだけ動いてるので流石にどっと太るわけではないのだが、反対にこれだけ動いてるのに痩せないんだからかなりのカロリーを取っているんだろうな。チズちゃんと普段の2倍は食べてるね、と話していたくらい。

さあ、明日はお昼過ぎまでなので、ウインドができるかどうかわからないので、今日はかなり疲れている体をさらにエネルギーを搾ろ取れるだけ搾り取って乗り倒さないと。

夜は打ち上げ。この旅で撮った写真のスライドショー、キャンプの専属カメラマンクラークの写真のスライドショーなどで盛り上がる。
明日でほとんどのメンバーがサンディエゴに帰ってしまうのは寂しいな。今回はレディースも私がついていけないほどの元気っぷり、みんな本当に心から海でこれがやりたくてきているんだ!っていう感じで楽しんでいる、家に帰ればウインドだけ考えていることは無理、仕事や家庭や社会でのいろんなしがらみや責任もあるけどここでは本当に海のことだけを考えていればいい。そんな贅沢他ではできない、その贅沢さを理解しているからここに来るんだと思う。砂だらけ、トイレもシャワーもキャンプスタイル。でもそんなこと気にするよりこの人のいない海で思い切り乗れることの素晴らしさが上をいくんだろうな。同じ気持ちを共有し、海の上でその幸せをシェアできる仲間がたくさんいて嬉しい。



2017-06-22

6月22日 Baja tour DAy 7 充実の日々

朝は天気予報通りオンショアコンディション、とはいえそれほど風が強くないので十分サップを楽しめる海なのだが、昨日夕方サップをしたのでウエットがビッチャリ濡れている、そして結構寒いのでなかなかモチベーションが上がらない。7時ごろ起きてコーヒーを飲みながらみんなでダラダラ波を見ながらしていたけれど、還暦サーファー芝さんが、「これが日本だったらスペシャルコンディションだと言って大喜びで乗ってるよ」と一言、真っ先にウエットを来始めた。先輩がそう言ったら私たちも出ないわけにはいかない。みんな冷たいウエットに足を突っ込んで海に出た。一旦出てしまえば、後悔することは絶対にない。それどころか結構いい波。セットはオーバーヘッドあり、乗っているのは私たち仲間だけ。何人かは陸からビデオを撮ってくれている。みんなで順番にいい波を取り、すごく楽しいセッションだった。私はチズちゃんに私の板を貸し、大きめのレンタルボードで出たので結構テイクオフがスリリング。普段だったら全く気にせずテイクオフするだろうに大きすぎてうまくコントロールできないからドキドキする。そして波に乗ってもなかなかターンできないが、それがかえっていい練習になったと思う。みんながチャージしている写真もたくさん撮れて楽しかった。
サップ初心者のたっくんこと西さんはちょっとて小津っていたけどウインドで大きな波に平気で乗る人なのでほったらかしにしていた、近くに行った時も大丈夫?と声かけると「もうフラフラです」と行ってたけどそれでも心配せずほったらかしていたら、だんだん回り込んで沖に出るコツを理解してきたようだった。最後は満潮のせいでショアブレイクが岩場に連れて行かれそうなところに流されてしまい、芝さんが心配して近くにいてくれたが、こういう時にちゃんと他の人の様子をいつも見ている芝さんはさすが。自分もきっちりいい波に乗りながらもいつもみんなの様子を見て危なさそうな人や怖がってる人の近くにいて見ていてくれるのだ。今回は本当にそういう大人の行動をよく目にする。

また美味しいお昼を食べてから今日は風が上がりそうにないのでみんなで自転車でリトルグランドキャニオンのようなところまで出かけた。本当みんな元気!

夕方は結局風が吹かずもう一度サップ。アンドーちゃんがサーフィンに挑戦するというので芝さんがサーフレッスン。インサイドの方が乗れるけど一度とりあえず巻かれにアウトに行ってみるかと聞いたら、行くと行ったそうで、一番大きなセットでしっかり巻かれているところを目撃。巻かれはするのになかなか乗れない、でもそこから動けなくて難しそうだったけれど最後はインサイドまで無事に乗って帰って行った。まあアンドーちゃんも普段ウインドではもっと大きな波に乗ってるのでパニックしたりすることはない。そういう意味で今回のメンバーはとても安心。
途中から弱いオンショアだった風が少しサイドオフに変わってきたら途端に波の質が良くなってきた。きてからずっと波に乗ってもスピードが出なくて。自分のスキルのせい、あるいはボードがイマイチなのか(言い訳)と悩んでいたのだが、夕方初めてちょっとスピード感のある波乗りをすることができてホッとした。でもまだまだ、全然上にも行けないし、お相撲さんみたいな格好で板に乗られているって感じ。地道に頑張ろう。。
満潮で危なげな帰着もみんな無事クリアし、気持ちよく帰ってきたら、夕日がめちゃくちゃが綺麗だった。みんなで記念撮影。
夜はこれまたみんな、おいしいね、美味しいねと舌鼓を打つステーキとベークトポテトトトウモロコシとサラダ。何より新鮮な野菜がたくさんあるのは本当に嬉しいとみんな言っていた。ビデオ鑑賞会は撮ってくれていたアンドーちゃんとゴネンさんのナレーションが大ウケ。終わった頃にはみんな目がとろとろになっていて、まっすぐ歯磨き→テント→就寝

Surf, Sup, run, Bike , windsurf, kitesurf and eat drink and sleep with big smile!

2017-06-21

6月21日 Baja tour Day6

朝6時ごろ起床、コーヒーを飲みながらのんびり過ごし、もやが晴れるのを待つ。昨日ほどサイズはないが楽しめるくらいはありそう。今日はみんなでチリボールまで行くことになった。私も昨日は一人だったのでせっかくの波なのに誰の写真も撮れなかったので、今日は写真撮影メイン。
さとちゃん
 チズちゃん
 芝さん
 釘さん、さとちゃん、チズちゃん文ちゃん、芝さん、そしてアンドーちゃんと五年さんが陸から撮影隊で参加。2時間ほど楽しくみんなで波を分け合った。
一人だけキャンプしているおじさんが出てきた、とってもいい感じの人サップはあまり慣れてないようにポッコリのお腹に頼りない漕ぎでバランス悪い感じで出てきたのに波に乗った途端めちゃくちゃうまいし波のことも一番よくわかっている。サンディエゴでフリーダイビングのショップをしているサーファーだそうだ。

 文ちゃんはウインドもサップも一番うまいのに周りに気を使ってみんなに波を譲っている。
 satoちゃんのライディングシークエンス、ズームでもやっと見えるくらいの沖から岸までずっと長く乗ってこられるここの波は最高。







 ニッコニコ。

 チズちゃんに私の板を貸してあげたら普段乗ってるサイズに近かったからかっこいいリッピング続出。

 文ちゃんのレイトテイクオフ
 釘さんもサップはバハで始めた人。かなりハマってます。
ウインド終えてここでビールを飲みながらのウインド談義も最高です。

2017-06-20

6月20日 Baja tour Day 5 Surf'S UP!

SURF'S UP

波が大きいだろうと期待して、普段はみんなより遅くに起きる(言っても7時ごろだが)私が6時起き。確実に波は大きいと思うのだが霧がものすごく濃くてほとんど何も見えない。コーヒー片手にちずちゃんとチリボールの波をチェックに散歩した。

チリボールも白いスープがコンスタントに来ていて、昨日よりは確実にありそうだけどピークまでは見えない。
霧が薄くなるまで待とうと少し待ったけどなかなか霧が取れない。友子さんが朝早く起きたりしたから雨が降っちゃったのかなと文ちゃんに言われたけどほんとせっかく波があるのにもったいない。あまりに勿体無いので、見えないけどとりあえず出ることにしてみた。
インターンとして下働きに来ている高校生のフリッツと一緒に目の前の海でしばらくのり、でも絶対チリボールの方がいいはずなので一人で霧の中チリボールまで漕いでいった。

ロングライドのチリボール、帰りたいのに沖まで出るとちょうどまた完璧なセットが目の前に来る。ポイントでいくつかのり、元に戻って朝ごはん。
貝とり
スープご飯

ウインド最初弱かったが、夕方になってサイズアップし楽しそう。
満潮で帰って来るのが大変。みんなのチームワークで上がって来る人を先導し、岩に打ち付けられそうになりながら上がって来る人を助ける。みんなで最後はギアを持ちながらキャンプに戻って来るけど、今回の仲間は本当にそういうお互いを見守り姿勢が素晴らしい。、自分が乗り終わっても着替えずにみんなが帰って来るとき助けてあげられるようにウエットを着たまま待機して待ってるのだ。見ていて感動するほど。
今日自分でセスナを操縦してやって着た人が夕方でて、最後の最後mで乗っていたが、もう暗くなりかけて私たちがそろそろ夕食だという頃(つまり8時ごろ)になってカイトラインが何かに絡まったのかカイトトラブルで沖でカイトがくるくる回ってはクラッシュし始めた。あっという間にポイントの沖まで流され、それでもまだ回収して泳ごうとする気配なし。私たちもかなり心配になって着た。というのもここではレスキューはないから。自分のことは自分で守らなくてはならない、もしカイトトラブルが起きたら早め早めに泳いで帰ってこないとオフショアだし、沖から泳いでいくのは大変、その上水はとっても冷たい。キャンプの責任者ジョーイも心配そうだが、結構こういうことをしょっちゅうやっている人らしく、またか、だから夕方遅くまで乗ったら危ないのに、というふうに苛立っていた。確かにそういったリスクマネージメントはこういった助けを求められない(いや助けがあるところでもそうだけれど)っても大事。彼はかなり見えなくなるほど遠くの沖でトラブっている。
なんとか沖でラインを治せたらしく、カイトが上がった。しかしもう暗くてほとんど見えないほど、そして彼はずっと先の方に流されている、これはフィッシュキャンプにさえたどり着かないだろうし、風もかなり弱くなっている。なのに彼は岸に戻ろうとせず、反対に沖に引っ張りこっちに帰ってこようとしていた。キャンプにたまたま来ていたローカルのフィッシャーマンは、これはレスキューが必要だなと判断し、せっかくリラックスしていたのに、目をギョロッとさせながら船を出すために戻っていった。
結局その彼は意地で頑張ってキャンプまで自力で戻って来たが、その頃には周りは完全に真っ暗だった、もしも何かあっても漁船でも見つけられなかっただろう。本当に危ないところだったけれど、当の本人はあまり反省の色もなく、ライトで照らして迎えた私たちにも軽くサンキューと言っただけれ心配かけれすみませんの一言もなし、もしも私の知り合いだったら私は必ず苦言をしたと思う、それが先輩であったとしてもみんなを心配させ他のだから。(もちろん昼間にトラブるのは誰でも仕方のないことだが)
リスクマネージメントは、波乗りやウインドの技術よりも大事なこと、海で遊ばせてもらっている私たちにとって、安全に戻ってくることが一番大切、まして本人が大変なだけならいいけれど、万一何かあったら、周りの人だって本当に一生忘れない嫌な気持ちになってしまう。彼の行動を見て、夕方遅くまで無理やり乗るのは自分で泳いで帰ってこれる自信がある範囲だけにしようとしっかり心にとどめた。
夜はまた楽しい会話と美味しい料理で9時にはみんなオネムモード。明日もきっといい波が残りはずなのでみんなそれぞれ早くにテントに潜り込んだ。




2017-06-19

6月19日 Baja tour Day 4 ニュースウエル到着!?



またもや文ちゃんが一番乗り、乗り散らかして一年分くらいの波に乗っている。私は満潮のうちにフォイルをトライしてみたが、かなりもが引っかかる。
2回ほど浮き上がったけど突然もが引っかかってストップし、前につんのめること数回。なかなか難しかった。その後フォイルをとってもう一度リベンジ。これまたあまり調子が出ないけど、まあ。海に入ってるだけでも気持ちいい。
去年に引き続きインターンのようなプログラムできているフリッツ、彼のご両親とは何年も前にここで知り合った。ご両親は東海岸で4世代に受け継がれてきたガールズのサマーキャンプビジネスを経営している。
彼はソロスポーツで雑用を手伝いながら時間があるときにはサーフィン、ロングボード、サップ、ウインド、バイクと何でも練習していて、2週間私がいた間だけでもぐっと上達していた。
朝はRANCHOS HOEVOS とフライドポテト、冷え切った体にあったかいボリュームのあり朝ごはんが嬉しい。
 波はちょっとサイズアップ、風が上がってくるまで引き潮のチャンスに食材とりへ。これがウインドの後のビールにぴったりのおつまみになるんだなあ。
風が吹き始めたら慌ててスタッフのジョーイがポイントにウインドしに行った。つまりコンディションはいいという意味だ。
Baja初体験の五年さんこと加藤さんは何と62歳!でも全く贅肉のない若々しいスタイルで果敢に攻めていた。自分のことは自分でしっかり判断してのる、ちゃんと自分で帰ってくるというバハでは一番大切なスキルをしっかり持ち、安心感のあるライディングを見せてくれた。

お昼ご飯前にみんな1ラウンド。私はみんなのビデオを撮り、2時ごろから出るつもりでテントの中で水着に着替えようとしていたら、そのまま寝てしまったようで、ふと目が覚めて慌てて起きてテントから出たら、波は完全にサイズアップ、風もかなり強く吹いていてすごく良さそうんコンディションになっていた。
しまった、出遅れた!
5。5mで出たらかなりオーバー。それでも波のサイズがあるので楽しくてやめられない。
今回のメンバーはレベルの差は少しあるとはいえ、みんなすごく安定していて危なげがないメンバーばかり。この人大丈夫かな、無茶しないかなと心配する人は一人もいない。みんな自己判断がしっかりでき、自分の限界や技量をしっかり把握しながらのっている。その上周りの人のこともしっかり見ていて、誰かがトラブっていると必ず他の人が助けに行っている。はっきり行って私の方がちゃんと見てないくらいで。素晴らしいチームワークと協力体制ができていて、ガツガツ一人だけ乗ったりしない。(いい意味ではモチベーションは高めいっぱい楽しみ乗りまくろうというガツガツ感はあるけれど)
本当に素晴らしいグループだと思う。
夕方はレディースも全員出てきて、みんなで交互にセットの波に乗り、沖で声を掛け合ったりしていたら、桜キャンプ時代を思い出した。考えたらあれからもう20年くらい立っているのだから、本当にみんなとの付き合いも長いものになっているし、それぞれいろんなことがあったけどお互いの成長(変化?)を見てきたんだなあと感慨深いものがある。
夕方ビーチに戻ることちょうど満潮で、ビーチがなくなり、岸の周りにもがものすごく溜まっていて、帰ってくるとき足に絡まった理解とのラインに絡まって大変だった。私も上がってくるとき4人くらいの人に助けてもらったし、ウインドサーファーも何人かはトラブって下の方から上がってきたみたいだった。
怖いから明日は少し早めに上がろうねーと言いながら、本当にいい波だったら早めに上がれるんだろうか。こんなに乗りまくる人達、、と思ったのは私だけかしら?

ウインドが終わった後、文ちゃんをリーダーとするアスリート変態チーム(朝から晩まで動きっぱなしで変態じみている)は夕日の中山の上までランニング。
今日は朝サーフィン、その後自転車、そしてウインド2ラウンド、そしてランニング、ほんとほの人達、変!なんか私たちが怠け者みたいに思えてくる。と里ちゃんと話していたが、これ以上動いたら私の体は壊れてしまいそうだ。文ちゃん、たっくんは100キロ級のトレイルランレースにも出るくらいだし、チズちゃんは地元で「千本ノック」という呼び名があるほどで、とにかくやめない。海に6時間とか入り続けたりする体力と気力の持ち主、そして最近は文ちゃんたちの影響でマラソンもやりだしたので変態ぶりがエスカレートしてきた気がする。まあ、一人だけだと寂しいだろうけど3人一緒だとさらに走ろう、自転車もと3人で楽しく動き回っている。ほんと、上には上がいるものだ。
今日も朝から晩まで満喫。今日のコンディションはバハでもいい方だと思う、これに乗れたことで、すでに今回のトリップは大成功と言ってもいいのではないかな?
美味しいリブステーキにベイクドポテト、トウモロコシにコロナビールで乾杯!


2017-06-18

6月18日 Baja Tour Day 3 芝さんの引退と還暦祝い

テントから出て波チェックしているなあと思いながら私はもう少しゴロゴロしていた。7時ごろ起きてくるとすでに文ちゃんは沖にサップで出てっていたところ。みんなそれぞれの板を手に入れてパドルアウト。
なぜかカメラにワックスがついていたのか、全ての写真がぼやけていた、残念。
たっくんと安藤ちゃんはサップ初心者、それでもみんなで一緒にチリボールまでクルーズ、肩頭くらいのメローな波を交代交代で乗って楽しんだ。
途中いるかもすぐ目の前に現れた。旅の間何度も朝出てきてくれて、それだけでもう1日が幸せな気持ちでいっぱいになる。

午後はお約束のように風が上がってきてみんなそわそわとセッティングを始める。
文ちゃんはその間にも自転車に乗ってきてるという鉄人ぶり。
ウインド終わって大急ぎでランニングに行く変態三名、文ちゃんの変態ぶりは伝染するようでどんどん文ちゃんみたいな人が増えてきている。
お昼を食べてから少し休むとみんな夕方からまた出艇、平均年齢多分50代(最年少で36歳?最年長62歳!)とは思えない元気っぷり。
暗くなるまでみんな乗り倒し、オレンジ色の夕日にみんなの素晴らしい笑顔が輝いてるのを見て、ほんとに嬉しい気持ちになれた。
夜はサプライズで芝さんの還暦と引退祝い。
(実際には引退とはいえ午前中仕事、午後サーフィンという理想的なペースで仕事も続けているらしいけど)
芝さんには内緒で、今回来たメンバーだけでなく、前回一緒だったメンバーや、バハトリップや日本での同窓会を通じて仲良くなった仲間がみんなで相談し、力を合わせて、プレゼントやお祝いのビデオを作ってこのトリップに持ち込んで来たのだ。特にアルバムは千葉グループがみんなで丁寧に大勢からの写真やメッセージを集め、芝さんの奥さんからのメッセージまで入ってて、それは素晴らしいものに仕上がっていた。
芝さんが大好きなサーフィンやウインドを夢中になってやってるのを暖かく見守り奥様。そして奥様がガーデニングにはまって屋上をバラでいっぱいにして植物を育てるのを楽しんでいるのが幸せというのを喜び芝さん、二人ともいつも一緒にいるわけではないけどお互いの趣味を尊重し、お互いをリスペクトし、感謝し合う関係は、私たちみんなの憧れであり、目標でもある素敵なご夫婦だ。
 みんなから黄色をテーマにプレゼントが送られ、ソロスポーツのスタッフからも黄色いけーきとバハのT シャツがプレゼントされ、最高の夜になった。芝さんいつもありがとう、バハで知り合った仲間の友情は永遠です。

2017-06-17

6月17日 Baja Tour Day2 PuntaSan carlosに到着

朝のんびりしていたらあっという間に9時。予定よりも早くシャトルが到着し、急いでチェックアウトを済ませてセスナの飛行場へ。

3、4人ずつちっぽけな薄っぺらいセスナに乗り込み(小さな飛行機なので荷物もトランクは載せられず、布のボストンバッグ二つに分けて、25キロまでと制限される)
出発。メキシコでの税関も難なくスムーズに通過し、お昼過ぎに到着。美味しいサンドイッチを食べてしばらくすると風が吹いてきた、波はそれほど大きくはないが、パーフェクトウオームアップコンディション。
夕暮れに風が落ちるまでみんなのって、ビールで乾杯。
エネルギーがなくなることのないバッテリーがついてる文ちゃん(150キロのウルトラマラソンをやったり、サップレースに出た次の日にウインドの大会に出るような変な人)は時間を惜しむように着替えてまだ髪も濡れてる状態でランニングへ。彼にとってこのバハはやりたいことすべてができる(そしてやりたくないことや普段の仕事や連絡などからすべて解放される)パラダイス。明日からも朝から晩まで動き回ってることだろう。

今回のメンバーはもう何十年もウインドが好きで続けてきたようなメンバーばかり、よく知ってる人も初めての人もみんなそれぞれコアで面白いひとばかり。料理も喜んでもらえて早速充実したバハライフがスタートした。